16.《ネタバレ》 ルパン感は50点くらいかな。というのも、この回はルパンシリーズとしてはけっこう血生臭い回で、爆発や暗殺など、全体的に陰鬱とした感じをはらんでいます。中盤にはルパンも蜘蛛のタトゥーの毒を入れられ、その毒を入れられた者は例外なく、中和する特殊なガスを出す島の中でしか生きられないという閉塞感もプラスされ、全体的に暗いお話しです。 上述したように、いつもはコミカルだったりギャグだったりお色気要素だったりがたくさんあるシリーズですが、今作は「これぞルパン!」という感じはそれほどありません。ですが十数作もあるシリーズの中で時々こう言ったシリアス路線のものがあっても良いでしょう。ルパン的ではないですが、嫌いではない。 そういえばこの『ワルサー』を見てからルパンの拳銃を気をつけて見るようになりました。よく見るとどのシリーズでもちゃんとワルサーを使っていますね。次元のマグナム、五ヱ門の斬鉄剣と同様、ルパンシリーズを彩る重要なアイテムなんだと実感しました。 久しぶりに見て二つだけ「?」な点がありました。 ひとつは銭形の相棒のビッキー。突然出てきて何か物語に絡む重要なキャラなのかな、あ、エレンの弟に似てるから実は死なずに生きていた弟のアレックスなのか!?などと思っていたら何にも物語に絡むことなく終了。なんだったんだ?? ふたつ目はラストシーン。まだ毒の中和剤できてないのにルパンたちは島を出てしまいましたけど大丈夫なのか??大量にガス持ってって島外で中和剤作るってことなんだろうか。ちょっとわからない部分でした。 まあそんなことは言いながらも好きな話です。心を鎮めて不遇な環境の暗殺者たちに想いを馳せる、そんなルパンシリーズでした。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-02-10 19:08:18) |
15.《ネタバレ》 ちょっとルパンにしてはシリアス過ぎて、ルパンの良さの一つである軽妙さとかコミカルさがなくなってます。その分ストーリーはルパンの過去にまで踏み込み厚みがあります。それにしても、血が流れ過ぎ、命を失い過ぎるように思います。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-01-30 14:15:02) |
14.《ネタバレ》 人気作らしいけど、敵が極悪非道で血の気が多くて落ち着かない。ヒロインを含めて全体的な雰囲気も暗いし。銭形をピエロ役にしてコミカルに見せようとしているけど面白くない。 ルパンの粋な男気だけはものすごく魅力だが、脚本が練られすぎ。個人的にはもっと登場人物を少なくしてじっくりした作品が見たい。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 5点(2021-10-31 18:58:10) |
13.《ネタバレ》 ルパンのTVスペシャルはコレと「ファースト・コンタクト」が個人的に最高。特にクリカン最高はコレでしょう。 ハードタッチの作画、殺伐としたルパンは初期のTVシリーズや原作のニヒルさがあって良いし、クリカンの淡々とした演技もカッコイイ。何より、今回のゲストヒロインであるエレンもクール&セクシーで素晴らしい。過去との決別、復讐、自由に生きる自由、いつ死んでもおかしくない自由・・・その裏でルパンの仲間達が爆弾の解体で右往左往しているギャップも面白かった。五エ衛門が導火線を斬る理由に爆笑、不二子の呆れて物も言えねえって顔も最高だった。 ワルサーP38にも惚れる作品。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 17:15:39) |
12.《ネタバレ》 初っ端から血の量が多い。敵が残虐非道だ。そのボスであるゴルドーはもはや「出るアニメを間違えてません?」ってくらい強い。要するに「ルパン三世」シリーズにしては重すぎる気がした。しかし、島からの逃亡を不可能にする毒の存在は面白い。島のガスを吸っている限り、何ともないが、そのガスが無ければ死に至るという毒。だからエレンやボマーなど、好んで組織にいるわけじゃない者も、組織から離れられない。そこで頼みの綱が解毒剤の開発を進めるドクターだ。ドクターはついに解毒剤を完成させ、希望の光が見え始める。ルパンたちはそういった一部の勢力と共に戦っていく。悪人は悪人同士で裏切り、裏切られの怒涛の展開があり、見応えがあったし、エレンの「ちょっとの間だったけど自由になれた気がした、ありがとう… ルパン」っていう事葉には感動しちまって…。もう一つ言っておかなきゃならないのが声優陣。脇役まで含めてみんなが適材適所でいい仕事をしていた。クリカンも珍しく?渋く演じきったし、何より内海賢二、津嘉山正種、両人の存在感だな~、素晴らしい。ルパンのTVスペシャルではかなり上位に入る。(といっても、大した数は見てないが…) 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-04 19:00:32) |
11.私の中では「カリオストロの城」と双璧を成す、ルパンシリーズの最高峰。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-01 03:51:25) |
10.《ネタバレ》 ルパンの知られざる過去が分かる作品。 【哀しみの王】さん [インターネット(字幕)] 10点(2007-03-31 13:24:39) (笑:1票) |
【ギニュー】さん [地上波(邦画)] 4点(2006-09-17 00:31:18) |
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8.《ネタバレ》 シリーズ誕生30年を記念したテレビスペシャルで、いつもよりも力の入った作品になっていて、名作にしようというスタッフの意気込みもわかるのだが、なんか全体的にシリアスで暗い感じで、爽快さに欠ける印象。敵であるタランチュラのボスであるコルドーの極悪非道ぶりや、メンバーに毒を注入して、その毒を抑える効果のあるガスが出ている本拠地の島から出られなくするという設定自体は良く、ルパンたちがいかにして体から毒を抜いて島を脱出するかが見どころになるのだが、解毒剤を作っている医療担当のドクターが実はという終盤の展開が何かありがちで、ラストにヒロインであるエレンが死ぬというのもなんか予定調和に感じてしまったのがちょっと残念。それに、ルパンの過去をテーマにしているが、それもこのシリーズにはありがちで、逆にルパンの過去のエピソードを描く作品がシリーズ通して多すぎる気がして、これはパラレルワールドとして見るしかないのかなあと思ってしまうのも正直なところ。それとあと、解毒剤に関してはそれでいいのかと思うような終わり方にはいくらなんでもいい加減さを感じずにはいられなかった。ゲスト声優陣に関してはセカンドの1エピソードに出演して以来の内海賢二が演じるコルドーはやはりはまり役で、この人が演じるからこそコルドーの極悪非道ぶりに説得力がより増している。ドクター役の津嘉山正種も味方を装っているときと正体が露見してからを見事に演じ分けていて安心して見ていられる。(逆に悪役のイメージのある津嘉山正種が演じるからこそドクターの正体に意外性がないのだが。)エレンを演じる篠原恵美が歌うバラード調の主題歌はけっこう好き。ちょうど、リアルタイムで見た二本目のテレビスペシャルで前作も次作もゲストヒロイン役の声優が主題歌を歌っていたため、それがシリーズの恒例だと思っていたことを覚えている。(2018年11月16日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2005-05-24 18:07:39) |
7.結構不評だが個人的には好きかな。不覚にも感動したし。ただ解毒剤は?という疑問が残ったけど・・・まあいいか。 【諸星わたる】さん 6点(2004-03-06 02:50:46) |
★6.過去のエピソードとの絡め方が無理やりな感じで、設定のための設定という印象が強いストーリーでした。ラストでルパンをかばってエレンが撃たれるという、お約束過ぎる展開にも失笑。次元や五右衛門、不二子、銭形がほとんど活躍しないというのもお粗末。何のためのルパンシリーズなんだか。絵や動きも雑。で、結局、解毒剤はどうなったんだ? 【FSS】さん 3点(2004-02-06 15:10:27) |
5.《ネタバレ》 わりと悲劇的なストーリーが、わりと好き。ルパン達は、ちゃんと解毒できたのかな。まさか死んでないよな。不安の残るラストでした。すっきりしません。 【IKEKO】さん 5点(2004-01-24 03:15:24) |
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3.ルパン三世TVスペシャル第9作だったか。ルパン三世のアニメ化30周年を記念し製作された作品ですが、非常に印象が薄い作品だった為もはやうろ覚えです。ワルサーP38を主体としたストーリー構成でしたっけ…ね。ちなみに、ワルサーP38(Walther P38)と言えば、その外観が魅力的。銃齢は高く、1957年から西ドイツ軍の制式拳銃として使用され、後のワルサーシリーズ(P5・P88)の習作拳銃としても有名。ただ、ワルサー社の拳銃は他社製に比べるとその精度が落ちる為、ルパン以外に好んで使う人は少ないでしょうね。そんなワルサーP38にホレこみ、従兄弟が譲ってくれると言うので、ホイホイ取りに行ったら…なんとルガーだった! 全然違うじゃん…(それでももらったけどね)。 【_】さん 3点(2003-11-10 19:28:14) |
2.ルパンは以前シルバーのワルサーを使ってたのか…てな感じの作品。ネタが無いのか、過去の設定は全て無視。 |
1.ネタが無いというか考えられないのか、過去をテーマにする手は止めて欲しい。設定から何から無視したような話が多いのは残念。 【ロカホリ】さん 5点(2003-11-10 01:56:44) |