209.観終えた後、あらすじを回想すると、飛び抜けた印象はないんです。なのに、めちゃくちゃ面白かった。何故なんだろう? 【kntr】さん 9点(2003-06-22 16:36:37) |
208.名作かどうかを語る以前に、自分(女なんだけど)の中のオヤジ度をしっかり確認してしまいました。思春期の娘の父親への過敏な反応にはイライラさせられたし、妻の常軌を逸した行動も理解できない、というか理解しようという気力も萎えてくる。もちろん自分が家族から逃げてることも十分承知なんです。そんな時にあの同級生。性格悪くても魅惑的なんだからしょ~がないやん!とつい納得してしまいました。バラが効果的♪ラストで少し微笑んでいたあの顔。彼に悔いはなかったんでしょうね。 【Rei】さん 7点(2003-06-19 22:43:44) |
207.はじめは何だコレ?ってかんじで途中でみるの止めようかと思った。でも最後まで見ると、なんともいえない切ないような悲しいような、ちょっとジーンときてるような、例え様のない変な気分になったので、もっかい見てみる気になった。2回3回・・・何度でも見る気になりました。レスター、妻、娘、娘の友達、隣の男、その妻、その息子、みんな悲しい。ただ、レスターがまるで我に返ったように娘の友達を抱くのを止めたところから、映画のテンポが変わる。普通の映画なら何の珍しいこともないシーンにすごく感動してしまった。レスターが愛しそうに家族写真を眺めたり、娘が幸せかどうか聞いたり、死ぬ間際娘や妻を想ったり。レスターが死んだあと余韻を長引かせることなくサッと終わるし、音楽だって泣かせる気まるでなしの淡々とした変なのだし、あとは自分で考えなって感じで、あてつけがましく無くて良い。 【ジュモSP】さん 9点(2003-06-19 19:26:16) |
206.ケビン・スペイシーにとっては新境地開拓になったのかな?、自分は『こんな役もやっちゃうの?』って感じがして、あまりのエロおやじ振りにかなり退いて観ちゃいましたけどね。黙々と身体を鍛えているところなんかは頭の中のカイザー・ソゼが本当にフッと消えそうでしたよ~。ところでこの作品って『ガープの世界』を意識していませんかね~、ガープで描いていたもの全部出て来ますし・・・。 【眼力王】さん 7点(2003-06-19 17:50:19) |
205.観たいなあ~と前から思っていたものの、これまで観ることはなかったけど・・・・。作品の出来や雰囲気はかなり良くて楽しめたけど、なぜこの映画がアカデミー賞とったのかがわからない~。アカデミー会員の人は何をみいだして選んだのかなあ?でも、ケビン・スペイシーは素晴らしかった!!どこかの町にいそうな感じでキュートだった!とりあえず満足、満足☆ 【大根サラダ】さん 8点(2003-06-19 17:07:48) |
204.私にはこの映画の良さがいまいちわかりません。若者向けではないのかな~って感じました。友達と一緒に観に行ったんですが、私も友達もかなりひいてしまい、感想を口にしませんでした・・・。 【きらり】さん 1点(2003-06-19 11:17:43) |
203.良くも悪くもないといった感じ。ただやっぱり日本人にはちょっと難しい映画ですね。アメリカ人の知人はこの映画が大好きで私はどうしてそんなに好きなの?と聞いてみると、「この映画のように、夫婦関係がうまくいってなかったり、父娘の微妙な関係や、ご近所トラブルがアメリカでは特に日常茶飯事で、やけに現実的なところがアメリカ人には受けるんだよ。この映画が公開された当時はみんな、なんて素晴らしい映画なんだ!と映画館に殺到したくらいだったよ」とのことでした。う~ん・・・私の意見としてはあまりに現実的すぎて少し目を逸らしたくなるような感覚で見てましたけどね。あと、なんか性的なシーンが多かったですね。ちょっぱなからケビン・スペイシー何やってるんだよ!とツッコミたくなりました。。 【未歩】さん 6点(2003-06-18 23:07:23) |
202.すごく面白かった。あの家族の壊れっぷりに、見事にはまってしまいました。冒頭からずっとテンポが早かったけれど、ラスト直前では違う映画のような幸せな雰囲気でした。そしてあの衝撃のラスト・・・不思議と悲しくはなかったです。逆に、あそこで死んだからこそ、幸せさが際立ったんじゃないかと思いました。けど本音を言うと、やっぱり家族は仲良くしてほしいなぁ。 【鉄男】さん 8点(2003-06-18 20:55:43) |
201.う~ん。アカデミー賞作品? いいにはいいけど!ケビンの男優賞だけで十分だと思いますが。 【桃の木】さん 8点(2003-06-18 20:49:47) |
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【phantom】さん 4点(2003-06-18 17:12:06) |
198.哲学的なので、人に勧められるかというと、自分と共感出来る人には・・・というところ。アメリカっぽい、アクション、ラブシーン、コミカルの3拍子でなく全体的に淡々としてて妙にフランス映画っぽかった。平凡な日常、表面だけつくろている世界で、背徳的な欲望が鎌首を上げる。全てを手に入れたかのように思えたとき、欲情した女が虚像であったことが判る。妖美な女に見えたそれは、背伸びしてただけの少女でしかなく取り憑かれたかのように追い求めた後に残ったのは・・・背徳的な欲望に陥りやすい今の世を描いた作品で芸術的にはすばらしいとは思う。でも、面白いかと言われると単純な感動モノの方が好きなだけに少々退屈はしてた。 【シトラスティー】さん 8点(2003-06-18 15:35:43) |
★197.冒頭から ストーリー的には 余り好きじゃなくて ケビンスペイシーが好きなので ズーッと我慢強く見たんだけど ラスト近くの これからと言う時に 少女が 初めてだと知って 何もせず 女の子を優しく見つめる彼の表情に ビューティーを感じたヨ。この 少し切れ気味の中年のとっつあんにだって、劇中でも言っているように その昔 今では、口をきけば喧嘩っか出来ない妻との間に 素敵な思い出が有ったんだよ。だからこそ 自分を変えるきっかけを作ってくれた、彼にすれば 突然 降ってわいた女神の様な彼女の"初めて”が こんな"中年のジジイ”(私からみれば 十分すぎるほど素敵なんだけどね!)では 申し訳ないと・・・そして まるで こわれやすい卵を 真綿でくるむよう 優しくブランケットを掛けるケビンが まさしく ビューティーちゃぁぅん ちゃう...。 【うみ坊主】さん 6点(2003-06-18 10:17:35) |
196.む・・・これでアカデミーとはちょっと納得がいかない。アメリカの家族の問題を描いているのかな?なんかオタクな人があまりにも多い・・・ 【ピース】さん 6点(2003-06-18 08:39:34) |
195.奥の深い、考えさせられる映画でした。表現方法は賛否両論ありますが、正常、異常とは何か?ほんとうの幸せとは何か?を観る人に痛烈に語りかけている映画だと思います。また、競争社会をマジメにがんばって生きている人には理解し難い感性の映画と映るかも知れませんが、本当はそういう人達にこそ観て貰いたいんでしょうね。主人公が死ぬ寸前に回想する日常の何気ない風景。泣かせます。 【lafish】さん 9点(2003-06-18 02:50:52) |
194.うわべの生活を脱ぎ捨て、本性を現して生活しはじめる家族と得体の知れない周りの人々が面白くてストーリーは飽きずに楽しく見られたかな。ただ、見終ってあまり印象に残るような作品と感じなかったのも事実。オスカーを取ったケビン・スペーシーと隣の少年の演技はよかったね。 【だっち】さん 7点(2003-06-18 01:12:32) |
193.紅色の使いどころが効果的、タイトルだから当然か。 男性俳優陣の顔の表情が印象的だが、TVでもう一度観たらあの「アネットの足」に笑えなくなっていた、あれが心情。彼女の各所の歩き方さえ表情、キレ具合も巧い。父がオトコになるのを嫌う娘役の彼女もスゴイし。 「普通なふりした偽装」「頼りのなるの自分だけ」、あんなに極端に走らずとも、日常に思い当たる所多すぎて”ブルーな安心感”に浸ってしまった。 【かーすけ】さん 9点(2003-06-18 00:57:17) |
192.見始めたときは家庭崩壊を描いた暗い映画なのかなぁと思いました。そして、この映画を見ているうちにどんどん他人事ではないような、もしかしてほんのささいなことで私の家庭も崩壊が始まるのかもしれないと思い心配になりました。ラスト近くで主人公が家族の写真を見つめ優しい表情をしているシーンがあるのが唯一の救いかもしれませんね。 【はがっち】さん 8点(2003-06-18 00:40:36) |
191.すごい賛否両論だ・・・!まぁ万人うけする映画じゃないとは思いますが。私は大好きなんですよねこの映画。今回観たのが3度目なんですが、飽きません。でもこれってアメリカでのみうけたんだって意見が多いですけど、そうでしょうかね? 私は日本でも充分通じるのではと思ったんですが。あんなふうに理想像を追い求めることに人生を費やしてしまっている人も最近は多いような気がします。完璧な家族像の中に殺されてきたお互いの「個」が爆発する過程はすがすがしいとすら。あの晩餐シーンで、娘が呆然と「パパが壊れた!ママも壊れた!」みたいに見つめてる表情が面白い!それに、一度男性として「個」に戻っていったケビン・スペイシーが、ラストで娘の幸せを問いかけるシーンは胸にきました。娘の友人が○○だと知ったとき、自分の中の父親の部分が頭をもたげたんでしょうか。人間として幸福に満ちて死んでいった彼が実に愛おしい。彼に限らずこの映画に出てくる人たちは皆どこか壊れていて、それがなんとなく愛おしいんです。ラストは妙に感動してしまいました。しかし本当にケビン・スペイシーは上手い・・・。脱帽。オスカーは当然。作品のほうも、これがアカデミーをとったのはなんとなく嬉しいです。あ、あと音楽がみょ~に好きです。べた褒めだな(笑)。 【アルパチ夫】さん 10点(2003-06-18 00:21:54) |
190.この作品は近年のアカデミー賞作品賞受賞作の中で、イングリッシュ・ペイシェントに並んで、ふさわしくないと捉えられそうな作品だと思う。しかしながらこの作品は適度に奥が深い。単純に言えば、大人向けの作品でありながら、若い感性も巧みに採り入れているし、死という重い結末を持ちながらも、作品全体はそうした結論を予感させながら、しかし重くなり過ぎていない。むしろ浮揚感さえ持ち得ている。この作品が受賞したのは、アメリカ人にとっての現実感が伴っているからなのであろうが、私にはくるまを高速で跳ばしている時に、百分の1で起き得る事故を許容できる様な気分になることへの共感に近い。歴史に残る傑作とは思わないが、CGを用いない作品で、時代を切り取り得た作品として、人々の記憶に残るものと考える。 【ももんが】さん 9点(2003-06-17 23:59:28) (良:1票) |