ザ・ライト -エクソシストの真実-のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・ライト -エクソシストの真実-

[ザライトエクソシストノシンジツ]
The Rite
2011年上映時間:120分
平均点:6.00 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-04-09)
公開終了日(2011-08-17)
ホラーサスペンスオカルト映画
新規登録(2011-03-08)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2016-07-16)【イニシャルK】さん
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監督ミカエル・ハフストローム
キャストアンソニー・ホプキンス(男優)ルーカス神父
アリシー・ブラガ(女優)アンジェリーナ
キアラン・ハインズ(男優)ザビエル神父
トビー・ジョーンズ(男優)マシュー神父
ルトガー・ハウアー(男優)イシュトヴァン・コヴァック
マリア・グラツィア・クチノッタ(女優)アンドリア
クリス・マークエット(男優)エディ
フランコ・ネロ(男優)(ノンクレジット)
脚本マイケル・ペトローニ〔脚本〕
音楽アレックス・ヘッフェス
作曲アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」
編曲ジェフ・アトマジアン
撮影ベン・デイヴィス〔撮影〕
製作ニュー・ライン・シネマ
配給ワーナー・ブラザース
特撮カイル・クーパー(視覚効果)
美術アンドリュー・ロウズ(プロダクション・デザイン)
編集デヴィッド・ローゼンブルーム
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【クチコミ・感想】

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12
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5.こうした作品についてはかなり賛否が分かれる様な気がします。内容的に実話を元にしているのは事実として、こうした悪魔祓いみたいな物は宗教的価値観を大前提に置いた上で行われる儀式なので、素直に受け止めてしまうのはかなり危険があります。一歩間違えればキリスト教のプロパガンダになりかねない部分が多い訳で、実際に脚本と構成を考えた場合、かなり誘導的な部分が観られます。他の宗教観の持主には受け止めがたい部分もかなり見られるのでこの映画を見る際には真っ向からこの映画を事実と受け止めてしまうよりも、少し達観して観るのが正しいのではないかと。
まぁ、それにしてもアンソニー・ホプキンスの演技は実に見事な物で、それを観るだけでも十分に満足出来るますね。
奥州亭三景さん [映画館(字幕)] 6点(2011-05-07 10:19:52)
4.《ネタバレ》  前情報として、こう言った悪魔祓い的作品は初めてで、神様はいると思うがキリスト教徒ではありません。
 重厚な音楽や全体的に暗めな画面等雰囲気の出し方と盛り上げ方は上手いと感じました。『悪魔憑きは精神病』と考えている無神論者の神父が、自身の周りで起こる不可思議な出来事から徐々に悪魔の存在を信じ初め、遂には師匠に取りついた悪魔と対峙する。
 この『不可思議な出来事』の演出が非常に上手く、変にド派手なCGを使わない事が逆に『見えざる何か』が着実に、少しづつ近付いてくる恐怖になる。
 悪魔に関しても、どこぞの州知事や救世主と戦った奴等みたいな超能力は使わず、その者が絶対に知らないはずの各人の心の闇を攻撃したり、あくまで人力で襲ってくる所が非常にリアリティを感じた。最後の方の聖なる言葉(・・・で良いのかな?)を一緒に復唱する所が特に・・・・・。
 ラストの対決、遂に悪魔の存在を認め取り付かれそうになった瞬間『悪魔はいる=神も存在する』と言う理論で信仰心を取り戻すところは非常に熱かった。
 演者の好演や演出も相まり、最新兵器も鋼の肉体も持たない主人公が、信仰心だけで打ち勝つシーンは素晴らしかった。
 ただ恐怖演出は全体的に良かったが、所々入るビックリ的脅かし演出はかえって不似合いだった。折角真綿で首を絞めるようにジワジワと恐怖心を掻き立てておいて、最後のトドメは金槌でドカンって。もうちょい工夫して欲しかった。
 ただキリスト教の色が強いのはしょうがないが、説教臭くなかったり、『キリスト教最高!みんなもキリスト教に入ろう!!』的な勧誘も無かった所も好印象。
 この手の作品は初だったので、比較が無いためちょっと甘めで採点しました。
ムランさん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-03 22:37:28)(良:1票)
3.《ネタバレ》 「ライト」を「正しい」と訳していたんだけど、よく見たら「rite」と見慣れない綴り。「儀式」とか「通過儀礼」という意味らしいです。たぶん、悪魔祓いという「儀式」と宗教に帰依するための「通過儀礼」が掛けられているタイトルです。本作は神の存在の証明を匂わせてストーリーを進めながら、結果としては一人の悪魔祓い師誕生の通過儀礼以上には踏み込まない。悪魔の存在を確信したから対極である神も信じるという考え方は心情的には理解できても神の存在証明では無く、やや肩透かしでした。また、主人公が神を信じることで心を強く保つ落とし方は宗教の存在意義そのものであり、劇作としては無難すぎて面白みに欠ける。信仰心と現実の狭間で苦悩するという意味では本家「エクソシスト」のカラス神父の描写の方が重くて深い。悪い映画ではありませんが、あまり響いてくるものは無かったです。ちなみに私は神の存在を信じていません。本当に神がいるなら、もっと救われて良い人が世間にはゴロゴロといる。でも、我々が未だ正確に感知していない超常的な存在はいると思っています。彼らはとても気まぐれなので、神とは呼びたくないです。
アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 5点(2011-05-03 05:28:31)
2.《ネタバレ》 この映画はキリスト教が大前提にありますので、その教えを受けていないもの、別の信仰をしているものにとってはどうしたって納得の行かない部分が多々あります。でも、それは作品の良し悪しとは必ずしも関係があるとは限らないのがこの映画を語る上で難しいところ。内容を否定するつもりが信仰丸ごと否定してた、なんて事にもなり兼ねない訳ですから。神と悪魔の二元論のみで語られてしまうと、果たしてそうなのか?ってツッコミたくもなりますが、映画が語ってるのでなくて、教義として語られてるんですよ、ってな感じで。でも、主人公に対する啓示として犠牲者を出してみせるような物語の描き方には、どうしたってひっかかるものを感じますし、あの大震災の後では、啓示だの天罰だの運命だのという捉え方で世の事象を語るのには抵抗を感じます。悪魔は内に秘めたる罪に付け込んで来るのですよ、っていうところから人の道を説く、にしてもあくまでキリスト教を絶対的なものとした映画なのでねぇ・・・。ホラー風味の宗教映画。もう少し人の内側に生じる悪魔的な意識との闘争を描いてもいいんじゃない?とも思うのですが、そこは本家『エクソシスト』のカラス神父の抱えた背景をちょっと拡大してみせた程度の感じで。「とにかく悪魔!そして神!」って有無を言わさない姿勢は、私にゃちとツラいかな。信仰心を恐怖で煽るというのって、あんまり好きじゃないですしねぇ・・・。全編寒々しい、余白いっぱいな画面の作りは雰囲気があって良い感じでした。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2011-04-14 21:35:03)
1.《ネタバレ》 何だかんだでバチカンに来てエクソシスト養成コースに入っても懐疑的な見習い司祭(米国人)が、ローマ郊外で地道に悪魔祓いをつとめる老神父(ウェールズ人)を紹介され、「百聞は一見に如かず」を重ねて、ついには自身も目からウロコ体験。ホプキンス卿の迫力は、レクター博士を彷彿させる(さすがに噛みつきはしないものの)。雨降りシーンがやたら多く、微妙な雰囲気がさらに盛り上がる。猫はふつうに可愛かった。ラストのやりとりが結構笑える。
gatto_grassoさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-03-10 01:22:44)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.00%
5728.00%
6936.00%
7728.00%
814.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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