50.《ネタバレ》 いつものように悪い奴が出てこない。異人は出てくるけど敵ではない。こんな風に種族を超えても仲良くなれるメンバーは素晴らしい。人類が目指すべき姿なのかもしれない。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-04-22 20:51:12) |
49.《ネタバレ》 大長編ドラえもんは傑作揃いですが、これもまたなかなかの完成度。 この作品のいいところは、前半で話のオチを作っているところです。 逆にいうとF氏は、まず見切り発車して後半でオチを作るケースが多いので 大魔境や鉄人兵団はちょっとひどいオチ、といった感じになります。 それにしてもよく見ると大長編ドラの多くは社会主義的な空気、もしくは独裁が色濃く見られます。 大魔境、海底奇岩城、宇宙小戦争、鉄人兵団もそうですし。 それぞれが、敵がそのようである、というように描写されて、 最後それが倒され、民主主義や王政復古などがラストに提示されます。 まぁこの作品は竜の騎士たちの文化を否定することなく、 つまりはドラたちは何かを倒すことなく終わるので初期ドラとしてはかなり異質な出来です。 ただ、何かを倒さないということで非常にオンリーワンな出来になっているのも確か。 ここから大長編ドラは敵や仮想敵を倒さない形を取るケースが増えてきます。 【にんじん】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-11-01 21:08:10) |
48.《ネタバレ》 どんな世界の人とも仲良くなれる。 突拍子もない設定もすんなり見せるのはドラえもん映画の凄みですねぇ。 一挙放送で立て続けに劇場版ドラえもんを見ていますが、どれも面白い。 この竜の騎士辺りから、当時見なくなった頃合いだと思いますが、変わらぬクオリティに安心しました。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-03-25 08:53:48) |
47.それまでのネタをつまみ食いしたような感じ。最高傑作といわれる作品の後によくありがちな、安全策を模索しようとした結果なのかな。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-02-28 18:54:39) |
46.《ネタバレ》 ドラえもんはやっぱり強大な悪と戦わないとダメ! んなもんだから、どこが盛り上がり所なのかわからないまま終了してしまっていました。 序盤で、スネ夫が恐竜の大群と大平原を発見して竜の騎士が出てきたところまでは良かった。 更に、地磁気で動く船が出てきたりして期待が持てたのですが、辻褄を合わせるためとか誤解を解くために動き回るっていうのは、やっぱり物足りなかったです。 悪役がいないというのは確かに斬新な発想ではあるのですが、というよりも竜の騎士たちが味方なのか敵なのかのキャラ設定を一貫してしっかり確立した方がストーリーにメリハリがついたのではという気がします。 物語の本線からは少し外れますが、序盤で○×うらないというアイテムを使っている時にのび太のママが部屋に入ってくるというシーンがありましたが、ママとの会話に道具がいちいち反応してしまいのび太が慌てて抑え込んだりしていた時のテンポの良い会話の流れが面白かったです。 本作で出てきたアイテムで一番好きなのは、どこでもホール。 タイムマシンやどこでもドアに次ぐ、冒険に導く可能性を秘めた道具。ワクワクします。 【もっつぁれら】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-02-07 23:18:56) |
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44.冒険活劇に振れているおかげで若干子供向きのキャラクターが多いが、純粋にSFとして書かれていたらどこまで傑作だったのだろうという進化論をモチーフにした作品。純粋な悪役がおらずさまざまなエゴが絡み合う展開も現実世界への皮肉が利いていて良い。若干ミステリー色もあり、細かい謎が最後に1つの線としてつながる瞬間は見物。子供の頃に見るより大人になってから見たほうが脚本の出来の良さに関心する一本。藤本先生天才です 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-09-14 09:33:24) |
43.《ネタバレ》 妻投稿■ドラえもん映画では唯一明確な悪役の出てこない映画。前作が傑作だったために地味な印象がありますが、私はこの映画大好きです。だって、スネ夫が遭遇した、洞窟の中に空や谷があって、そこに逆光状態でオルニトミムス系統の恐竜が大量に走っているという構図(「ジュラシックパーク」でラプトルが知的残虐ぶりを発揮する前の映画ですよ、これは)は、当時出版された絵本「押入れの冒険」の地下高速道路に通じるようなシュールなアドベンチャープロローグなんですから。■さらに、宇宙、恐竜時代、海底、アフリカ、ロボット戦争、絵本の中の世界とこれまでの映画でやっておきながら、さらに新しい冒険フロンティアを開拓し、しかもテイストをワンパターンにしないストーリー展開(今回は最後まで恐竜人の目的がわからないという、ある意味明確な悪役が出てくるより厄介で硬派な冒険です)。彗星衝突説をほとんど世界で初めて冒険映画のネタにするというドラえもんたちに負けないスタッフの冒険ぶり。飢えて死ぬ運命にある恐竜たちを地下空間に避難させるという恐竜好きにはたまらないラスト。何より恐竜のSFは「ティラノサウルスとトリケラトプスが暴れまわる」だけではないという事を提示した作品基本コンセプト。私の中ではこの「竜の騎士」はドラえもん個人傑作選の右翼の一つです。■でも多”奈”川鉄橋を走る小田急5000形が3つ扉だったのは残念。あの鉄橋そういえば今は架け替えられて、複々線化されためちゃくちゃ高層橋になってます(笑) 【はち-ご=】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2011-11-14 11:17:57) |
42.《ネタバレ》 導入部のサスペンスチックなスネオ失踪までの流れから、竜の騎士の初登場シーンは全シリーズの中でも最高の掴みだと思います。しかし、中盤からのたるみっぱなしで堅っ苦しい物語展開は結構退屈。笑いもないのに緊張感もない…。ドラちゃん達は新世界の神となってしまいました…って。設定や地底の世界観は素敵なんですが、流れが鬼岩城とかと同じなんだし。竜の騎士にもっと活躍してほしかったところです。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-05-06 10:34:43) |
41.《ネタバレ》 「地底世界で生き延びていた恐竜を先祖とする人類」という発想は抜群だと思います。何故地底なのに昼夜があるの?という大問題に、キッチリ答えを出す脚本も素晴らしいです。事の発端がのび太の0点のテストを隠すためというのも、微笑ましい。作品の外郭部分の品質は高いと思いました。だけど何か物足りない。カタルシスが得られないのは、「やり遂げた」感に乏しいからではないかと。のび太たちは、歴史の辻褄合わせの流れに乗っただけ。やはり彼らには能動的に冒険を成し遂げて欲しいと思いました。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-04-03 23:00:03) (良:1票) |
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【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-19 22:30:19) |
【くまさん】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-07-18 15:14:49) |
38.タケコプターって充電が必要なんだ・・・意外と不便だね。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-02-08 23:37:53) |
37.《ネタバレ》 ラストあたり、のび太達の地底人達に対する「哀れみ」みたいなものが感じられた。この哀れみって概念、ドラえもんシリーズの中では珍しいよね?自分はこれに対して新鮮味というよりは違和感を持ってしまったけど。あとこの映画、全体的に暗いよね? 【SOS】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-07-09 02:50:41) |
【ラスウェル】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-06 19:28:17) |
35.《ネタバレ》 いやはやもう感服です。すさまじいまでのイマジネーションですな。今回は明確な敵がおらず、戦闘は少ないですがストーリーとスケールがぐいぐいと強力な魅力で引っ張っていきます。彗星の衝突説は当時恐竜絶滅の一説にすぎなかったのにそれを踏まえてあの冒険にするとは…。あと題名もかなりよいと思います。 【次元転移装置】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-04-22 12:21:55) |
34.《ネタバレ》 藤子F藤夫って天才じゃないだろうか?(汗)なんでこんな地球の上と下が多奈川でつながってるなんて設定思いつきますかね!?そしてそれをスネオノラジコンで解明するとは・・・!バンホーも格好いいし、何故地球上から恐竜がいなくなったのかという謎を解明する(まぁこれは一説ですが)勉強にもなって良い結構子供が見たらいい映画だなともいます。ちなみに私の生まれた歳の映画だなあ(笑) 【ハリ。】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-03-24 10:59:07) |
33.すごく子どもの頃、ゲゲゲの鬼太郎が好きだった僕は毎週録画していた。VHSの時代。 そのビデオテープを何度も何度も見返していた。 そんなビデオテープ群の中に、この映画の途中から途中までが録画されていたものがあって、それを繰り返し繰り返し見ていた。 その部分とは、裏山で穴を作るところから始まり、一行が地底人に捕まってしまうところまでだった。 この年になり、その前後がどうなっているのか気になり、レンタルしたわけですな。 なぜラジカセが地底を飛んでいたのか、なぜスネオがあんなにテンション低かったのか、つかまったあとどうなってしまったのか。すべて謎が解けた。 特に、それまで見ることが出来なかった「失われた続き」に突入した瞬間は泣けた。 映画自体は、まあ面白かった。ちょっとこの近辺のドラえもん映画をみてみようかと。 鉄人兵団の評価が高いのを見て、とても期待しています。今週TSUTAYAは半額レンタルゥ |
32.確か「鉄人兵団」の次だったよな、コレ。あれだけの作品の後にしてはよくやった方だと思う。彗星って何?くらいのガキの頃に観たから勉強になったというのもある。最近は、こういう風にさりげなく子供に雑学を与えてくれるアニメが少なくなった気がする。 【えいざっく】さん [地上波(字幕)] 4点(2005-09-19 21:22:30) |
★31.《ネタバレ》 「宇宙小戦争」のリメイク版を見て本作でもスネ夫がメインだったことを思い出して本当に久しぶりに見た。藤子不二雄が別れる直前の作品だが、いかにも藤子・F・不二雄らしいテーマの作品になっていて、絶滅したはずの恐竜が地底で生きていて、その恐竜を祖先とする恐竜人という発想などはさすがに作者の恐竜好きという趣味の部分が炸裂していて抜群だし、純粋にSFとして見ても面白味があるのだが、そういう作者の指向が少し出すぎた感じで、昔から劇場版の中では地味な印象のある映画だったのだが、今見ても地味な印象は変わらず、むしろなぜ地味な印象なのかが今回見たことで分かってしまった感じ。序盤のスネ夫が地底で行方不明になり、竜の騎士が登場するあたりまではつかみはうまく引き込まれるのだが、メンバーがスネ夫と再会してからはそれまでと違う話になってしまった印象で、前半のスネ夫がノイローゼという話もなんのフォローもなく忘れ去られてしまったようになってるのはちょっと残念で、スネ夫の失踪はここへのただのきっかけに過ぎなかったような印象。またバンホーをはじめとした竜の騎士団の目的もなにか釈然とせず、もう少しキャラ設定に一貫性がほしかったところで、悪役を出さないというのもいいが、もう少し早い段階で竜の騎士が悪役なのかそうでないのかをはっきりさせたほうが良かったのではという気がする。風雲ドラえもん城は今見るとかなり時代がかったギャグなのだが、それでもクスっと笑うことができた。(この城での描写を見て「クレヨンしんちゃん」だけではなく、「ドラえもん」の長編劇場版でも本格的な時代劇をやればいいのにとつい思ってしまう。)恐竜の絶滅の原因に彗星衝突説が取られているが、時期的にハレー彗星と掛けているのではと感じてしまうのは仕方ないかもしれない。リメイクがされていない作品だが、その彗星によって大津波が起こるシーンがあり、(スネ夫のノイローゼも今では引っ掛かりそうなのだが)東日本大震災後の現在となってはこれがリメイクされない最大の理由かも。冒険の発端となるのがのび太の0点のテスト答案を隠しにいくというのが「ドラえもん」らしいのだが、エンドロールでそこにしっかりオチをつけているのが良い。(2024年6月16日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2005-04-20 13:23:06) |