★115.巨匠の作品=良作という先入観があるので、それを決め付けないように見ました。侍も百姓も表情が良いですね。渋いセリフがぽつりぽつりあってそれが好きです。百姓は何言ってるか分からないところが多々あったけどそれは何となくで理解。野武士はというと、突っ込んで右往左往するだけで大して暴れないのが残念。侍が村の子供に白飯を分け与えるシーン、あれは侍ズルいですね。侍達がGHQに見えました。そこがマイナス。でも白黒だとか昔の作品だとかふまえても十分面白く楽しめました。 【VNTS】さん 8点(2003-12-06 15:36:27) |
114.「荒野の七人」との評価論争があります。まあリメークと本家の関係は難しいモノがあると思います。世間的な評価は高いようですが、わたし的には「荒野の七人」の方がずっと好きです。なぜか?それは私が単純バカなので、内面の葛藤を淡々と描写する黒澤の手法よりも、動きで魅せるジョン・スタージェスの演出方法の方が理解しやすかったからだと思うのです。雨の中の合戦シーンは、モノクロの効果もあって迫力ある映像になりましたが、首魁である勘兵衛の悟りきった態度に感情移入できず、菊千代の頑張りを観ても、客観的に外から眺めているという感じで、戦国時代の村に入り込めない気持ちが強くあるのです。それに対して、"荒野"の方は、メキシコの村に入り込めた気がしました。ブロンソンやコバーンが仲間のように思えました。これは個人的な感情なので、仕方ないことだと思います。批判めいたことを書いているように受け取られそうですが、時代劇として客観的に楽しめる作品だとは思います(・・・って、こんなこと書くと、黒澤天皇に対する”不敬罪”ですかね(汗))。 【オオカミ】さん 7点(2003-12-06 01:26:45) (良:1票) |
113.《ネタバレ》 私も10年以上前に映画館で観ることができましたが、最高でした。村から離れた家を焼いてしまう。多数の安全のためには少数の犠牲も致し方ないのだ、という思想。最近ではまずでてこない。 |
112.これこそ、傑作中の傑作。映画館で見たら、震えるやろな。。。 【TU】さん 10点(2003-12-03 04:10:29) |
111.幸運にも数年前に劇場で観ることができた。キャラクター造型・ストーリーの運び・映像の力・テーマ性ともに文句のつけようのない傑作。また、画面の迫力もさることながら、劇場で観られた最大の利点は、中盤にある休憩時間にトイレに行けたこと。公開当時の人々と時空を越えて同じ時間をすごせる幸せを感じながら、用を足した。 【恭人】さん 10点(2003-11-28 14:44:04) |
110.この映画は、セリフが聞き取りづらいが、それすらも感じさせない 引き込む力を持っている さすがです。 【sangen】さん 9点(2003-11-28 00:49:53) |
109.これがあるから邦画を見捨てずにいられるんだ。色んなものの原点がある気がします。最後は雨、とびっきりの土砂降り。だからマトリックスの最後の戦いも雨なんだ。だからミフネ(三船)船長なんだ。つーか原点にして頂点です。 【TAIQ】さん 10点(2003-11-27 02:16:20) |
108.この作品は見る前からいろいろな予備知識を持っていた。とりわけ、雨の中での戦のシーンは「七人の侍」を語る上で必ずと言っていいほど出ていたので余程迫力があるのだろうと思っていた。いざ見てみると思っていたほどではない。しかし、映像から見てとれる迫力を越えるものがこの映画にはある。まず七人の人選からして惹きつけられる。そして何より対野武士の戦術だろう。見ていてゾクゾクする。戦術より大切なことが団結するためのコミュニケーションだったり、百姓達の士気を上げるための渇やリラックスさせるための談笑だったりとそのあたりの描写も心憎い。最後、百姓達は侍達に感謝してチャンチャンと終わるのかと思ったら、何事も無かったように歌いながら農作業に精を出す。そして勘兵衛の、勝ったのは百姓云々のセリフ。菊千代が泣きながらに訴えた、百姓とは云々のセリフが見事な伏線となっている。 【R&A】さん 9点(2003-11-26 13:37:48) (良:1票) |
107.噂には聞いていたけどほんとすばらしい作品だと思った。ストーリーも奥が深く、登場人物にも魅力があり、今の名作と言われる映画にもぜんぜんひけをとらない。この時代にこの作品が出来たという事もすごいけどこの映画があるからこそ、今時代の映画の繁栄にも繋がっているんだと思う。映画は面白いということをつくづく思わされたいい作品です。 【ばん】さん 10点(2003-11-17 16:50:19) |
106.全く古さを感じさせない映画。映画の映画らしい要素がぎっしり詰まってます。なおかつ面白い。圧倒させられました。こんなスケールのでかい邦画はあとにも先にももう無いと思う。 【コーラL】さん 10点(2003-11-16 20:56:38) |
|
105.《ネタバレ》 どろどろしていた。あの雨の中の戦闘シーンを筆頭に、人間同士のからみ合いも濃密。このどろどろは、やっぱり日本人ならではの「情」なのだと思う。ヨーロッパの映画にこういうのはないだろう。それから、人間の「恨み」のパワーに驚いた。結局一番恐いのは百姓だったんじゃないか。 【アイカワ】さん 9点(2003-11-15 11:52:40) |
104.志村喬のマネをして、考え事をする時、頭を撫でるようになりました。でも、なかなか良い考えが浮かびません・・。 【STYX21】さん 7点(2003-11-13 06:05:16) |
103.何度観ても飽きない。いつの時代でも通用する映画ですね。こんな映画はめったにないですよ! 【Φ’s】さん 10点(2003-11-12 23:22:26) |
102.《ネタバレ》 面白い!けどなんかいっぱい死んじゃうんすね。菊千代のとこは泣いた |
101.シンプル イズ ザ ベスト!本当にコレ、50年も前の映画なの!?ってくらい古臭さを感じさせない。風景とか綺麗なのにカラーで見れないのが惜しい。台詞で分からない所とかあったから、今度は字幕付きでもう一回観てみようかな。 |
100.今まで見た中で最高の映画。よくある時代劇のチャンバラものだと思っていた自分が恥ずかしい。合戦もリアルだし、心情描写、情景描写はもっとリアル。大抵の映画はつっこみどころ満載だが七人の侍はつっこむべきところがない。笑いあり涙あり感動ありで最初から最後まで飽きることがない。いまさらながら黒澤監督からとんでもないインスピレーションを得た。 【じゃじゃまる】さん 10点(2003-11-08 14:55:42) |
99.面白い。・・・のだが、無駄に長い気もしないでもない。別に、時間が長ければ大作ってわけでもないと思う。この映画には削れる箇所がないらしいが、それイコール面白いになるかというと疑問におもう。よって9点。 【のほほん息子】さん 9点(2003-10-31 04:23:13) |
98.最後のシーンの「今回も負け戦~~」の台詞が非常に印象的でした。 名作です。 【モモッち】さん 10点(2003-10-30 03:32:11) |
97.ディテールにいたるまで優れてるとこはあるけど、アクションの臨場感ある演出にはストレートに驚かされる。50年も経ったのに、これを超えたっていえるエンターテイメント映画出ないなー。 【ウメキチ】さん 9点(2003-10-28 23:19:47) |
96.邦画を毛嫌いしてましたが、この作品に限ってはすごく面白かったです。日本語で話しているのに音声が聞きづらかったために、字幕を目で追うという奇妙な事になりましたが良い映画でした。それにしても三船敏郎は役得ですよね。私は志村喬が一番好きでしたが。 【べんちゃんず】さん 9点(2003-10-28 18:29:12) |