★203.単純な怪獣映画ではなく政治ドラマをメインにするという発想は面白い。ただそれが裏目に出てしまった感じ。 1作目ゴジラは、ネットも無く、国際ニュースもお茶の間で見られることの無い時代。世界観が日本だけで完結しているからこそ成立した話だと思う。 今回は国際情勢をリアルタッチで絡めてしまった為「すぐお隣に日本よりも遥かに大量の原発を、遥かに杜撰な管理で運行している国々があるのに、何でそっちには行かないんだろう?」・・て事に頭が行く。世界最低ランキング日本の偏向マスコミで勉強する蒲田君? 製作者は極めて中立的立場で作ったつもりなんだろうけど(・・なのかな?)、まだまだお尻に殻をつけているような感じ。 それゆえ、俳優たちが真剣に演技すればするほど、何だかコントのような様相を呈してしまっているのが残念。 ゴジラの造形は良。示現流そのままのスタイルにて緻密な造り。幼生の蒲田君は、元来あった「シュールで気持ち悪い円谷怪獣」を復権させたようで良かったです。 【番茶】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-11-03 18:09:30) |
202.《ネタバレ》 ゴジラそのものよりも、政治的なやりとりがメインの作品と聞いていたので、公開から今まで敬遠していた作品。ですが、予想していたよりも楽しめました。最初から最後まで会話のテンポが一定で変わらないのは、監督のこだわり? 単調に感じてしまい少し気になりました。中盤辺り、夜の都市を破壊するゴジラの姿がとても神秘的で、今作の中では一番印象に残りました。今作のゴジラはあまり暴れまわることなく、それが地味に感じてしまう。だからこそ、このような攻撃シーンが引き立っているようにも感じます。1作目のゴジラをリスペクトしているからこそ、今作が政治色の濃い作品になっているのは分かるのですが、個人的には「ゴジラ」という名が付く作品なら、やっぱりゴジラにはもっと大暴れしてほしかったかなー。 【たけたん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-06-02 23:05:39) |
201.《ネタバレ》 発売日にレンタルで済まそうと思っていたら全部レンタルされてたのでBDを購入、 したが、買って後悔した。 なんだろう、一度は見てもいいけれど買うほどではないといった感じ。 3時間の脚本を2時間でまとめるために全員早口にさせた、ってアホかいな。 2時間でまともに見せるために3時間の脚本を2時間に縮めるのが脚本家だろうが。 まぁ人間のやってることはどうでもいいことなんで よく聞こえなくても全く問題はないから別に全然問題はないんですけどね。 ゴジラが変化していくところはなかなか良かったです。 空想科学じゃないですが100mの怪獣は陸に上がった途端に自重で潰れそうですが。 あとエヴァファンの神経を逆なでしたくて仕方ないみたいなところも気になります。 音楽がまんまエヴァだったり作戦名がエヴァを彷彿とさせてたり、 何よりいまだ続報のない「シンエヴァ」の「シン」を冠してるところとか、 ゴジラなんて撮ってないでさっさと終わらせるもの終わらせろと言いたくなります。 とりあえず一番最悪だったのは野村萬斎のモーションで歌舞伎みたいな歩き方するゴジラ。 あれ、超絶ださいですよ、まだシェーするゴジラのほうがいいですよ? 【にんじん】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-06-02 21:37:46) |
200.《ネタバレ》 往年のゴジラファンには物足りない出来でした。官邸の人間模様を中心にしたのは新しいですが、肝心のゴジラが全く動かないのではどうにも興奮のしようがない。人間ドラマの見せ方も、セリフの応酬とカット割りのスピードで勢いをつけてみせてるようで中身が薄く、感情移入できない。時代の流れとともに、さまざまな作品に進化してきたゴジラですが、次世代のゴジラに期待です。個人的には、CGより着ぐるみの方が本物に見えてしまうのがゴジラです。 【カワウソの聞耳】さん [インターネット(字幕)] 3点(2019-05-08 20:44:00) (良:1票) |
199.心を打つ台詞があるわけでもなく、ラブロマンスがあるわけでもなく ただ単にSF、そう割り切って見れば非常に良く出来た作品だと思いました 【ぐりこ】さん [映画館(邦画)] 9点(2019-03-24 18:25:28) |
198.《ネタバレ》 遅ればせながら観ました。 ゴジラの造形がイマイチと思って見始めたら、途中一気に進化して定番のゴジラと化したので、なんで最初はあんななのか謎。 ただ、ストーリー展開はスピーディーなので飽きることなく一気に観れました。怪獣映画なんだけど、日本という国の危機管理についての作品みたい。けれども、大災害並みの被害なのに今ひとつ扱いが軽いような気がして、そのあたりが気になった。 ラストシーン、どう考えても続編あり。なんだろね、ゴジラ、卵生じゃないの? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [地上波(邦画)] 6点(2019-02-03 18:45:35) |
197.《ネタバレ》 封切り時に見たときは、大傑作と思えたが、今考えると、そこまではいっていないように思える。怪獣映画ではなく、会議映画=戦略シミュレーション映画。怪獣映画の爽快さがないのがマイナスポイント。あと、やはり石原さとみはミスキャスト。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 8点(2019-01-23 14:58:29) |
196.《ネタバレ》 いやー面白かった。2014年のハリウッド版のゴジラより、こちらの方が断然良かったです(何しろあっちはあまりにゴジラが空気)。 日本独自の政治観、無駄に長い会議名、官僚さんや自衛官さんたちの頑張り、などなど皮肉を交えながら、よく描かれていたと思います。 またゴジラの描写もあくまで理不尽、無慈悲、無感情を貫き、とても存在感がありました(ただ第二形態の造形は残念ながらちゃっちいかなあ・・・)。 主役の長谷川さんも最初(見る前)は正直印象が薄いかなあっと思っておりましたが、なんのなんのめっちゃ格好良かったです。 あと松尾さんと余さんがとてもいい味出してました。 ただ石原さんの役どころは、あそこまでアメリカナイズしなくても良かったんじゃないかな? もう少し落ち着いた雰囲気の役どころの方が良かったかも(個人的には鈴木京香さんとかが良かったかなあ・・・)。 しかしながら何回でも見られる傑作だと思います。 追記:野村萬斎さんのクレジットが出たときは「えっ?出てた?」と思ってたらなんとゴジラかよ!! 【わたた】さん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2018-12-22 22:26:38) |
195.比較的楽しめたのだが、ゴジラ映画では政治家の会話より派手な破壊シーンをもっと長く見たかった。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 7点(2018-12-19 18:21:17) (良:1票) |
194.《ネタバレ》 全体が緊迫感のある会話劇で出来ていてこの詰め詰め感は魅力的だが、残念ながら脚本が力不足で台詞の言葉尻がいちいち軽い。登場人物がやたら多いので演技が玉石混交になるのは仕方ないが、特に主役級の長谷川博己と石原さとみが致命的。特に石原さとみは変な英語なんかより気の強い優秀なキャリアガールを演じた結果が蓮っ葉になるのは駄目でしょう。背伸び感が強すぎて将来の大統領とか無知無理無理。 役者で良かったのは市川実日子、高橋一生、國村隼、津田寛治。この4人は玉石混交の「玉」。もし彼らがいなかったらこの映画はかなり締まりのないものになっていたはず。 そもそも現代に怪獣が現れるという「リアリティ」がこの映画の肝だと思うのだが、その肝心の怪獣ゴジラの造形は頂けない。いくらなんでもあの目はないでしょ。動きも巨大生物のスケールにまで考えが及んでいない。とは言え、このゴジラはハリウッド怪獣映画によくある「人間に嫌がらせするためだけに現れるご都合主義的モンスター」ではなく、意図不明な謎の生物、人智を超えた災害としての怪獣である。これは本来のゴジラ、つまりは災害大国日本のリアリティを持った怪獣像でもある。 しかしどうしても許容できないのは音楽。明らかな打ち込みなのは仕方ないにしても楽曲の質は低くサウンドはしょぼく、かつ音量が中途半端。あれじゃ劇中に誰かがラジカセで鳴らしているみたいでノイズにしかならない。いっそBGMなしの方がよっぽど良かったが・・・。 この映画は傑作の部類だとは思うがノイズも多い。台詞のノイズ、演技のノイズ、造形のノイズ、そして音楽がノイズ!!!僕はどうしても減点法で映画を観る癖があるのでこのくらいの点数になってしまう。 【tubird】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-09-20 00:30:48) |
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193.《ネタバレ》 ゴジラが東京駅で止まってから少し中だるみ感があるのが惜しい。これが無かったら8点か9点だったかな? その後の口に液体を注入するシーンは、幼少時に夢中になったウルトラマンシリーズを思い出しワクワクした。 クレジットでの俳優紹介で3人以外、大勢で紹介されていたのは驚き。 |
192.セリフ量が多く、ぼけーっと観る映画ではないですねー。(^_^;)邦画でも字幕で観るタイプなのですが、とても読み切れませんでした💧 【ケンジ】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-09-04 16:17:44) |
191.《ネタバレ》 完璧とは言えないまでも、娯楽作品として一級品。港区壊滅シーンは息を呑んだ。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 9点(2018-09-04 01:41:07) |
190.《ネタバレ》 邦画としては良くできてる。 しかしゴジラ映画としてダメ。 ゴジラ自身の物語がなく、ただの災害要因にしかなっていない。 【ボロミ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2018-08-03 23:12:24) |
189.《ネタバレ》 この監督の作品だけに、かなりエヴァに似てましたね。最初に出てきたゴジラのフォルムにはなかなか驚かされました。うん、そこまで好みではなかったけれど、ぼちぼち楽しめました。 【かたゆき】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-06-23 21:14:41) |
188.日本が誇るエンターテイメント大作。 東京の街並みがリアルに描かれ、政府がどんな対応をするかなど、興味深い。 ですが、小さい頃に比べゴジラ登場のワクワクがない。 これは単純に自分が子供ではなく、大人だから致し方ない評価。 【バッジョ】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-06-09 20:12:44) |
187.《ネタバレ》 いったい劇場に何度行ったのか、数えてはいないが過去最高なのは間違いない。 ブルーレイ買って、1週間近く毎日見てしまった。 ゴジラの都市破壊シーンが恐ろしく、自分の町が破壊される恐怖で涙を流してしまう。ヤシオリ作戦で「どうか実行してほしい(死んでくれ)」と矢口が演説、それに応えた隊員たちは、福島原発でぎりぎりで戦った人々と重なり涙がこぼれる。 シンゴジラの後半パートは「実現しなかった理想」と評論されているが(特に宇田丸さんに)、これだけは実現した部分だと思う。 作ってくれて感謝します。 【kosuke】さん [映画館(邦画)] 10点(2018-05-20 00:42:30) (良:1票) |
186.《ネタバレ》 庵野秀明…。『ナウシカの巨神兵のシーン』ときて『エヴァ』ときて『巨神兵東京に現る』ときて…そりゃ最終的に『ゴジラ』を撮りますよねぇ…(しみじみ)。っていうか撮らせた東宝も偉かったです!(マジで)。それにしても…やはり“ゴジラ映画”に伊福部さんの音楽は鉄板ですねぇ…。ゴジラのテーマはもちろん、特に『ヤシオリ作戦』の場面での『宇宙大戦争マーチ』にはテンション上がりすぎでニヤニヤが止まりませんでした! そして…『君の名は』のレビューにも書きましたが、現在の日本で“圧倒的な破壊”を描くことは、つまりは3.11を描くことなンだなぁ…と改めて思いました。そのために後半は、もはや“怪獣映画”を超えてしまったワケで…、そしてそれが文化人&知識人の皆さんが“『シン・ゴジラ』を熱く語る”ことの要因になったワケで…。なんだか俺は『ただの怪獣映画じゃない』というスタンスで語られるのはちょっと嫌で「みんな、ちゃんと怪獣映画として評価してるのかなぁ?」と複雑なマニア心理でこのブームを見ていました。 あ、それと石原さとみには「アンタ、馬鹿ァ?」とキチンと言わせるべきだったと個人的には思います。 そして最後に… 市川実日子、想定外の可愛すぎワロスw 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(邦画)] 8点(2018-05-10 16:51:14) (良:1票) |
185.《ネタバレ》 よくできた邦画! エンターテイメント大作。怪獣好きじゃなくても十分楽しめる佳作。 時間作っておやつとかお酒飲みながら観るといい感じ。 庵野監督がゴジラ撮ると聞いて、99.9%コケると思った。 しかし大ヒット!これは観ねばと思いつつ、育児だ、嫁さんが2号のつわりで入院だナンダカンダと日々が過ぎ、2号産まれ、妻子里帰り中、満を持しての鑑賞! なんといってもイモリ形態のいわゆる蒲田くんのフォルムにやられた。 やべぇ!ヤベェの出てきたよ!!これがあと1時間半暴れまわるのか…ほげぇぇ これが大ヒットの理由か!日本もシュールな国になったなぁ! なんて感心してたらそんなでもなかった。 ちゃんとゴジラになってくれた。 で、凄く強かった。安心安心。 売れっ子をキャスティングしつつ、良い演技ができる人がたくさん集まってて、ちゃんと映画を作り上げていて面白かった!緊迫感と強すぎるゴジラに夢中。 押井監督もゴジラ撮ってほしいなぁ…。という庵野監督より押井監督がだいぶ好き!でも楽しめた佳作。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 9点(2018-03-28 19:44:54) (良:1票) |
184.《ネタバレ》 セリフがなんとなく棒読み?と思ったが、後半慣れた。 ゴジラ=原発というメッセージが非常に強く伝わってきた。 最後の尻尾に絡みついた屍のような造詣が、現実にも残っている後味の悪さ、不気味さ、不安、といった我々日本人の心の一部を現しているように思える。 【チェブ大王】さん [地上波(邦画)] 6点(2018-02-27 11:39:33) |