117.「父親たちの~」とセットで観る場合、こちらを後から観るべきだったかもしれない。。。 映画としての点数は辛いですが、こういう映画が作られた事、こういう作られ方がされた事には大いに意義があると思います。 【GUSUTAV03】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-05-18 02:38:32) |
116.細かい部分は違うんだけれども、純粋に面白かったので十点。あえてメッセージ性を排しているので、意見は人それぞれなんだけど、これで「硫黄島」について知ってくれれば、それでいいと思う。今まで歴史の教科書の片隅(うちの学校では教科書ではなく、歴史の資料集の片隅に、小さな写真とわずかな文だけのっていました。南京虐殺や三光作戦の方が記述は多かったです)に、一行か二行ほどの文章でしか書かれていなかった史実を、多くの人に知ってもらうことに意味があると思います。できれば、栗林中将が書いた家族への手紙(ウィキペディアにありますが)なんかも、見てもらえたらいいと思います。映画よりもその手紙の方に感動してしまいました。「戦争の責任」、「戦争を忘れない」、「歴史を反省」とかよく声高に叫ばれ、教科書にもそんな言葉が踊っていますが、それならなぜ「硫黄島」は教科書の隅の隅に埋もれているのでしょうか? 日本軍の非行が三ページ近く面積をとっているのに、「硫黄島」は一ページすらページを振り当ててもらえないのか? 不思議で仕方ありません。 【ローリング@ストーン】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-05-11 19:37:34) (良:1票) |
115.こりゃわかんねーなあ。本当に。 米国の観客に、イラクと重ねて観る事を強要してるとしか思えなかった。とりあえずは『星条旗』と同じ点数。でも、DVDで見直してもっと下がるかもしれない。 ナチ側だけから見た『パリは燃えているか?』みたいな感じもするし、何度も広瀬正の『マイナス・ゼロ』を思い浮かべた。戦前文化の最後のともし火というか、そんなものは感じる。 でもこれ、イラクと重ねる以外にどういう観方があるの? …と問いたくなる。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-05-10 21:51:40) (良:1票) |
114.やっぱり日本人なので訴えてくる部分はありました。でも栗林さんがどういう戦略で戦ったのかが??だし、兵士に飢えとか暑さとかの極限状態がまったく感じられないのも??でした。これは多くの人が疑問に思うところだと思うし、ハリウッド映画の限界なのかもしれません。それでも作品として最後までひきつける力強さはあったと思います。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-08 20:11:27) |
113.久々に戦争映画を観たためか緊迫感をもって最後まで観ることが出来た。ただ、どういう戦術の戦闘なのか理解出来ず、ただ戦争してるって感じで観ることしか出来ずちょっと残念。主役の二宮くんはいかにも現代っ子て感じでリアリティがないのも気になった。父親たちの星条旗に期待しよう。 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-08 16:32:36) |
112.《ネタバレ》 戦争に行かれた方に敬意の念を抱いているし、硫黄島などについて考える機会を与えてくれたので一定の評価はするが、映画自体の出来だけを見た場合はっきり言って期待外れ。先ず、ハリウッド製作なのだから「プライベート・ライアン」の様な壮絶な戦闘シーンがあるものだと予想していた。それがどうだ、終始爆撃の音が鳴るだけで終始ダラダラという感じ、シーン毎に戦いはあるのだが、全く地形に関しての説明が無いため戦術など全く分からない。よって自害のシーンも無駄に写るのである。最も過酷な戦地の一つと言われた戦闘がどうであったか、何故予想を反して持ち応えられたのか此れを観ても全く分からない。次に、駄目邦画を思わせる脚本、シーン毎にお涙頂戴はあるのだが全体としての繋がりが無いため盛り上がりに欠ける。そして、登場人物達の性格・行動がどうしても現代的に見えるのである。最近の映画に必ずいる”憎まれ役”の存在などこの映画には必要ないだろう。渡辺謙も正義感が溢れすぎているというか、当時の将校のイメージとは違う。最悪は主役のひねたガキ、いきなりの現代語連発の不平不満の数々でこの映画の質は決まった。実際何日経った設定か知らないが、疲労感・絶望感も特に感じられず、常に冷めて観てしまう。ジャニタレがとうとうハリウッドにまで足を踏み入れてきたが、はっきり言って「いい加減にしてくれ」という気持ちである。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-05-08 00:08:22) |
111.《ネタバレ》 一人一人の背景がしっかり描けていないくせに、終始淡々と進むので全く感情移入ができなかった。二宮の演技も酷い・・・よくこの程度で話題になったものだ。他の俳優陣もボソボソ声で何言ってるのかはっきり理解できない。総じて言うと、何も伝わってこない退屈な映画だった。期待損。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-05-06 01:00:43) |
110.ストーリー、音楽共に終始淡々と進むイーストウッドらしい作品ですね。特に音楽に関しては1つの音楽に徹するところなんてイーストウッドのこだわりが感じられますね。 【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-05 17:18:57) |
109.硫黄島に行ってた兵士さん全員主役ですね。日本のお国のためにここまでアメリカを相手に食いしばって抵抗していたのが、伝わってきました。 イーストウッド監督ってすごいやーー。 【こゆ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-01 23:59:12) |
108.《ネタバレ》 戦争映画を観て共通で思うのは、人々は争いなんて誰も起こしたくないし、死ぬ瞬間に頭に浮かぶのは愛すべき家族であり仲間である事は間違いないんだなって事です。あとアメリカ軍というより、己の絶望感や、冷静さを失っていく自軍での潰し合いが1番怖いなあと痛感しました。あとイーストウッドはわざと感傷的に作らなかったのだと思いますが、誰か1人を主役にせず、硫黄島で戦った日本兵全体をスポットにした事でその考えが成功していると思います。腕が吹っ飛ぶシーンと手榴弾で自決するシーンはさすがに切なかったですが、何より切ないのは、このエピソードを監督したのが日本人ではない事かもしれません。脚本や演出もですが主演陣、特に二宮君の演技が素晴らしかったです。 |
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107.一番気になったのは台詞が聴きとりにくかったこと。良くいえば、うまくまとまっていて真面目な作品。悪く言えば、驚くような抜けたところがない。ほんと重くて気分も沈むのだけれど、深みがない感じ。そんなに新鮮味もなかった。強いてあげれば、意外にも二宮が堂々と自然な演技をしていたこと。頑張っていたと思う。胸に染みたのは余韻が残るラストシーン。綺麗で無駄がなく、凄く良かった。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-24 23:34:05) |
★106.う~ん、かなり期待してたんだけど..それなりだったかな.. イーストウッド監督作品は、どの作品も、もう一息なんですよね..間違いなく、良作なんだけど..何か、物足りない..主張とか、感銘とか..心に訴えるものが..少しだけ足りない.. ただ、本作は、アメリカ人からすると、意味のある作品なのかもしれません... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-24 14:42:37) |
105.《ネタバレ》 終始淡々としていますね。そして、どんよりした絶望感覆われています。本国が支援を放棄し、孤立した硫黄島の日本軍が全滅するべくして全滅した。そんなさびしい印象。硫黄島の戦いが語られるとき、主役である栗林中将が、数で優る米軍を長期間苦しめたことがよく話題になるかと思うのですが、映画からはそれは伝わってきません。作戦といえば山にトンネルを掘ったことくらいで、30何日も持ちこたえられたのは何故?と感じました。父親たちの星条旗では、苦戦の様子が描かれるのでしょうか。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-24 10:15:01) |
104.《ネタバレ》 今更ながら、劇場で見なかったことを後悔しています。前評判の高さと同時上映作品の多かったことが災いしました。 見てどうだったのよ?と、聞かれたら、最初に頭に浮かんだのが「不条理」という言葉です。誰も戦争は望んでいない!誰でも家族の平和、健康、国家の健全な安泰を望んでいるのに1部の人達のために思いもつかない環境に放り込まれてしまう。栗原中将がアメリカに行ったとき、パーティで「もし、日本とアメリカが戦争したら、貴方どうします?」とご婦人に聞かれます。「わたしは、国のために働きます!」と軍人の立場で答えるが、最後に発した「NEVER!」そんなこと絶対にないですよ!が見終わる最後まで頭に残りました。 親米の栗原中将、ロサンゼルスオリンピックの馬術のメダリスト西中佐、憲兵隊を追われた清水、埼玉のパン屋西郷、誰がこの地を望んで出征したのでしょう。 【としべい】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-04-24 08:03:57) |
103.《ネタバレ》 最近、手紙というものを書いたことがない。たいてい電話やメールで済ませる。意思を伝えてはみたものの当然、何を話したか、何をメールしたかなんて覚えていない。硫黄島での激闘は、戦った者にしか分からない悲劇であり、本土で安心に暮らす家族やその後の子孫たちの未来を守った(誰にも気づかれないでいた)功績であり、戦争の罪悪の象徴なんだと思う。御国のために戦場へ行った『父親』たちが家族に対し、実際はいつ死ぬかも分からない銃撃と爆撃の中であっても、戦地や蛸壺での醜態や悲劇を決して伝えることなく、手紙の中に書くことは家族1人1人を気にかけることだけであり、帰還をただただ約束する。本当のことを書きたくても書かない辛さと戦地へ徴兵されたことの覚悟を手紙には感じられる。戦争のきっかけって、首脳と首脳が1枚の書類にサインするしない(相手の主張にYESと言わない)ことで始まる。くだらない紙切れのために命を落とし、家族の絆を保つ大切な紙切れを守るために命を落とす。同じ紙切れでも、重さが違う。そういう意味で、50年?の時を経て手紙が発掘されたシーンは失われた大切なものを感じ取った。 |
102.アメリカ人が作った映画にも関わらず、日本人の描写がよく出来ていると思います。「父親達の星条旗」も鑑賞してみたい気にさせてくれました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-21 01:07:28) |
101.《ネタバレ》 一日早く出てたので早速見ました。 戦闘以外の場面が良く、セピア調の色もさらに引き立たせていました。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-04-19 20:07:23) |
100.《ネタバレ》 ニノ・渡辺謙はじめメインの俳優がまあまあよかった。ラストの朝日がカラーになるのがよかった。違和感はなかったけど、大がかりなだけの戦争映画は、中高年を映画にひきつけるためのブームって感じでややヒく。 【●えすかるご●】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-04-08 20:10:25) |
99.邦画では描けないであろう描写とリアルさがあった。しかし、この作品を硫黄島戦を描いた映画とするにはもの足りない。西郷達の部隊は逃げてるだけで、まともな戦闘を ほとんど行っていないし、栗林中将の戦術もいまいち伝わってこない。監督が彼に興味を持った原因の一つとなった、その異色ともいえる戦術、それが満足に描写されていないのはどういうことなのか。これでは硫黄島で戦った日本人がそこで何をして、そして死んでいったのか、何が起こっていたのかがわからない。大多数の日本人が硫黄島の戦いなんて知らないのだから、それこそを教えて欲しかった。地下壕掘りの過酷さ、自爆攻撃、地下壕網を使って米軍相手に奮戦する姿を。パンフではしきりに米の被害が日本のそれを上回ったことが書かれているが、映画を見てもそこには、それを感じさせる描写などはまったくない。36日という日数の経過が感じられないのも、それに拍車を掛けている。不満ばかり書いたけど、十分見る価値はある。 【ういろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-03-18 19:33:15) |
98.香港の映画館では、学生が多く観に来ていました。 日本兵が自決を選ぶシーンではあちこちから チーシン(Crazy)という声が上がり、 日本人とばれるのが少し恥ずかしいという気持ちになりました。 まさにいかれていたのでしょう。 この映画、おもしろいとは思いませんでしたが、 星条旗と併せて一度は観ておく映画だと思います。 生きて帰った兵士のその後はどのようなものだったのでしょうか。 |