1.《ネタバレ》 中々面白かったです。冒頭のチェイスはボンドのしつこさを表していて良かった。
今回のお話はMへの不信感と忠誠という感じでしょうか。鋼鉄の決断を下すMは常に信頼出来るのか?その決断は、エージェントの命を必ずしも守るものではない・・。そういう上司に命を預けられるのだろうか?という感じですが、なにしろボンド・ムービーなのでかる~くエンターテイメントに裏切りの憎しみとか混ぜてみましたーな感が大きくて、ストーリー的にはイマイチでした。漫画のパタリロでもこんな話なかったっけ?みたいな。パタリロじゃなくても使い古された話な気する。
でも、ダニエル・クレイグさんは格好良いし、悪役のハビエルさんもファンだからみてて楽しいし、爆発シーンやロケーションも中々でした。音楽も良かったです。惜しむらくはボンドとMの関係がイマイチしっくりと自分的に来なくて、最後の涙は唐突な気がしました。
2人のボンド・ガールも今回はちょい役というか、Mがボンド・ガールというのには思いもよらなかったです。あ~、今思ったけど、Mに生活観がなさ過ぎて感情移入がこれっぽっちも出来なかったからなのかなあ。ちょこっとぐっと来るエピソードがあったらまた違ったかも。イングリッシュ・ブルドッグだけではなくて。(笑)
ここまで書いて送信した後になって気付きました。
復活したボンドは再試験に落ちる程に落ちぶれていたが、Mは身を任せた。
その信頼にこたえる事が出来なかったから最後の涙だったのかも。(くやし涙)
だから、次の任務は本気でやる気になったというのをみせて次回は完全復活だよ!という感じなのかもしれませんね。