81.マルチエンディングみたいでホントに夢を見てるような感覚の作品。意味は良く分かんないけど不思議とキライにはなれない、物悲しい音楽のせいかな?前後の脈絡があんまりないのも夢っぽい。 【HLB傭兵】さん 6点(2004-03-08 10:41:08) |
80.この映画は世界観が素晴らしいです。観てて楽しくて飽きませんね。但し主人公の行動や言動はあまり好きになれないですね。ですがそれをおいて尚、余りある魅力的な世界観は観る価値ありです。社会を痛烈に風刺しているブラックでコミカルなシーンも秀逸。 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-02-29 10:43:04) |
79.《ネタバレ》 DVDが出たのを機に再見してみました(主にここに書くのが主目的だったんすけど)。小屋でかかった時に見て以来だから、かれこれ20年ぶりの再会。結論…ダメだぁ。20年の歳月が、あの頃の感動を呼べないようにしてしまったのか…。一番痛かったのは自分の鑑賞眼が肥えてしまったせいで、主人公の夢や恋がみんなマザー・コンプレックスから発しているのが読み取れてしまった事。「役人+マザコン+優等生」というキャラから全く逸脱する事なくラストまで突き進む主人公のドラマは、もはや苦痛ですらありました。お役所の、過度に無機的で権威主義的な描写も、仕事でホンモノの役所とお付き合いするようになった今は、奇抜な笑えるビジョンじゃなくなった(というか『踊る大捜査線』のギャグの方がうまいと思ってしまった)。インターネット時代に入って現実世界がけっこうブラジル的になってる事もあり、重要度を増してる作品だとは思います。でも一度見れば十分なのかもしれない…そんな失望感が、エンドタイトルを見ながら胸の底でくすぶっておりました。でもデ・ニーロは良かった。うん。 【エスねこ】さん 3点(2004-02-29 04:48:51) |
78.《ネタバレ》 12モンキーズを先に見てこちらが後なので、あの独特な未来表現はここから来ているのだと納得しました。コミカルなMrビーンのようで、根底にあるのはリベリオン(こっちが先ですが)で、ラストははかない人間の陰鬱という感じ。好きですね。コミカルと現実の陰鬱のギャップが人間の哀愁を感じさせまます。 |
77.殺伐とした現代社会の閉塞感が、カフカの「審判」を思わせるような展開の中でよく描かれている。この私もあのタイプライターをたたく人々の一員なのかもしれないと思い、心が萎える。唯一主人公が解放されるのは夢の中なのだが、女神のような女性は出てくるものの、二人の間には会話もない。そして目が覚めるとモノクロームの現実がのしかかる。 【駆けてゆく雲】さん 6点(2004-01-24 22:14:35) |
76.グロテスクでかわいげな映像が続く。 全編妄想っぽい映像なんだけど、特に後半はポランスキーの悪夢映像みたいになってた、もちろん意識的だろうけど。 拷問時のお面でクーロンズゲートを思い出しました。 【ことり式】さん 8点(2004-01-24 21:47:47) |
75.高校生ぐらいで初めて観た時には、その後味の悪さが嫌いだったが、世の中なんてこんなもの。社会の「変わらなさ」を思えば、この映画を観なくても鬱になる。歳を経れば、この映画も奇想妄想詰め込んだ楽しい「未来図」と思えるようになった。おじさん達に必要なのは「夢」なのだ。それが決して現実にならなくても。テリー・ギリアムの悪趣味は、観ていてとっても好ましい。 【山の木屑】さん 8点(2004-01-24 12:13:10) |
74.当時中学生だった私の胸は、この映画によって打ち抜かれました。この映像美、この世界観・・・。シニカルな話で飾ってはありますが、よく見るとただのラブストーリーです。でも、ギリアムの唯一無二の映像を作り出す力に圧倒されました。合うか合わないか、一度は見て体験してほしいです。 【のはら】さん 10点(2004-01-11 22:40:20) |
73.映像も音楽も未来像というかノスタルジックな感じのする作品だった。 【guijiu】さん 7点(2004-01-05 04:25:06) |
72.強烈な社会への風刺と不条理さは伝わってきたんだけど、イマイチ理解できてない。片手間に見る映画ではなかった・・・ 【ディーゼル】さん 6点(2003-12-23 21:31:34) |
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71.この映画の少し後、「ペーパレス」という言葉が登場しましたが、みんなメール文書をプリントアウトしているのを見て、「未来世紀ブラジルかよ」とつぶやいていました。しかしこの世界観はスゴイ。デニーロも数ある出演作の中で、他とは違ったカッコ良さを見せています。ジョナサン・プライスの、監督にまで振り回され困っているようにも見える淡々とした演技がよい。マイケル・ペイリンにももう少し暴れて欲しかったけど。 【神谷玄次郎】さん 7点(2003-12-23 17:16:22) |
70.そこそこ面白かったけど、理解不能な点もあった。まぁ妥当な点数ということで・・・・7点!!それにしてもこの世界観がスゴイ。テリー・ギリアムは天才じゃないのか!?よくこんなん思いつくな~~と感心しちゃいます。なんてったってあのデ・ニーロが出てた事を忘れちゃいそうなくらいにすべてに圧倒される映画。 |
69.この映画にはショックを受けた、ストーリーの無情さと監督のロマンチシズムの同居に。 |
68.世界観はすごいですね。さすがマニア層に支持されるだけある。 まあオチも当時としては斬新だったんなろうな・・・。 不条理かつ社会風刺。テーマとしてはよいと思います。 【とま】さん 6点(2003-12-16 20:09:39) |
67.この世界観。もう頭がクラクラするほど衝撃的でした。そして決して忘れないテーマ曲。80年代はまだ冷戦が終わっていなくて未来に希望が持てなくて、明るい未来って想像できませんでしたが、そんな重苦しさも漂ってるような気がします。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 16:10:48) |
★66.《ネタバレ》 スピルバーグの「1941」を面白いと思えるまでにかなり時間(年)がかかりました。 あれも2回目を観るまでは理解不能で記憶から消していた作品・・ これも今回が2度目で1度目は全く理解不能でした。 今回なぜか観たくなったのも時期があったからでしょう。 感性で観る難解な作品ということで、 最近「オープン・ユア・アイズ」にはまり、 「バーディ」「キューブ」といった ああいうたぐいの答えのない作品に慣れて、 そういえば「未来世紀ブラジル」を前に観たことを思い出したのです。 自分からこの作品を観たくなったのです。 テリー・ギリアムのファンなわりにこの作品の世界は理解できなかった・・ 今回も完璧に理解できたわけではないのです。 前回観たときのラストの暗さ怖さは今回もありましたが、 なんとその怖いシリアスさのあと感動までしてしまいました。 なぜこの作品で感動したのか?? オープン・ユア・アイズのような夢の世界もちりばめられ、 しかもデ・ジャヴか夢かもわからない後半・・ 主人公に感情移入してしまいました。 全編に流れる♪ブラジルという明るい曲は、 音楽でもあり登場人物が口ずさむ理想郷です。 未来のいつかはわからない設定ですが、 なんというレトロさとの融合。 「宇宙戦争」のようなレトロさ。 「華氏451」のようなレトロ未来感のほうが近いかな・・ 管理社会で融通がきかないことは、 今の社会よりもシビアです。 テロという題材もこの監督には楽しく破壊する反体制の娯楽でしかありません。 キューブリックの生き残りというよりも、 わかりにくいスピルバーグといったほうがいいかも。 もうすみずみまでお金かけてるなぁといつも思うのです。 あいかわらず中だるみの感があるところもいつものこと・・ それ以上にラストが秀悦なのです。 破壊し放題で夢でごっちゃにして、 実はそれが理想郷が夢の中でしかなかったという、 もしかしたら近い将来なのではないかとさえ思うのです。 コメディも面白いとよく見たら笑えます。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-12-07 12:05:25) |
65.最近益々世の中この映画っぽくなって来た感あり。シワとり整形も今やかなりポピュラーだしね。美術も音楽もクール、モンティ・パイソン風味のブラック・ユーモアも冴えてる。それを最期までやりとげたのがこの傑作。途中で迷走すると「フィッシャーキング」みたく駄作になる。 【黒猫クロマティ】さん 10点(2003-12-04 14:23:56) |
64.なんか見ててジリジリしますねぇ。この居心地の悪さは何なんでしょうねぇ。まあそれがこの作品の味なんでしょうが。これ見た後で、”12モンキーズ”見ると”やっぱりギリアム・・・”って思います(笑) |
63.世界観だけなら文句無く10点。それぐらい素晴らしいイマジネーションで構築された未来世界に驚愕します。ボイラーダクトや、端末、果てはレストランのメニューまでギリアム監督の熱いこだわりが伝わってきます。お話はブラックユーモアが効いてビター風味。結局テロリストってなんだったんですかねえ。 【tantan】さん 8点(2003-11-25 09:33:40) |
62.突然現れるデニーロにこの点を献上。あとはあまりにも異質なので理解が難しい映画です。 【オオカミ】さん 6点(2003-11-18 23:30:33) |