26.《ネタバレ》 今のところジム・ジャームッシュ作品の中では、これと「ダウン・バイ・ロー」が一番好き。よくよく考えたら両作ともロベルト・ベニーニが出演している(笑)。個人的にこの作品の好きなところは、ヘルシンキを除いたそれぞれのエピソードが終わった後に時計の針が元の時間まで戻るところ。国やそこで起こるドラマは違えど、同じ夜空の下一つで繋がっているということが感じられます。話はどれも甲乙付け難いけど、N.Y.とローマは笑えるしヘルシンキは泣ける。カウリスマキ映画の顔でもあった、主演のマッティ・ペロンパーが既に他界してしまっているのでより一層感慨が深まります。一番最初のL.A.は新旧スターの競演を観ているだけでも面白い、パリは皮肉が効いている。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-08-28 16:43:56) |
25.ヘルシンキがいい。私もタクシーに乗ってる気分で話を聞いてました。欲を言えば、アジア辺りにもう1箇所入ってたらよかったのにな。谷川俊太郎の『朝のリレー』大人バージョン。 【Bridget】さん 9点(2003-08-12 02:23:06) |
24.好きな日比谷のシャンテシネ2の一番前の席で見ました。映画館の中の自分のいる空間と時間が映画と一緒に流れていました。ジャームッシュの独特の世界観が好きです。 【omut】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-08-04 02:53:37) |
23.NYが一番好きです。ヘルムート&ヨーヨーのやり取りがほほえましいし、ヨーヨーたちの使ってる汚い言葉をどんどん吸収してってるのも笑えました。他のはちょっと重かった。パリの盲目の女とコートディボワール人の話は、差別についてちょっと考えさせてくれました。 【mju】さん 9点(2003-07-28 16:20:46) |
22.二話目の、マシンガントークな黒人と人の良さそうな東ドイツ出身のドライバーの軽快でどこか間抜けなおしゃべりと、ラスト(二話目の)の「ニューヨーク・・・」というつぶやきと共に映し出される、すこし不安な感じを思わせるNYの町並みが良かったですね。三話目の、黒人ドライバーと盲人の女性のやりとりも、既成の価値観を揺さぶられる感じが良かったです。一話目のウィノナ・ライダーも可愛くて良かったんですけど、あのラストはちょっと違和感がありましたね。確かに痛快ではあるんだけど・・・。四話目のロベルト・ベニーニは、ちょっとこの映画の中ではちょっと浮いている感じがしました。最後の話は良かったんですけど、あっさりしすぎかな・・・。でもラストにかぶさるトム・ウェイツのしわがれた歌声は最高でした。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-06-19 21:35:16) |
★21.たとえば、後でどの話を取り出して友達に話して聞かせても楽しい。イタリア編は映画館で観てる時はなんだか騒々しくてきつかったが(笑)、後んなって笑えてくる。ニューヨーク編は、ラスト、異郷のドライバーの目から見た街の景色が怖くて美しい。ヘルシンキ編は、笑っているうちにだんだん泣けてくる。 【smitch】さん 7点(2003-05-22 00:20:06) |
20.かなり昔にどこかの映画館で見たんだけど、その時は淡々としたこの映画のテンポにやられて、いつの間にか眠ってしまった(一緒にいたオンナのコも)。それから数年後、あらためてビデオを借りて見たんだけど、こんなに面白いとは思わなかった。眠れない夜とかに見たら、イイ時間を過ごせそう。あとウィノナはこの映画が一番良いな。最近どうしちゃったんだろう。「17歳のカルテ」でアンジェリーナ・ジョリーに食われてからさっぱりだね… 【キャリオカ】さん 7点(2003-05-13 12:40:35) |
19.最初のウィノナの話があんなかわいいタクシーの運チャンという設定に惹かれなかったけれど、二話目のNYからテンポが良くなり一気に話に引き込まれました。ベニーニの演技もいつも通り最高でダウン・バイ・ローで見せたキレた演技してました。一話目以外では二話目が好きです。 【てっつん】さん 7点(2003-05-03 23:33:03) |
18.登場人物がみんなひとりひとりすごく個性的です。十人十色で型にはまらない、そんな人間の生き方が描かれているところに、作り手のリベラル精神が垣間見れます。ワイルドなウィノナ・ライダー、あばずれなベアトリス・ダル他、俳優さんたちがみんないい感じ。ライブ感ある映像や音楽の使い方が斬新。ラストのヘルシンキのエピソードが意外に普通だったのが、残念・・・。 【なんじょ】さん 9点(2003-03-28 11:05:47) |
17.ジム・ジャームッシュの映画はほんと大好きです。殆どタクシーの中だけのシーンだけど・・とてもいい映画!大好き!ジーナローランズ!パリ編でのあの黒人ドライバーと盲目の女性!難点をいえばローマ編でロベルトベニーニが過剰すぎるところかな・・ラストシーン!リストラされ酒に酔って雪の中に寝そべる男のバックにトムウェイツのしわがれた歌声!アイワズボーン♪!映画で泣くことなんてないけどこのラストはほんと泣けてきた・・こんな映画を観ると映画はいいよなあって 【カナシミ】さん 9点(2003-02-10 21:46:41) |
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16.オムニバス形式のため、それぞれで評価が分かれるが、ロサンゼルス編はウィノナ・ライダー のませたところに惹かれ、ニューヨーク編はタクシードライバーと客の絶妙なコンビネーションで笑え、パリ編は盲人が一泡吹かせてスッとする。ローマのロベルト・ベニーニ のワンマンショウ以外は素晴らしい出来、ジム・ジャームッシュの代表作でしょう。 【ゆたKING】さん 9点(2003-01-02 10:29:33) |
15.市井のビート。世界の浪曲事情のようで、とてもダイナミック。個人的にはロスとヘルシンキがきた。 【ハマダ】さん 10点(2002-12-16 14:24:47) |
14.単純な内容だけど面白い。ベアトリスダルが素敵だ。 【Asann】さん 6点(2002-11-02 02:24:28) |
13.でもジムジャームッシュの映画って、あんまり笑えないし、感動できない。淡白なストーリーを淡々と見せられているだけなんだよね。でも、なぜかこの人の作品は観てしまう。特にこの作品は、いいよ。深夜、ボーっとしたテンションで観ると心が安らぐ。なんてことのない小話の連続なんだけどね。悔しいくらいにおもしろい。 【ヤマカカシ】さん 5点(2002-10-28 23:56:39) |
12.《ネタばれあり》盲目の女性が、川沿いを危なっかしくではあるが、歩き続ける。しかし、その女性を乗せたタクシー運転手はいきなり事故る。このへんが、なんとも言えず最高でした。 【655321】さん 8点(2002-04-20 12:44:56) |
11.それぞれの物語が終わると時計のシーンになり一気にテンションを下げる。このあたりがこの監督ってスゴイなぁと思わせてくれます。ただキャスト的には嫌いじゃ無いんですが、やっぱりこのテンポは苦手です。 【さかQ】さん 5点(2002-04-16 07:00:00) |
10.面白いようで面白くないようで。外国の夜道の雰囲気を味わうのには良いかと。とりあえずロベルト・ベニーニのうるささがたまりません。彼はやはり私生活でもああなんだろうか。 【なな】さん 6点(2001-11-10 13:56:58) |
9.雑誌とかでよくお勧めの1本になってるけど、ちょっとこの良さが分からなかった。ワインとか飲みながら夜中一人で見ると、ムードが伝わってくるかも。 【カズール】さん 6点(2001-11-05 19:05:23) |
8.新鮮な感じで良かったです。ロベルト・ベニーニのところが好きです。 【雅】さん 8点(2001-09-18 21:06:44) |
7.ウィノナ・ライダーの服がよく似合ってたし、シブかった。全体の話も面白かった。 【ケン太】さん 7点(2001-08-06 05:47:03) |