205.「素直」に見ればいいのか、或いは「皮肉」として見ればいいのか、英国人リドリー・スコットの真意は如何に? 【STYX21】さん 3点(2003-11-26 21:29:49) |
204.戦争シーンに5点。なんつうか反戦ぽい作りでアメリカ人のための戦意高揚映画になってていやん。リドリー監督ならもっとドキュメンタリーっぽくやればやれたんだろうけど、ご時勢なんでしょうかねえ。 【拇指】さん 5点(2003-11-24 23:01:29) |
203.基本的に戦争モノは好きじゃないのですが昨日WOWOWで放送されていたのを主人が観ていたので私も。でも、あ~やばい、やばい、あの人やられるぞ、という予感がすると見てられなくて席を立ったりしながらの鑑賞でした。 観終わって思ったことは、このソマリアへのアメリカの軍事介入というものはただただ人が死んだだけ。アメリカの高慢さが出ていましたね。 気の毒なのはソマリアの市民と命令に忠実に任務を遂行しようとした米兵士たち。リドリー・スコットはやはりイギリス人だからでしょうか、アメリカを正当化しようとするものは感じなかった。「ソマリアでの出来事はこうだったんだ、あなたはこれをどう思う?」と問いかけられてるようでした。度々思うことだけどリドリー・スコットはアーチストタイプの監督さんですね。キャストがよかった。次々と出てくるひいきの役者にワクワクしました。ジョシュ・ハートネットはその中には入ってないけど。 ずいぶん前に投稿したのを無作為にツラツラ見ていました。 この映画のどこをどういうふうに観たら「アメリカ万歳」になるんでしょうか。これってすごく真面目に戦場の兵士たちを描いていると私は思いますよ。 「プライベート・ライアン」はあんなに絶賛の嵐の高評価なのに・・・あっちこそ第二次世界大戦を題材にしたふざけた戦争娯楽作品と思う私がおかしいのかしらん。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-11-24 22:45:14) |
202.いやはや、なんとも凄まじく、まさに混戦を描いており、ストーリーもなにもぶっ飛んでしまってます。米国はソマリアのために介入しているに、そのソマリア人に、死亡した米兵士が晒しものにされるというあの有名なシーン。実際、国連軍はソマリアでいろいろしてしまったみたいで、極めて強い反感を買ったことは周知のこと。軍事介入がいかに難しいか強く伝わってきます。今般の自衛隊派遣についてはちゃんと議論が要りますね。 【ぴよっち】さん 8点(2003-11-24 21:52:29) |
201.レビューをいくつか読ませてもらったら、ソマリアの人をエイリアンに見立てたとか、アメリカ万歳映画と言う人がいたけど、映画って見る人によって感じかたが違うんだなーと思いました。・・・自分は『プライベートライアン』ですら物語性が強くて、後半はしっかりとした意味のある死を演出してたけど、この映画で意味のある死なんてなくて、これが戦争なんだ・・いや、本当はもっと悲惨なんだろう・・って思い、怖さと虚無感でいっぱいになった。ラストのジョッシュの語りは蛇足に感じたけど、自分に戦争そのものを感じさせ考えさせてくれた一本。 【ウメキチ】さん 10点(2003-11-21 13:32:57) (良:2票) |
200.《ネタバレ》 先日西アフリカの少年兵を主人公にした本を読んで激しい衝撃を受けた。そこはまさにこの世の地獄。あまりのことに泣くことさえできなかったし、どうするべきなのか見当もつかなかった。内戦に翻弄される貧しいアフリカ諸国の事情は非常に複雑で予測が難しい。そんな国のひとつであるソマリアに軍事介入したアメリカ兵のお粗末な作戦を描いたこの映画、レビューを読むとブッシュ大統領が好きな映画だとの事だが本当なのか?だとしたらやはり彼はサイコヤローだとしか思えない。とにかく全編休む間もなく銃撃に継ぐ銃撃に継ぐ銃撃。見終わっても耳鳴りがする程の絶え間ない銃撃、話しはそれだけである。「こんなんなっちゃって一体どうやって収拾するんだよー!」と見ながら疲れ果ててしまったが、結果は何の成果もなし。ただ殺し合って撤退しただけである。この馬鹿々しさ。大げさなドラマもヒューマニズムもない分むなしさや恐ろしさが強まり、リドリー・スコットの意気は感じるが、映画として面白いかと言えば面白くなかった。ただ、小泉総理はこの映画を見て自衛隊を派遣するってことはどう言うことなのか良く考えろ!と思った。これ見て逆にヤル気になるようなサイコなら辞めさせるべきでしょう。とても命は預けられない。 【黒猫クロマティ】さん 6点(2003-11-21 11:29:38) (良:1票) |
199.アクション映画としては超1級だと思います。CGや合成も多用されてるとはいえ、よくここまでの映像を撮ったなぁと、圧倒されました。ただ、内容的にはあまり好きにはなれません。普通の映画だったら、物語上『目的』に向かって進んでいくものですが、この映画では作戦開始早々に「目的」が分からなくなってしまいます。客はもちろん、登場人物たちすら「ところで今どうして戦ってるんだっけ?」と思うんじゃないでしょうか。「だからダメ」だとはまったく思わないし、むしろ面白いと思うんですが、ラストの台詞で興ざめ。「仲間のために戦う」「英雄になりたくてなるんじゃなく、結果としてそうなる」って、ちょっと耳を疑いました。ただ感傷に浸ってるだけじゃん。最初に「ソマリアの一般市民の飢餓を救う」とか言ってたのは何だったの?そんなことは現場を知らない青二才が考える役に立たないお題目でしかないのか?確かに理想主義かもしれないけど、それを失ったら終わりだと思います。自分には「戦争言い訳映画」にしか見えませんでした。監督の「答えはあえて提示しない」というのはズルい~。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-11-17 22:05:12) |
198.とてもよい映画だったので、つい「楽しかった」と言ってしまったが、決して楽しい内容ではない。見終わった後のやるせない気持ちが、戦争をよりリアルに表現していた証拠だろう。アメリカの武力行使に関しては賛否両論だろうが、最前線の兵士たちは任務を忠実に遂行していく。私たちのような平和にどっぷりとつかっている人間の世論とは関係なく、まぎれもなく映画で描かれている戦場が現実に存在した。何の意味がそこにあったのか、戦争とは何なのかを問うという意味では、この映画の価値はあるのではないか。それほどリアルに戦場の悲惨さが表現されている。内容は?という意見もあったが映画に面白さやストーリーを単に求めてはこの映画は語れない。敢えて言うなら、人物を把握しずらいので次は吹き替え版で見てみようかと思う。とにかく良い作品。 【めんず】さん 8点(2003-11-17 21:06:36) |
197.《ネタバレ》 ソマリアの街は迷路のように入り組んでいて、いつ撃たれるか分からないという恐怖感がよく出ていた。映像のこだわりには定評が有るが、ヘリの墜落シーンは本当に迫力が有る。 非常に生々しく戦場を描いていて、特にソマリアの民衆がアメリカ人の死体を無惨にもてあそぶシーンは心苦しかった。この作品は、どんな戦争にも介入するアメリカへの警告をメッセージとしたものなのだろうか? 個人的には、ソマリアにしてもイラクにしても、どこの国も介入しないで放置することの方が問題であり危険で有ると判断したい。アメリカを非難する必要は無いと思うのだが・・・ 。ソマリアから中途半端に撤退したことの方が問題有りですね。 【おはようジングル】さん 5点(2003-11-17 18:29:33) (良:1票) |
196.自分たちの都合で勝手に他国に軍事介入したアメリカの行動を正当化するという、とんでもない内容なわけですが、極限状況に置ける人間ドラマとしては多少は見る価値もあるかも知れません。空撮の絵が出ますが、位置関係がわかりにくく、どこで何が起きているのかを把握するのが難しいので、地図でも見ながら確認しないといけないかもしれませんね。 <2003年12月13日追記>イラク戦争のクラスター爆弾での死者推計が1000人というレポートがありましたね。ソマリアにアメリカが軍事介入したのは、本来虐待されていた少数民族を"解放"し、民主主義的な政治を樹立するためだったわけでしょう。今回のイラク戦争にしても、戦争中よりも戦後の方がアメリカ軍の死傷者が多いわけだし、それに巻き込まれた他国の死者もたくさんいるわけです。自分で引き金を引いたからは、責任を持って最後まで対処して欲しいものです。このソマリアのように途中で放棄するのではなく。「我々は不正と戦うために、こうやって血を流していろいろとやっていますよ」というアピールのために映画が利用されるのはうんざりですね。ということで、1点減点します。 【オオカミ】さん 5点(2003-11-16 17:26:12) (良:1票) |
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★195.《ネタバレ》 「何物も残すな。」の命令がリスクマネジメントを欠いていた悲劇ですね。素人が鉄砲撃つだけだから防弾チョッキで充分で、死体でも残した日には蛮人の餌になってしまい、家族に説明がつかないとの意識からの指令だったのでしょうが。多くのソマリア人には市場の真中で突然戦闘が始まりおろおろしていると空から機銃弾の雨が降ってくると言う悪夢の日だったでしょう。結局は一人だけ傷ついて捕虜になった操縦士とソマリア人の指導者の一人とのベッド脇での対話だけが救いです。欧米流のスタンダードが普遍性を持たないことの啓蒙にはならないのでしょうが。 【たいほう】さん 6点(2003-11-11 17:31:44) (良:1票) |
194.ほぼすべてが戦闘シーンなので、好みが別れるとは思いますが私は結構面白い作りだなぁと思いました。 【ばん】さん 8点(2003-11-11 16:55:51) |
193.パールハーバーといい、この映画といい、アメリカのクレイジーぶりはほんと恐ろしいのひとことです。 ソマリア人がまるで殺しても殺しても沸いて来るゴキブリのように描かれていたのがすごかったね。ゴキブリはいくら殺してもべつにかまわないんだよね。ラストの感傷の浸り方などもう完全なギャグ。ブラックユーモアかと思っちゃいました。 まあ呆れました。 【ウェルテル】さん 1点(2003-11-11 11:38:39) (良:1票)(笑:1票) |
192.のっけから息つく暇もない戦闘シーンが30分続く「プライベートライアン」と違って、始まりから約45分間、「静」のシーンが続きます。アメリカの特殊部隊がソマリアで特殊任務につく。すぐに終わるはずの作戦が・・ 45分過ぎからは息つく暇もないシーンの連続。ヘリコプター「ブラックホークダウン」が撃墜され(この時、灰色に変わった画面は衝撃でした。)、アメリカの兵士たちが、民兵に囲まれる・・ スローモーションやモノクロのシーンを混ぜて、淡々と「そこ」で起こった事を描いていく様はすごい・・ お涙頂戴のシーンはあまりなかったのですが、暴徒に囲まれる中、弾が尽きた兵士(?)が「妻と子供の写真」を握り締めるシーンにはちょっと涙目になりました。 【ムレネコ】さん 6点(2003-11-09 16:39:26) |
191.戦闘の描写が真に迫ってました。ただ、めまぐるしい展開で人物が特定できず、消化不良。ソマリア人の描写には閉口してしまいました。あれじゃ、射撃ゲームの雑魚キャラのようです。せめて台詞に字幕くらいはつけて欲しかった。 【犬】さん 6点(2003-11-09 01:03:03) |
190.ごちゃごちゃしすぎて誰が誰だかわかりませんでした 【かさぶた】さん 3点(2003-11-08 20:28:04) |
189.これはきっと『戦国自衛隊』のリメイクでしょう。え!違うの?まさか! 壮絶な戦闘シーンは確かに観モノです。が、正直、劇場の大スクリーンで観ても、まあこんなもんかなあ、との印象。戦闘シーンのスゴサを売りにしてただけに、もしやついに『プライベート・ライアン』を超える映像に出会えるのか、と期待が膨らみ過ぎたせいだとは思いますが。あと、当時現場が大混乱に陥っていたことはよく伝わってきますが、観てるこちらまで混乱しちゃったかな。それぞれのシーンが街のどの辺で、事態がどう推移していってるのか、ドキュメンタリータッチで全体をもう少し立体的に見せてくれたら、群集劇にさらに強烈なリアリティが加わったのではないかという気もします。とまあ、いくつか要望はあるのですが、これはこれでスゴみのある映画には違いありません。ただ、一番残念なのは、リドリー・スコットには陰や闇の描き方を期待してるのに、この映画ではイマイチな点(夜明けの薄明のシーンは、本当に夜明けに撮って欲しい)。 【鱗歌】さん 7点(2003-11-01 02:12:27) |
188.戦争、というより殺戮が何たるかを教えられた気がする。市民に虐殺されたアメリカ兵も、機銃掃射で死んだソマリア兵も、等しく悲劇的だった。これからも戦争は起こり続るだろうし、人は人を殺し、人は人に殺される。それをただ傍観者としてしか見ずに悲しむしか術はないのだろうか。胸が締め付けられる思い・・・。せめてこれだけは忘れずに生きていきたい。 【ガーデンノーム】さん 7点(2003-10-31 00:08:34) |
187.戦争映画やアクション物にちゃんとしたストーリーは要らない! 偉い方にはそれが分からんのです!! 戦争映画に必要なのは爆発や血。ストーリーなど、そこに行き着くための道標でしかない。よって高得点。残念なのはこれをビデオで見てしまったこと…。映画で見ればよかった…。 【九】さん 9点(2003-10-22 23:41:51) |
186.ラストでヘリから機銃掃射するシーンが爽快です。それまでの市街戦もどきどきはらはらです。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-10-19 00:58:11) |