DEATH NOTE デスノート the Last nameのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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DEATH NOTE デスノート the Last name

[デスノートザラストネーム]
Death Note: The Last Name
2006年上映時間:140分
平均点:6.44 / 10(Review 140人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-11-03)
ホラーサスペンスSFファンタジーシリーズもの犯罪ものミステリーパニックもの漫画の映画化
新規登録(2006-08-14)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2020-12-06)【イニシャルK】さん
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監督金子修介
助監督山口晃二
キャスト藤原竜也(男優)夜神月(キラ)
松山ケンイチ(男優)L/竜崎
戸田恵梨香(女優)弥海砂
片瀬那奈(女優)高田清美
上原さくら(女優)西山冴子
マギー(男優)(男優)出目川裕志
満島ひかり(女優)夜神粧裕
五大路子(女優)夜神幸子
鹿賀丈史(男優)夜神総一郎
中村育二(男優)宇生田刑事
青山草太(男優)松田刑事
板尾創路(男優)日々間数彦
小松みゆき(女優)佐波刑事
津川雅彦(男優)佐伯警察庁長官
前田愛(女優)(女優)吉野綾子
藤村俊二(男優)ワタリ
奥田達士(男優)相沢刑事
佐々木彩夏(女優)
中村獅童リューク(特別出演)
池畑慎之介レム
田中真弓「さくらTV祭り音頭」ボーカル
出演細川茂樹FBI捜査官レイ・イワマツ(オープニング映像)
皆川猿時恐田奇一郎(オープニング映像)
瀬戸朝香南空ナオミ(オープニング映像)
香椎由宇秋野詩織(オープニング映像)
原作大場つぐみ『DEATH NOTE』(原作)(集英社刊『週刊少年ジャンプ』連載)
小畑健『DEATH NOTE』(作画)(集英社刊『週刊少年ジャンプ』連載)
脚本大石哲也
金子修介
音楽川井憲次
主題歌レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「ダニー・カリフォルニア」/「スノー」
撮影高間賢治(撮影監督)
佐光朗(スティディカム)
製作西垣慎一郎
松竹(「DEATH NOTE」FILM PARTNERS)
日活(「DEATH NOTE」FILM PARTNERS)
日本テレビ(「DEATH NOTE」FILM PARTNERS)
集英社(「DEATH NOTE」FILM PARTNERS)
ホリプロ(「DEATH NOTE」FILM PARTNERS)
コナミ(「DEATH NOTE」FILM PARTNERS)
読売テレビ(「DEATH NOTE」FILM PARTNERS)
企画鳥嶋和彦
日本テレビ(企画製作)
プロデューサー奥田誠治(エグゼクティブプロデューサー)
配給ワーナー・ブラザース
美術及川一
衣装宮本まさ江(スタイリスト)
編集矢船陽介
録音岩倉雅之
白取貢(録音応援)
その他吉川威史(キャスティング)
IMAGICA(協力)
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20.《ネタバレ》 原作は未読。
あまり深く考えずに、ストーリーを単純に追えばなかなか面白い作品になっていると思う。
しかし、よくよく考えると、本作のラストの展開は少々強引ではないだろうか(原作は1ページも読んだことがないので的外れな意見かもしれないが)。
特に、エルが自分の名前をノートに書くという動機や必然性が乏しいのではないかと思われる。西山冴子のノートをエルたちは手にいれ、海砂のノートもエルはすり替えたわけだから、あとは海砂に偽のノートを本部に持って来させて、それをこっそりとライトに渡させ、偽のノートにエルの名前を書かせた後に、死んだふりをすれば、本作と同様の効果は得られるはずだ(本部でのライトの行動は一挙手一投足監視カメラを使用すれば、なんら問題ないはず)。
偽のノートに記された名前は殺人未遂の証拠になり得る。
実際、ライトはすり替えたノートに自分の父の名前を書いていることからも、ライトは海砂のノートを疑ってはいない。
それにも関わらず、ワタリにあえて海砂を連れて来させているのは、理解に苦しむところだ。海砂を自由に泳がせないとエルの名前をライトに伝えることは困難さが増す。ライトがレムを使うというアイディア自体は面白いが、単にレムのストーリーを作りために、わざわざ逆算して色々なストーリーを構成するから、少々綻びが生じてしまう気がした。
ルールをよく理解していないのかもしれないが、リュークはすり替えられても海砂に何も言わないのだな(すり替えられてもリュークは所有者の海砂に張り付くのだろうか)。リュークは単なる暇つぶしのために人間界で遊んでいると思われるから余計なことは言わないだろうが、エルは海砂のノートをすり替える際のリュークのリスクをあまり計算していないようにもみえる。
また、原作を知らないのでよく分からないが、ライトという男はもっと慎重な人間ではないのか。映画なのでやむを得ないところがあると思うが、単に自滅していったに過ぎないライトの姿には、あまり同情や哀れみなどを感じられなかったな。
前後作合わせて制作費20億円と伝えられているが、いったいどこに費用が掛かるのかという内容であった。これほどローリスクハイリターンな商売もないので、この内容ならば費用はもっと抑えるべきだろう。
六本木ソルジャーさん [映画館(邦画)] 7点(2006-12-31 00:17:59)(良:1票)
19.ラストはちょっとこじつけ感があるけど、よく考えたなって思いました。でもこれは内容うんぬんよりLに萌える映画ですwあと、エンドロール後にでかい音が鳴るのは本当にビックリしました。
ヴィンさん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-25 23:19:21)
18.《ネタバレ》 原作を読んで内容を知っていた私ですが、この改変には驚きました。
個人的にはLのファンなので大いに満足致しました。ただ難を言えば
ストーリーを詰め込みすぎている感があります。前編・後編の2部作
なので仕方ないとも言えますが。他の方のレビューにもありましたが、
私もLがワタリの写真を手元に置いて「一人にして下さい」と局長に
言うシーンでは涙が出そうになりました。しかし先に名前を書いておく
なんて。このアイデアは監督のもの?それとも作者の入れ知恵ですか?
エラリイさん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-22 22:31:37)
17.前編もそうだったが、完全に金子修介の映画。金子監督は今までに藤谷文子、矢田亜紀子、新山千春、上戸彩、優香など錚々たる女優を演出してきたワケだが、本作の戸田恵梨香の演出は、その集大成に感じる。まぁ、そもそも監督を引き受けた理由が「女優を魅力的に撮れるから」だから当たり前といえば、当たり前だが。物語は前作より破綻が少なくて見やすい感じ。2時間20分の長尺は若干気になるが、退屈することはあんまり無かった。何だかんだといって、金子修介は上手い監督だな。
ドラりんさん [映画館(邦画)] 7点(2006-12-20 14:27:09)
16.《ネタバレ》 原作は未読ですが前編が面白かったので観てきました。結局月とエルの勝負としては相打ちということで引き分けでしたね?ただしデスノートは2冊とも廃却されて存在しない場合のみですが。もしリュークが別のデスノートを持ているとしたら、まだ第4のキラが出現する可能性があるので、エルがいなくなったのだから勝ったのはりュークだけと言うことになりますね?海砂も有罪に出来なかったみたいなので、もし月も捕まっていてもデスノートの所有権を放棄した場合は記憶が無くなり有罪には出来なかった可能性もあります。死神の存在を法廷で証明できないと法律では裁けないってことです。
そう考えると法律自体は本来の目的を果たせていないように思います。
nishikenさん [映画館(邦画)] 7点(2006-12-09 03:15:25)
15.《ネタバレ》 良くも悪くも原作を踏襲していて意外とオリジナルに走らなかったなと言うのが第一印象。ラストにもう一段階どんでん返しがあるかなとも思ってたがそうでも無かった。そう思っていて人おおいんじゃないかな?個人的には原作が大好きなので高田清美の扱いには多少疑問もあったけど、話の筋としては問題ないかなとも思う。一緒に見ていた原作未読の友達はかなり面白かったと言っていたので原作概読の僕の見方はちょっとフィルターを通してたかなって思う。全然ありな作品でした。余談⇒片瀬奈那の意味の無い色気は見ていて面白かった。
ワトソン君さん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-08 17:26:11)
14.《ネタバレ》 前編よりは随分と良くなってると思うんですが、月がLにハメられるのがイマイチ納得できない。誰よりもデスノートのルールに熟知して何事にもクールに対応できる彼があのシーンではバカすぎるんだなあ。そもそも先に名前書いた者勝ちっていうルールなんてあったっけ???あとレムが何故名前を書くか映画ではもう一つピンと来ない。この辺りのモヤモヤがスッキリと出来ていれば、父の名を書く月、リュークに捨てられる月、この月・L・夜神総一郎の3人の関係、想いなどかなり面白いので随分もったいないです。うだうだ言ってますがそんなことよりミサの監禁・緊縛がとってもエロスでした...
亜流派 十五郎さん [映画館(字幕)] 5点(2006-12-03 22:27:29)
13.最近こういう上映の仕方って多いですね。2本の別な作品として評価するのは実は抵抗があります。あくまでも1作品の前半・後半なのにね。前編はテレビで観ちゃいました。原作は知らないけれど、緊張感溢れる展開にかなりハラハラさせられました。そして後編.......前編とはムードが一変。と感じたのは私だけなのかな?よかったのはサクラTV祭りの辺りまで。そう、あのアイドルが出てきてからはあまりにも唐突な展開に笑うしかありませんでした。何だか急に安っぽくなったって感じですかね。主役のあの俳優さん、ラストの演技は....日本人俳優にありがちなただただ熱演するばかり。いや、熱演が悪いとは言いませんし、もちろん監督の演技指導通りなんでしょうけど。でもね、これは舞台じゃないんだから目むき出して叫ぶだけが演技じゃないって。L役の彼...というか、Lというキャラクターが魅力的で、本作は(前編も含めて)Lのキャラでもっていたと思いました。それにしてもこれだけ立派なアイディアがもったいないね。
nizamさん [映画館(邦画)] 4点(2006-11-28 18:57:37)
12.《ネタバレ》 藤原竜也の演技力は言うまでもありません。やっぱりうまいです。そして松山ケンイチという名の俳優は全く知らなかったのですが、今回のL役の演技力に惚れました。人とのコミュニケーションが苦手な青年が、人を「愛する」「好きになる」という感情を持つまでに成長しましたが、結局最後は死んでしまったところは悔やまれます。ストーリーも申し分なく、まさしくチェスにふさわしい展開で、十分楽しめます。夜神月とLの牽制しあうシーンには、ハラハラさせられました。
ただ、人の死というデリケートなテーマを描写した映画は多々ありますが、余りにも簡単に大量の人(過去の犯罪者等多数)を死なせすぎます。生命をゲームのように取り扱うシーンが多いのが唯一の不満点。それさえなければ、10点の価値がある作品です。
けっけ(硝子の心を持つ少年)さん [映画館(邦画)] 8点(2006-11-27 13:34:24)(良:1票)
11.原作を読んでたからかもしれないが、途中で飽きて眠くなった。
まとめ方や人間ドラマ的な要素は原作よりよくなっていたと思うが
そもそもこの話、面白かったのだろうか、とすら思った。
CGとかガンガン使ってる割に、絵になんとなく安い感じが漂っていた。
やっぱりマンガを読むべきだと思う。
コダマさん [映画館(字幕)] 5点(2006-11-26 23:11:53)
10.《ネタバレ》 原作よりこっちのが断然いい。
メロとかいらんし。
ミサミサ萌え~戸田えりかちゃんテラカワユス(・∀・)

やっぱ藤原達也演技うまいね、若干舞台向きの感じだけど。
Lこれで終わりなんてせつないよ~;“松山ケンイチ”は見たくないよ~
ERINAさん [映画館(邦画)] 8点(2006-11-18 01:59:59)
9.《ネタバレ》 デスノートでほろりと涙が出るなんて思ってなかったです。Lが最期の時に、隣にワタリの写真を置いてるのを見て、ついホロリ。この辺りも含めて、ラストは原作よりも良いなぁと思いました。ついつい原作と比べてしまうんですが、ライトの最期も映画の方がなんだか切なくて可哀想に思ってしまいました。お母さんと粧裕ちゃんでケーキを作ってる時の、昔の思い出話を聞いてまたホロリ。でも、お父さんが一番可哀想だね~。
観終わって数日間は余韻が残っちゃいました。
ラファエロさん [映画館(邦画)] 8点(2006-11-12 20:50:56)
8.《ネタバレ》 エルの最後、泣けました~。あの笑顔。お父さんが敬礼なんてするものだから余計です。ワタリの写真が置いてあるところに涙・・。藤原君も熱演でしたね~。ホントに心臓麻痺ってあんな感じになるんでしょうね。意外に良かったのが、上原さくら。彼女ってあんなに演技上手だったんですね。五大路子の【ハッピースィーツの!】に笑いました。しっかし、エルの摂取カロリーは何キロカロリーになったんだろう。ちと心配。。
ゆみっきぃ♪さん [映画館(吹替)] 8点(2006-11-11 22:12:56)
7.前作よりも引き込まれる内容。漫画の原作を映画化した作品としては充分に合格点。天才同士の駆け引きや、誰が生き残るかにドキドキした。主役二人の芝居もなかなかではないでしょうか。
tonaoさん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-11 21:36:25)
6.《ネタバレ》 おお。なるほど。よくできた脚本です。私は原作もこの線でいけばよかったと思いました。原作は2部はよけいだったような気がします。しかし問題はやはり監督の緊張感のない淡泊な演出でしょうね。役者もまずまずがんばっていた。脚本もまとまっていた。
但し、肝心の演出がダメダメだった。しかしダメダメでも今回はなんとか他の要素に支えられました。個人的には今回は高田役の片瀬那奈を好評価します。あとミサミサもにやりと笑うと悪魔的迫力あるねえ。津川は浮きすぎで
緊張感なし。学芸会に感じてしまう。ほんとに彼、名優なんでしょうか。
うさぎさん [映画館(邦画)] 7点(2006-11-08 15:06:26)
5.《ネタバレ》 原作の良いトコ取りと言うか、第1部2部の良いエピソードを取り入れて無駄なキャラを削るとこんなモンかなと。大学でのシーンはLにひょっとこのお面をつけさせ笑いを狙ったせいで、せっかくの緊張感のある次のシーンが台無しになってて勿体無かった。2部で詰め込むにはしょうがなかったのかも知れないが、全体的に月vsLの手に汗握る心理戦が描けてないな。原作信者ではないですが、あの分量は相当あったけど映画では内面も描写も無く脳内補完が大変。時間の経過も下手で分かり辛いのが難点か。原作を読んでない人はぜひ読んで欲しいですね。 藤原は若手の中では抜群に良い役者だと思うけど、原作を読んでいた者としてはやっぱ月には向いてないな。後半ではもっと凶悪な面構えを見せて欲しかった。引き画ばっかの撮り方の問題かな?あと死神の凄みが無く、使い方も見せ方も下手で残念でした。まぁ及第点はあげられると思います。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 6点(2006-11-06 17:52:47)
4.《ネタバレ》 ◆OPがかっこよかったです。◆原作を踏襲しつつ、一部で話を完結させた編集技術と、藤原竜也・松山ケンイチの演技はとてもよかったです。ストーリー展開も2時間空きさせない作りでした。とくにラストはよかったとおもいます。◆ただ、あいかわらずエキストラの演技がわざとらしかったように思います。また、さくらTVの、死体を生放送して視聴率をとるようなやり方が平然と行われていることにも違和感を覚えました。なんかとても浅ましかったです。特にさくらTV祭りの会場にいたカメラマン。あいつに無性に腹が立ちました。◆エキストラに―2点、個性の無い調査員に―1点で7点を献上させていただきたい。
もりたろうさん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-05 00:34:35)
3.《ネタバレ》 おもしろかった!原作大ファンの小星としては,ラストも満足やったし,なにより配役がほんまに良かったと思う。ほんま藤原サン演技うまいわ~。マイカルシネマ氏の言うとおり,彼の代表作になるでせう。ちょっとないわぁ~って思ったんが,ほんまのほんまのラスト,どんな場面で幕閉じるんやろとか思ったら,ちゃちいリュークのバカ笑いで終わった事と,ところてんみたいなレムの髪質・・・
小星さん [映画館(邦画)] 8点(2006-11-04 01:21:22)
2.《ネタバレ》 前編はTVで部分的にしか観ていないのでこっちにレビューを書きます。
日テレがらみだと知って嫌な予感的中。漫画よりも漫画っぽく稚拙な感じが邪魔をしていた。だから、そうい突っ込みどころは無視して観ないといけない感じ。まあ、悪魔って時点でかなり譲歩はしているんだけど。映画館にもお子様が沢山騒いでいて携帯は鳴るわおしゃべりするはなんだかまんが祭りっぽく大人が居るのがちと恥ずかしくなる感じ。しかし、ストーリーは面白い。そして、Lはいいね。Lが彼でなければこの味はなかったかも。映画はちょっと低年齢層を意識しているせいかもうちょっとビターな大人味にして欲しかった。それが、それぞれが殺人を犯す動機がいまいち伝わってこない原因にもなっていると思う。月の藤原はいかにも悪役って演技が問題。舞台慣れしすぎてオーバーアクションが鼻につきます。Lとストーリーだけを楽しむにはいいのでは。
森のpoohさんさん [映画館(邦画)] 5点(2006-11-04 00:39:04)
1.《ネタバレ》 ダニー・カリフォルニアの流れる中、藤原竜也のナレーションによるルール説明と前編のダイジェストが流れるオープニングのカッコよさに引き込まれましたが、まさかデスノートでホロッと来るとは思ってもみませんでした。今回は完全にLファンに捧げられた映画です。前半は笑えるところもありましたが、表題のthe Last nameの展開は本当に切なかったです。心臓麻痺の描写は相変わらずですし、ラストのオチは原作読者でなくても十分予測できてしまう既視感の強いものです。その点では少しガッカリしましたが、月とLが本部で2人きりになる状況を作ったり、Lがノートのルールを駆使するシーンを入れるなどツボを押さえた演出も見せてくれましたし、ドラマの浅かったデスノートの最後をああいう風に締めくくってくれたのは感謝したいです(レッチリの主題歌は今回もバッチリ決まっていましたし)。他のキャラでは夜神総一郎がLに次いで美味しいところを持っていったのも印象的でした。ドラマ要素の抜け落ちていた原作ではどうしても正義感の説得力に欠け、Lの足を引っ張る役割を果たしているだけの印象でしたが、見せ場が作られたことで格段に魅力が増していました。役者では藤原竜也が前編以上の熱演を見せてくれます(彼の代表作はBRでなく、本作で決定でしょう)が、鹿賀丈史はややソツなくこなしすぎた感があり、あまり盛り上げられていなかったのが残念。戸田恵梨香は時々違和感がありますが、原作の厚かましさがなくなったおかげでそれほどウザい存在にならなかったのが救い。ビジュアル面では前編よりも印象的なシーンが多く、特に死神界のビジュアルはPCのスクリーンセーバーにしたいぐらい好みです。金子監督と松山ケンイチはこれからも応援していきたいと思いました。追記:再度見直してみましたが、劇場を去るのが惜しくなったのはこれが初めてです。松山Lへの哀悼も込めて9点。
マイカルシネマさん [試写会(邦画)] 9点(2006-10-24 23:34:58)
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【点数情報】

Review人数 140人
平均点数 6.44点
000.00%
132.14%
210.71%
353.57%
475.00%
51812.86%
63222.86%
73525.00%
82820.00%
975.00%
1042.86%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.05点 Review19人
2 ストーリー評価 7.00点 Review24人
3 鑑賞後の後味 7.04点 Review22人
4 音楽評価 6.76点 Review21人
5 感泣評価 5.44点 Review18人
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