12.《ネタバレ》 序盤の渋谷すばるのアカペラ、うますぎて度肝を抜かれた。 音楽ものは苦手だけど、さすがは山下敦弘作品だけあってすんなり入り込むことができた。 ラストはなかなかの後味! 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2022-12-30 22:03:42) |
11.邦画好きにはおすすめの一本。 最近映画見る時間がなかなかない中、感性が衰えていく中でこれは観たい!と思った映画。 作品のストーリー展開を期待して観たが、いい意味で期待は裏切られ、渋谷すばるかっけー!てのと映画の醸す空気感にやられた。 歌は上品な感じで完成度が高すぎてこちらもある意味で期待は裏切られ、演技の方に釘付けになった。 二階堂ふみも、バッキバキのロック好きというのは知っていたので‥たしかゆらゆらとか好きらしい‥!その点空気感がはまっていた。キャスティングいい感じ。 味園ユニバースという場所がタイトルだが、味園ユニバースは主戦場ではない模様。 富士山が世界文化遺産であるごとく、味園ユニバースを取り囲む空気感を含めて最高のB級スポットであるということなのだろう。 良くも悪くも渋谷すばるの歌の完成度が高すぎるところでマイナス1点。 上品なのだ‥まぁそこは好みの問題だろうが‥ 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 9点(2021-03-21 09:21:35) |
10.耳に残るキャッチーな音楽が気になって見てみたけれど 映画としてはとても普通だった。 |
9.《ネタバレ》 僕は生まれも育ちも生粋の大阪人ですが、この映画、ディープな大阪のアングロ感がちゃんと出ていて、すんなり映画の世界に入っていけました。特に赤犬の公園でのライブ風景、ディープな大阪ならありそうな、あのヘンテコ空間にやられました。そして、そこでの血だらけの男のアカペラの「古い日記」、体がマジ、ゾクゾクしました。いやー、すごい、主役の渋谷すばるの圧倒的歌唱パフォーマンス。ビビりました。ジャニーズすげー。この時点で、僕はもう渋谷すばる演じる主役から目を離せない状態になっちゃいまして、歌一発で、僕の心は映画の中に持ってかれちゃいました。なんだろ、この主役のキャラの存在感は。クズに戻った時の渋谷すばるの演技も説得力ありまくり。やっぱ僕は説得力があり、なんらかの魅力あるクズには惹かれちゃう所があるみたいです。で、この映画、クライマックスにかなり問題がありまして、恐らく、多くの人はここでのありえない展開に目が点になってしまうと思われます。なんやーそれー!みたいな。でも、僕は、その前の子供と主役の対面に実はボロ泣きしてしまいまして。あの束の間の2人の出会いが不憫すぎて。僕にも一人息子がいて、ちょうど年齢も同じくらいからかもしれませんが、モロに感情移入しちゃいまして、それもこれも、とにかく主役のキャラ性です。どーしようもないクズなんですけどね。だから、クライマックスの非現実的すぎる展開も、なんかもう、どーでもよくなっちゃって、もうこの映画は、こーゆうもんなんだと強引に納得する始末でした。ちなみに、主役がゲロを吐くシーンの場所、梅田の近くにあります。そして、主役の姉のオドオドした旦那役の人、よく見たら白石映画常連の宇野祥平さんじゃないすか。この人、こーゆうオドオドした役もうまいんですけど、危ないチンピラ役もめっちゃうまいです。とにかく、バイオレンスな冒頭から最後まで面白く観れた歌とクズの映画でした。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 10点(2016-09-24 05:21:44) |
8.《ネタバレ》 それなりに面白く観れました。脚本、シナリオがもう少し、シリアス感を求めてはいけないレベル 【cogito】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-07-28 19:44:34) |
7.予告編を観て、興味をそそられ、観ることに..普通の映画とは、ちょっと毛色が違うなぁ..って、思いながら、観てたら..それもそのはず、「リンダ リンダ リンダ」 「松ヶ根乱射事件」 「天然コケッコー」 の 山下敦弘 監督..どうりで..納得..本作の評価は、なかなかシリアスで、シブい、ヒューマンドラマ..(いつもながら、リアリティーに徹していて、好感が持てる..) でも、山下監督のわりには、少し安易なストーリー展開だったかな..もっと、後半、捻りがほしかった..ストーリー設定が面白かっただけに、物足りない..う~ん、次作、期待してます.. 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-05-09 22:09:49) |
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6.良くも悪くも淡白な映画だった。過剰な演出や台詞が多くないので、人物の表情や行動で心情が表現されていた。歌の力をしっかりと声で表現し、真正面から音楽に向き合う姿勢には熱いものを感じた。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-11-18 03:49:23) |
5.主演のジャニタレはいい意味でジャニーズっぽくなくて意外といい演技だった。これはハマり役。 二階堂ふみは相変わらずの安定感。 話自体いまいち盛り上がりに欠けたが、あえて王道から外す辺り、山下監督らしいなと思った。 赤犬ってバンドについてよく知らないけど、ノスタルジックで良いと思った。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-09-03 21:10:46) |
4.《ネタバレ》 主演俳優の歌唱力を誇示する三か所が、どうも歌の力に依存しすぎの感がある。 映画ではなく。 よってその一つ、クライマックスのパフォーマンスも感興が湧かない。 縁側に座っての西瓜の種飛ばしも、既視感が邪魔して乗れない。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 4点(2015-03-25 14:12:00) |
3.《ネタバレ》 あまりとっかかりもなく、さらっと終わったなあという印象。ラストに至るまでの過程があまりに淡々としているせいか。主人公の晴れ舞台で終わる作品は王道と言えば王道で、そこに挑もうという心意気は好きだし、あとはポチ男姉の首にエレキバンという、些細なところに山下風味はあるのだけれど。なぜ脚本が向井康介じゃないのか、という疑問を抱かずにはいられない。 【よーちー】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-03-07 11:12:56) |
★2.《ネタバレ》 なんかハッキリしない映画。いや、判りやすいマンガ的、記号的なセンを避けているんでしょうけれど。
作品世界も登場人物も曖昧で、脇キャラに至るまでボンヤリした描写で、全てが「そういうリアリズム」を逆に意識しまくったような作りに思えてしまって。 赤犬の面々にしてもこの映画の中では「最初からそういう存在」という描かれ方をしているだけで、何の魅力も語ってはいませんから、そこにこの映画ならではの価値を見出す事ができないんですよね。
そしてそれは主役であるポチ男も。渋谷すばるはその危なさを見事に表現しています。でも、その危なさは結局のところ最初から最後まで変化する事なく、そのキャラはそもそも彼が元から持ってるものなんじゃないの?って気がしないでもなく。 「クズがただクズです」 内容はそれだけなんですよね。記憶喪失から過去の自分を思い出して、じゃあそこからクズなりのオトシマエを付けるかっていうと、この映画はそこも目指さない。 大きな変化がありそうなクライマックスでの超展開なんて、あれ、こちらは脳内で行間を埋められませんし。あそこ以降は実は夢です幻覚ですくらいに認識した方がいいのか?って感じですが、それにしては描写があくまで三人称状態ですしねぇ。
「味園ユニバース」である事の意味も感じられず、つまり地域性に対するこだわりなんかも意図的に回避しているように思えて、じゃあ、この映画は結局何がしたいんだ?っていう。 状況の、意識の、ほんのちょっとした微妙な変化を感じ取ってくださいね~、って感じ?
個人的にはこの素材で、もう全く違った表現法で見たかった気がします。意識して挫く、はぐらかす、寸止め、みたいなのが繰り返され続けるの、タマ子にならいいのですが、ポチ男にはキツいわ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-02-27 23:50:25) |
1.《ネタバレ》 小綺麗な味園。 最後の演奏シーンにカタルシス皆無!! あー脚本が。ねぇ。 【ピスタチオ】さん [映画館(邦画)] 4点(2015-02-15 21:06:26) |