13.《ネタバレ》 9年前のウィーン、一目出会ってその晩のうちに恋に落ちてしまった2人。
半年後の再会の約束かなわず、互いに思いをつのらせたまま、9年後の現在
パリで偶然の出会いを果たす。主人公はイーサン・ホーク演じる恋愛小説作家、
ヒロインは環境保護団体の仕事をする女性。2人の再会に許された時間は、
イーサンがパリを発つまでの2時間足らずという短い時間。そのあっという
間の時間を惜しむかのように、パリの街中を再会を果たしたばかりの2人が、まるで
絶頂の時期にいる恋人同士であるかのように、満面に笑顔をたたえながら
これでもかこれでもかと言わんばかりのマシンガントークをしながら
散歩するというお話。マシンガントークってわけじゃないけど、本当に
2人が驚くほど、しゃべりまくるんです。お互い9年間貯まりに貯まった思いを
吐き出し合うかのように一杯。会話が途切れる瞬間がないんです。笑顔笑顔、
人生のうちでこんな嬉しい時間なんてないんじゃないかって
いうくらいの笑顔を浮かべながら。正直これまで映画見てきた中で、こんなにも
出てきた登場人物達がしゃべり倒す作品って見た事ないかもって思ってしまったくらい。
でも本当に好き合った2人がデートするとこんな風に絶えることなく会話が次から
次へと出てくるものかもしれないね。しかもそれが1日限りの再会となると尚更かな。
俺この映画を吹き替え版でレンタルしたんだけど、声優さんがアニメ『こち亀』の中川さん役の人で、その声やしゃべり方にとても好感持てたせいか、今まであまり
好きとは言えなかったイーサンホークにもとても好感持てました。作中のイーサンは、
ハンサムで教養があっておしゃべり上手で明るくて間が良くて、一方女性の方も明るくて
チャーミングで、セックスの話なんかも自分の方からしちゃったりして、二人ともとても
いい感じでした。でも二人が、かたや妻子持ちの夫で、かたや
恋人を次ぎから次ぎへと乗り換えてその度にセックスしてるフリーの女って形で再会するって
ストーリーは、仕方のないことだとはいえ、なんかね。。。皮肉だなぁと思った。
この映画本当スバらしくて8点、8.5点くらい付けたかったんだけど、ぶっちゃけ最後が
なぁ。。。。最後がなんのヒネリなく平凡で中途半端な感じで、えっ?ここで終わり?
みたいな感じで終わってしまうんだよね、そこが物凄く残念だったんで7点どまり。