寄生獣 完結編のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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寄生獣 完結編

[キセイジュウカンケツヘン]
2015年上映時間:118分
平均点:5.78 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-04-25)
アクションドラマホラーサスペンスSFシリーズものパニックものモンスター映画漫画の映画化
新規登録(2015-01-16)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2020-10-12)【イニシャルK】さん
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監督山崎貴
キャスト染谷将太(男優)泉新一
深津絵里(女優)田宮良子
橋本愛〔1996年生〕(女優)村野里美
新井浩文(男優)浦上
山中崇(男優)
ピエール瀧(男優)三木
豊原功補(男優)山岸
大森南朋(男優)倉森
北村一輝(男優)広川剛志
國村隼(男優)平間
浅野忠信(男優)後藤
関めぐみ(女優)
阿部サダヲミギー
出演余貴美子泉信子(回想/写真)
東出昌大島田秀雄(回想/写真)
池内万作A(回想)
山谷花純裕子(回想)
春木みさよ(回想)
脚本古沢良太
山崎貴
音楽佐藤直紀
作詞藤原基央「コロニー」(トイズファクトリー)
作曲藤原基央「コロニー」(トイズファクトリー)
編曲BUMP OF CHICKEN「コロニー」(トイズファクトリー)
主題歌BUMP OF CHICKEN「コロニー」(トイズファクトリー)
撮影阿藤正一
製作市川南〔製作〕
阿部秀司〔製作〕(共同製作)
島村達雄(共同製作)
東宝(映画「寄生獣」製作委員会)
日本テレビ(映画「寄生獣」製作委員会)
講談社(映画「寄生獣」製作委員会)
電通(映画「寄生獣」製作委員会)
ROBOT(映画「寄生獣」製作委員会)
読売テレビ(映画「寄生獣」製作委員会)
白組(映画「寄生獣」製作委員会)
プロデューサー川村元気
奥田誠治(エグゼクティブ・プロデューサー)
阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブ・プロデューサー)
山内章弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作ROBOT(制作プロダクション)
東宝映画(制作協力)
配給東宝
特殊メイク藤原カクセイ
特撮山崎貴(VFX)
渋谷紀世子(VFXディレクター)
白組(VFXプロダクション)
コナミ(CG技術協力)(小島プロダクション)
美術林田裕至
柘植伊佐夫(キャラクタービジュアルディレクター)
藤原カクセイ(特殊造形総括/キャラクター立体デザイン)
振付阿部サダヲミギー(モーションアクター)
録音白取貢
その他東宝(提携)
日本テレビ(提携)
あらすじ
前作「寄生獣」の続編であり、完結編。 警察は、人間とパラサイトを見分ける能力を持った殺人犯を利用し始める。 新一はミギーとともに、パラサイトを一人一人抹殺しようと考え、 一方パラサイトたちも、様々な考えを持つようになる。 人間とは何なのか、真実はどこにあるのか、深遠な哲学を観客に投げかける、超問題作。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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16.《ネタバレ》 エログロがテレビで観られなくなって久しい今日、R指定こそあれ、映画なら観られる。
そう、見世物小屋として成功してたと思います。
テーマは、まぁ、いい。
ろにまささん [DVD(邦画)] 7点(2015-11-29 14:12:05)
15.《ネタバレ》 そこそこ面白いと思ったが、終盤、後藤に捻り込むのは、やはり原作どおり「有機塩素化合物らしい猛毒が付着した、長いか短いか解らない鉄の棒」であってほしい。それをまぁ放射性物質とかアホアホなモノを捻り込むとか、興醒めもイイ所だ。というか、ドン引きだ。時事ネタをムリヤイ捻り込ませるとか、なんだか下品。

なんだか下品なモノを捻り込まれるといえば(シモネタすまん)、廃棄物集積所にふわっふわのまっしろなセーターに身を包んで現れた里美も、どうなの?捻り込まれる気、マンマンなのは解るけどさぁ。廃棄物集積所ですよ?すんげえ汚れそうなので気が気じゃなかったのは私だけか?

そして、ラスト。里美はミギーの存在に、ギリギリの所で確認できてない(っぽい)からこそ、里美はヒロイン足り得るんじゃないの?一緒に新一の右手に触れて「ありがとう」というシーンは、美しいようで、少し幼稚な改変だ。生臭い。

これも、右手のない新一に捻り込まれるシーンをムリヤリ捻じ込んだ演出のせいだと、私は思うのですよ!あれは、新一の胸にナニか捻り込まれたかのよーな穴を見せるだけにするか、いっそカットしてしまえばよかったと思うの!(シモネタしつこい)




・・・と、まぁ、何にせよ。原作の高すぎる完成度がアダになるのは予想通り。実写化など、最初から負け戦に挑んだようなものだ。原作ファンではあるが、あまり辛辣な評価で貶めるのは、ここらへんでやめておこう。「あんまりいじめるな」とか、言われそうだし。
aksweetさん [DVD(邦画)] 2点(2015-11-15 12:32:29)(良:1票)
14.漫画を読んでいたので、多分原作には負けるだろうなと思いながら鑑賞しました。
しかしいい意味で裏切られました。
一昔前まではちゃちだったCGもだいぶ進化してハリウッド並だと思います。
臨場感があり、緊迫した雰囲気で最後まで観れました。
この映画、主役以外の役者がいいんですよね。
大森南朋、深津恵里の演技がすごかった。
あれラストにしてもいいくらいの迫真の演技。
そしてこの映画が訴えているテーマがよかった。
人間こそが地球に寄生しているケダモノではないのかという。
これが首尾一貫していることもよかった。
最後の屋上のシーンだけが要らなかった。あれは完全な蛇足。ちょっと長すぎた映画。
いい余韻で終われれば8点以上いけた。惜しい。
キャメルさん [映画館(邦画)] 7点(2015-11-07 16:05:27)
13.《ネタバレ》 前半がかなーり好みだったので公開日に映画館で鑑賞。冒頭のエッグい殺人シーンでいきなり引き込まれ、深津絵里演じる田宮の演技に涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃになるくらい泣いて、ブルーレイ購入も検討するくらい引き込まれた。しかしながら、ムードもへったくれもないラブシーン、後藤戦のチープな戦闘シーン、だらだら長い屋上のシーンで完全に萎えてしまった。いくら途中で良いシーンがあっても画竜点睛を欠く映画は嫌い。厳しめの4点。
bolodyさん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-02 20:56:45)
12.《ネタバレ》 原作既読、アニメ鑑賞済、映画前編はTVダイジェスト版鑑賞。映画版後編は予想より良かったので、前編も劇場で見れば良かったなというのが素直な感想。原作やアニメとは違っていますが映画版としての主張は出しているし、田宮良子は良かったと思います。橋本愛との○○シーンは唐突で違和感あるし、橋本愛が右腕がないことやミギ-がいることを平然と受け止めるのはやはりおかしいですね。
Banjojoさん [映画館(邦画)] 6点(2015-06-16 21:11:38)
11.《ネタバレ》 人間VSパラサイト、狂信的ファン層が支える異色SFモンスターコミック実写映画化の完結編。排他的なエゴイズムを抱える点においてヒトもケモノもおんなじ、むしろヒトの方が余程に残酷ーそう暗示している浦上の粘りのラストシーン。決して蛇足ではないひと悶着。深すぎる20年前のコミック。卓越したVFXを駆使し、グロさと迫力で魅了するモンスターバトル。多少の簡略化はあるものの、前後編4時間程でよくまとめられたストーリー。さすがは山崎貴監督。秀逸なる原作者と監督の力が見事に融合。漫画実写化の成功例の一つとして記憶に刻みたい。良作。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 7点(2015-06-08 00:29:02)
10.《ネタバレ》 面白かった。
Part1鑑賞後に感じた完結編への期待をほぼ裏切る事無く、スピーディに物語は進行して行く。
あるだけの長編作品を、よくもここまで纏め上げたと思う。
深津絵理扮する田宮涼子の最期のシーには原作と同じ位に感情が揺すぶられた。
このシーンと市役所でのパラサイト狩りを同時進行で進めたのは英断。
ブルーレイが発売されたら、ぶっ続けで再鑑賞する。絶対に。
たくわんさん [映画館(邦画)] 8点(2015-06-07 23:22:36)
9.《ネタバレ》 監督があの山崎なので嫌な予感はあったが、想像以上に原作をぶち壊しくれた。彼は、技術屋だけの仕事に専念して欲しいもんだ。
あの名作が台無しだ。新一と村野のセックスシーンの有無は賛否分かれるところだが、無理矢理あそこに入れるなら無くて良いだろうに。全く馬鹿監督だ。
あれで村野が全てを知る事になり、クライマックスでの台詞も内面的な意味も全く違ってくる。そんな事も分からないのだろうか、この馬鹿監督は。
上手く出来てるところも多々あったが、胆の部分でこんな大失態では、この点数を付けざるを得ない。本当はマイナス100点くらい付けたい気持ち。時間的な事もあるが、テレビアニメの方が原作に忠実に、メッセージ性までを正しく伝えていた。前編は一応5点を付けたが、当然、後半有っての前編なのでこちらも減点する。
ああ、あの名作が勘違い監督せいで台無しになった。
♯34さん [映画館(邦画)] 0点(2015-06-04 22:40:17)
8.《ネタバレ》 焼却炉の設定が、というよりこのシーンでの所謂「J・キャメロン・ブルー」を
採り入れたライティングこそがキャメロン的なのだが、このつまみ喰いでとってつけた感が山崎貴らしいご愛嬌だ。

炉のオレンジと反面のブルーに照らされる中で主人公たちが展開するクライマックスの舞台は映画向きの彩りある改変として申し分ない。

(「原作に忠実でない」だの「メッセージ性がない」だのといった原作崇拝的、テーマ・メッセージ依存型
批判は、それこそ映画が別メディアである原作に従属していない証であり、原理的に反「反映画」という事なのだから、映画にとって褒め言葉だ。)

宙吊りのアーム上でありながら垂直軸のサスペンスは淡白だし、陽炎や火の粉による灼熱の感覚が物足りないのも如何にも山崎貴だが、
動物園での三つ巴の対峙シーンやラストの屋上シーンなどと共に
高所を舞台に取り入れながら健闘している。

深津絵里の夜のマンションでは、風の音響はありながら画面上は無風状態
であったり、一方で画面上では彼女の髪を揺らしながら風音の効果音を省いていたり。

そうした趣向も彼女の異質性を際立たせており、面白い。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2015-05-10 08:00:53)
7.《ネタバレ》 珍しく原作読んでから鑑賞。っていうか原作読んでた当時はまさか実写化されるとは夢にも思いませんでした。
いや1作目に続き良かったですよ。原作をほぼ忠実に再現したストーリーと田宮良子たちのセリフ。後藤が市役所で暴れまわるシーンはあれくらいでいいと私は思います。全部やっちゃうと「悪の教典」みたくちょっと直視できなくなってしまうでしょうし、PG12では済まなくなりますからね。SATの隊長の首を投げてよこすことで十分SAT全滅が伝わります。

それより二人がいつエッチするのか気になって気になって。エッチするのは原作でわかってたので、「早くしないとやばいぞ。まだいくつかイベントあるんだからできなくなるぞ。そこでいいじゃん。場所選り好みしてる場合じゃないぞ。なんか毛布っぽいものもあるし。」まあいくら何でもあの場所は…とも思いますが、「生物は自分の生命の危機に瀕すると子孫を残すために普段より格段に強い性衝動に駆られる」というのは医学的にも証明されてますし

いいですあれはあれで。寧ろあのシーンがなかったら-5点です。

前作の製作が発表された時には「田宮良子役は椿鬼奴さんしかいないでしょ。」と勝手に思い込んでましたが、なかなか深津絵里の田宮良子も様になってましたね。自分のロン毛で銃弾から赤ちゃんを守りながら新一に我が子を託そうと近寄ってくるシーンは不覚にも泣いてしまいました。ただ深津絵里が顔面下半分だけで街中走り回る所もちょっと見てみたかったですけどね。最後エンドロールでクリオネのようにヒラヒラ舞うミギーがとても可愛かったです。
S.H.A.D.O.さん [映画館(邦画)] 9点(2015-05-05 23:49:29)
6.《ネタバレ》 点数のほとんどは深津絵里に捧げるものです。

今作の最初の山場である田宮良子(田村玲子)の最期のシーンは、深津絵里の素晴らしい演技によって哀しくも感動的なシーンになりました。
彼女は凄いです。

無表情な中にも感情を垣間見せたり、母性の現われを感じさせたり、自分が自然と笑顔を作ったことに驚き、それを再現して大笑いするところなど、ことごとく感心させられました。
「我々はか弱い。あまり虐めるな」という言葉が、しみじみと深く入ってくるのも、透明感がありかつしっかりした綺麗な彼女の声色だからだと思ういます。

深津絵里以外で良かったのはピエール瀧。
あの作り笑いの「ハハ!」はいいですね。不気味なのに笑えました。

それと冒頭のミギーと新一がお味噌汁作るとこ。あそこも良かったです。
ミギーが完全に可愛いペットみたいになってるのも、声が阿部サダヲなのも、あのシーンだけは許せました。

その他は、あまり褒めるところがありません。
中でも残念なのは、後藤との対決がゴミ処理場だったこと、むりやり里美とのラブシーン入れてるところ(あんな所で初体験とかイヤでしょ)、浦上が何故最後に新一に絡むのか説明不足なところ。

山中のゴミ捨て場だからこそ、猛毒が含まれる産廃をこっそり山中に捨てていく身勝手な人間を描き、削除された美津代さんのエピソードで人間の暖かい人情を描き、人間の存在を深く考えられる部分であったと思います。
後藤に「ささやく声」の解釈など喋らせないで欲しかったです。
そこは、彼らが何故出現したのか、ひいては人間の存在意義についても、観客の想像力を働かせる余地を残すべきだと思います。

こういう余計な説明はするのに、何故浦上との対決が最後にもってこられたのか、それについてはもう適当な感じです。
浦上の突きつける「俺こそが人間らしい人間だろう」という問いかけは、それまでの新一の心理描写や葛藤
を現すエピソードが割愛されているので、原作未読の人には唐突に感じられるのではないかと思いました。
nanapinoさん [映画館(邦画)] 6点(2015-05-02 18:56:23)(良:1票)
5.《ネタバレ》 なんか思ったより面白くないね 。前編は良い感じだったんだけど、なにか小っちゃい世界観になってしまったような?あと不要なシーン(そう二人の○○とかね)が多くてテンポが悪い。ミギーの出番というか活躍の場がほとんどないのも物足りない要因の一つかも。放射能性物質とか正直意味不明だし、後半はかなりグダグダ。そう、あと気になったのは國村さん扮する刑事が何故か関西訛りなこと(前編でも気にはなってた)。物語上の設定に明らかにいらない要素で(なんかあったかな?見落としてた??)個人的に。緊迫感が削がれる大きな要因だったなぁ。最後のあたりは正直飽きてきて長いな~とか思ったり。明らかに最後のビルの屋上の戦いはいらないね、あそこで戦う意味なんてほぼほぼないでしょ。何故かお二人はくつろぎモードになってるし(苦笑)。まぁミギーの一瞬の復活を描きたかったんだとは思うケドモ。総じて、頑張って映画館に行ったけど、ちょっとがっかりな出来でゴザイマシタ
Kanameさん [映画館(邦画)] 3点(2015-05-02 11:33:50)
4.《ネタバレ》  テーマやメッセージは良かったと思います。人間こそが力で全てを支配する、恐ろしい、地球に寄生する害獣ではないのか?という視点と、人間だからこそ他者に対する愛情、優しさを持ち得る、という視点。そのどちらの極に作用するのもエゴイズムであるという点では同じ。映画を見ていて人間という生物について考えさせられました。

 だけど、その描き方がなんだか音痴な気がして。
 構成が悪いのか、物語がちゃんした流れになっていないように思いました。寄生生物の侵略が広がるのかと思いきや、内紛で尻すぼみな感じになってゆきますし、ラストは蛇足感が漂います。
 寄生生物と人間と、どちらが本当の化け物だっていうの?っていう、その皮肉とも言える対比があんまり上手くいっていないような気がするんですよね。染谷くんが中立な立場と言うよりは優柔不断でどっちつかずでフラフラしているように見えるからでしょうか。

 あと、テクニック的に問題がある箇所があって。
 市役所の看板を何故ああも何度も何度も見せなければならなかったのでしょう? 一度見せたらそれで判る画作りを出来ていない状態。
 それから昭和臭漂う濡れ場の恥ずかしさ。翌朝の画なんか、なんかのパロディ?みたいな、それ、フツーは絶対撮りたくない画じゃないかなぁ?とか思ったり。
 パロディと言えば『ターミネーター』『2』からの影響があまりにあからさまなのも気になりました。

 そんな中、深津絵里は良かったです。人間を理解しようとし、最後には母として散ってゆく不自然な生物、その儚さ、脆さを上手く表現していました。

 前作の正義と悪が闘うアクションもの的な判りやすさから一転して、今作では一体どちらが悪魔なのか?何が正しいのか?を問う内容になったら、力量不足が目立ってしまいました、という感じ。

 っていうか、ラストで刃物男と喉を切られた男の存在が全く無かったかのように二人で完結しちゃってるのですが、あれは一体何? そんな事してる場合?って不安で仕方なかったんですが。実はあそこで二人とも死んでて、お空に昇っていったのでした、とか解釈しちゃうよ?
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 6点(2015-05-01 22:33:56)
3.《ネタバレ》 原作既読。人間が垂れ流したり野山に捨てた産業廃棄物が絡んでくる下りを放射性廃棄物にしたのはいただけなかったな。どう見ても普通のゴミ処理場で放射性廃棄物を燃やしてるのはスルーしても、それが付着している棒を食らって後藤は壊れたのに、そこにいた新一とミギーはミギーの治療で完治ってねえ。期間未定で眠りにつくほど力を使ったとはいえパラサイトは放射能すら浄化できる存在とでも?良い方へ解釈してもそれはナンセンスだな。地球に対して人間の毒性を表していた大事な部分を、震災以来大きな問題とはいえ無駄に叩かれるようなモノに改変しててセンスを疑う。挙句に後藤は焼却炉にポイ捨てで終わりってのも放射能を選択した結果そうせざるを得ないのかもしれないが、新一が葛藤しながら自らの手で始末をつける重要さやメッセージ性が全て台無し。「この種を食い殺せ」は「人間を捕食し減らしてバランスを保つために人間から来た」なんて陳腐でズレた解釈を入れちゃうし、最後にはミギー健在を印象付けるためにしか存在していないと言っても過言ではない狂気と残虐性の薄いボンクラ風の浦上にも萎えた。そもそも対面式じゃなくマジックミラー越しでしか会ってない浦上が、わざわざあの場に出て新一を狙う必要性もなくなってると思うんだけどな。脚本から演出全てグチャグチャでしたね。出来る役者が多く出ていて雰囲気は良いのにもったいないな。あの原作を映画2本(109分+117分)で描かなければいけない制約もわかるけど無理があったわ。最低三部作でやって欲しかった。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 3点(2015-04-27 22:03:58)
2.《ネタバレ》  原作のかなり初期の頃だけ読んでいた人間が女優目当てに見に行くというのは、この映画への最高の出会い方だったと思う。初期の頃とは言え、原作を読んでいるから設定そのものはすんなり受け入れることができて、しかも初期しか知らないから展開を全く知らず、全然先を読めないストーリーを2時間の間集中して完全に楽しめた、特に最後の方のビルの屋上のシーンは、お気にの女優だけに必要以上にのめりこんで(笑) というか有名な面白い話が原作の映画の筋を知らずに見に行けるというのはちょっとした嬉しい幸運だと思う。
 これだけ楽しめたストーリーに対して下の方をはじめとして相当不満があるみたいなので、原作はとてつもなく面白いんでしょうね。読んでみたくなりました。
 目当ての橋本愛も前篇に比べば十分存在感があって、最近ちょっとルックス微妙と思うこともあるんだけどこの映画ではやっぱり綺麗な子だなと、塚、あんな綺麗な子とあんなことできるんなら、右手が化け物になろうが母親が死のうがって言ったら言い過ぎですが(笑)
 
rhforeverさん [映画館(邦画)] 10点(2015-04-27 19:01:22)
1.《ネタバレ》 本後編には避けることが出来ないビッグイベントが4つもある。
1.田宮良子(田村玲子)の最期
2.市庁舎の攻防戦(市長の最期)
⒊.後藤との対決
4.浦上との対決
それぞれまともにこなしていたら3時間あっても入りきらない。そこでさまざまな工夫を凝らして尺を短くする必要がある。その結果、山崎監督は1と2を同時進行させ、そのまま間髪を容れず3に突入と言う手法を取った。尺は短くなったが、さまざまな不都合や理屈に合わない展開が生まれた。最大の不都合は新一と里美の⚪︎⚪︎のシーンだろう。「えっ?ここでそれやる?いくらなんでも唐突すぎない?」と思った人も多かったと思うが、そうするしかなかったのだ。このシーンも特に原作ファンからすると待望?のシーンなんで外せなかった。結果として珍妙な挿入となった。最後の浦上との対決シーンも、何で言い争っているのか良く分からないシーンとなった。ここでも里美が新一とミギーの関係を知ってしまっている(あそこで新一と会ったら必然的にそうなる)ので、ここでの浦上の真意(あんたうまく隠してるつもりだろうけどバレバレだよ。あんたも化け物の仲間だろう?)が伝わらない。争点がはっきりしないまま対決はあっさり終わり、観客は「えっ?これで終わりィ?」と驚きつつのエンディングとなる。一番の不満な点は後藤が全く真価を発揮しないまま終わったこと。あの原作の市庁舎での大暴れをどうやって映像化したのかと思ったら、完璧にカットとは驚いたね、これは。結果としてまともに描けたイベントは1だけであった。以上、原作ファンの過分にバイアスの入った感想でした。
ぴのづかさん [映画館(邦画)] 4点(2015-04-25 17:10:11)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 5.78点
012.78%
100.00%
212.78%
338.33%
438.33%
5513.89%
61027.78%
7822.22%
825.56%
925.56%
1012.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review6人
4 音楽評価 6.25点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人
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