44.音楽や、終了後の余韻も悪くはない。でも、この長さというか展開にちょっと耐えられない。 戦争に対するメッセージもこの中から自分自身として捉えることは難しいかもしれない。期待してみたが、自分にはちょっと合わない。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-12-21 19:22:10) |
43.美しい話なんでしょうね。でも全く心動くことはありませんでしたし、劇中ずっと水島の繊細さにイライラしてしまいます。これは観る側の私に原因があるのかもしれません。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 4点(2014-12-06 13:10:03) |
42.《ネタバレ》 音楽や合唱が効果的で心に染みる。 オウムの伝言、大地と同じ赤いルビー、琴の音が物語のキーアイテムとして効いている。 心ならずも戦場に散っていった御魂を悼む気持ちは敵も味方も同じ。 ただ、水島がビルマに残る選択はあまりに立派すぎて共感には至らない。 児童文学が原作のせいか、いろいろ作りすぎてあざとさが感じられ、わかりやすいけれど少し浅くなってしまった嫌いはある。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-14 00:33:52) |
41.市川崑監督が自分の作品を後にリメイクした物だがやはりオリジナルの素晴らしさに比べてかなり落ちる出来映えがで、オリジナル版の素晴らしさが改めて解る。内容はほとんど一緒だけど、それならばオリジナルを見るべきですと声に出して言いたい。このリメイク版を見て物足りないと感じたならばオリジナル版を見て感動しましょう。少なくとも市川崑監督の代表作品が本作でないことだけは間違いなく、それは後に同じようにリメイク版として撮られた犬神家の一族にしても同じことが言えます。今作がリメイク版でなく、普通に撮られたものとして見ればけして悪くはないだろうし、それなりに見れる作品にはなってるから甘く見て6点にしてみるものの、これより高い点数は絶対無理です。しつこいけどそれだけオリジナル版が素晴らしいてことです。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-03-01 09:44:08) |
40.《ネタバレ》 当時、合唱団員だった自分は、吹き替えの合唱だけを聴く目的で観に行きました。でも映画そのものも面白くて、うまい合唱とともに、2倍楽しめました。「埴生の宿」を敵国の兵士と歌うシーン、印象に残っています。 【ramo】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-07-10 01:24:37) |
39.《ネタバレ》 国語の教科書で「ビルマの竪琴」という小説を知り、ラジオドラマを聴き、原作を読んだ。そしてこの映画の公開時に映画館で見た。その後安井昌二が水島上等兵を演じるオリジナルのビデオを見た。そして再び中井貴一出演のリメイク映画のDVDを鑑賞した。 もうほとんどの筋は覚えている。何せオリジナルとリメイクはほとんど何から何まで同じだからだ。監督が同じ市川監督で脚本も同じ、違いはモノクロかカラーである。 このように、監督が自身でリメイクした映画と言えば、私の敬愛するフランク・キャプラの「一日だけの淑女」がある。しかしその映画は「ポケット一杯の幸福」と題名を変えて、内容も付け加えてリメイクされた。 ところが「ビルマの竪琴」ではほとんど付け加えがない。強いて言えば、「小町」という聾唖の子どもと物売りの婆さんの旦那が登場することくらいだ。 それなのに、上映時間はオリジナルよりも長くなっている。今回較べてみて、リメイクではシーンのひとつひとつがより丁寧に描かれて長くなっていると思った。 DVDの特典の中に、市川監督がなぜリメイクしたかが対談で語られている。「ビルマの土は赤い、岩もまた赤い」に代表するようにその色をカラーで表したかったと言っている。 その結果ビルマ僧の袈裟のオレンジ色、ルビーの赤、インコの緑などがはっきりとわかる。しかしまた、映像が鮮明にきれいになることで、戦争から長い年月を経たもののように見えるマイナスもある。 この映画はカラーを出したいという監督の意向も合ったとは思うが、私の勝手な推測として思ったのは、脚本家でともに映画の道を二人三脚で歩んだ最愛の妻への鎮魂歌であったと思う。 恥ずかしながら、和田夏十という脚本家が市川監督の奥さんだったということは、DVDを見るまで知らなかった。亡くなられてからすでに28年、痛恨の極みである。 蛇足ながら、物売りの婆さんはオリジナルと同じ北林谷栄、30年の違い何という円熟。さらに、軍曹を演じた浜村純が村長役で出演している。 おっともう一つ蛇足、オリジナルは「ビルマの竪琴」だがリメイクは「タイの竪琴」(ロケの場所) 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-03-10 07:01:20) (良:1票) |
38.《ネタバレ》 一番意外であり、かつ問題だとも思うのは、中井側と石坂・川谷側を並行して描いていること。中井が何をしているのかみんな分かっているわけだから、途中のすれ違いや最後の対面の場面でも、ドラマチックさもスリリングさも発生しない。原作がどうあれ、あくまでも視点は本隊側からに徹すべきだった(それでこそ、中井との再会のドラマが生まれる)。しかも最後に手紙という切り札があるんだから、中井の行動の秘密はここで回想シーンを入れれば解決できるでしょ。この作品ではクライマックスのこの部分も「ただ読まれているだけ」です。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-01-07 00:15:12) |
37.う~ん、ガッカリ..学芸会に毛が生えた程度の演出(演技)に、リアリティのカケラも無いストーリー展開..これはファンタジー映画か?..あんな、ぬるい映像を観せられても、戦争の悲惨さも、主人公の葛藤も、何も伝わってこない..原作が児童文学だからなのか..今となっては見るに堪えない、残念な作品... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2010-01-05 12:46:56) |
36.《ネタバレ》 気になる所もあり、言いたいこともあるけれど、やはりいい映画だと思います。最後のお別れに水島が収容所までやって来たシーンは見入ってしまいました。戦争が少しずつ遠い昔になり、年々戦争の記憶が遠くなっていくのかもしれない。だからこそせめて年に一度、この時期にはこうした映画を色々とTVで見せてくれることはとても大切なことだと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-14 23:47:20) |
35.名作は時代を超えんだなと実感。上映当時感動した思いはあるが、改めて観たが惹きこまれるものが十分あった。クライマックスはやはり弾き語りの場面。月並みだけど蛍の光にはやはり涙。まあ粗い面もある。でも中井貴一は当時の芸暦のわりにはかなり頑張ったんじゃないか。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-14 23:33:06) |
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34.《ネタバレ》 初めて観たのは、小学校だか中学校の授業で。 記憶に残っていたのは「水島ー!一緒に日本に帰ろう!」だけ。 先日追悼放送をやっていたので観てみたけど、いまひとつ感動できず。。。 演技が嘘くさいんだけど、この時代の映画ってそんなモンなのかな~? <監督のご冥福をお祈りいたします> 【☆きなこ☆】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-02-21 16:00:05) |
33.確かに中井貴一の演技はヒドイ。でも心動かされる作品ではあるな。下の方が書かれていたが、「自分が水島だったらどうするのか?」それを考えるのが、この作品のテーマなんだと思う。八甲田山もそうだったが、石坂・菅原の対比によって、隊長(TOP)の判断で組織の生死が決定されるんだなあ、とあらためて思った。強気外交はOKだが、戦争だけはしないでくれと日本のTOPにお願いしたい。 |
32.やっぱり主演の演技力の無さに興ざめしちゃうんですよね。以前ならビルマという国について、戦争について情報が少なかった。その当時の作家の本だからこれはあくまでもフィクションとして観るべき作品だなという印象です。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-02-27 12:18:11) |
31.《ネタバレ》 美しく切ない映画です。 隊の歌がハモってて、ちゃんとパートがあるんだってそこがちょっとおかしかったです、 旅に出てからは隊の呼びかけにも結局一言も言葉を返さず、竪琴で返す中井貴一が切ないヨ。 一番思ったのは、横たわっている仏像様がなんとも安らかな表情で、私も中に入りたいなぁ。あの仏像様がほしいです。 【まおあむ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-02-26 13:38:07) |
30.水島の旅は正に地獄巡りであり、それ自体が並の僧侶をも超えた厳しい修行。彼が「供養」を決心するのも自然の成り行きです。個人的には、その過程はもう少し丁寧に描写した方が良かったと思いましたが、東南アジア系に見える中井貴一やインテリに見える石坂浩二は適役だったと思います。私が一番感動したのは、イギリス兵の納骨堂で隊長が日本の骨壷を見つけたシーンと、水島の奏でる「仰げば尊し」。オリジナルは未見なので何とも言えませんが、本人がわざわざリメイクしたということは、市川崑自身は旧作より新作の方が優れてると考えていたのではないでしょうか(まさかオリジナルより劣ったもので満足するとも思えませんし…)。日本的ファンタジー映画としては完成度の高い作品だと思いますよ、7点献上。 【sayzin】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-09-24 00:06:18) |
29.埴生の宿を聞くとこの映画を思い出します。戦争で前線に行っていた人達、死んだり生き残ったり。生きていることが当たり前じゃないから、生きていることに罪悪感を持ってしまうのか…と考えたら本当に哀しくなりました。中井貴一も熱演はしてるのですが、イメージが違ったのでそこがちょっと残念です。 【へっぽこ】さん 7点(2004-12-16 19:38:14) |
★28.菅原文太が役柄にハマりすぎてて,確かに無茶苦茶カッコイイんだけど,ちょっと笑えた。肝心の内容については,竪琴と合唱が大変美しかった。話の筋もさることながら,こちらでも泣けた。脚本より強く五感に訴える。これぞ映画の醍醐味ですなあ。 |
27.《ネタバレ》 いい映画でした。旧日本軍といえば三角山の菅原文太のような気性の激しい軍曹を思い起こさせるが、この映画は石坂浩二率いる井上隊の昔の日本人の純朴な姿もよりよく描かれていてどうしても暗いイメージがつきまとう邦画の戦争物の中では比較的入り込みやすかった。降伏の説得するときに水島はもう少しいい説得の仕方はなかったのだろうか?気が立ってる隊に対して「無駄死にです!」だなんて言い切っっちゃったよ、30分の猶予って短すぎるなー。 日本軍を美化するためだけの映画だとしたらこのシーンは撮らないでしょう。やはり、いい作品でした。 【スーシホ】さん 9点(2004-06-25 14:08:43) |
26.56年版よりこちらを先に見ましたが脚本は多少の手直しがある程度でほとんど同じですから悪くはないです。 水島が三角山で負傷し僧になったいきさつなどむしろこちらのほうが順を追って分かり易くなったりしてます。 違うのはカラーであることと北林谷栄以外の出演者くらい。 あと歌う唱歌の曲目変更とか数も増えてたでしょうか、、、 監督まで同じでリメイクというのは珍しいですがよほどビルマの赤い大地にこだわりがあったんでしょう。戦死者の魂の象徴の赤いルビーの色も鮮やかです。 北林さんはようやく年相応の役ですが話しっぷりは変わらず、年季が入った分堂に入ってます。 出演者で言えば優しい石坂隊長はともかく、他の兵隊達の印象は今ひとつ薄い気がしました。 56年版でも同様ですが船上で水島の長い手紙を読み上げるシーンで、海と聞き入っている兵士達ばかり延々と見せられるのが気になります。 【キリコ】さん 6点(2004-05-31 19:12:38) |
25.小学生だったかな?はじめて見た時は泣いたけど、最近見たらそうでもなかった。 【T橋.COM】さん 5点(2004-04-11 20:04:29) |