野良犬(1949)の評価とレビューです。

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野良犬(1949)

[ノライヌ]
Stray Dog
1949年上映時間:122分
平均点:7.47 / 10(Review 74人) (点数分布表示)
公開開始日(1949-10-17)
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪もの刑事もの
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タイトル情報更新(2025-02-20)【Olias】さん
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監督黒澤明
助監督本多猪四郎
キャスト三船敏郎(男優)村上刑事
志村喬(男優)佐藤刑事
木村功(男優)遊佐
淡路恵子(女優)並木ハルミ
本間文子(女優)桶屋の女房
千秋実(男優)レビュー劇場の演出家
菅井一郎(男優)ホテル弥生の支配人
清水将夫(男優)被害者中村の夫
山本禮三郎(男優)本多
高堂国典(男優)デパートの管理人
伊藤雄之助(男優)劇場支配人
千石規子(女優)ピストル屋のヒモ
飯田蝶子(女優)光月の女将
河村黎吉(男優)石川刑事
柳谷寛(男優)水撒きの巡査
東野英治郎(男優)桶屋のおやじ
岸輝子(女優)お銀
伊豆肇(男優)鑑識課員
堺左千夫(男優)レビュー劇場の客
清水元(男優)係長中島警部
宇野晃司(男優)
本木荘二郎ナレーション(ノンクレジット)
脚本黒澤明
菊島隆三
音楽早坂文雄
撮影中井朝一
山田一夫
製作本木荘二郎
新東宝
配給東宝
美術松山崇
村木与四郎(美術助手)
編集後藤敏男
録音矢野口文雄
照明石井長四郎
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【口コミ・感想】

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14.驚いた。全然、古くない。自分の生まれる前の映画を観て、普遍性という言葉におさまりきらない、ここまで現代の感覚で見ても「新しい」と思える作品に出会ったことはまずない。黒澤作品だって何本か観ているし、今までは「デルス・ウザーラ」が最高と思っていたが、初めて「いや違った!」という気持になった。世間的には「天国と地獄」への評価のほうが高いかもしれないが、私にとってはあれをはるかにしのぐ。今見るとショボいお金持ちの家を舞台にしたあちらと比べ、戦後の混乱期をひたむきに生きている庶民を中心に描いているからかもしれない。切なさというスパイスは、断然こっちです。何より言えることは、テンポがいい。躍動感がある。バツグンのスリルがある。物語としての整合性、リアリティーがすごい。映像美がたまらない。でもそれだけじゃない。古今東西の作り手がいかにこの映画をパクリまくってきたかに気づき、アゼン。だが、ここまで素晴らしい映像作家を生み出したこの国で、なぜこの大いなる財産を、パクリという安直なやり方ではなく、発展というかたちで生かすことが出来なかったのか、ということにボウゼン。まあしかし、生きてるうちに、これを観ようという気になっておいてよかった! 今はとにかくもう一回、ビデオを巻き戻して、この傑作を楽しもう。なにしろ、この映画にはいろんなしかけが見受けられる。一回見ただけじゃきっと見落としているところがありそうだ。小道具や音楽の使い方も、ハンパじゃない(ピアノのシーンの秀逸さを言う人が多いようですが、私はハーモニカのシーンが好き~)。それに、このときの三船敏郎って、まるでジョニー・デップみたい。酔える!
おばちゃんさん 10点(2003-12-19 23:28:48)(良:2票)(笑:1票)
13.野良犬というタイトルもセンスがあるなと思いました。実際野良犬が舌を出しながら、歩いている姿はそれだけで情景を表していて、流石だなと思いました。
もちもちばさん 7点(2003-12-10 03:01:20)
12.若さゆえ犯人に同情的になってしまう三船とそれを是正する志村…この辺りのバランスが絶妙で良いです。
映像的にも人物と風景の絡みが絵になっているシーンが多く素晴らしいと思います。
番茶さん 9点(2003-11-20 22:51:30)
11.元祖、刑事モノ。この映画がなかったら、誕生しなかった映画やドラマも多かったのでは・・。功績は多大。
STYX21さん 7点(2003-11-13 06:57:08)
10.黒澤映画は、こういう判りやすいのが好きです。地道な捜査の連続なのですが、まったく退屈しませんでした。
のほほん息子さん 8点(2003-10-31 04:03:20)
9.サスペンスの技法を各シーンに取り入れていて、クロサワにもこんな勉強して作ったような映画があったのかと感動しました。聞き込みにまわるときの人々の視線の厳しさ、顔の貧しさ。酷暑感を含め、これはいったい日本の中の話か?とトリップできる良い映画だと思います。
COZZENNさん 7点(2003-10-22 22:49:03)
8.どのシーンも手を抜かないセットで今また重みが増します。夏の熱さをここまで精神状態の表現に利用出来た作品も珍しいのでは。エアコンがない時代の逸品。なんでも戦争のせいにするな、同じ目に合っても真っ当に生きている人もいる、という内容の三船のセリフが教訓になった。
チューンさん 9点(2003-10-22 10:06:34)
7.さすが黒澤明監督!!この表現力!!灼熱の暑さ、夕立の後の涼しさ、三船敏郎の激しさ、志村喬の優しさ…、ぎゅっと凝縮された表現には強烈な印象を受けること必至です。
チャターBOXさん 10点(2003-09-30 18:17:03)
6.若いころのギラギラした三船の好演にやられた。
たましろさん 8点(2003-09-24 23:11:45)
5.まだ戦後間もない東京の景色やドヤ街に住む人々、湿気のある暑苦しさ、道の土ぼこり、つぶれたトマト、原っぱの花々、モノクロなのに色が見える映像。大事件なのになんかのんびりしてる警察の人々、日々の生活を必死に生きている人々、犯人を追い詰めるほど自分を追い込んでしまう展開、光と影のような刑事と犯人、歯車が一つ違えば2人の立場も逆になっていたかもしれない。だが、社会や環境が犯罪を作るわけではない。紙一重のところで踏みとどまる勇気が必要だ。
亜流派 十五郎さん 8点(2003-07-27 22:00:09)
4.究極の映画でしょう。
ひろみつさん 10点(2003-06-28 01:49:31)
3.ギラギラした真夏の中、汗をたらたら流しながら、同じくギラギラとした表情の三船敏郎が奪われたピストルを追っていく。ラストの犯人(木村功)との追っかけっこと対決のシーンは緊張感いっぱい。ベテラン刑事役の志村喬さんも良かったが、なんと言っても三船敏郎の男っぽい魅力が全開だった。
キリコさん 8点(2003-05-11 16:13:14)
2.三船敏郎って、果たして名優なのかどうか。「世界の黒沢」作品の多くに出演しているから何となく名優とかの評価をされて来ているらしいが、どうも疑わしい。演技がオーバー、クサイのです。セリフも早口でただ勢いに任せてしゃべっているだけだから非常に聞き取りにくい。志村喬はよく分るので単に音質が悪いせいではない。ようするに下手なのです。時代劇ならそういう現実感の乏しい演技でもそれほど違和感はないが、現代劇だとなんか合わない。
野ばらさん 5点(2003-05-11 12:41:00)
1.すいません!正直言って今ひとつでした!二人緊迫した中でソナチネが流れるシーンに6点。
あろえりーなさん 6点(2003-04-27 21:46:28)
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【点数情報】

Review人数 74人
平均点数 7.47点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
411.35%
579.46%
6912.16%
71925.68%
82128.38%
91114.86%
1068.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review5人
2 ストーリー評価 7.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review6人
4 音楽評価 6.80点 Review5人
5 感泣評価 7.25点 Review4人

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