21.《ネタバレ》 観始めた時点では、正直言って「これは拾いもの、大傑作かな」と思ったのですがね、途中からどんどん失速しちゃいました。わざとらしさが強すぎるE・ノートンの演技は、観なれてくると結構楽しめますし、邪悪な役柄のR・ウィリアムスも味があって良いのですが、C・キーナーがいけません。前半は『ネットワーク』のF・ダナウェイみたいな小気味よいやり手プロデューサーで、ノートンをいびるシーンは凄く面白いのですよ。最後までこのテンションで行けばよいのに、だんだんノートンに恋する普通の女に退化しちゃって、終いにはロビンまで改心していい人になるラストにはちょっとがっかりさせられました。もっとシュールでブラックな結末を期待してたのに…。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-06-11 21:47:32) |
20.ノートンファンの私としては、こういうコミカルな役柄も演じられるノートンの役者としてのキャパシティを嬉しく感じました。シリアスな役柄の多い彼ですが、よくよく考えると、あの三日月形の目といい撫で肩気味の体型といい(脱ぐと引き締まったいい体ですけどね)、意外と善人っぽいルックスなんですよねぇ…。今でも彼の本領はシリアス・ドラマでこそ発揮されると思ってますし今後もそういう作品で活躍してほしいですが、これはこれで面白かったです。着ぐるみをかぶって満面の笑みのノートン、何だか見ているだけで嬉しくなっちゃうじゃないですか! |
★19.《ネタバレ》 観始めて30分間は、超が付くほどのブラックユーモアぶりに、今年最初の大当たりがきたっ!と大興奮。しかしその後、時間を追うごとに右肩下がりにトーンダウン。きっと最後の最後にに大どんでん返しが用意してあるぞ、と期待をつなぐも、そのまま終了。生ぬるいヒューマンドラマを造るのは勝手だが、それなら、この映画は生ぬるいヒューマンドラマです。最初の30分で勘違いしないで下さい、と注意書き入れてくれ 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-04-04 19:14:14) |
18.レインボーとノラのキャラが中途半端にかんじましたが、サイは最高でした。演技もとてもよかった。注)ピンクのかわいい着ぐるみ出てきますが、子供の見る映画ではありません(笑) |
17.いや、素晴らしいキャストですねぇ。そのメンバーでこのようなクライムサスペンスとはもったいない。いや、面白いのは面白いんだけど、子供が見るには多少エグイし、コメディとしてはそれほど笑いどころもないような。 【Andy17】さん 7点(2004-11-20 23:02:28) |
16.ノートンが何でも演じれるのに感動した!ストーリーは個人的に好きじゃないけど演技力にビビッタ!! |
15.《ネタバレ》 見るべきは悪役を演じるロビン・ウィリアムズと善人を演じるエドワード・ノートンの2人でしょう。キャサリン・キーナーとダニー・デビートが脇を固め、キャスティングはばっちりでした。一体どうなるのかとハラハラしますし、子供向けの番組でピンクのサイの着ぐるみを着てはしゃぐエドワード・ノートンも一歩引いて見ると滑稽で、見ているだけで笑いが込み上げてきました。色使いや映像の見せ方も凝っていたし、映画のテンポも良かったです。しかしレインボー・ランドルフが簡単に改心してしまうのが少し拍子抜けしてしまいましたし、キャサリン・キーナー演じるノラが一体何を考えているのか分からないのが少し不満でした。 |
14.色々な寓意に富んだ良作。誰もが何らかの形で味わうことになるであろう、人生における栄光と挫折。この作品の登場人物たちも、大なり小なり人生の盛衰を味わっている。そして、そうした転換期にこそ、その人間の積み重ねてきたものや、真の人間性が問われるのだろう。 【FSS】さん 7点(2004-09-05 17:16:04) |
13.ブラックな笑い満載でした。子供番組を巡ってのお話ですが、子供と観ると気まずい部分も多々あると思います(笑)。ロビン・ウィリアムスはここ数年の悪役キャラの中ではこの役が一番ハマっていた感じ。最後は(一部を除き)めでたしめでたしなところも好感。 【ライヒマン】さん 7点(2004-07-19 22:22:28) |
12.エドワードさんの着ぐるみ見たさに借りました。あらまぁ、かわいらしいこと。ロビンさんはいい感じのキレっぷり。あっさりいい人になった時「絶対に裏がある!!」と思ってしまった自分が悲しい・・・。 【がんな】さん 5点(2004-07-18 19:11:29) |
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11.ノートンが出てると「この人絶対裏があるんじゃ・・?」と疑ってしまうけど、今回は最後まで見たまんまのいい人でした(笑)子供向け映画かと思っていたけど、結構大人向けなブラックな笑いがちりばめられていて面白かったです。ラストはいかにも定番なかんじだったけど後味が良かったです。 【ジョナサン★】さん 7点(2004-06-23 11:23:00) |
10.「フィッシャー・キング」をブラック風味でアレンジしたみたいな感じです。あっちは純粋な善人でこの映画は逆恨みで復讐しようとするわけだけど、妄想に突き動かされているあたりはかなり共通してます。落ちぶれてるのも同じだし(笑)このロビンは吹っ切れた感じで見てて気持ちいいです。ロビン嫌いの人にも、ブラック風味がいやじゃなければおすすめできるかも。ノートン君については、いつ化けの皮をはがしてくれるかなあ・・・なんて思ってたけどね。彼の笑顔(被り物なしの時)は何かをたくらんでいるようにも見えてつい「まだかまだか」なんて手に汗握って・・・はいないけど、目が離せませんでした。こういうのも演技力と言うのならノートン君はやはり天才的。もうちょっとノラについては人物像を深く描いて欲しかったですね。モープスを好きになっていく過程も、ランドルフとの過去についても、もうちょっと書き込んであれば納得できたかも。ハーベイ・フィアスティンが出てきたのにはついニヤリ。確か「ミセスダウト」の中でロビンに女装させたのもこの人だったなあ(笑)それと、「アメリカン・ヒストリーX」をこんな形でパロディにするとは、と思うシーンもあってまたニヤリ(笑) ラストはこんなうまくいく訳ないだろう、と思いつつも気分はいいので良しとしましょう。 |
9.キャストもいいし、ストーリーもいいんだけど・・・何か物足りなさがあった。おそらくストーリー的には内容が読める定番だからだろう、どんでん返し型に期待することに慣れてしまった自分がいけないのか・・・。主演の二人はさすが!俳優のカガミですね。 【ぼぎー】さん 5点(2004-05-22 16:53:36) |
8.ストーリーは面白い。上映時間の短さからもわかるように、編集作業に相当根をつめたようで、テンポもよく小気味いい。ただ各登場人物の描きこみがもうひとつ。特に悪役が複数登場するので、このあたりの区別をもっとしっかりと見せて欲しかったのが残念だ。また、登場人物の心の動きが読みづらい。まずキャスリン・キーナー演ずるノラが、モープスに心を開いていく過程。はじめは穴が空いた番組の顔として、モープスのことをただのつなぎだとしか思っていなかった彼女が、徐々に心を開いていくわけだが、彼の人となりを理解していく過程がほとんど描かれていない。よった勢いで彼に詫びを入れる前に、そうする決心と、勇気を振り絞る状況というものが必要だったはずだ。また、心に鉄の扉を持っている理由はこの時点ではまったくわからない。ひとつのなぞときとして、ここも描きこんで欲しかった。レインボーがモープスにひざをなでられただけで改心してしまうところも拍子抜け。さらに、モープスに裏切られ、親分が殺された最後の手段が、舞台上の殺し、というのも短絡的。スピナーのいとこのアイリッシュマフィアは、名実ともにかなり強力だが、やっていることがチンピラのそれに近い。 【神谷玄次郎】さん 6点(2004-05-01 00:09:27) (良:1票) |
7.いいですね。最近のロビンはハズレがありません。 ラストは是非ともこうあって欲しいと思うものになってくれて本当にうれしい。後味すっきりのブラックコメディー。結構笑えますよ。オススメします。 【JACK】さん 9点(2004-04-13 05:33:55) |
6.これ、そこそこおもろっかった。小さいころ観た「おかさんといっしょ」みたいな番組の裏事情ってやつかな。でもその番組部分とか結構ちゃんと作りこまれてて、本格的なお子様テイストになってんねん。で裏の部分は大人向けブラックコメディー。映像は今風な感じのところもあって観ててあきひん。単なるありがちなコメディーでないことは確か。これで変なB級くささがなければ、俺の中で10点の映画になってたと思う。おしい。 【なにわ君】さん 5点(2004-03-26 06:27:04) |
5.何より編集が綿密になされていて、テンポが驚くほど良いことにこの作品の良さが凝縮している。映画はテンポの良さが命だと言う事がよくわかる。そしてそれに彩りを加えるのが色彩の鮮やかさ。目にも脳にも優しい、良心的な作品でした。 【コーヒー】さん 8点(2004-03-21 17:19:10) |
4.ノートンが珍しく“見た目まんま”の徹底的にいい人で、ピンクのふわふわな着ぐるみが似合ってて可愛い。ロビンも汗をかきかきそのキャラで頑張ってました。途中ナチスが出てきたのはやり過ぎだろうと思ったけど、ロビンやデヴィートらが見せる大人の悪の世界の数々は、反面教師的で、いいお勉強になりました。キレそうになったら、誰かを恨んだりせずに「吠えよう」。うん、そうだねーなんて頷きつつ、イヤな奴を代わりに片付けてくれるお友達(のお母さん)がいていいなァ、とも思ってしまった…。 【桃子】さん 8点(2004-03-08 16:53:14) |
3.最初はサスペンスか?と思わせておき、現代社会の汚さがどうのこうのという作品か?とミスリードする。しかしその実態は、現代ファンタジーとコメディを混ぜ合わせた暖かいお話。ノートン演じる純粋無垢な男はセーラかセドリックかはたまた更生したスクルージか。彼の行動で全てがうまく片付いてしまう、評論家皆さんの大嫌いなストーリー。でもこういう「素直」な映画はそうそう無い。 |
2.三崎港で水揚げされたばかりの最上級本鮪と、フランスヴァンデ産鴨のフォアグラに、粉とキャベツぶちこんでお好み焼きを作ったカンジの映画(何でお好み焼きに例えたかと言うと、ノートンの好きな日本食が「お好み焼き」なんだそーだ)。 【ともとも】さん 4点(2004-02-10 23:27:08) |