6.某作品の「女は子宮でモノを考える」のお説が思い浮かぶ、脳味噌が海綿体から出来ている野郎二人の安物の欲情をひたすら見せられる。アホクサ。 |
5.先日サイモン・ガーファンクルの80年代の臨時編成ライブの放映を観てこの映画を思い出しました。当時、配役につられてこの映画を観たのですが美形女優二人が老け役を演じている上にアートの髪の薄いのに驚いた記憶があります。映画の設定では多分50年代に学生生活を過ごしたカップルだったと思います。それにしても原題「性交体験」の凄さは。 【たいほう】さん 6点(2004-10-19 01:04:25) |
★4.どこまで行っても空回りなマイク・ニコルズの笑えない笑いにクラクラしつつ、頑張って最後まで観ていたらあまりにも救いの無いオチにさらにクラクラ。一番セクシーだった頃のジャック・ニコルソンが無駄にオーラを放っています。キャストも豪華だし、テーマは深遠。雰囲気一発で楽しむにはいいんだけど、当代きってのジャック・ニコルソンファンを自認していた私でさえ退屈したのだから普通の人が観通すにはかなりの覚悟が必要だろう。なんとなく、美しい風景とかに騙されちゃったりするんだけど。だから何なのよ。 【anemone】さん 5点(2003-11-30 01:39:47) |
3. A. ガーファンクルに役者としての才能と魅力が感じられなかったし、映画全体の密度が薄かった.見事に波長が合わなかった映画. 【シャリファ】さん 5点(2003-09-10 22:12:35) |
2.これ、子どもの頃自分のおこずかいではじめて見た映画です。小学6年でした。風と共に去りぬ目的で行ってなぜかこっちに。まだ性の事なんかまるで知らない年頃で、ちんぷんかんぷんだった。サイモンとガーファンクルは知ってて、そのアートガーファンクルが全裸であそこにモザイクが、、、それだけでショックでした。ジャックニコルソンがアンの豊満な胸に顔埋めても、なんかいやらしいなぁと思っただけ。ストーリーはよくわからなかった(小学生じゃ当たり前か!)初めてだったせいかな?シーンを細切れにかなりの数で覚えてますね。 【ユーフラテス】さん 3点(2003-06-12 21:38:07) |
1.同じM・ニコルズ監督の「卒業」の姉妹編とも言われている本作だが、前者が“青春映画のバイブル”と謳われて、今尚熱い支持を得ているのに比べ、高い完成度ながらそれほどポピュラリティを持ち得ていないのは何故だろうか。(アメリカではともかく、少なくとも日本ではあまりウケなかったように記憶している)物語はひとことで言うと、ジョナサンとサンディという典型的な(当時の)二つのタイプのアメリカ人男性を通して、学生時代から社会人になってからも付いて廻る、性(SEX)と結婚(生活)への願望と幻滅を描いたもの。SEXの道具としてしか女性を愛せない男と、その一方で心の結びつきを大切にしようとする男。映画は彼のどちらにも肩入れすることなく、むしろ二人ともが否定されるかのように、痛々しくそして極めてシニカルな眼差しで描かれていく。ここに当時流行った「アメリカ神話の崩壊」を見てとれ、決して彼らに感情移入する隙を与えず、まさに絶望に突き進んでいくような、かなり辛口の青春ドラマだといえる。果たして彼らに救いはあるのだろうか。しかしこの明朗快活でない作品も、絶妙のキャスティングがひとつの魅力でもあり、またキャンパス・ファッションにも大いなる影響を受けたものだった。 【ドラえもん】さん 8点(2003-05-18 17:08:43) (良:1票) |