★18.シリーズ初登場の「対戦相手」にしてはアンギラスの存在感がなさすぎる。ノリが軽く、前作はいったい何だったの?という感が否めない。ラストだけは名シーン。命がけの気迫が伝わってくる。 【えいざっく】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2007-03-14 17:41:51) |
17.《ネタバレ》 早くものちの怪獣映画が抱える様々な問題点をいっぱい露呈してしまった、いわば怪獣プロレスものの原点と言えるかも。始めに怪獣ありきな設定は無茶なドラマ展開を生み、荒唐無稽さとシリアスさの不調和は苦笑を生み、怪獣同士がドタバタとプロレスを始めると同時に人間のドラマはパタッと停止し、怪獣にケリを付けるのとドラマにケリを付けるのとどっち付かずでどちらも中途半端になるという。怪獣と人間とをひとつの物語の中に調和させる事がいかに困難か(というか無茶な事なのか)が、2作目でハッキリしてしまい、以降の怪獣映画はずーっとその水と油の如き関係から抜け出せないままに続いてきている気がします。この映画自体の欠点としては、やっぱり前作にあった戦争の影を一切排除して、ゴジラというキャラクターのみを切り取った続編になっているところでしょう。ただ出てくるだけで、ゴジラなーんにも背負ってませんからねぇ。あと志村喬がなんのために出てきたのか意味不明だったり、一体誰が撮ったのよ?みたいなショット満載な前作の映像を記録フィルム扱いしたり、登場人物の行動に意味のないところが多かったり、ゴジラが首が長くてひょろんとしていてガッパみたいだったり(ガッパの方が後ですが)。通常は高速度撮影で重量感を出す怪獣映画の特撮シーンが、この映画では逆にコマ落としになっていてコメディか?みたいな可笑しさがあるのは意図しての事なのでしょうか? ゴジラとこってり戦ったハズのアンギラスの出番が、チャチャチャッと片付いてしまったような感じでアンギラス可哀想・・・。 【あにやん🌈】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-07-08 23:46:07) (良:1票) |
16.こちらのレビューを読んで「これは典型的な“ダメ続編”かな?」と思っていたのですが、そんなに悪くなかったです。確かにツッコミ所はあれど、少なくとも後年のゴジラ作品に比べれば、まだ作り手の熱意や気概が感じられました。「あの“ゴジラ”の続編」ではなく、B級特撮映画として見れば、十分過ぎる出来栄えではないでしょうか。それと、これは個人的な事ですが、最近東宝版「次郎長三国志」のリバイバル上映を観た者としては小泉博や山本廉ら次郎長一家と再会できたのも嬉しい。時代劇の常連名悪役である沢村宗之助が普通の現代人(北海道支社長)をやっているのも楽しいし、何より若山セツ子の演技がビデオ・DVDで気軽に観られる数少ない作品(今の所)という点でも価値はあると思います。てことで若干点数甘めですが・・・。 【ぐるぐる】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-03-22 14:19:03) (良:1票) |
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14.今見てもアンギラスはカッコいいし、映像も良かったけど、如何せんストーリーがねぇ。ゴジラ映画に求めるべきものではないのかな・・・。小学生の頃は楽しめたから、子供にはGOODかも。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-23 19:46:20) |
13.前作からわずか半年弱にもかかわらず、既に核の恐怖などキレイに消え去っている第2作。史上初の怪獣同士の本格バトルを描いたという意味では、第1作以上に後発の作品群に与えた影響は大きいのかも。しかし全体的に見るとアンギラスの出番は短く、最後は前作同様ゴジラvs人間になっているところが面白い。でも正直そこまで面白いとは思わなかった。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-11-04 21:16:02) |
12.《ネタバレ》 大阪城での怪獣プロレスが楽しめました。アンギラスの鳴き声がいいですね。 【yu-mi】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-06 16:26:00) |
11.ゴジラとアンギラスの対決は思わず笑ってもーた。早回しで戦ってるんで妙にコミカルでおもろい。昔の作品やのになんだかんだやるな~。あと白黒効果でなんか臨場感あんねん。カラーみたいなはっきりした画像だとチャチく映る部分が白黒のおかげで意外と迫力がますやなんてな~。人間ドラマのストーリーはおしいねんな~。もう少しうまく演出すればもっと盛り上がったエー話に仕上がったのに。基本ラインはわりとよくできてると思うんやけど、あっさりしすぎるとこと、ひつこいところがチグハグな気がすんねんな~。だから後半はやや退屈やってん。音楽がエー所でかからんのも、やっぱ演出なんかな~。前半のゴジラが湾内に引き返してくる展開は、上陸しない台風がやっぱ上陸してきたって感じで好き。しかもちゃんと大阪市民が全ての電気消してゴジラが去るのを待つってのがなんかリアルで。普通の一企業が主体ってのも新鮮やった。 【なにわ君】さん 5点(2005-03-07 14:07:18) |
10.50年も前の作品だから,ストーリーはともかく映像的にどうかと思っていたが,ハッキリ言って70年代のゴジラシリーズより上じゃないか?70年代のゴジラシリーズは怪獣が人間臭くなってしまい,マンガチックな作品になっているが,この作品の対アンギラスは見応えがあった。怪獣同士の対決って感じが良く出ていた。町の崩壊シーンなんかも白黒が幸いしたのか,凄く良く出来ていると思う。 【北狐】さん 8点(2004-07-12 15:14:32) |
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9.ゴジラ登場に関するシナリオの軽薄さはこの前作と比べると格差が甚だしいが、前作は日本映画史に残る大傑作だけに仕方の無いことだろう。しかし、アンギラスの登場によりゴジラ対怪獣という形式の礎を築いたことは、この後のシリーズ化を考えると評価に値すると思う。その結果今作も含めて傑作とは呼べないゴジラ映画も多く誕生するわけだが、ゴジラという世界的キャラクターの構築ということを思えば、数ある駄作もそのキャラクターの一片という意味で非常に重要である。今作においては、あくまでゴジラに対抗する人間のドラマに留めているあたりが、ドラマ性に富み見応えがある。 【鉄腕麗人】さん 6点(2004-05-02 15:13:38) |
8.前作のヒットを受けた形で急遽制作された作品なだけに、シナリオに重さが感じられなかった。仕方のないことかもしれないが、制作者側のモチベーションが低くなってしまったようだ。でも、都市破壊シーンや、日本特撮映画史上初の怪獣同士の戦いは、生々しく不気味で、見応えがあったぞっ! 【リョム】さん 7点(2004-02-02 20:01:55) |
7.前作の「ゴジラ」に比べると衝撃度や新鮮味が落ちるのは仕方ないが、何とも魅力のない演出にダメダメなストーリー展開。その一方で特撮はなかなか迫力があり、ラストのゴジラを氷に埋めるシーンは見応え十分(当時としてはネ)。本作では“売り”であるはずの怪獣格闘場面にやや満足感に欠けるが、史上初の試みということでそれなりに評価したく思います。特撮のみ評価対象で、6点。 【光りやまねこ】さん 6点(2003-08-02 21:51:04) |
6.アンギラスという生物的な怪獣を生み出し、初代ゴジラのようにゴジラに人々を見下ろさせるなど、恐怖とアクション性を調和させた怪獣映画として評価したい。ただ、戦闘シーンの速度感が過剰なために、ゴジラの重量感がなくなってるシーンも・・・。 |
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4. 前作のヒットで気を良くした東宝が無理矢理続編制作を決定した出発点がそもそもの間違い。テーマよりもビジネス優先で面白くなるハズがないだろう。シリーズ化なんて考えなかったからこそ、オキシジェン・デストロイヤーなんて裏技使ってゴジラを殺したってのに…。前作ラストの山根博士のモノローグはシリーズ化の布石などでは断じてなく、核兵器開発に狂奔する米ソへの警鐘だったのだが。何の脈絡もなく唐突に登場するゴジラ(とアンギラス)には失望。登場人物とゴジラのストーリーも水と油の如く遊離している。特に氷に埋めるシーンのクドさは「大概にせんかい!」と言いたくなる程。最も致命的なのは「伊福部サウンド」の欠如。円谷英二氏もさぞや不本意だったことだろう。 【へちょちょ】さん 5点(2002-12-27 12:08:27) (良:1票) |
3.軽快なテンポ、音楽、アンギラスの動き! あのバトルは今じゃ絶対できない……。でもあれが一番生き物っぽいと思うのは僕だけでしょうか? 怪獣バトルの傑作の一つです 【ようすけ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2002-09-30 01:54:50) |
2.前回のゴジラと違って全く重量感を感じることができなかった。何か軽かったのです。大体何の脈絡もなくいきなり二匹が島で戦っているのを見て絶望したよ。期待して借りただけに失望も大きかった。 【えむおう】さん 2点(2002-06-09 18:11:10) |
1.私的にはゴジラとゴジラの逆襲は対です。アンキュロサウルス出てきて決闘しました。今の怪獣映画の怪獣対決の原点です。国会議事堂の次は当然の様に大阪城をぶっ壊し、最後は氷山におびき出されて氷りの中に埋められるシーンはゴジラの最後の場面としてはゴジラ映画最高のアイデアです。科学兵器を使わずにゴジラを倒したんですから。 |