105.これはいいですね。ヒーローもので、強くてかっこよくて、セリフも気が利いている。話がわかりやすいし、駆け引きがあるので話に引き込まれる。話を変に広げないで、シンプルかつ大胆に。面白かったです。 【るいるい】さん 9点(2004-12-05 17:46:51) |
104.面白い。三船敏郎かっこよすぎる。男も惚れるっちゅうやつですよ。 羽織から腕を抜いてアゴをなでる仕草なんかたまらんね。 【ぱぴんぐ】さん 9点(2004-11-16 15:10:28) (良:1票) |
★103.三船敏郎演じる桑畑三十郎の炸裂するダンディズムにヒロイズム! エンターテイメント時代劇としては、もう文句の付けようがないほどオモシロく見応え充分な黒澤作品。三十郎の口から出るスパイスの効いた台詞がここかしこで決まり捲る。また、東野英二郎演じる居酒屋の親爺に不気味な短銃使い(仲代達矢)、加東大介演じるお馬鹿なヤクザにニセ用心棒(藤田進)、はたまた巨木のように馬鹿デカい用心棒(馬場さん似の人ネ)、人三化け七なお女郎さん達などなど脇を固めるユニークなキャラも大いに作品を盛り上げてくれた。ラスト、三十郎の放つ「あばよ! !」が心地良いほどに余韻を残す。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-11-13 16:16:41) |
102.《ネタバレ》 きっとこなれた脚本というのはこういうことなんだ。何度見てもセリフが残る。最後の決闘シーン、毎回ゾクッと来てしまう三十郎がにやりと笑うところから、またまた毎回ゾクッと来る「あばよ」までがちょっと長いかなと思う点が無理矢理引く減点対象。 |
101.面白い。見ていて全く飽きない。 色々と監督や評論家が御託を並べる面白くも無い映画を ありがたがって見る人たちがいるが、まず面白くなくっちゃ、映画は。 ストーリーやキャラクター、セリフなど全てが最上のエンターテイメント。 【amicky】さん 9点(2004-09-26 13:16:35) |
100.《ネタバレ》 う~んやっぱり、腕っ節がベラボウに強いのにただ猪突猛進していくんじゃなくてお互いに同士討ちさせていくって云う頭脳プレイがそんじょそこらのアクションヒーローとは違いますね。三船敏郎も羅生門や七人の侍のようなはじけた(?)役柄が個人的に強く印章に残ってるんですが、それにも拘らず(マジで)カッコいいと思うのはやっぱり今の役者と違って凄みがあるからなんでしょうね。気迫が違うって云うんでしょうか。それに他の役者も皆個性があって良いですし。特にいい味出してるのはやはり飯屋のオヤジと敵役の仲代達矢でしょうね。特に彼の最期は悪役ながら実に哀愁満ちたシーンだと思います(しぶといからかなぁ?)また殺陣も今のようにすごい量が盛り込まれてるわけじゃないんですけど、量より質という言葉があるように、少ないながら非常にインパクトがありますね。やっぱり本物の達人は長々と闘うのではなく、一瞬で必殺の一撃を叩き込むものなんですよね。ここまで完成度を持ってる作品ですから、後にセルジオ・レオーネがイタリア式リメイク(要はパクり)をしたがるのも判ります。点数は少々悩みますが、これの続編の「椿三十郎」の方が好きなので8点。 |
99.《ネタバレ》 どうしてもハメットの掃除屋ハードボイルド『血の収穫』を思い浮かべてしまう本作…って、いまぐぐってみたらまんま『血の収穫』の翻案なんだそうですなー。これでこの映画、ようやく俯瞰できたような気がした。あっちの勢力図は4極(ギャング2組織、労組実行部隊、警察)+探偵でわかりにくいが、こっちは2極(ギャングのみ)+用心棒なんで明快。そして、読者にも手の内を明かさないコンチネンタル・オプと違って喋る喋る(おかげで失敗もするが)。明快至上主義の黒澤ならではの大胆さ。アイデアの元は当時の世界が入り口に立ったばかりの「冷戦」だろう。が、キューバ危機の前なんだよね。なんだか後の世界の15年を縛っちゃったような造りだよなあ。ハメットは第一次大戦後に、あの世界多極化の騒乱を炭鉱町に封じ込める『血の収穫』を書いた。あれは一種の「戦後反省文」なわけだ。だからよけい、黒澤の物語構築力・時代を予見する力には目を見張るしかない。…と、ここまで誉めておきながら満点じゃないのは、好きな監督じゃないから(苦笑)。 ●追記:余談ながら、「三十郎」の名は口からでまかせだろう。読者(観客)に名を明かさないのが、オリジナル主人公コンチネンタル・オプのセールスポイントでもあったわけだから。 ●お願い、もうちょっと比較を続けさせて(笑)…原作ではマシンガンでギャングのアジトを包囲して、小屋が崩壊するまで撃ちまくった残酷シーン、本作では焼き討ち場面になるワケっすね。ちょっと地味すぎ~。ま、当時の技術とか予算とかを考えると贅沢な方なのはわかるけどね。『血の収穫』ではオプの策略に気付いた奴が「もうやめてくれ」と頼みに来るシーンがあって、これがゾクリと来たんだけど、『用心棒』では特にそういうシーンはない。ちょっと惜しい。代わりに卯之助という素晴らしいオリジナルキャラクターを放り込んで盛り上げてくれた。やっぱ漢の物語に宿敵は必要だよね。●さらに危なげな想像。『用心棒』=冷戦モデルに立つと、現実世界の桑畑三十郎は…もしかして…もしかして…フ○インなのか? ひええ~! 【エスねこ】さん 6点(2004-08-18 04:49:11) |
98.期待しすぎたかな。面白くありませんでした。「早く終わらないかなあ・・・ブツブツ」終わっちゃいました。かんぬきが馬場さんに見えた。 |
97.時代劇といえば水戸黄門くらいしか知らなくて、この映画を観た時は本当に衝撃的でした。殺陣自体リアル感はあるものの、迫力という点では今の映画には劣ると思います。しかし、三十郎の魅力は剣の腕より、むしろ舌先三寸で敵を双方共倒れにさせる頭脳プレーにあると感じました。三十郎を演じる三船敏郎がまたかっこいい!彼の出す太くて渋い声の意味をダイレクトで感じられるだけで、日本人で良かったな~なんて思ってしまいます。音楽、映像も美しく、黒澤映画入門用と同時に、白黒映画の入門用としても打って付けだと思います。 【あさしお太郎】さん 10点(2004-06-28 04:34:13) |
96.映像に圧迫感があります。三十郎は肩を揺する癖や、失敗するシーン等で、愛すべきキャラに仕上がってると思いました。 【デューク】さん 9点(2004-06-27 02:15:58) |
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95.期待しすぎたせいか、思ったよりも面白くなかった。 確かに三船の殺陣は本当に素晴らしく、美しい。 でも、どのシーンもあっと言う間に終わってしまうのが残念。 七人の侍のような、派手な映画だと思い込んでたのが間違いでしたな。 【ふくちゃん】さん 6点(2004-06-24 16:48:09) |
94.《ネタバレ》 エクセレ~ント!!何から何まで完璧です。最近の邦画によくある陰湿なホラーやベタベタな恋愛映画にうんざりしていた俺なんですけど(好きな方ごめんなさい。)この作品を、見たときは本当にうれしかったです。だって昔の日本映画には、「ダーティーハリー」のハリー・キャラハン、「ゲッタウェイ」のドグ・マッコイに必敵するほどの凄い奴、桑畑三十郎がいたんですよ。こいつが憎いほど強くてかっこいい!セリフの中に粋で笑える言葉を吐きながらも確実に敵を追い詰めて最後は、容赦なく敵を、ぶった斬る!日本が誇る純度100%のエンターテイメント・ムービーに満点やるぜぇ、あばよ!! 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-06-17 16:28:43) (良:1票) |
93.《ネタバレ》 昔を感じさせてくれる音楽が最高にハマってて好きだなぁ。 あれだけ大物感を出しておいて、一度ボコボコにされる三十郎も面白い。 【夏目】さん 10点(2004-06-15 11:04:13) (笑:1票) |
92.三船敏郎がカッコ良すぎ。「切られりゃ痛ぇぞ」「刺身にしてやる」などセリフも強烈。あと権爺と桶屋の二人のおやじキャラも最高。もちろんそれ以外にも魅力的なキャラクターは大勢いる。そんな「用心棒」は、理屈抜きに面白いまさに娯楽映画の最高峰。 【zahrky】さん 10点(2004-06-14 22:46:31) |
91.みんなに個性があってオモシロイ。テンポも良し。腕くわえた犬は衝撃的(笑 【Piece】さん 6点(2004-06-11 23:25:46) |
90.日本で今これだけの力作を作れる監督はいるのか? 【アルカポネ】さん 9点(2004-06-04 14:38:02) |
89.この頃の役者の顔って凄い。 技術的なものよりもっと深いところから心に迫ってくるものがあります。 火の見櫓の上でやくざのシーソーゲームを余裕で見物している面白さと、卯之助が加わりバランスが崩れ、観客もろとも高みから引き摺り下ろされる危うさも体験させてくれる、見るものを引き込む脚本がとてもうまい。 そして三十郎の胸のすく活躍。 ほんとカッコイイと思う。 テーマ曲もいい。 肩をいからせた後姿をいつまでも見ていたくなる。 言うことなしの傑作。 【Beretta】さん 10点(2004-06-04 10:53:55) (良:1票) |
88.「椿三十郎」よりこっちの方が好き。成功ばっかじゃなくて捕まったり髪の毛ボサボサになったり失敗もするとこがよかった。三船敏郎も渋くてカッコイイ。それがすべてなんじゃないかと思ってしまうほどだった。「子供は帰りな」というとこは「キル・ビル」にもあるけど、タランティーノ監督が影響されて真似したんだろうなと思った。 【Syuhei】さん 6点(2004-05-23 01:49:08) |
87.江戸に程近いヤクザ一家同士が敵対する宿場町でに現れる一人の浪人がその剣の腕と巧みな交渉で、敵対するヤクザを対決 に持ち込みむ。巧妙なプロット、迫力満点の殺陣、ディーティールに徹底的にこだわった演出、絶妙の台詞。クロサワにインスパイアされたハリウッド監督を列挙するまでもなく、世界的なエンタテイメント最高傑作。クロサワは巨匠だからと食わず嫌いの人がいることにすくなからずショックを受けました。 【きつま】さん 10点(2004-05-16 00:06:16) |
86.駆け引きが満載の屋外密室劇という感じ。とにかく面白かった。人がここ一番でとる行動の理由は、やはり損得抜きの情なのだな、と。優しくて不器用な三十郎に男を見た。 【ラーション】さん 9点(2004-05-13 00:43:45) |