149.松田優作と高倉健(あとガッツ石松)が非常に素晴らしく。この二人の前ではM・ダグラスなんてただのチンピラ刑事にしか見えない。邦画としてこういうのを日本で作れなかったのかなぁ、当時は。まぁ今でも無理か。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-18 16:42:07) |
148.《ネタバレ》 ああ、優作は外人にまじっても全然負けておらんのう、とそれだけで涙ぐんでしまうこの作品。なんだか優作の母親か親戚のような気分で見てしまう日本人。このあと洋画に何本か出られたらほんとによかったのにねー。命を縮めても、出演した価値は充分あった。リドリーもダグラスもぶっとんだであろう、優作の演技。高倉健を忘れてたけど、今回は忘れてもよいくらいに、優作よし。ところで「指つめ」はリドリーのSごころにぴったりのネタだったんですね。ともあれ優作以上にハリウッドで大暴れできる俳優さんはもういないであろう。合掌。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 18:15:14) |
147.《ネタバレ》 ハリウッド映画に「日本を描く作品って変なのが多い」って評があるけど、逆に日本そのままにちゃんと描くとチープに見えると思う。 日本の作品って空気感よりは、変になってもハリウッドな空気感を纏って欲しいと思う俺様ちゃんだったりする。 …で、サイバーに描かれたこのブラックレイン、美術的なセンスは流石だなーと思えた。 何よりも最初と最後に流れるあの歌がシビレるよ。 子供が居ても「自分は男を捨てたくないというロマンチストな野郎」には堪らない映画だと思うしね、本当に。 一番観たかったのは、撮影されたと言われてる「松田優作の死亡バージョン」…コレが凄く観たい。 リドリースコットの作品は悪役こそが主役で、悪役こそが凄く光ると思ってる。 特に80年代の作品ではそれが顕著ではないだろうか? 「エイリアンの未確認生物」 「ブレードランナーのレプリカント、ロイ」 「レジェンドの魔王」 …そして「ブラックレインの佐藤」 …これら皆、悪役だしね。 うーん、どうにか観れないものかなー。 それが観れたら俺にとってのブラックレインは完結するんだけど…。 【映画の奴隷】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-10 20:45:03) (良:1票) |
146.《ネタバレ》 あくまで主役はマイケル・ダクラスと高倉健なんだけど、松田優作の存在感がすごすぎて主役を喰っちゃってる。松田優作最後の作品。まだ生きてたらなぁ~と常々思う。 【湘爆特攻隊長】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-11-09 08:26:02) |
145.《ネタバレ》 この映画はロケ地大阪もよく映ってましたが、NYの下町や昔の博覧会跡地も写っています。 さらにSUZUKIのバイクがいっぱい出てます。(NYではなぜか主人公はHDのカフェレーサー、XLCRですが) 冒頭NYでの賭けレースで主人公に負けるバイクが現在の私の愛車です。SUZUKI車では一番長く写ってますわ。。。GSX-1100Fでっせ! 撮影隊が大阪駅前のヒルトンホテルのワンフロアを1ヶ月貸しきったのは北新地では語り草になっています。 いろんな意味で大阪が写っていて、富三郎兄ぃが名演技なので(セリフはガマン!)8点! 【亜輪蔵old】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-30 14:17:20) |
144.マイケル・ダグラスよりも高倉健よりも優作が数段カッコ良いし、完璧に主役を食っています。当時、彼は血尿を出しながら演じていたそうです。まさに命を削りながらの出演だったのです。遺作だと思って観ると辛くて泣けます。ラストシーンも凄く良かったです。 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-03 19:36:47) |
143.《ネタバレ》 この作品を最初に観たときは松田勇作のことなんか全然知らなかった。 日本人俳優なのか外国人俳優なのかもわからないほど、しかし逆にそれだけ日本人離れした存在感があったからだけど。 やはり作品中道頓堀など近所にあるシーンなどが使われていて微笑ましい、しかしアンディが首斬られる強烈なシーンは日本独特の怖さも感じられた。 マイケルダグラスの異国の地に独りで戦わなければならないというアメリカ人の不安とか苛立ちとかもよく描かれていたし、高倉健の渋い刑事役も見ごたえがあった英語はガチガチだったけど それぞれの演技が素晴らしくて完成度の高い映画で、監督は日本通だなと思う。 【ネス】さん [地上波(字幕)] 8点(2005-06-22 23:01:31) |
142.ストーリにおけるアメリカの安っぽさがあまり無くてよかった。佐藤を殺さなかったのは大正解。松田優作の仕草や動きがいちいちカッコいい。彼に興味が非常に湧きました。 【コン兄貴】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-13 04:49:35) |
141.《ネタバレ》 見るのは二十数年ぶりだったのだが、あらためて見ると内容としてはよくある刑事アクションの域を出ていないと思うし、主人公ニック(マイケル・ダグラス)の汚職警官としての一面ももう少し丁寧に掘り下げたほうがドラマとしても深みが出たと感じる。しかし、やはりこれがハリウッドデビュー作にして映画での遺作になった松田優作の存在感には今見ても圧倒されるし、初めて登場するニューヨークでのレストランのシーンもそうなのだが、やはりチャーリー(アンディ・ガルシア)を殺す駐車場のシーンの演技が初めて見たときと同様に物凄く印象に残り、きっと今でも存命ならば間違いなく世界的に活躍出来ていただろうにと思うと本当に惜しい。それに、演出面では日本人が見ても異国感のある大阪の街も印象的で、それでいて外国映画にありがちな日本人から見て違和感のある日本というのをあまり感じさせていないあたりにリドリー・スコットの手腕の高さを感じることができ、この2点のおかげで引き込まれ、最後まで面白く見ることができた。今回見るうえで不安だったのが、今となっては高倉健と若山富三郎の共演を東映任侠映画で何回も見ているので、そのイメージに引っ張られないかということだったのだが、全く気にならずに見れたのは良かった。この若山富三郎演じる菅井がニックに戦時中の空襲時の体験を語るシーンが印象に残り、「ブラック・レイン」というタイトルの元にもなっているのだが、このシーンをはじめ菅井が英語を喋るシーンは吹き替えになっている(今回見て気づいた。)のがちょっと残念。脇役陣の中では初めて見た時もそうだったのだが、神山繁演じる大橋部長の嫌味さが今見ても印象に残る。(2022年5月22日更新) 【イニシャルK】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-03-31 11:40:05) |
★140.松田優作については正直期待はずれでしたが、高倉健がその穴をしっかり埋めてくれた感じです。作品としての完成度はあまり高いとは言えませんが、バディものという点では個人的にかなり気に入った一本です。 【K】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-03-11 15:03:54) |
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139.見終わった後の清々しさは何ものにも代え難い良い映画ならではの特権。 この作品もまさにそれが当てはまる。 鬼気迫る(死期も迫ってた)松田優作の演技と寡黙で愚直な高倉健の演技。 典型的なアメリカ人を演じたマイケル・ダグラスとアンディ・ガルシア。 男同士の対立と友情を描いた汗臭い作品なんだけどなぁ。 まさに『ベイビーイッツオーライッ!!』といった感じで・・・ww |
138.未だに阪急百貨店の前を通ると、「ああここで松田優作とアンディガルシアが・・・」とか思ってしまうほどインパクトのある作品。それは、自分にとって馴染み深い場所が沢山出てくることと、矢張り松田優作の存在感の所為だと思う。この後、優作の訃報をTVで見た時には本当にショックでしばらくアタマの中が真っ白になってしまった覚えがある。もし今生きていれば・・・と思うと本当に残念。ま、さておき、ヤクザの子分、OK牧場にホタテマンにパチパチパンチにシェゲナベイベー・・・凄いです。 【ばたあし】さん 8点(2004-12-24 10:29:46) |
137.松田優作が怪演でした。なんかSFチックな大阪の街が印象的。 【きつま】さん 8点(2004-11-16 01:33:47) |
136.その後の松田優作の死というショッキングな要素を除外しても彼の演技には鬼気迫るものがあった(いや、病ゆえなのかもしれないが?)作品としてマイケルダグラスや健さんら主役級を完全に彼の怪演が喰ってしまい、全体として少々バランスが悪いことは否めないが、何かが突出することによる弊害というものを本来は否定するべきではないのであって、だからこそ世界に通用する新しいタイプの個性が生まれたのである。そういう意味においても彼の死はやはり残念でならない。名監督リドリー・スコットにして、「最高も悪役」の座をルドガー・ハウアーから奪い取った男、松田優作になら10点どころか100点ぐらい献上したい。 【るね】さん 8点(2004-10-28 02:04:29) |
135.当時の通勤途中で見かけたあの場所、この場所。スクリーンの中では妖しい魅力に溢れる光景で誇らしく思ったものでした。悪役好きの自分にとって松田優作の狂気に満ちた演技も日本男優ここにあり、と誇らしく思います。ラストシーンの百貨店の包装紙と健さんの表情は忘れられません。自分の思い出の作品です。 |
134.外国映画で扱う日本は、普通は違和感を覚えるのですが、たまに魅力的な印象を受ける場合があります。この作品の「オオサカ」は、正にそれですね。作品に溶け込んで、独特のカラーを発揮しています。日常見ている風景と違っていても、作品の舞台や背景として輝いている街は、作品を印象付ける重要な要素になり、観客を引き付けます。舞台となる街を生かすも殺すも撮り方次第。映画は芸術です。松田優作の鬼気迫る演技は、決して最後の輝きではないと思っています。それだけに、残念です。 【パセリセージ】さん 8点(2004-10-04 19:04:50) |
133.実は初めて観た松田優作出演作品。これが遺作だとは知らなかった。高倉健とマイケル・ダグラスのキャラクター性の違いが、いいコンビになっていたと思う。 【揺香】さん 6点(2004-08-02 11:55:22) |
132.正直、この映画がおもろいかどーかは微妙なんやけど、実はこの映画の撮影された繁華街のシーンは俺の地元の十三という場所で、しかも撮影当日、たまたま早起きした時に、撮影風景を見ることができたので、非常に思い入れがあるねんな~。だから、それぞれのシーンで、大阪の街についても、そこはそんな風になってないとか、なるほど、あの場所をそんな感じで演出してるんやとか、色々発見できて楽しいねん(ちなみに、繁華街のシーンは普通は呼び込みとかでにぎわってるけど、映画じゃ人はほとんどおらず、看板のネオンだけが不気味に光ってる)。多分、これがまったく知らない場所とかで撮影されてたら、この映画をそんなにおもしろく感じなかったかもしれん。映画って内容うんぬんとか、登場人物の好みとか、映画の背景事情とかで好き嫌いがわかれるけど、こーゆう親近感でおもしろく感じる事もあるねんな。だから例えば友達が出てたりしたら、それだけで俺の場合、評価甘くなったりすると思う。元々、映画の評価なんて色々な要素の好みの問題やしね。なんで、この映画に関してはまともな評価じゃないし内容も「うわ~、地元だ~」ってゆうワクワク感と松田優作のかっこよさしか覚えてないけど、また観たい映画、そして好きな映画。 【なにわ君】さん 10点(2004-07-20 18:07:29) |
【センブリーヌ】さん 5点(2004-07-20 03:52:30) |
130.正直期待はずれ。松田優作のすごさが分からん。高倉健も下手だし。ストーリーもイマイチ。 【ムート】さん 2点(2004-07-11 05:48:24) |