414.《ネタバレ》 小雪以外の日本人俳優陣、良かったです。トム・クルーズは添え物に過ぎない、日本人であることを誇りに思える映画でした。渡辺謙のまっすぐな視線が、凛々しくカッコ良い。小雪とのロマンスが、なぁ・・・。だからラストシーンはがっかり。 |
413.この映画はトム・クルーズ主演のアクション映画。舞台が明治初期の日本というだけ。だからキスシーンもあるしニンジャも出るよ!だってアクション映画だもんね・・・。こう思って観れば納得できます。日本が題材になってるから期待しすぎるんだろうけど、あまり深く考えずに観た方がいいですね。点数はそう考えてつけました。 【ばたあし】さん 7点(2004-06-12 11:49:46) |
412.殺陣がスゴイ。日本人とトムクルーズと共演してるのがスゴイ!そして見劣りしないのがスゴイ! 【Piece】さん 8点(2004-06-12 00:08:45) |
411.何でトム・クルーズが時代劇でてるの?感が最後まで抜けなかった…。そのぐらいよく日本を描いてくれてた作品というのも十分すぎるほど分かるほどに。 それにしてもトムの目力は強烈ですね。眼力で石に出来そう。 【PLANET】さん 5点(2004-06-11 22:24:15) |
410.《ネタバレ》 最初は全然見る気がしなくて、こういう話は好きじゃなかったので見なくていいや~って思ってたんですけどやっぱヒットしてるから見る事になってみたらまぁまぁ良かったです☆途中で殺される所が結構泣きそうになりました!! 【ロシナンテ】さん 6点(2004-06-11 21:58:04) |
409.トム・クルーズ演じる主人公は過去にインディアンを襲撃したことをトラウマとして持つ。この、物語として大変重要なところが実にあいまいな表現になってしまっていると思う。つまり、シナリオとしては先住文化を軽視支配したことが主人公のトラウマだと思わせるけども、映像としては無抵抗な女性・子供を殺傷したことがトラウマだと思わせる。この、物語として肝心なところの実にあいまいな表現がこの映画の致命傷になってしまっていると思います。そして主人公は日本の官軍の兵士を殺しまくったあげく渡辺謙に「おまえは名誉を取り戻した」と言われる。いったいなんじゃらほい?です。先住文化を大切にしなければいけないという想いと、極東の島の”侍”というものへの帝国主義的なあこがれ、それに個人のトラウマがごっちゃになってあまり面白くない映画になってしまったと思います。ところでこの映画のトム・クルーズの役回り、「戦国自衛隊」の千葉真一とダブって見えるのは私だけでしょうか、笑。 【メロメロ】さん 3点(2004-06-11 18:15:20) (良:1票) |
408.《ネタバレ》 モンゴル騎兵の襲来?いやあれは侍らしいです。架空の世界として見ても展開があまりにご都合主義的ですね。ラストサムライのラストサムイ。 【はざま職人】さん 4点(2004-06-11 01:16:53) |
407.《ネタバレ》 最初に まず日本の文化の根底にある「侍」という概念を、日本の最たる映画監督達ですら、十分に引き出せていないのに、海外で作るのに無理がある それは邦画で円卓の騎士とアーサーやるくらい無理がある 時代考証としては まず当時の軍事模範はフランス、継いでドイツに移り変わる頃ではないだろうかと推測されます、アメリカの当時の世界ランクは40~50位だったと思います、後に世界最強国となるアメリカが台頭するのは、第一次世界大戦で、戦争加わわらず、利潤のみを獲得したからです だから軍事教練官を呼ぶのに、アメリカは無いでしょう 次にあの鎧で雄たけび あの戦いは時代考察からすると、戊辰戦争だとうかがえますが その頃には奇兵隊を模範とした軍事訓練の行った兵隊が多く参加していました まちがっても いや、一人くらいはいたかもしれませんが、あんな騎馬武者は絶滅したと言って過言ではないでしょう そしてここが一番重要 彼らが賭けたのは「剣」に対する執着ではなく「未来」をもぎ取る、ための戦いだったはず 属国になったとはいえ、西郷さんがこれを見て喜ぶ今の若者を見たならば、草葉の陰で号泣してるでしょう でも、トムクルーズがシークレットブーツ履いて演技してたり さけ~さけ~ なんて、叫ぶもんだから、レインマンのトムがフラッシュバックして チョッと涙目になりました トムクルーズ好きな笑いマニアにはたまらない一品です 渡辺謙も残九郎のイメージが強すぎで、シリアスには見れませんでした 【はまち】さん 10点(2004-06-10 21:46:47) |
406.日本人ってすばらしいと、映画でも、俳優陣でも思える。これは時代劇というよりは、ファンタジー。美しい風景や、武士道を通じて、人生に語りかけてくれる。批判も集中しやすい作品だが、自分にとってはここまで揺さぶられた映画は無い。 事実をもとにしたフィクションにおいて、題材の日本人全員から賞賛を得ることは不可能だとおもう。日本人がどんだけ金かけて時間かけて研究して作っても、この映画に勝るものは簡単にはつくれまい。見てない人はとりあえず見てほしい映画。 【NARCISSE】さん 10点(2004-06-10 20:59:47) (良:1票) |
★405.アメリカ人が描いた武士道は、このあたりが精一杯なのか。自分を律し、日々黙々と精進を重ね主君に仕え、事が起これば主君のため命を捨てる覚悟で臨む。真田広之、福本清三から、これぞ武士道というものが窺われたが、肝心の勝元の覚悟が曖昧だったのが残念。出陣の時、沿道から黙って頭を下げて見送る者達の姿は武運を祈りつつ最後の別れになるかもしれないという覚悟が感じられるとても印象に残るシーンだった。 |
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404.《ネタバレ》 映画館でみましたが、少しがっかりしました。鎌倉時代を思わせる重装備な鎧武者が登場したかと思うと、変な外人と(妙に英語のうまい)変な日本人。「義のために死ねるのがサムライ」と思います。が、真のサムライは決して犬死はしません。勝元(完全に主役でした)があれほどの将であれば、勝つために戦いを挑むであろうし、もしかなわねば切腹してでも同士の血を流さぬのが武士の道理。最後の無策無謀ともいえる突撃シーンには目を覆いました。まるで犬死。来るべき時代を読めなかった戦国時代末期の武田騎馬軍団の最後をみるようでした。 【杜子春】さん 6点(2004-06-10 17:05:59) (良:1票) |
403.かなり期待しましたが、正直がっかりです。全く感動出来ませんでした。それはこの映画の核である「武士道」が何の為に戦っているのか全く伝わってこなかったからです。 オスカーにノミネートされた渡辺謙さんの演技は素晴らしいのですが、英語が流暢過ぎて、逆にリアリティに欠けるというか。変な風景も含めてやはりハリウッド製SAMURAI映画そのものです。 【JEWEL】さん 5点(2004-06-08 23:31:14) |
402.《ネタバレ》 俺は時代劇が好きじゃない。家族は時代劇が好きみたいで(特に祖父母)NHKの大河ドラマをほぼ毎年見ているのだが、側で見ていても死ぬほど退屈だし、話をまともに知ろうという気にもなれない。そんないわゆる”アンチ時代劇”な俺が、トム・クルーズの主演作だから、そしてハリウッド映画初出演にしていきなりアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ話題となった渡辺謙の演技を見てみたかったから、さらに評判も良かったから見た。すると見た後、時代劇は合わないという固定観念は嘘だったかのように心底感動、その完成度の高さにひたすら圧倒された。ストーリー、序盤の壮絶な戦闘シーン、オールグレン(トム)と勝元(渡辺)の絆、忍者侵入のシーンから始まるチャンバラ、サムライ・スピリット、渡辺謙の演技とその存在感、エドワード・ズウィック監督の巧みな演出、興奮や感動をさらに引き立ててくれる音楽。全てが美しすぎる。チャンバラはしょせん日本の時代劇と感じさせる所が若干あったものの、斬る!斬る!斬る!の連続ばっかりで刀と刀のぶつかり合いに飢えていた俺をたっぷりと満足させてくれた。しかし・・・。それ以上に俺を感動させてくれたのは、映画全体からにじみ出る男たちのパワーだ。クライマックス、軍隊との戦争で、オールグレンや勝元を始めとする男たちは死ぬとわかっていても、自ら足を踏み出し、決して死を恐れる事を無く闘った。こんなにも儚く美しいヒーローたちがかつていただろうか?国に全てを捧げ、自分たちの運命を受け入れ、自ら”死”に突き進んでいった彼らを俺は深く深く尊敬したい。俺はこれから、いろいろな事に悩み、苦しみ、悲しむ事だろう。時には挫折しそうになったり、自暴自棄になったりする事もあるかもしれない。しかしそんな時には、この映画で描かれた男たちの力強いパワーが、俺を悲しみから救ってくれる事だろう。うぬぼれでは無く、俺はこの映画さえあれば何でも出来る!!この映画を”好きだ”と言える自分である事を、俺は心から誇りに思う。 |
401.観終わった後、ものすごい嫌悪感がありました。やっぱりアメリカ映画ですね。 【かずのすけ】さん 2点(2004-06-08 20:51:06) |
400.映画館で見たときは、大感動。渡辺謙とボブのかっこよさにしびれた。・・・でもなぁ、重要なシーンなのに、桜の前でオルグレンと勝元が話すところ、桜の色がやばすぎる。リアリズムうんぬん言うなら、あんな造花ばればれの使うより、本物の桜の時期まで待ったほうがよかったんじゃないかな。もちろん、ヤシノキと、トム&小雪のちゅーシーンは<こらぁ!んなワケあるかぁぁぁ!>と、劇場でツッコミいれてた(心の中でだけど)。ツッコミどころは多々あれど、及第点は余裕であげられる作品でした。まぁ、釈然としない薄い内容だったけどね。 【ちー】さん 6点(2004-06-08 13:50:58) |
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398.《ネタバレ》 アメリカで創られた日本を舞台にした映画だが、たいてい、日本人からすればこっけいな作品が多い中で日本の文化を予想以上に表現されていた。侍の精神は新渡戸稲造の武士道だね。 まさかこれがアメリカでつくられるとは、以外や以外だ。不甲斐ないなジャポ!がんばれ日本映画。 勝村が英語を話せるのは、どこで習ったか知らないけど、英語を理解できる人にとっては話せた方が観るものにとって伝わりやすいだろうね。 侍はやっぱいいなと観ていたら、終わりかたがきにくわない。 戦で土下座はやりすぎだ。トムさん死なないし…勝たないだけましか。 ってトムクルーズさんよ!小雪のとこに帰ったら武士道の意味ないじゃん、表現されてないじゃない。あぁ~ぁ、納得いかね~。トムさんだけハッピーエンドじゃん。 と、まとめるとこんな見方しかできない映画かもしれないです。 【杉下右京】さん 6点(2004-06-08 03:59:47) |
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396.思ったよりも賛否両論のようですが、私はとても感動しました。 確かに間違った表現や歴史にそぐわない所もあるかもしれない。 私個人としては、きっちりとしたお勉強的な正確さで日本を難しくしてしまうより(現代の日本人でさえ難しいあの時代解釈ですし)、娯楽的な要素をこれだけ盛り込んで、尚且つとても美しく高潔な国に仕上げてくれたハリウッドに、日本人として感謝したくなりました。 武士道精神というものが馴染みのない国の方々に分かりやすく伝わるようにディフォルメしてくれたんだろうなぁ、と、正確ではない部分もそんな意図を感じたように思います。 よく日本にいるよりも外国に住むとより日本のことが分かる、と海外に住まれている方に聞きます。 この映画を見て、そんな言葉を思い出しました。 私の中には、素晴らしいルーツがあったんだなぁ。 実際の日本の歴史を見ると(切腹・特攻)それこそ悲しいだけのやみくもな死だと思っていましたが、この映画は生きることの大切さを教えてくれたように思います。 死が誰もにいつか必ず訪れるそのときまで、いかにして生きるか・・・。 精一杯生きて行こうと、感じました。 【cha-cha】さん 7点(2004-06-07 19:43:46) |
395.トム・クルーズの一得なところは、画面一杯に、一生懸命に演じているんだよと、滲み出てくるところだった。それだけで、トム・クルって健気だぁと、思ってしまうんだな。でも、本作のトムは、そんなものを超えていた。トム・クルに、こんなに抑制の効いた演技が出来るとは、正直、驚いた。オスカーでは渡辺謙ばかりが目立っていたが、これで、何故、トムがノミネートもされなかったのか、不思議でならない。もっとも、作品的には、確かに突っ込みどころ満載だし、少々情緒過多だし、確かにアメリカ受けはしないだろうなぁ。それでも、よく描けていたと思う。忍者は、別に不自然に思わなかった。天皇とは関係無いだろうけど、江戸城御庭番というのは、確かにいたらしいし、そういうのを出したかったんでしょう。それにしても、アメリカ人が日本の伝統や風習を惜しむって、日本人が宮廷舞踏会に憧れる感覚なのかなぁ。時代背景的なことについては、敢えて突っ込む気はない。「レジェンド・オブ・フォール」や「アラビアのロレンス」からして、ああだし。この作品をきっかけにして、あの時代を学ぼうという気になる人が多ければ、作品としての価値はあると思う。それにしても、私、渡辺謙=勝元が、ラストに近くなるほど、だんだんモーフィアスに見えてきた(笑)。 【由布】さん 8点(2004-06-07 00:32:12) |