23.デ・ニーロに釣られ 鑑賞..アメリカの裏社会もの..予備知識なしで観たので なかなか興味深かった..映画としては 7点かな.. 【コナンが一番】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-02-12 10:00:36) |
22.《ネタバレ》 マーティン・スコセッシ監督。デニーロ、パチーノ、ジョー・ペシら大物強面俳優共演。実話に基づいた200分超の骨太マフィア大作。病棟にて車椅子にまたがり、自らの波乱の人生を振り返るオイラ。オヤジの庇護のもと、邪魔な奴は片っ端から殺していくオイラ。まさに殺したい放題。これだけ殺せば、晩年に救いの神も仏も無ぇよな。娘たちからも見放され、一人寂しく地獄に落ちるしかないオイラ。 【獅子-平常心】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-22 00:16:48) (良:1票) |
21.時代背景は脇に置いても共感できるのが娘の反感だけというのがちょっと寂しい… 共感の乏しい3時間半はきつかった。 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-03-13 00:55:37) |
20.お金かかってるし、盟友ばかりだけど前半どうしてもダレる。 3時間以上あるからながいこと見よう見ようと思ってたけど見なかった 【どちて坊や】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-12-03 18:49:23) |
19.デニーロもアルパチーノも年の割にすごいがんばってるし、特殊メイクも素晴らしいと思った。だけどなんか抑揚が薄いし、3時間以上はやはり長すぎ。無駄なシーンはなかったし、飽きたわけではないんだが・・・ 二人の競演を楽しむための同窓会的な映画・・になるのかな 【ラスウェル】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-28 02:52:16) |
18.《ネタバレ》 とても長い映画だが退屈ではない。その辺りはさすがです。撮ってる監督と俳優陣、そしてジャンルを聞いてどうしても観たいと思う人は観れてだけで満足でしょう。私もそうです。実在する登場人物が多く、実話が絡んでいるので最後の終わらせ方をどうするのかと思ったが、何とも言えないさみしさがあった。 【ラグ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-23 21:39:05) |
17.《ネタバレ》 マフィアの盛衰を描いた作品。 デニーロやパチーノ、ペシの名演がすばらしく3時間半という長丁場ながら終始緊張感を持って楽しめた。 ただ登場人物が多く名前が覚えられず話の展開が理解できない箇所も多かった。 これから見る人はある程度の知識があった方が楽しめるかもしれない。 まず70年代アメリカで未解決事件として当時知らぬ者がいないほどの有名人の労働組合指導者ジミーホッファが行方不明になる。 長年謎とされてきた真相であるがあるマフィアの殺し屋が晩年自分が殺したことを自白する。 それが今作の主人公フランクシーラン。 彼は恩人であり親友でもあるジミーをなぜ殺すに至ったのかが描かれている。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 9点(2020-10-11 21:09:45) |
16.期待通りの重厚感と悲哀。フランクの葛藤とホッファの意地、ラッセルの非情さがバチバチつたわります。 ブルーノもチョイ役ながら見事な存在感でした。流石の俳優陣、ブラボー。 構成と編集にスコセッシ節が効きすぎたのが個人的なマイナス点っす。 あ、ペシさん最高っす、素晴らしいっす。 【460】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-09-15 01:41:06) |
15.《ネタバレ》 スコセッシ、デ・ニーロ、アル・パチーノの奇跡の共演。テーマは友情・信頼と家族愛、そして”老い”に集約されるだろう。デ・ニーロ演じるフランクのマフィアへの成り上がり、マフィア勢力の移り変わりと裏切り、そして死へ向かっていく老後の姿を描き出した。時は流れ、カストロやケネディ大統領の就任と暗殺といった歴史と共にマフィアを取り巻く状況は変わり、忠誠を誓ったジミーとの固い友情は裏切りに変わる。家族を守るために汚い仕事をこなし、ジミーをも暗殺したフランクに待っていたのは、孤独であった。体は朽ち果て、娘からは拒絶されたフランクに残されたことは祈り、死を待つことである。時代に翻弄され、友情や家族を犠牲にした男の半生を静かながら重厚に描き出した作品。 【whoopi】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-31 01:48:47) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 これと『エルカミーノ』を見る為にNetflixを契約しました。スコセッシ監督の『マーベル作品に対するディス』が話題になっていたので、どんな風に『真の映画らしさ』を見せて(魅せて)くれるのかなと思いながら見ました。退屈でした。『沈黙』のレビューに書きましたが、個人的にスコセッシ監督のおとなしめの作品は苦手で、やはり僕は『グッドフェローズ』や『ウルフオブ…』みたいな作品が好きなんです。凄く速い展開でこちらの心を掻き乱してほしい。そういう作品にしないのなら、デ・ニーロが映画のフィルターを超えてこちらに話しかける様な『中途半端にエキセントリックな表現』はノイズにしかならないと思います。仮に『ゴッドファーザーPART II』にそういうシーンがあったらどうでしょう。私達に向かって年老いたマイケルが、湖で〇〇を殺したくだりを語ってきたら僕は嫌です。とはいえこの映画が退屈な理由はそこではありません。本筋とずれてしまいました。スコセッシ監督の特徴は『突き放した、淡々とした語り口』だと思うんです。その語り口を長い映画で行う場合、本作や『沈黙』の様なおとなしい作品だと抑揚が無く、退屈に感じてしまいます。これをエキセントリックな演出でカバーしているのが『グッドフェローズ』や『ウルフオブ…』だと思っています。ユニバース化して膨れ上がったマーベル作品を「まるでアトラクションみたいだ」と切り捨てるならば、3時間を超えるだらついたものではなく、いわゆる一般的な『映画』のイメージにあたる2時間の枠にきっちり納めて大傑作を作って「俺が作ったこれこそが『映画』なんだよ!」と言ってくれ、と思ってしまいました。 |
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13.《ネタバレ》 アメリカ裏社会にその名を轟かせた大物マフィア、ジミー・ホッファ。しがないトラック運転手をしている時に見出され、その容赦のない仕事ぶりで瞬く間に彼の右腕にまでのし上がった男の半生を実話を基に描いた伝記ドラマ。監督を務めるのは、もはやハリウッドの伝説と言っても過言ではないマーティン・スコセッシ。そしてキャストを務めるのも、ロバート・デ・ニーロ&アル・パチーノと言うこちらもレジェンド・コンビ。という訳でかなり期待して今回鑑賞してみたのですが、ちょっと僕の期待が高すぎたのか、そこまで心に突き刺さるものはなかったですかね。まず言わせていただきたいのが、とにかく長い!!この内容ならきっと3時間内に絶対収まったはずだと思うのですが。これは映画館での回転率を気にしなくていい最近のネット配信映画全般に言えることなのですが、いかんせん長くなりがちです。三つの時代を行き来するストーリー自体もなかなかよく出来ていたし、登場人物たちもそれぞれに皆魅力的だったと思うのですが、上映時間が長いせいでどうにも散漫で冗長な印象になっちゃいました。もっとキレのいい演出を心掛けて欲しかったです。とはいえ、デ・ニーロとパチーノの重厚な演技合戦は充分見応えありました。特にアル・パチーノの高圧的で自信家のジミー・ホッファ像は非常に魅力的ですごく良かったです。それだけにもっと削るべき部分はバッサリ切って、ちゃんと構成を考えてほしかった。 【かたゆき】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-15 22:33:18) |
12.老人版グッドフェローズといった作品。それにしても長い長い(笑)。明らかに配信前提の作品であり、客が自発的に何回かに分けて鑑賞することを意識して作品が作られている。つまり3時間半にわたって観客を釘付けにするような展開や創意工夫はあまり盛り込まれていない作品ともいえる。ずっと静かで、乾いた、即物的なトーン、つまりいつものスコセッシ調で作品は終始する。映画作品としてみた場合には、これでは満点評価は難しい。 アメリカンマフィアの栄枯盛衰、長年の謎であるジミーホッファ暗殺を描いた超大作で、かつデニーロ・パチーノ・ペシ・カイテルという、名優たちの出演。かなり期待して見たのだが、ちょっと肩透かしだったのは事実だ。最新技術でデニーロを若返りさせたそうだが、アクションシーン等では粗が目立っている。無理してそこに資金を使うよりは、他の役者に若かりし頃を演じさせた方がまだ自然だったのではないか。まあ名優たちの集結ということで、少し甘めの7点とする。 【nakashi】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-05 01:15:07) |
11.《ネタバレ》 マーブルに対する強烈なカウンターとでもいうべきか、スコセッシの”本当の映画”に対する愛が伝わってきた。ラストシーンで扉を半開きにして終わるのは、こちらに考えさせる作りで良い。娘からも社会からも閉ざされて、クリスマスに密室に閉ざされるのが耐えられなかったのか。ネット社会で想像力を働かせる機会がどんどん減っている中では、逆に新鮮。 ただ3時間以上かけるには流石にプロット的に厳しいか。まあスコセッシとしては、Youtubeの数分の動画に慣れた我々のことなんて考える筋合も無いいだろうが。同じ熱量で2時間に収まっていればという感じ。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-03-06 14:14:47) |
10.シブい。兎に角渋くかっこいいおじさん達の演技を見たいならこれ。実話を元にしているだけあって、ゴッドファーザーのような抒情的な且つ起伏の激しいストーリーは望めません。ただおじいさん達を若返らせるのは、CGを駆使したとしても違和感あり。できれば年代がわかるような表示がもう少し欲しかった。長いですが、見て損はないでしょう。時々見ていて人物やストーリーが混乱しがちなので、一度サッと見て、ウィキペディアで登場人物を検索、調べてから再見すると更に面白いかもしれません。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-02 10:47:26) |
9.《ネタバレ》 2時間49分の長尺、重厚極まりない語り口、凄まじい程の見応えがある作品だった。 例えは悪いが、まるでマーティン・スコセッシ自身が自らの死期を悟り、自らの監督人生の集大成を本作に全てぶつけたかの様だ。 CGを駆使して絶妙に若返った主要出演陣、デニーロの上手さは言うまでも無いが、やはり特筆すべきはジョー・ペシの渋さ溢れる存在感だろう。 アカデミー助演男優賞は、今までの功績を讃える意味も込めて是非ともこのお方に獲って頂きたい。 【たくわん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-29 13:12:43) |
8.《ネタバレ》 とても長い作品です。 脇役のギャングたちの多くはろくでもない死に方を遂げていることがテロップで示されます。古くからの盟友を自らの手で殺め、悪行のせいで娘たちにも冷たくされたデニーロは、ラストで施設で孤独に死を待つばかりです。 今まで少しカッコよく描いたりもしたけれどもギャングなんてろくでもないものなんだ、と言っているようにも感じられましたし、仕事人間だったお父さんの老後の孤独という普遍的なテーマを示してるようにも感じられました。 【クリプトポネ】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-16 22:10:19) |
7.真面目なトラック運転手だった主人公がある事をきっかけに裏社会でのし上がっていくというスコセッシ映画お馴染みの展開にぐいぐい引き込まれる。 ただ、普通のトラック運転手があんな急にプロの殺し屋みたいになれるのかな?という疑問もあったが、そこはデニーロなので既に只者ではない貫禄を見せつけてくるので納得させられてしまうから不思議。 あれだけ派手に殺しまくって警察に全く捕まらないのも不思議。 また、そのデニーロがCGで若返っているというのも違和感が無くて凄かった。 面白いことは面白いのだが、後半やや展開がダレ気味に感じたので、もう少し短くまとめてもよいような気がした。 【ヴレア】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-12 19:06:51) |
★6.一言、凄い。 「映画」という“表現”と“歴史”が内包する「過去」と「現在」と「未来」を濃縮したような凄い映画だった。 この映画の“凄さ”は幾層に折り重なっていて、とてもじゃないが一度の鑑賞のみで語り尽くすのは困難に思う。
マーティン・スコセッシ監督が、自身のフィルモグラフィーにおける盟友(+名優)たちを集めて、ある種“懐古的”に製作されたギャング映画かと思っていた。 無論、その想像通りに、老いたデ・ニーロがスコセッシ作品で再びギャング役を演じるだけだったとしても、映画ファンとしての興奮は揺るがず、きっと良作になっていたに違いない。 だがしかし、この映画作品が孕むテーマとクオリティは、そんな安直な想像を容易に飛び越えて、遥かに高尚で、圧倒的に面白い映画の境地を見せてくる。
“マーティン・スコセッシの新作で老いたロバート・デ・ニーロがギャング役を演じている” そのこと自体に間違いは無い。が、そこに映し出されたものは、決して単なる懐古主義などでは留まるわけもない“新しい映画表現”そのものだった。
CG技術によって俳優の実年齢を大幅に変えて若返らせたり、老け込ませたりする“映像処理”の手法自体はもはや珍しくもなんともないことだけれど、今作のそれは、“映像処理”などという表面的な範疇を遥かに超えて、監督の演出と、俳優の演技に密接にリンクする「表現」として昇華されている。 そこで感じられたものは、ビジュアル的に違和感が有るとか無いとかのレベルではない。 稀代の名優たちが、スコセッシ監督が言うところの「CGによるメイク」を施されることにより、それぞれのキャラクターの人生を圧倒的な演技力で表現しきっていることに他ならない。
きっと、この映画を観た若い俳優たちは、驚きと共に、“恐れ”と“喜び”で、震え上がったに違いない。 なぜなら、避けられぬ老いと共に、一線から引いていたに見えた偉大な名優たちが、映画の新しい表現方法により再び新たな可能性を得たことを目の当たりにしてしまったのだから。 それは俳優としての機会損失の危機であると同時に、映画史の過去と未来が現在進行系で入り交じる、より多様性を孕んだ新しいキャスティング時代の幕開けに他ならないと思える。
そしてこの新しい映画表現が「実現」したフィールドが、「Netflix」という新時代のメディアであることも、当然ながら看過できない。 今の時代、通常の映画興行では“3時間半”に及ぶ長尺で、“ギャング映画”を製作し、公開するなんてことはほぼ不可能だろう。 巨額の製作費的にも、観客側のニーズ的にも、インターネットによる世界同時配信だからこそ成立した映画企画だったことは明らかで、この作品の“勝利”をきっかけとして、世界の映画人たちの“軸足”は益々変遷していくに違いない。
映画ファンの一人として、映画を「映画館」で鑑賞することの幸福は決して揺るがない、と思いたいけれど、本当に面白い映画を観ることができる「場所」が変わってしまうのならば、僕たち観客も“軸足”を変えざるを得ないだろう。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-01-03 00:51:38) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 決して面白くなくはないし、長尺ながら全く退屈した時間も無かったのだが、どこかこう(淡々としてるとまでは言わんが)少し抑揚を欠き、なんか平坦だなあという印象。例えばそれは、この手のギャングの一代記によくある「血気盛んな若造時分のエピソード」を殆ど描いていないことが原因だったりするのかも知れない(CGその他も使っているようだが、70過ぎたデニーロが演じるには40代が限界ということだろう)。あと、特に暗殺その他の犯罪シーンでは逆にデニーロの「手際が良過ぎる」ようにも感じる。何と言うか一本調子で、3時間も掛けてるのにゴールまでノンビリ一直線、という印象が拭えない。これで3時間半つーのは正直限界に近く、Netflixで好きなタイミングで止めながら観るのが前提?とか思ったりもする。同じマフィアの話でも(しかもキャストも激似だが)『グッドフェローズ』のテンション高くてノリの良い感じの方が映画としては大いに好みだが、それよりも更に晩年のヤクザを描くというのが全体のコンセプトということなのだろう。その意味ではややシニア向けの映画であり、一応まだ若者な私には少し早いとも言えるのかも知れない。 しかし、何回目だよと思わせるデニーロ&パチーノ御大のヤクザ芝居は円熟味も増して実に結構(演技の強度もそこそこ高く、年の割りに超頑張ってると言えるし)。また三顧の礼で出て貰ったジョー・ぺシの眼力も健在で、凄い迫力。加えて、どの場面も十分に金を掛けて細部まで精密かつ豪華につくり込んでいるのが一目瞭然なゴージャスさ。これらだけでも観る価値は十二分だと断言できる。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-12-31 11:54:28) |
4.《ネタバレ》 なんて寂しいのだろう。裏社会を暗躍した男たちは次々に消され、或いは全てを失い、老いに向かって死を迎える。無法の限りを尽くした者には例外はあれど大方報いがやってくる。生き残るため、家族を守るために板挟みにあっていたアイルランド系のシ―ランもそうだろう。ブファリーノとジミー・ホッファのどちらかを選ぶように、両者に出会わなければ運命は違ったものになっていたに違いない。偶然が重なって、殺し屋として生きていかざるを得なかった男の悲哀が滲み出ており、3時間半の時間を使ってでも、CGで若返りさせてでもやりたかったことがここにある。大作でありながら会話劇主体の内省的な内容であるため、メジャーな製作会社から渋られたのも分かる気がする。それは居場所を失っていく古き良き映画を作り続けるスコセッシと重なる部分があり、テーマパーク的な単純明快さを求めるマーベル好きの若者には到底理解できないことだ。いつかは彼らに取って代わられるだろう。衰えた身体に鞭を打って棺桶と墓場を選び、牧師に懺悔をして部屋に一人残されるシ―ラン。家族や友人といった大切なものを失い、自分たちのしてきたことは一体何だったのか、と分断で混迷する現代社会に問いかける。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-28 12:23:11) (良:1票) |