167.この映画は私にとって不思議な映画です。自分の機嫌が良く余裕のあるときに観ると、戦争によって翻弄され親戚にも見放された兄妹の映画にみえ、意地悪な気持ちの時に観ると兄の幼さ大人気なさによって妹を死なせてしまう映画にみえる。 【tomomi】さん 9点(2003-10-17 00:05:22) (良:1票) |
166.ジブリが有名タレントではなく本職の声優を起用するのは珍しい。神戸(関西)が舞台だから言葉も当然大阪弁(関西弁というべきか)。恐らく声優全員が関西出身だと推測出来るネイティブ大阪弁のおかげで違和感なく感情移入出来る。関西を舞台にする場合はネイティブ大阪弁が基本と心得よ。 【HILO】さん 8点(2003-10-15 14:36:21) |
★165.15年目で初めて観た。前半は想像以上だったが、まさかこんなストーリーだったとは思わなかった。もちろん他の方々が書いているように兄のことである。母の死を見れば普通どんなことでも我慢できるはずで”いじわる”とあまりにも重さが違いすぎる。戦争批判が途中から人間批判に変わってしまったことについては、後生に残る大作になった可能性があっただけに残念。 【まさサイトー】さん 3点(2003-10-15 09:17:18) |
164.夢に出てきそうなほど悲惨すぎた。こんな映画求めていません・・・。嫌いな映画とはっきりいえる映画。 【じゃじゃまる】さん 2点(2003-10-13 15:32:36) (良:1票)(笑:1票) |
163.アホなお兄ちゃんを持った妹が可愛そうで泣けてくる 【紅蓮天国】さん 5点(2003-10-12 22:47:01) (笑:3票) |
162.子供の頃、人前では絶対泣かない僕が泣きました 【のりまき】さん 9点(2003-10-09 17:32:56) |
161.いい作品だし泣けるんですけど、高畑勲の絵と、野坂昭如のある種アナーキーな作風がちょっと合わないような気もしました(特に後半、野菜泥棒をするところとか)。あと、やっぱ主人公の男の子はちょっとわがままな印象が否めないです。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-10-07 15:56:36) |
160.全然泣けませんでした。戦争映画って戦勝国側の描写か敗戦国側の描写かってだけでどれも似たり寄ったり。たしかにかわいそうだとは思ったけどただそれだけの話だったと思います。 【卵ポケット】さん 5点(2003-09-23 22:15:10) |
159.卑怯だ。悲しすぎる。兄を持つ妹として泣き、節子くらいの娘を持つ母として泣きました。戦争体験している人はもちろん、してない世代も、社会科や国語の授業で聞き、はだしのゲンや黒い雨も読み、少しは知っているので、やっぱり悲しい。節子の入ったツヅラを焼くところなんかは、10回観て10回とも泣いた。みんなのレビューを読むだけで泣ける。でも作品としては、卑怯だ!と言いたい。 【ちゃか】さん 8点(2003-09-18 22:36:48) |
158.ごめんなさい。全然泣けませんでした。みんな(私の周りも含めて)泣いたって言うけど……その気持ちが分からない。 【もちもちば】さん 4点(2003-09-14 12:22:29) |
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157.これは過去の日本を舞台にしているが、過去の物語ではないと思う。今この時間、世界のどこかで、清太や節子と同じ思いをしている子供達が居るという現実。…やりきれない。現在の日本で生まれ育つと、戦争に対して「痛み」を感じる事は難しい。この映画はその「痛み」を伝えようとしているように思う。感情移入し易い設定や舞台だからこそ、激しい「痛み」を想像出来る。聖人君子やヒーローを描いていないのは、戦争に正義など有り得ないからだと思う。娯楽映画としては重過ぎるし、観終わって寝込んでしまう程だけど、世の中から戦争が無くならない限り、くり返し観て痛みを感じたい。 【たまねぎ君】さん 8点(2003-09-11 00:29:45) (良:1票) |
156.こんなに泣ける映画そうめったにないですよね。毎年、見るかどうか迷い結局見て、次の日目が腫れちゃうんですよ…ほたるなんですぐ死んでしまうん?ってとこはいっつもぽろっと涙が出ちゃいます。あぁ、来年もみちゃうのかなぁ? |
155.戦争の悲しさが心に伝わってきました。一度見るとなかなか2度目を見る気にはなれないですね・・・。それほどにまで重くそして考えさせられる作品だと思います。 |
154.「戦争ってこんなに悲惨ですよ」という事を伝えたいのは分かるし、そう言う意味では充分悲惨さは伝わっている。しかし、節子を殺したのは、清太の「今は戦争という非常事態である」という状況を弁えない身勝手な行動によるものだという事を忘れてはならないだろう。軍事教練にも参加せず遊びほうけ、当時の厳しい状況下で出来る限りの保護と援助をしてくれる叔母の家を些細な不満から飛び出し、自分達が被害者なのだからと、当たり前のように火事場泥棒を働く清太は、権利だけを主張して、義務を果たさない「悪しき戦後個人主義者」であり、原作者の代弁者そのものである。「悪いのはすべて国家や社会で、自分達は被害者だ」と無自覚に主張する身勝手さや、想像力のなさが「悪いことではない」と、これを見る人の多くが気付かず、感動までしていることが恐ろしい。この映画のように、子供の死を殊更に強調されるだけで、その死にばかり気を取られてしまい、即思考停止状態に陥ってしまう人がいかに多いかが証明されている。こんなものを「誇りある生き方」だとして、自分の身勝手なふるまいを自己正当化する想像力の無さ、無責任さはまさに「権利のみを主張する現代人」の姿そのもの。しかもそれを「純真な子供」にやらせるといういやらしい演出。最低です。 当時の強大な帝国主義が覇権を争う弱肉強食の国際情勢の中で、「植民地にされるか、植民地を持って強国になるか」の二択しかなかった当時の日本の置かれた立場を含めた正しい歴史認識や公の論理を無視した反戦映画は、このように子供はおろか、大人までも思考停止を促す結果にしかならない。 【FSS】さん 0点(2003-09-02 11:12:26) (良:13票) |
153.今まで観た映画の中で一番泣けた。悲しすぎてもうあまり観たくない。私はホタルよりもドロップ缶の印象がすごく残っています。 【蘭】さん 10点(2003-08-31 21:25:44) |
152.あまりにも悲しい映画。ここまで暗くなれる映画はない。それだに反戦のメッセージを伝えるには十分の内容です。でも、重すぎて悲しすぎて2度は見れない(T T)。もらい泣きどこじゃないっす。 【もらい泣き】さん 9点(2003-08-29 18:15:05) |
151.2度と観るまい、と思っていたのにまた観てしまった。そして号泣。0点から10点までいろんな意見がありますが、これだけ多くのレビューがあると言うことは、それだけでもこの作品は価値のあるものだと思います。でも0点だった方、自分のおかれている環境が変わったときにまた観たら、評価が変わるかも知れませんよ。 【まるけん】さん 9点(2003-08-22 23:11:44) |
150.出だしの主人公のナレーションは・・・とても、辛い。何度見たか分かりませんが・・・、つくづく「意味のある映画」だと思う。何もかも、戦争があかんのや・・・って思う側ら、「思いやる心」が無い人々の姿に、怒りと悲しみが溢れてくる・・・。 【sirou92】さん 8点(2003-08-13 02:29:34) |
149.たしかに素晴らしい映画ではある。戦争の話として、一度くらいは観た方が良いかもしれない。しかし、二人は親戚の家で暴力的虐待を受けたわけではない。ぎりぎりの生活の中で、叔母さんの態度は仕方がないことでもある。何も頼るところがないまま飛び出してしまった二人の悲惨な物語は、たしかに泣けるが、実際のところこの映画で何が言いたいのか、よくわからない。もっと悲惨で理不尽な目にあった人は多い、という意見が出てきてしまうのは当然である。たとえば「禁じられた遊び」のような淡々とした演出に比べると、内容があざとい。 |
148.戦争のことは、わからない。でも、家族愛というか、妹のことを気遣う清太の気持ち、兄を慕う節子の姿に心を打たれた。蚊帳の中にホタルを放つシーンが、せめてもの救い。翌朝にはほとんど死んでしまうホタルたち。その死骸を集めて土に埋める。「火垂るの墓」ってタイトルを象徴する場面。妹の遺骨をドロップ缶に入れて、持ち歩く清太の姿が切ない。 【くるみぱぱ】さん 9点(2003-08-10 01:06:41) |