★6.《ネタバレ》 何気に生真面目な典型的日本人のアタシにとって、フランス人の自由奔放っぷりは永遠のミステリー! 特にこの時代の節操ない感じはチンプンカンプンで、もちろん感情移入なんて全然できなかったんだけど、カツラの下はハゲ散らかしてる(失礼)太陽王ルイ14世のウ○コをお付きの人たちが匂い嗅いだり触ったりしてるの見て、「絶対君主制は終わるべくして終わったのねー」なんて思ったりして…って違うか。 でも当時の様子や慣習を知るには面白い映画だったわ。 アタシ的な見どころはやっぱりソフィー・マルソーの圧倒的な美貌!と、付き人マリーの見事な乙部のりえっぷり!! 舞台の上で自ら命を絶つマルキーズに最後はまんまとおいしいトコ全部持ってかれちゃうあたり、ほんと乙部のりえっぽかったわー。 ステキ! 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-30 14:45:01) |
5.《ネタバレ》 マルキーズをどういう人物として描くのかという焦点がはっきりせず、単に成功と凋落の筋を追っていっただけであるため、演ずる側もどう演じていいのか困っているような感じ。結局、ソフィー・マルソーも、最初に楽しそうに踊っている場面が一番輝いており、それ以外はさしたるインパクトがなくなっている。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-05-11 23:57:32) |
4.ヨーロッパ絶対王政時代の性に対する価値観にはいつも呆気にとられるのだが、この作品のいいところはまずそのことを隠していないこと。そのうえで今の価値観を差し込んでいないところ。つまり夫以外の男と寝ることについて相手がためらったり自身が葛藤したりといったことがなく、実に普通のこととして描かれているということ。もちろんそれは意図的にされていて、時代考証にはそれなりに気を使っているように思った。いきなりストーリーとは関係の無いご婦人たちの排尿シーンがあったり、意味も無く太陽王の排便方法がなにげに映されたりするのも時代考証をちゃんとしてますよということなんだと思う。マルキーズがどう見てもつり合わない太った旦那を心底愛しているという描写が現代の観客に安心感を与えている。性に対する価値観と異なり愛に対する価値観は普遍ということでしょうか。ストーリーは伝記ものにありがちな大雑把なあらすじの連なりでしかないのだが、話題豊富なルイ14世の時代におけるアレコレを完全封印し、あくまでマルキーズ周辺の出来事に徹しているだけでも良しとしたい。ソフィー・マルソーも女優として最も輝いていた時期だったんじゃないだろうか。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-12-04 15:48:23) |
3.マルキーズが思いっきりビッチなため、今ひとつ感情移入できませんでしたけど、内容的には可もなく不可もなくといった感じでしょうか。最後はもう一捻り欲しいですね。 |
2.路上の踊り子から女優へ、そして大スターへと上り詰めるサクセス・ストーリー。夫や作家との愛憎関係。そして、本人を追いつめていく限り無い野心。こういった物語のファクターが全然絡み合ってないと思う。もちろん伝記映画ですから、それなりに事実に忠実なんでしょうけど、それぞれがバラバラなので、それぞれが唐突に感じてしまう。だからたっぷり2時間の映画なんですけど、何とも駆け足だった様な印象です。マルキーズは、たぶん女優開眼したことで尊大なスターになったのでしょう。しかし映画ではその開眼が描かれないので、観てる方は置いてきぼりです、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-02 00:01:57) |
【鐵假面の人】さん 10点(2001-09-19 17:30:56) |