300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~

[スリーハンドレッドテイコクノシンゲキ]
300: Rise of an Empire
2014年上映時間:103分
平均点:5.48 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-06-20)
アクションドラマアドベンチャーファンタジー戦争ものシリーズもの歴史もの漫画の映画化3D映画
新規登録(2014-05-17)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2015-04-29)【8bit】さん
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監督ノーム・ムーロ
キャストサリヴァン・ステイプルトン(男優)テミストクレス
エヴァ・グリーン(女優)アルテミシア
レナ・ヘディ(女優)ゴルゴ王妃
ハンス・マシソン(男優)アエスキロス
デヴィッド・ウェナム(男優)ディリオス
ロドリゴ・サントロ(男優)クセルクセス王
ジャック・オコンネル〔1990年生〕(男優)カリスト
アシュラフ・バルフム(男優)バンダリ
山路和弘テミストクレス(日本語吹き替え版)
朴璐美アルテミシア(日本語吹き替え版)
湯屋敦子ゴルゴ王妃(日本語吹き替え版)
咲野俊介クセルクセス王/若いクセルクセス(日本語吹き替え版)
井上和彦スキリアス(日本語吹き替え版)
成田剣アエスキロス(日本語吹き替え版)
山野井仁ディリオス(日本語吹き替え版)
佐々木睦エフィアルテス(日本語吹き替え版)
勝部演之ダレイオス王(日本語吹き替え版)
楠見尚己カシャニ(日本語吹き替え版)
秋元羊介老いた評議員(日本語吹き替え版)
志村知幸海軍指揮官(日本語吹き替え版)
原作フランク・ミラー[原作]『Xerxes』(未出版)
脚本ザック・スナイダー
カート・ジョンスタッド
音楽ジャンキーXL
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影サイモン・ダガン
製作ジャンニ・ヌナリ
マーク・キャントン
ザック・スナイダー
デボラ・スナイダー
トーマス・タル
ワーナー・ブラザース
製作総指揮マーティ・P・ユーイング
ジョン・ジャシュニ
スティーヴン・ジョーンズ[製作]
デヴィッド・ヴァロッド
制作東北新社(日本語版制作)
配給ワーナー・ブラザース
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
美術パトリック・タトポロス(プロダクション・デザイン)
衣装アレクサンドラ・バーン
編集デヴィッド・ブレナー〔編集〕
日本語翻訳松崎広幸
スタントツヨシ・アベ[スタント]
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12
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5.《ネタバレ》 続編とは言え監督は変わり、ザック・スナイダーは脚本・制作としての参加です。戦闘シーンでスローモーションが多用されたり、一連の殺陣を連続したスローで繋いでいく手法など、前作のアクション演出を踏襲しているのは判るものの、やはりその魅せ方は本家の方が格段に上だと思いました。前作はキメの画で止まってくれていたのに対して、簡単に言っちゃうと無暗矢鱈にスローになっている気がしました。あと終盤のテミストクレスの船上での単騎駆けのシーンは予算が尽きたのか知りませんが、ちょっとCGがショボかった……。折角の最大の見せ場の一つだったのに勿体ない。
あと基本的にストーリーが弱いと思います。ビジュアル先行のシリーズなのだからそんなに凝った話にする必要は無いかと思いますが、海戦を描くにあたって両者が知恵を絞っての対決に見えないので今市盛り上がりに欠けます。具体的に言うと、片方が勝利する戦闘ではもう片方が異様にバカに見えてしまう。アルテミシアの部下の無能っぷりとか必要なかったのではないでしょうか。アルテミシアの有能な部下をテミストクレスがそれを上回る智謀で叩く方が良いと思います。
あとアルテミシアが序盤で血が滴る敵の首級を掲げますが、多分これはワイルドの『サロメ』を意識してのことでしょう。愛した預言者が自分の物にならず、結果として斬首してしまう悪女の代表・サロメ。本作でもアルテミシアがテミストクレスを誘惑しちゃったりするのですが、そこらへんのドロドロした関係をもっと濃厚に描けばお話ももっと面白くなったかなーとも思います。
ちょっと許せなかったのが役者の完全な棒読み演技ですね。多分アクションシーンに力を入れているからこその手の抜き様なのでしょうが、主要キャスト以外は基本的にどっか遠くの方を見つめてセリフを喋ってるだけ。腹筋の割れ具合だけでキャスティングされた訳でもあるまいに、流石にもう少し……ねぇ?
民朗さん [映画館(字幕)] 4点(2014-06-22 18:57:49)
4.《ネタバレ》 絶望的な状況でもスガスガしささえあった前作と比べると、悲壮感ただよう第2作。そういう意味では前作のほうが好きだったかな。最近のハリウッド映画特有の、「続編になった途端、冒頭でダラダラ説明しだす」所で挫けそうになります。予備知識無しで見たので誰が主役なのか一瞬わかりませんでした。ただ、アルテミシアの登場で復活。他のレビュアーさんと同様に、彼女の魅力でもってる作品だと思いました。最後のほうまでいくと、「いけずなテミストクレスに片思い」みたいな感じに見えてきて、ちょっと好きになっちゃいました。エヴァ・グリーンの好演が光ります。 前作の精鋭部隊と違って一般人の寄せ集め軍団の戦いだけれど、そんな彼らに影響されて、一度は挫け傷ついたペルシャ人が再び立ち上がるという展開には熱くなりました。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 6点(2014-06-22 11:36:50)
3.IMAX-3Dにて鑑賞。
「もはや300って数字は関係ないじゃん」というツッコミはさておき、ザック・スナイダーのビジュアルを完全移植した見せ場の出来は素晴らしく、特に、冒頭とクライマックスにおいて主人公・テミストクレスが披露する、雑魚を斬りながらラスボスへ近づいていくという流れるような殺陣の迫力と美しさは、前作をも上回っていたと思います。ただし、やたらと畸形を登場させたり、忍者軍団や妖術軍団といった訳の分からん敵が続々現れたりした前作と比較すると、本作にはマンガ映画ならではの遊びが少なかったように思います。多少ビジュアルに凝った史劇という印象であり、この生真面目さは『300』の続編にはそぐわないと感じました。。。
生真面目と言えば、本作の主人公・テミストクレスも同様です。前作において、精神論を大声で叫ぶだけのレオニダス王の脳筋ぶりは見ていて実に楽しめたのですが、他方、テミストクレスは現実的な解決策を模索する良心的な指導者であり、破天荒さに欠けていました。交渉のためにスパルタを訪れたテミストクレスがスパルタ式の過激な新兵教育を見てドン引きしたり、兵士たちに「死ぬな」と言って聞かせたり(レオニダスは「戦死こそ名誉」と部下に説いていた)、彼が率いる軍隊は、前作でレオニダスが鼻で笑っていた素人の寄せ集めだったりと、あらゆる点でレオニダスとの差別化が図られているわけですが、そんなテミストクレスならではの強みが分かりやすい形で打ち出せなかったために、主人公ながら影が薄く感じられるのです。。。
そんな主人公の弱さを補ったのが、敵のボスであるアルテミシア。悲惨な生い立ちゆえに人間性が失われ、ギリシアへの復讐のためなら手段を選ばぬ鬼と化した女戦士ですが、悪人顔のエヴァ・グリーンが、脱ぐわ、暴れるわの大怪演でこれになりきっています。小粒のテミストクレスではなくレオニダスと対決させたいと心から思う逸材であり、彼女の存在により、映画はかなり救われていました。。。
3D効果については、血飛沫や槍の切っ先といった定番の飛び出し効果や、見下ろしたり、飛び降りたりする場面での高さの表現などにおいて素晴らしい3D効果を体感できる反面、クライマックスの戦闘場面では3D効果がほとんど追求されておらず、その謎のペース配分には驚かされました。3Dで見て損はありませんが、2Dで見ても情報量はそれほど変わらないと思います。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 6点(2014-06-22 02:18:25)
2.《ネタバレ》 スパルタの豪快かつ豪胆な勇猛果敢なる300人の男たちを描いた300(スリーハンドレッド)。スタイリッシュな映像美で容赦の無いえげつない描写も美しくありました。その続編となる今作ですが、神話の世界のような異形な異教徒を思わせたペルシア軍はクセルクセス王は相変わらずイイ味を出してますが、すっかり毒気を抜かれたかのように並の人たちの集まりになっていて拍子抜け。それを補うためか、妖艶で冷酷かつ優れた戦闘能力を持った女傑アルテミシアが出てきますが、彼女はキャラも立っていて良かったですね。 今回の主役デミストクレスは前作のレオニダスがあまりにも凄かったため、大きく割りを食ってしまった感がありますが、いかんせんスケールダウンした人にしか見えない。男気の塊でグイグイ周りを引っ張ってくれるカリスマ性を併せ持ったレオニダスの後任には荷が重かった。脇を固める人たちも、また父子ネタをやってるし、キャラが薄く印象に残らずイマイチだったかな。荘厳な音楽とビジュアルは前作を継承してて良い感じでしたし、ほぼ同時軸での物語で悪くはなかったんですけどね。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2014-06-21 22:16:46)
1.《ネタバレ》 久しぶりに3D映画の醍醐味を味わいました。ペルシャの神王の誕生秘話は,冒頭にさっさっさと流されてしまい、理解するのに時間がかかりました。海戦が中心という訳で、前作の「300」よりは色彩が綺麗でした。3Dの血しぶきもたっぷりで、臨場感に溢れていました。ただ、女海軍提督の二刀流は、あの華奢な体型では多少無理があったような感じもしましたが、両乳房の大きさから可能であった(?)のかも知れません。今までの西洋時代劇アクションとは一味違った魅力が一杯の映画でした。
亜酒藍さん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-20 15:03:22)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 5.48点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4520.00%
5728.00%
61040.00%
728.00%
814.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 3.00点 Review2人
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