9.バート・ランカスターがオスカー受賞に釣られての鑑賞。 ルルが登場するまで寝落ち寸前。中身の無い者が喋り散らかすのと聴衆の過剰な反応に、あんたらの姿が神様に見られてるでと言いたいところです。やっつけ仕事のような結末に唖然呆然。観終わってグッタリです。 |
8.《ネタバレ》 耳の聞こえない人を治す下りは演出だろうと予想していたのですが、それは不明のままアクシデント発生。なんだあのガソリンまいたような大火事は? 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 4点(2019-06-30 08:53:20) |
7.《ネタバレ》 テーマ自体が大多数の日本人には縁遠いというか嫌悪感を催すことなので、評価されにくいでしょう。この映画で描かれているのはプロテスタント信仰であり、同じアメリカ人でもカトリック信者はこういう狂信的な信仰を嫌うところは日本人以上かもしれません。伝道師のジーン・シモンズの言動には“危ない人”としか思えない部分もあり、とてもじゃないけど感情移入しがたいです。その半面、バート・ランカスターが演じるエルマー・ガントリーは過剰なほど人間味があふれるキャラです。本作でのランカスターの驚異の弁舌力はもう圧巻です。彼がその能力を活かして宗教界の大立者になってゆくストーリーだと思っていたら、実はそう単純なお話しではなかったというのが、この映画のひねったところかもしれません。脇で新聞記者らしからぬ冷静な視点でシモンズとランカスターを追ってゆくアーサー・ケネディもなかなか良い味を出していました。シモンズが奇跡らしきものを起こした途端に失火で教会が焼け落ちるラストの展開も、「お前、調子に乗るんじゃないぞ!」という神様の怒りが爆発したみたいに感じませんかね?そう考えると信仰に対するけっこうシニカルなニュアンスも垣間見られる気もしますし、もっと評価されても良いんじゃないかと思います。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2019-05-08 23:38:12) |
6.《ネタバレ》 見て良かった。ただこの映画を見るうえでは 森本あんり先生の「反知性主義」を読むことが必要ですね。「信仰に報酬」を というアメリカの「病気」がよくわかります。新聞記者の微妙な知性とガントリーの大衆性?本物のビリーサンデーには とてもかないませんが 雰囲気は好くわかりました。こういう映画が当時アカデミー賞を取るというアメリカの奥深さに とりあえずは 敬意を表します。 【ガリペロ】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-06-13 21:12:09) |
5.この映画のバート・ランカスターが最高なんですよ。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-15 18:14:55) |
4.《ネタバレ》 これはちょっと・・・・。 新聞記者を通じて「宗教と利害」へ一言いいたいのかと思いきや、男女関係のもつれを織り込んでみたり。聴力に不自由のあった男性が再び聴力を戻すシーンでは、別の映画か?と思わせるほど、陳腐でいい加減な作りをしていますね。挙げ句収拾がつかずにぐちゃぐちゃになっていては・・・。 主人公が、ことの結果に無責任すぎるのも嫌悪感を抱かざるを得ません。 事務所が荒らされても何もしない。ラスト、シスターがあのような状態になり、シスターの代わりを求められても去っていく。それまでの己の行動は何であったのかを、まったく考えない身勝手な行動だと思います。 制作されたころの社会背景などがある、といわれれば、現在に住む私には何も返せませんが、それにしても雑な作りではないでしょうか。時間を返して欲しいです。 【hyam】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-08-26 13:07:04) |
3.《ネタバレ》 なんとなく観てしまいましたが本当にアカデミー賞とったんだろうかと首をひねって小一時間。ただひたすらマニアックな宗教の言葉を喋るシスターにむかっ腹が。宗教嫌いなので尚更なのかもしれませんが(神よ!っていうセリフに嫌気がさすって言うか)最後とかむちゃくちゃで終わってるしお勧めはしたくないです。てゆーかシスターの言うとおりにしてたら全員死んでるんですけど。どうなのキリスト? 肌に合う人にとっては名作。合わない人にとっては迷作。 【ハリ。】さん [地上波(字幕)] 3点(2006-02-15 22:07:26) |
2.バート・ランカスターが、いかにも胡散臭い宗教家を演じておりました。胡散臭くはあるけど、同時に人間臭くて、悪い人間になりきれない部分が好印象でした。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-19 19:48:33) |
★1.《ネタバレ》 アカデミー賞作品といえど合わないものは個人の評価をつけたいです。
一応賞作品でシリアスな社会風刺ドラマですので、
気になった方はいかがでしょうか。
人によって色んな見方があると思うので・・
まず私はB・ランカスターが合わなかったです。
「泳ぐひと」はまだよかったけれど、あ、「ドクター・モローの島」もだ・・
ちょっと濃すぎるんですよね。
で、奇妙に明るい役とか多かったり(今回もですがハイです)
伝道師に恋し自らも宗教活動のまるでエンターティナーとなる主人公。
ほんとエンターティナーですよ。
選挙活動かミュージカルか・・とにかく濃い(爆)
ここまで宗教に入れ込むと怖いよ~ということを描きたかったのか、
それとも単なる人間はただの人間でしかないということなのか、
主人公の弁舌達者ぶりと悪を説くおどしのような説法、
しかしその対極にある本当の熱心な信者は愛を説き、
その個性が同じ舞台に立てば立派な商業としても成り立つ。
こういう演出は舞台的で面白いのですが、
音も大袈裟だし品が感じられなかったです・・
コミカルな風刺もほしかったわけで、
シリアスなんだけれども暗くも感じなかった。
それがあまり印象に残らないという評価です。
結局主人公の勝手さから始まったことなのです。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-22 12:30:01) |