137.独特な世界観。空耳なんて不確かな物を信じて野球場まで作ってしまう主人公。そして昔の名選手がまた出てきてプレイしてくれる。これって野球好きには最高の出来事ですよ。自分は野球好きなのでこういうシナリオがとても嬉しかったです。それに野球の良さを物語るシーンの他にも感動するシーンがたくさんあります。こういうの好きです。 【ビスケ】さん 8点(2004-01-22 17:55:48) |
136.今から10年以上前、ハタチくらいにこれを観て、人に見られたくないほどに号泣した映画だった。だから今は怖くて見返せない。一昼夜くらい泣くか、猛烈に幻滅するかのどちらかだろうから。 【クルイベル】さん 7点(2004-01-21 15:48:19) |
135. 野球を愛する大人へ向けられた素敵な童話です。 【映画の味方】さん 8点(2004-01-19 20:17:19) |
【コナンが一番】さん 5点(2004-01-15 15:13:34) (笑:1票) |
133.主人公の同世代、35歳以上の男性しか良さが分からない、という作品ではないと思う。だってこの作品は、11歳の頃の私の心の琴線にだって突き刺さった。ラストシーンの美しさでは、この作品は私の中でベスト5には間違いなく入る。全てが救われたような、赦されたようなカタルシス。これは野球映画ではないです。夢見ることの大切さを説いたものでもない。これは人生で1度も馬鹿をしなかった大人たちの為の御伽話。大多数の人間は、「堅実」という名の、賢明でありながらも狡猾な保身に生きる。それは良識的な欺瞞と諦念だ。この作品にはそんな、負け戦に臨まず、結局安全圏から出ることもなく、堅実な人生を送った人々への辛辣な慰安がある。負け戦に望んだ主人公の姿は、堅実な人生を歩んだ人の心にほど、響くのではないかと思う。たまに部屋の棚の奥から劣化したビデオを引っ張り出す。良い作品だと、今でも思う。考えてみたら子役のギャビー・ホフマン、1982年生まれの、今は立派な大人の女性。月日の流れるのは何と早く、人生はなんと短い。初めて観てから、あっという間に15年も経つ。 【ひのと】さん 10点(2004-01-12 22:42:53) (良:4票) |
132.ベース・ボール、アメリカ、父の夢。決して野球ファンのための作品ではありませんが、父親とうまくいかなかった人、特に、40歳以上の男性野球ファンにはたまらない作品でしょう。不思議な出来事と、夢を叶えることなく挫折した実在の名プレーヤー達の思いを通して、人の心の奥にあり、普段は気づかない感情やこだわりと、父親と息子の関係を感動的に描いています。ひとに歴史ありで、どんな人でも、色々な思い、悩み、夢、喜び、愛、挫折、後悔などがあったはずです。父はどうだったのだろうか。普段、父親としてしか見ていないけれども、若い頃は、何に熱中したのか、何が夢だったのか。元気なうちに、そうしたことをお酒でも飲みながらゆっくり、話したくなります。私の父はすぐ酔っ払いそうですが。 【パセリセージ】さん 9点(2004-01-12 21:49:21) (良:1票) |
131.《ネタバレ》 この映画についてあれこれコメントするのは野暮だとわかっていながら 皆にわかって欲しくてダラダラと書きます。 まず、コレは野球の映画ではないと思う。。 野球は重要なアイテムにはなっているがひとつの手段でしかない。 これは冒険や奇跡を通じて自分の生き方を見つめ直す映画だ。 昔見たときは単純にいい映画だなあと思ったが、 調度主人公と同年代になってまた見ると少し見方が変わってくる。 主人公は母親が3歳で死に、男手ひとつで育てられる。 但し、思春期になり父親に反抗し、そのまま死に別れる。 36になって「何も冒険せずに年老いていった父親のように成るのが怖い。」 「何かをやるなら今が最後のチャンスだ」 という父への反発心から夢を求めて野球場を作る。 ここでは確執のまま死に別れた父に対する後悔はなく対抗しかない。 野球場は夢を果たせず死んだ人間達の天国となる。 主人公の冒険が奇跡を生み天国を創造したのだ。主人公は 旅を通じて父親に優しくしてやれなかった自分を後悔するが、 最後に野球選手になる夢・希望にあふれる若かりし父 が登場し、自分の挑戦が父の夢を実現していた事を知る。 会わせられなかった自分の家族を紹介し、 思春期に拒否していたキャッチボールをする。 で、死んでしまった若かりし父と交流する。 女性にしてみれば奥さんがあまりにも理解があって 男の身勝手な映画と思うかもしれない。 (「未知との遭遇」でダンナの冒険に奥さんが 呆れて家出するシーンがあるがそれが本音だろう) でもコレは中年男の冒険が奇跡を生み、皆の夢を実現し、 親の夢を実現する映画だという事を理解して欲しい。 幸い私の両親は健在である。出来る限り優しくしてやろうと思う。 この映画を見てあらためてそう思った。 |
130.《ネタバレ》 若い人には分からない映画かもしれない。しかし、主人公と同じくらいかそれ以上の年齢の方なら、きっと心に響いてくるものがあるはず。失ってしまった夢、仲違いしたまま死に別れてしまった父。それが心の中にわだかまり、しこりとなっていく。もしそうした過去ともう一度向かいあい、おりあいをつけることができたなら。それをこの映画ではすてきなファンタジーとして描いてくれました。野球映画ではありません。頭で、理性で見てはいけません。あなたの心の奥底にある魂で感じるように見てください。 【駆けてゆく雲】さん 9点(2003-12-31 21:02:42) (良:2票) |
129.ケビン・コスナーの気持ちの流れがまったく見えない。意味わからない。普通そういう空耳が聞こえたから言われた通り作っちゃうか?色々起こるおかしなことみてあんなすぐ理解するか?客の気持ちを気にせず勝手に話し進めるな! 【野次られLOW】さん 2点(2003-12-31 19:12:08) (良:1票)(笑:1票) |
128.随分前に飛行機ん中で観ました。ん~自分はいまいちだったね。 |
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127.初めて映画館で観た時は7点程だったが、殆ど会話した事が無くあまり好きとは思えなかった父親が死んだ後しばらくして見たらラストで号泣してしまった。この映画のとおり理解することが出来なかった自分の父親にも青春があったのだと思った。子供や他人の前では出せない色々な苦労や悩みがあったのだと思った。闘病中から最後までそれを俺の前では全く見せなかった父親は男だったのだと初めて思った。出来れば父親の青春時代に友達として出会い、将来の夢や恋愛について話してみたいと思った。(40歳) 【カスミン】さん 10点(2003-12-21 22:44:11) (良:3票) |
126.すごいええ話やん、さよならゲームとは大違い。もう一回見たいねいつか。 【タコス】さん 8点(2003-12-21 19:28:41) |
125.アメリカ人て野球すきなんだね。すごく素朴でいい映画。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-13 01:02:02) |
124.当時、なんせ話題だったので期待して見に行ったのですが「それで?」って感じでした。僕にはこの主人公に共感できる要素がなかったようです。好きな人には申し訳ない。 【あばれて万歳】さん 5点(2003-12-12 14:02:49) |
★123.典型的マニア向け映画。野球が好きじゃない人が観ても何の感動も無いけど、好きな人なら「ブワ」っとくる。原作者はまあ、日本で言う山際淳二さんのような人。カットが未熟なためにもっと美しい映像構成に出来たのでは?という惜しさは残るが、相変わらずいい仕事をするホーナーも含め、実に素晴らしい映画だと思う。 【DeVante】さん 8点(2003-12-12 00:59:52) |
122.《ネタバレ》 私の周りにはこの映画が好きな人多いんですけど、サッパリ理解できませんでした。天の声に導かれて、突然球場を造ってしまう説得力のなさ。最後に出てくるのが野球選手という、自分とは縁もゆかりもない人々なのに、どうして共感できましょう。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 3点(2003-12-11 20:52:02) (良:1票)(笑:1票) |
121.評価が高いので見てみたのですが自分にはイマイチあいませんでした。野球好きなのにくやしいです。 【kure】さん 4点(2003-12-07 23:45:27) (笑:1票) |
120.評価の分かれ目は、夢のお告げに唆されてトウモロコシ畑を潰して野球場を作ろう、という不条理な発想が好きになれるかどうかでしょう。楽しんでこの世界観に浸るためには、ストーリーの整合性を求めてはいけないと思います。私はそういうの好きです。 |
119.「おとぎ話」の「おとぎ」度が強すぎて、ごちそうさま、な気分になった。野球、昔やったりしなかったからかなぁ。よく出来た映画だとは思う(フォロー)。 【中山家】さん 6点(2003-12-04 13:00:46) |
118.《ネタバレ》 予想に反して評価が低いのでもっと真剣にならなければと書き直しました。一見、男のロマンを描いているようですが、”ちょっと待って”と言いたくなります。私がこの映画が気に入っているのはケヴィン・コスナー演じるレイに共感するというのともちょっとちがう。まずなんといってもあの過去の野球選手たちですね。野球が好きで好きで、でもなんらかの事情で断念しなければいけなかった人たち。最初球場に現れたのは8人でした。八百長事件で球界を永久追放された選手たちなんだろうなと思い、胸がキュンとなりました。そして父とのことがずっと心に引っかかっていたレイ。「それを作れば彼はきっと来る」という声を聞き、球場をつくったレイ。最初彼というのはシューレス・ジョーだったのかと思ってしまうけれど「彼」とはレイの父なのですね。そこでオープニングの生い立ち、過去をコスナーが語る意味がわかる。この物語は野球に思いいれの強い野球ファンによる野球ファンのためのノスタルジックなファンタジーではない。レイの背景というものがとても重要なのだと思う。父と同じ年代になって初めて父のことが理解できるようになる、けれどその父はもうこの世にはいない。父に対して申し訳ないことをしてしまった、もっと語るべきだったと心のどこかで常にある想い。それがあの天の声となってレイを動かしたのではないでしょうか。あの声はレイの心の声と言ってもいいでしょうね。この夫婦は70年代に若者だったのですね。それまでの家庭のあり方が大きく変わり、反戦運動に身を投じ、社会の暗部を糾弾していた世代。アメリカン・ニュー・シネマの主役だった世代とも言えます。その若者たちが中年になったひとつの結論がこの夫婦なのではないでしょうか。 【envy】さん 8点(2003-11-30 20:42:32) (良:1票) |