5.《ネタバレ》 わりと好きな作品です。戦場でクリスマスなんて悲しい。イーサンホークが何かのインタビューで「戦争映画に違和感があった。反戦を訴えながらも、男たちがかっこよく銃を撃ちまくる。でもこの映画は違った、だから出演したんだ」と言っていたのを思い出した。 【ぷー太。】さん 7点(2004-04-03 00:00:34) |
★4.《ネタバレ》 だいぶ前に見た作品ですが個人的に好きな話でした、戦争映画なのに戦闘シーンがほとんどないところや敵対国の部隊と次第に打ち解けていく関係などこれ実話をもとにしているのかどうか知らないのでなんとも言えないのですがもし本当にあったら素晴らしいことだと思いました。若い兵士ばかりというのもなかなか盛り上げてくれます。 【AXL侍】さん 7点(2004-02-28 02:39:36) |
3.《ネタバレ》 一年前から今年のクリスマスにはこれを観ようと決めてて、やっとその日が来ました。ぱーっと解説読んだ限りじゃ、“戦争中だけどクリスマスくらいはほのぼのな(『エーゲ海の天使』みたいな)映画”と解釈してたんだけどとんでもなかった。戦闘意欲をなくした分隊が雪合戦をしかけて来たり、ツリーに灯をともしてクリスマスソングを歌ったり、プレゼントを交換したり…あぁ無意味な戦争で殺し合いをしたくない、のは皆同じなんだなと、遊び心のあるドイツ兵を闇の中の光のようにほほえましく観てたのに…仲間のためを思っての秘密が手違いを起こし、やり切れない悲劇を産んでしまった。こんなに複雑な気持ちになってしまうのは、やはり戦争だから…。誰が悪いのでもない、戦争が悪いのだ。その悲劇が手柄になるというのが厳しい現実。ラストの「メリークリスマス!」何がメリー?・・・戦地でクリスマスだなんて悲し過ぎる。 【桃子】さん 8点(2003-12-24 16:17:47) |
2.日テレの深夜映画(字幕版)で見たのですが、けっこう拾い物でした。役者もなにげに豪華。敵同士による“戦争ごっこ”といえば「史上最大の脱出作戦」という名作コメディーがありますが、こっちはひたすら重く、暗く、悲しい。アルデンヌの雪の森での戦いの壮絶さはTVシリーズ「バンド・オブ・ブラザーズ」でもハイライトとなっていますが、あの状況の中だったらきっとこんな事もあっただろうな~と思わせる映画です。 【あおみじゅん】さん 7点(2003-12-11 16:08:32) |
1.《ネタバレ》 第二次世界大戦末期1944年12月のアルデンヌ高原が舞台の戦争映画です。「バルジ大作戦」や「パットン大戦車軍団」とは異なり、派手なドンパチもあまりなく、雪深いアルデンヌの森を背景にして淡々と映画は進みます。ヒトラーが最後の賭に出たバルジ大作戦が始まり、アメリカ軍の一個小隊が孤立することになります。彼らは夜ごとの歩哨に立つウチ、敵であるドイツ軍と奇妙な交流をはじめることになり、やがて一緒にクリスマスを祝うことになります。そうやって心の交流が始まったかと思ったところで、まだ戦争中なのだと言うことを実感させられる事件が起こります。ドイツ軍が彼らに降伏を申し出て、それを受け入れた彼らとドイツ軍の間で、まねごとの撃ち合いが始まるところで、ゲイリー・シニーズ演じる兵士”マザー”(←彼の手柄とするために小隊の他のメンバーが画策していたので、何も知らされていなかった)が、味方がドイツ軍に襲撃されていると勘違いして、ドイツ兵を撃ち殺してしまいます。その騒ぎの過程で”ファーザー”が撃たれて死んでしまいます。ドイツ兵は皆殺され、彼らは”ファーザー”の遺体を運びながら、ドイツ軍の包囲を突破しようと試みます。何かキリストを彷彿とさせるようなシーンがあり、最後にどういう手段をとるかは伏せますが、戦争映画らしからぬ淡々とした描写に心を打たれます。実際に、アルデンヌの戦場には新兵が多かったことを知っているので、小隊のメンバーに若い兵士が多いのもニヤリとさせられます。”ノット”(イーサン・ホーク)に上官が命令するシーンが、戦争の非情さを感じさせます。 【オオカミ】さん 9点(2003-11-23 19:48:12) (良:1票) |