5.デクスター・ゴードンの伝記映画かと錯覚しそうになった。監督のジャズへの溢れる愛情が感じられる。宝物のような名作。 【mimi】さん 9点(2003-11-08 21:36:05) |
★4.《ネタバレ》 世界は何故丸裸なのかな? 心と魂は人間の中にある。 魚は水の中。
だが世界は周りに何もない。 いいことか、悪いことか、 覚えておこう。
『ラウンド・ミッドナイト』 -デクスター・ゴードン/海辺の語り-
デクスターゴードンのナチュラルな演技(アドリブ)に魅了される。 その息遣い。失われた熱情をなぞりながらもジャズへの愛情を深く感じる映画。 そう、これは映画である。ジャズ・ライクな映画。
ジャズに生きた男がその魂を語る言葉。声。そして音楽。 それが彼の世界であり、この映画の魂。 レディ・フランソワが受け止めたように、 それは、僕らの心と魂に伝わる。 失われたものを想起させる。
素晴らしい映画。珠玉の作品。 ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、トニー・ウィリアムス。 演奏シーンも痺れる。 【onomichi】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-07-27 16:00:45) |
3.デクスター・ゴードンの存在感が圧倒的。セットも良いし音楽は最高。丁寧に作られた大変に重厚で深い深い映画だと思います。一番好きなのは浜辺のシーン。恐らくブルーフィルターを使っていると思われる青い空と青い海。ピアノソロのチャンズソングと波の音。カモメの鳴き声。そしてデクスターの台詞。素晴しいと思います。元々ジャズは嫌いではなかったのですが、この映画からジャズに嵌りました。雑誌にもあったんですがロネッタ・マッキーはキャスティングミスだと思いました。 【じふぶき】さん 9点(2003-06-19 10:04:26) (良:1票) |
2.音楽映画はやはりミュージシャンが演じるに限る。ディクスター・ゴードンは本作で主演男優賞にノミネートされたが、彼の演技というよりは感性そのものが滲み出るような立ち振る舞いに魅了された。ハービー・ハンコックのスコアも素晴らしく、作品全体がゆったりとしたJAZZを演奏しているかのよう。当時ビデオデッキを持っていなかった私は何度も映画館に通い、サントラを聞き倒しました。 【黒猫クロマティ】さん 9点(2003-02-20 11:06:28) (良:1票) |
1.デクスターの演奏と朴訥でケレン味のない演技が最高! 【へいぞう】さん 8点(2001-05-09 01:06:21) |