35.《ネタバレ》 鳴り止まないBGM。ぱっぱか切り替わる映像。繰り返される暴力描写、悪態をつき続ける役所広司。 …もう、そのすべてがしつこくてうるさい! 出てくる人たちほとんどクレイジー。頭をゴンゴン殴られても、首元ぶっさしても、車で横から突っ込まれてもピンピンしてる超人ばかり。突き抜けてます。 そのクレイジーを超えたキチ●イ娘に戦慄!小松菜奈って子は初めてちゃんと見たが、雰囲気あったなー。 好きです、こういう遠慮のない映画。とは言え、緩急がなくてずっとハイなので、だれる。ストーリーも脇道にそれてばっかりで、結局会えないんだろうなーとか思っちゃうと途中でどうでもよくなってくる。この演出でこの長さは、ちょっと辛い。もっとシャープだったら良かった。 妻夫木君、こういうヘラヘラしたキャラクターもハマるんだなぁ。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-03-28 21:12:51) |
34.《ネタバレ》 僕はタランティーノ作品に関心がなく見ないので、オープニングやアニメ挿入や暴力シーンでの工夫など、それほど「⚪︎⚪︎監督作品ぽい」という既視感を持たずに普通に楽しめました。『告白』の時に思ったのは「まともな大人の男が一人もいない世界だな」ということでしたが、今回は大人の男が何人も出てくるのに、やっぱりまともな奴がいないって感じでした。役所さんの荒っぽい演技は初めて見ました。我が子を知っているつもりで何も分かっていない親と、大人の期待に上っ面応えるのが上手でその裏に深い暗黒世界を隠し持つ娘のお話…劇中で何度か出てくる「親の責任」がこの物語のキーワードだと思って観ていたのですが、娘が誰の手によってどうなったか分かってからの主人公藤島の言動には微塵の共感も持てなくなり、急激に失速して行きました。「愛しているから殺したい」とか、憎しみは愛情の裏返しみたいなこと言い出すのでドッと冷めてしまいました。『告白』と同様に、思ったことは「子ども作ったら世間に迷惑かけないようちゃんと育てろ!」というだけで、それに加えて大人世界がいびつ過ぎて問題有り過ぎなので、スッキリしませんでした。 【だみお】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-03-10 08:07:01) |
【まんせる】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-01-25 18:40:29) |
【黒ネコ】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-01-24 20:12:40) |
31.《ネタバレ》 屋上で戦うところが良かった。話がわかりにくかったのが残念、それと音楽(選曲)が単純にカッコ悪い。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-12-27 17:33:50) |
30.《ネタバレ》 娘役の子が、映画初出演だそうですが、凄く光ってましたね。なかなか難しい役柄だと思うけど、ご自分の魅力を存分に発揮し見事に演じきってました。そして役所広司。終始怒鳴ってイラついてる役で、こういう役を演じたのは初めてなんじゃないかな?大御所になってきた彼が、ここでまた新しい一面を披露する。すばらしいです。監督さんの力量もさすがですね。妻夫木くんは終始ニヤニヤしてる役でしたけど、娘に引けを劣らず、相当ヤバい奴がじつはあの刑事なんじゃないのって思いました。車で跳ね飛ばされてもニヤついてるのはもはやヤク中かなにかだろと言いたくなりますが(笑)。本作は過激だ過激だと言われてますが、個人的にはそれほどでもなかったです。むしろオープニングのタランティーノ風PVから最後までずっと感じるのは、狂気のようで狂気風、痛いようで痛くない、みたいな、そういう上っ面感みたいなものを感じてました。それは狂気や痛みが描けてないというよりは、若者特有の軽さといいますか、フワフワした感じ、その怖さみたいなものを表現したかったのかなって。だから、オリバーストーンとかね、そのへんにも通じるものがあるなと。前作の「告白」も、やっぱりそういう希薄さ、空虚さを描いてましたからね。その部分が、中島監督が作家としてすごく興味を持っている部分なんだろうなと思います。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-12-23 21:42:58) |
29.中島さんらしい作品でした! 「告白」が好きな人はハマるんじゃないでしょうか。 あと役所さんね!あの人はなんでしょうね。汚い役ハマりすぎでしょう。 映画初出演やったかな、小松さんも、見事に小悪魔を演じてますね。 妻夫木くんの気持ち悪い役どころもよかった。 この映画はストーリーもまあおもしろいんですが、役者さんを観てるだけで満足できますね。 ただしんどい!長い!息苦しくなる。 やりたいことやったー!って印象。 【らんまる】さん [試写会(邦画)] 5点(2014-12-21 22:47:55) |
28.《ネタバレ》 やり過ぎ。しかし過剰な演出も、惜しみなくA級俳優を使ったB級映画と思えば悪くない。最後の藤島昭和のセリフがイカれてる(むしろ、イカしてる?)。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-21 14:37:58) |
27.《ネタバレ》 20170203再鑑賞 - ひさしぶりに観て可奈子の魅力がズズッと自分の中に広がってきた気がする。 物語のミステリーらしさは皆無、それだけにただただ不気味な魅力を醸し出している。 初回視聴 - 冒頭からクソがクソがと叫ぶ登場人物に、なんだか疲れたなと思いながら視聴を開始。 加奈子のキャラはとても魅力的で、どこかハーモニーのミァハを彷彿とさせる超然とした存在に感じた。 後は巻き起こるイベントが魅力的であればとても面白かったと思うが、 よくあるウリや警察の腐敗やヤクザ絡みの追いかけっこといったものが平面上にうっすらと広がっていくようであまり好みでなかった。 可奈子がディスコでおどってるシーンが、ああこりゃアクマだわと最も印象深かったです。 【元祖】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-16 19:56:40) |
26.役所広司よりも妻夫木聡の方がより屑っぽかったような?役所広司は疲れる役だったでしょうね。服も着替えた方が良かったような?? 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-12-06 13:18:59) |
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25.中島監督が三池監督のような作品を撮ると確かにポップ、ただ、中身が無い。 (バイオレンスな三池作品に中身があるかと問われると難しいが、痛みはある) この作品には痛みもなく、主人公にも娘の加奈子にも、(恐らく)ほとんどの観客は感情移入できない。 結果、どうにでもしてくれよ…と醒めた視点で映像を眺めることになる。 今までの中島作品は、ストーリーが良かったから評価されていたのかな、と。 シナリオが微妙な作品は、この監督の手法には合わない気がする。(シナリオが微妙でも何となく評価できる作品を撮れる監督、って少ないけど) |
24.「告白」の中島監督だけに期待して見ましたが正直ガッカリな内容でした。OPなど度々魅せる映像センスもセンスがあるように感じられず、話自体もつまらなかったです。バイオレンス描写など見ているとこの手の話は韓国が作った方が面白いの作れそうな気がします。 【nyaramero】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-12-04 16:21:20) |
23.《ネタバレ》 出だしはおっときたけど、その後は延々と同じ感覚が繰り返されるので話が長~く感じ、その割には最後が唐突な終わり方でした。主人公がスーパーマンな一方であっさり死んじゃう人もいて、シリアスなんだかコメディなんだかわかりませんw。鑑賞後に原作を読みましたが、こちらも映画と同じで話が長い。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-11-03 18:27:39) |
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★21.時間軸や場所や登場人物がめまぐるしく移り変わる、テンションの高い映画。主人公とおなじように、ただただ振り回されるのに身を任す2時間でした。ただ、退屈はしないのだけど、じゃあ面白いかと言われると正直微妙。「人間には、一カ所から見ただけでは捉えられない多面性があるのだ」という事を描いた映画なのかな。でもそれは、わざわざ声高らかに謳う程でもない至極当たり前のことなので、「はあ、そうですか」としか言いようが無いんですよね。。両手を広げて「愛は素晴らしい!」と言われても「はあ」としか言いようが無い、あの感じに似ています。そこからさらに一歩二歩と踏み込んでいって、ようやく「深い」「ヤバい」内容になるのではないかと思うのですが。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-08-13 03:03:34) |
20.《ネタバレ》 失踪した娘を求めて血みどろになってかけずり回るクレイジーで油ギッシュな刑事を役所広司が熱演。中島哲也監督による異色の刑事バイオレンス・アクション。娘「カナコ」はミステリアスな女子高生にして同級生を裏社会へ引きずり込む小悪魔。「アイシテル」は「ブッコロス」の裏返し。中島監督らしくシニカルな皮肉でオブラートに包んでいるが、キョーレツなバイオレンスシーンの連続で観ていて疲れました。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-08-03 22:31:10) |
19.暴力シーンの打撃の瞬間に度々挟まれるサブリミナル的なアニメーションなどは、 打撃のインパクトを強調しているかに見えて、その実、身体の被虐性を 巧妙に隠蔽している。 打突の瞬間映像は首尾よく自主規制され、その映画アクションは死ぬ。 小刻みで断片的なカッティングと、揺れる画面の中に曖昧模糊にモンタージュされる 強姦シーンもだ。安心、安全。 勿論、見せるばかりが能ではない。 車に二度激突される妻夫木聡の派手なショットも、今度は逆に 単なるインパクトに過ぎなくなってしまう。 北野・黒沢らの地味で寡黙であっけない暴力と、それを冷徹に凝視するショットこそ 凄みと過激さを際立たせているだろう。 虚飾は何ら過激ではなく、それでは痛みも伝わらない。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-07-28 17:04:09) |
18.まったくおもしろくなかったので、拷問さながらの上映時間。なので、つまんないこといっぱい考えちゃった。。。。こういうのみると、さらに、”精神的”引きこもりになりそう。 もう、他者とか人間がこわくなっちゃって(これは全面的に、肉体的にという意味)。。。。。精神的に肉体が弱くなっちゃってるわたしにはキツイ作品でした。 【男ザンパノ】さん [映画館(吹替)] 0点(2014-07-25 23:15:19) |
17.「映画館で映画を見た」という気持ちになった邦画でした。 【へいすけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-07-16 22:08:03) |
16.《ネタバレ》 へー役所さんこんな役やるんだ~、すんごい役を引き受けたもんだわ~~。でも後半ちょっと一本調子になってきて少し飽きてきたかも(カラダも強過ぎるしw)。全般的な構成や時系列のいじり方は面白いけど(ちょっとタラちゃん風?)最後の辺りはなんだかよく分からなくなってきて制作側もうまく消化しきれてない感じ。というか前作の告白は最後のある意味爽快感があったけど、今回の後味の悪さはちょっと苦手かなぁ、、、と久々にカミサンと映画を観に行って重苦しく帰ってきた二人でゴザイマシタ 【Kaname】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-07-13 09:44:22) (良:1票) |