60.テロリストたちが信じるものは一体なんなのか、私に理解する事はできませんが、少なくとも彼らはそれを信じ、アメリカに復讐することが正しい行動であると信じている。 しかし、この映画ではテロリストの中の一人の人間のこれから自分は死ぬという現実との格闘も描かれているように思えるた。 その時私は初めて気がついた、このテロリスト達も同じ人間なのだと。 実際にこのような心の中の葛藤があったかは解りませんが、アメリカ=善、テロリスト=悪という単純な考えから、また違った見方で911の事件を考えるようになった映画です。 映画「ワールドトレードセンター」なんかよりははるかに感じる事が多い映画でした。 【アップルマーク】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-29 02:58:37) |
59.《ネタバレ》 このような映画を評価すると言うのは難しいのですが、十分すぎるほど テロリストの非道さを痛感致しましたのでコメント致します。事実は ニュースで聞き知っていましたが、現実にここまでひどいとは想像が 及びませんでした。映画があまりにリアルなので死に対するショックが とても大きかったです。亡くなられた方々には心よりお悔み申し 上げます。よもすればプロバガンダのような映画でしたが、史実として 一度はご覧になる事をお薦め致します。 【エラリイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-26 12:51:28) (良:1票) |
58.《ネタバレ》 機内の様子は犠牲者から遺族への電話の内容からの類推なのでどこまでホントか判りませんが全くデタラメって事もないでしょう。墜落の原因は謎だけどね。それにしてもペンタゴンへの攻撃をCNNで知る軍施設ってどうなのよ?あとは遺族の特典映像があるんですが、結構皆再婚しちゃってるんだよね。それも現実なんだなあって妙に感心したんだけど。 |
57.結末はわかっている…。結末は変えられない…。だから余計につらいんだ…。 【tonao】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-15 22:52:50) (良:1票) |
56.衝撃はあるが、もう一度見たいとは思わない映画。映画である以上、事実は別として映画として見る。中盤までの管制塔、軍の混乱してゆく様子は迫力満点。英語が分からないのが悔やまれるほど。後半、機内の様子は今一歩。犯人側に目的遂行への執念が薄いと感じられる。それに手ぶれの激しいカメラに酔ってしまう。機内が揺れてない場面でカメラが揺れているのはちょっと腹立たしい。機内が迫力不足と思う一因になっている。 【まかだ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-14 22:33:02) (良:1票) |
55.機内の中の出来事が想像である以上、申し訳ないが再現ドキュメントとは言えないよね。正直何か情報操作するためのプロパガンダ的な思想も感じずにはいられませんでした。とはいえ、あのような惨劇が二度と起きないよう願うと共に犠牲者の御冥福を心より祈らせていただきます。合掌 【憲玉】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-10 21:45:43) |
★54.この映画はアメリカの映画のなかでもやはりちょっと異色だと思う。最初から観客を泣かせて感動させようという意図が、まるでない。イスラム原理主義への怒りを煽る政治的な意図もない。ただあるがままに淡々と現実を踏襲している。 よく映画を観る人たちのなかで、「何が言いたいのか分からない、メッセージがない」と不満を口にする人がいますが、この映画は、そのメッセージ性を徹底的に廃し、主観を削ぎ落としてつくられている。観終えたあとに「だからなに?」と聞かれれば、「これが事実です」と答えるしかない。そういう映画です。 しかしそれでも、この映画はブッシュ政権の陰謀だとか、ユナイテッド93は、アメリカ政府によって撃墜された、という話が、まことしやかに噂されるほど、ヒステリックな批判がアメリカでは絶えない。ここまで賛否両論が巻き起こるのは、ひとえに、この映画こそ、9・11の核心に迫った作品だからだと思います。良作ではありますが、アメリカ人をもっとも動揺させる映画であることも確かでしょう。とにかく機内の様子の臨場感は圧倒的。ラースフォントリアーの、手ぶれカメラを思い出させる機内映像の揺れは、93便の乗客と同様に、観客にも恐怖と吐き気を引き起こさせる(苦笑) とくに私は揺れには弱いので大変気分が悪くなりました。観終えたときはかなり衰弱してしまいましたが、私は彼らと違って死んでいない。不謹慎かもしれませんが、「死」を意識したことで、よりいっそう生きていることに感謝したい気持ちになれました。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-09 23:29:59) (良:1票) |
53.《ネタバレ》 いや~とてもリアルで観ていてドキドキしましたねぇ~。実際のところ、航空機内ではどんな状況だったのか、航空局や軍はどんな対応をしていたのか、そういうのって全然知らなかったですからねぇ、とても興味深かったです。初めのうちはみな平穏だったのが、事態が深刻になるにつれてパニックになっていく様子。各組織の意思疎通の拙さと情報の混乱。テロリストに立ち向かい、彼らの計画を阻止するまでに至った乗客達の勇気と行動力。この作品がなければそれらを知る事はなかったでしょう。有意義な2時間でした。 【あろえりーな】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-01-09 01:35:29) |
52.《ネタバレ》 何が真実で何がそうでないのかはわからないけれど、この映画には強く心に残るものがありました。最後の墜落するシーンはしばらくの間、頭から離れませんでした。いろいろなことを言われていますが、この映画で描かれていることが真実であればいいなあと思います。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-07 04:57:25) |
【くまさん】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-01-05 14:45:44) |
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50.《ネタバレ》 9・11関連の物語は、あまりにもあの当時の衝撃がまだ強すぎて冷静には 観れなかった。ドキュメンタリー映画としては良い出来だと思う。必要以上に 登場人物の感情表現をしない所が、リアルに見える。テロリスト側の頼りない 感じや困惑も、現実っぽい。でも、現実っぽいからこそ、この映画は危険・・とも いえる。結局、ホントのホントの真実は闇に包まれている・・んだろう。 でも、テロリストも乗客もみんな亡くなった。それは真実。そのことだけでも 十分重い。本当に・・・・20年後、30年後も人類はこの日を忘れるべきでは ない、と思う。そういった意味で、この映画はずっと残って欲しい。たとえ描かれて居ることが全て真実ではないとしても。 【やわらか戦車】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-02 14:43:09) |
49.結末は判っているのですが、事実を丁寧に描いていて結末までの緊迫感がひしひしと伝わってきました。ドキュメンタリー的な映画ですが描かれている事実はとても重かった。 【ポテト】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-28 22:04:58) |
48.現実にあった話の再現。そのことを考えながら見ると、胸が締め付けられるし涙が出そうになる。しかし、映画としては出来は良くないと思う。空軍も管制局なども、2時間ワーギャー言ってるだけだし、乗客の個々の心理描写も弱い。期待していただけに残念です。。。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-12-27 17:53:50) |
【亜空間】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-24 21:18:36) |
46.ドキュメンタリー映画?と思わせるような創り..お涙頂戴、ヒーロー、商業的映画、とは一線を画す..真実を語る(解説抜きの)TV特番!とも言える作品でした..それ故に伝わってくる、圧倒的な説得力と、緊張感、切迫感、..そこで何が行われていたのか..見事な構成で観客に観せ付けます、期待以上の良作~.. 【コナンが一番】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-12-22 12:36:10) |
45.重い。点数付けるのが申し訳なく思ってしまう。ラストは分かってたけど、やっぱり衝撃です。一度は見たほうがいい。 【名無しD】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-21 16:31:15) |
44.《ネタバレ》 すべての事実を知っている僕らから見ると、「何やってんだ!」と言えるかもしれないが、飛行機をのっとってビルにぶつけるというのはあまりにも非現実的なことだというのがそれまでの考えだろう。そういう意味で、「ビルにぶつかった?こんな晴天なのに?」とかのセリフは考えさせられる。2機目がビルに突っ込むのは、「あ、あ!」という思いでいっぱい。最後の草原が見えるとき、誰もが「あそこか・・・」と思ったはず。 【θ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-19 09:39:30) |
43.観てる間中、ずっとみぞおちが締め付けられ、鼓動は早くなり、緊張しつづけ、さらには涙まで出てくる。実話の映画化は数多くあるけど、この映画は人の描写、視線を冷静に捉えていると思う。それだけに、その衝撃はかなりのもんだった。ただ、なぜか映画のつくりに不謹慎さも、観終わった後感じた。当然そーゆうものを観たい知りたいと思う自分にも。そして観てドキドキしてる自分にも。今まであまり感じた事がないのに。あの出来事が、あまりにも記憶に残る最近の出来事で、沢山の人が死にすぎたからかもしれない。うーん、俺考えすぎなんやろーか。実話の映画化っていったいなんやろー。そーゆうの色々考えさせてくれる映画でもあった。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-17 18:53:19) |
42.私的にはユナイテッド93便は空軍にミサイルで撃墜されたという”ウワサ”の方が圧倒的にリアルに感じられ、この真実と言われる物語には”フィクション”の匂いが強すぎて説得力をまるで感じられないんです。どのシーンも緊迫感の演出でしょうが、アップやズームのコマ切れカットばかり、物語も映像も全体像を捉え切れていないのはどうなんでしょうか。この映画で見せる映像はTVで見る事件の再現フィルムと同等、これならウィークエンダーの再現フィルムの方がよほどリアルさを感じる。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-12-07 20:25:30) (良:1票) |
41.《ネタバレ》 綿密に取材をし、遺族の了解を取り、制作者の意志、演出を極力排した特異なつくり。これは映画と言うよりセミドキュメンタリーといった方がしっくりくるだろう。驚いたのは管制センター、軍司令センターの出演者の多くが、911当日に実際に現場に勤務していた当事者であり、俳優としては勿論素人であるということだ。1時間以上もカメラをを長回しして、事前に予告せずに911報告書に基づいた情報を彼らにぶつける方法で、事件当日を追体験させるという方法をとったという。これが見事に成功しており、監督のコメンタリーを聞くまで彼らが俳優でないとはまったくわからなかった。それはあまりに真に迫った「演技」であるため、まさか素人が、映画撮影という管理された状況下でこのような表情、動きが出来るとは思わなかったからだ。監督は「ボーン・スプレマシー」もそうだが彼独特のスタイルで、手持ちカメラを振り回すことで観客をスクリーンの向こう側に叩き込もうとする。これは賛否があるようで、映画館の大スクリーンで観ると、生理的に酔ってしまう観客もいるかもしれない。今回DVDで鑑賞したが、特典に93便の乗客役の俳優達が遺族の元を訪ねるというドキュメンタリーが収録されている。これはとてもシンプルな番組だが、ある意味本編よりも重みがあり、心に刻まれる内容だった。劇場で見た人もこのドキュメンタリーも是非観ることをお勧めする。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-07 19:08:08) |