60.見どころは、ロケット打上げ寸前の、戦闘シーン と ロケット打上げシーン..圧巻です..庵野秀明 の執念を感じます..セル画を使ったアニメでは、もっとも実写に近い描写で、忠実に描かれたアニメ! と言っても過言ではないでしょう~ 一見の価値あり!です..しかし、映画としての評価は、凡作..物語に起承転結がなく、メッセージ性も弱く、まったくもって面白くない..メインである有人ロケットの打上げ、そもそも、有人ロケットを大気圏外(宇宙)に打上げることの “大変さ” を、まったく理解していない!ナメている! たった1回の打上げで、トラブルもなく、あんなに簡単に打上げることは 不可能!(ソ連やNASAの苦労を知らないのかぁ?) それから、緻密な作画のクオリティーの高さに比べ、キャラクターデザインのショボさ!ミスマッチ! なんとかならなかったのか..(顔のことです、漫画ぽい顔に、みんな団子っ鼻) さらに、架空の星とは言え、小道具類の機能美を無視したデザインにはガッカリ..変えればいいってもんじゃないでしょ!(例えば三角スプーン) 地球上で人間が作った道具という道具の形には、すべて意味があり 歴史があり、紆余曲折を経て最善、最良な形として現在に至ってます..それを軽んじてもらっては困る..理系/工学系の脳(頭)を持っていれば、すぐに気がつくはず..センスの無さに、失望..最後に、某アニメ夜話で制作側の意図、熱い思いを聞かされ..それを聞いた上で、再度観直してみた..う~ん、何度観ても、凡作..これが最高傑作!って言い張るのなら、それは制作側の自己満足にほかならない..本作が稚拙でダメダメだと気づいていないのだとしたら、制作スタッフ全員が幼くて幼稚ってこと..映画は、“脚本が命!” ですよ、岡田さん!! 【コナンが一番】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-11-13 12:15:02) |
59.東洋でも西洋でもなく、過去でも現在でもない、あの独特な世界観の構築に高いセンスを感じる。この後、「ナディア」「エヴァ」とヒットを飛ばす、庵野秀明×貞本義行コンビの才能が発揮された初期の傑作。 当時の若いスタッフのアニメにかける情熱が、そのまま作中の登場人物達に重なるものがあり、「何かを成し遂げたい」という気持ちを持った事のある人なら、誰もが共感できるはず。まだアニメに元気があった頃の「熱」を感じる。 テーマが分かりにくいと言われているが、個人的にはそうは思わなかった。「夢を諦めない」、「今の自分を変えたい」、「人間の可能性」、「科学の功罪」、「友情と恋愛」と要素は複数あるものの、むしろテーマとしてはベタで分かりやすいくらいで、決して小難しさなどは無い。見る人がそれぞれに感情移入できる部分を見つけつつ、考える余地がある。そういう意味で、感動の押し付けがましさが無いのも好感。音楽のオリジナリティと完成度の高さもさすが坂本龍一氏といった印象。 評価としては賛否あるようだが、この作品も見る人の年齢や時期などによって評価は変わっていくタイプのものかも知れない。 【FSS】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2003-11-12 18:06:01) (良:1票) |
58.まるで、巨費を投じたアニメ研の研究発表作品のような映画とおもっています。私には製作者の熱意が完全に空回りしているようにおもえてなりません。 |
57.独特の世界観とOP、打ち上げ後のモノローグはいいと思いました。坂本教授らの音楽も未だに独立して聴き続けてるほど良いです。何かに打ち込んだことのある人ならわかる、かな? 【ひろほりとも】さん 6点(2003-10-28 13:52:57) |
56.有人宇宙ロケットを打ち上げる熱意と、当時若手だらけだったガイナックス製作陣の想いが被ります。音楽も感動的。 【ロカホリ】さん 9点(2003-09-17 00:27:26) |
55.世界観がしっかりとしていて面白いとは思うけどそれだけ。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-08-08 20:29:17) |
54.SF『蒲田行進曲』。ただ、この計画の背後にあると思われる何万人のスタッフそれに莫大な国家予算等については言及ほとんどナシ。あの男の子たちはただの乗員に技術者でしかないのに、自分達がゼロから作ったんだといわんばかりのオチには今思うと閉口する。それに、あの女の子はいかにも青春期の男の子が夢想しそうなイメージで、私には付き合いきれなかった。当時24歳だったという監督の山賀を始め、自分達のことしか見えなかった男の子たちの若気と情熱の至りというところだろうか。採点ちょっときつめの3点。 【yml】さん 3点(2003-07-29 04:19:25) (良:1票)(笑:1票) |
★53.「ロケットを打ち上げる」。凄いのは、このテーマを、日本で、アニメで、映画で作った事。徹底的に創り込まれた世界観にファンタジーでありながら「リアル」を感じる。登場人物の人間味を上手くドラマに生かしてる為、主人公が宇宙に行ってからのセリフに重みを感じる。宗教性は強いものの、人間の「強さ」と「弱さ」を感じさせる脚本は、素晴しい!!。 【sirou92】さん 8点(2003-07-24 14:38:26) |
52.中1ぐらいの時に観たのですが県立地球防衛軍の続編だと思ってみて内容難しくてショックだったことを覚えています。当時ではわからなかったのですが、最近ビデオ借りてみたら良かったです。 【福助】さん 8点(2003-07-09 00:02:44) |
51.神の存在?人間の可能性?結局の所、この作品は何を言いたかったのかがよく分かりませんでした。よってこの点数なのですが、制作自体は結構金を掛けたものだと思いますし、異国の(異星の?)雰囲気はなかなか面白かったです。メカの描写の随所には、執拗なまでのこだわりを感じました。音楽が印象に残りました。 |
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50.他の人の感想をみると、ほんとにいろんな見方があるんだなあと思った。昨日、久しぶりに見て前回(10年くらい前)上っ面しか見てなかったのを思い知らされた。結論はないうやむやの映画とも言えるけど、何も考えなかった人間がいろいろなことを考え始め変わっていく過程が見所なんだと思う。宇宙ロケット打ち上げる情熱だけじゃなくて。あのヒロインは平凡じゃなきゃリアルじゃないと思うなあ。哀しいくらいの愚直さが出ている。美しいもの、凄いものだけじゃなくて、そんなまっすぐな愚直さに心動かされることもあるという感じが好きです。森本レオの声も、良かったと思う。打ち上げシーンの描写もなかなか萌えましたけど。リレー電算機らしい機械やどこの文字か分からないけど数字らしいニキシー管表示に萌えた私は変? 【あ】さん 9点(2003-06-15 03:15:27) |
49.ガイナックスの第1作目としても有名なアニメ映画。庵野秀明×貞本義行と言えば、「不思議な海のナディア」や「新世紀エヴァンゲリオン」が有名ですが、個人的にはこの映画を思い出します。巨額な制作費8億円を一体どこに使ったのか…シーンの一部一部を「ここかッ!?」と食い付いて当時劇場で観ました。しかし、主人公の青年・シロツグの声を、俳優の森本レオがやるのはどうしたものでしょう。終始気になる声とキャラのアンバランス。更に、街で神の教えを説く少女・リイクニのキャラクターに嫌気がさして仕方ない(苦)。自分の存在価値を見い出そうとする、シロツグの葛藤や苦悩を中心に描いているのは良く分かるのだが、結局最終的に何を伝えたかったのかイマイチ不明確。グラフィック的な問題のみで評価するのはどうかとも思うので客観的な評価で。 【_】さん 5点(2003-06-01 17:42:20) |
48.当時のメイキング秘話等にも載ってましたがこの作品は会社側と製作者側がバチバチにぶつかり合って作ったそうで脚本等もパイロットフィルムから何度も議論葛藤しながら変更して作り直したりしたそうです。それが随所に現れていてなんでもそうですが今規格化されて作られつつ有る現代アニメーションとは一線を帰す非常に新鮮な感覚の有る作品でした。ある意味「金字塔的な」と、言っても良いとも思います。しかしなぜかアニメ業界を中心にして評判が悪く、当時の興行成績も余り振るわなかったそうですが私はあの「カリオストロの城」の様に歴史に残る名作だと思います。 【一般人】さん 10点(2003-05-24 22:16:54) (良:1票) |
47.やっぱ面白いです。こんなに何度も見たくなる映画ってそうないです。 【Petra】さん 10点(2003-05-19 01:17:31) |
46.初めて見たのは、小学生の頃、夕方にテレビでやっていたような。あれから何年たったのだろう?雰囲気を思い出して独特のにおいがたゆたうのは、オネアミスの翼とうる星やつらのBeautifulDreamer、ルパン三世のバビロンの黄金伝説の三作。これは当時、素晴らしいできでした。今、冷静に批評すれば違った感想を抱くのかもしれないけど、当時本物の一つであったことは間違いない。 |
【山本】さん 4点(2003-05-11 03:31:27) |
44.面白かった。森本レオも、坂本龍一も、GAINAXも、どれをとっても完璧。ちょっと誉めすぎたかもしれないが、本当にそのくらい思ってる。 【ガゼル】さん 10点(2003-05-05 16:35:04) |
43.テーマも陳腐、キャラクターの外見も特に美しくない。これが、このアニメーションを傑作の域に高めているのではないかと思います。依怙地なまでに実験的な作品にこだわったスタッフの意欲が表れていると。まあ、少々依怙地が過ぎる所もありますが、科学礼賛と自然回帰の絡み合いを基調とした作品としては、「もののけ姫」よりよほど分かりやすいかと思います。王道の、若者の成長物語が根幹となっているだけに、スタッフの意欲が熱く、見るものに語りかけてくるのではないでしょうか。中学生のときにはじめて見てから十数年、社会人となった今、仕事に対する自身の取り組みを、改めて考えさせられます。 【でぃーまん】さん 9点(2003-04-21 16:43:51) |
42.青春映画。大学卒業してから気が付いた。なにかに熱中できるっていいことだ。つうか、あの頃にもどりてー。 【ああああ】さん 10点(2003-04-05 01:02:38) (笑:1票) |
41.ストーリー展開がやや遅いような気もしたけど、ロケットがあがった瞬間にそんなものはすっ飛びました。坂本龍一さんの音楽もよし、絵のクオリティーも当時としては非常に良いと思います。それにしても音楽がイイ! 【ポー】さん 8点(2003-03-28 20:46:50) |