21.スケールは小さい。突っ込みどころもあり。 でも、これを見て電車の中でもう少し周囲に心配りができるようになろうと思った人は少くないはず。それで映画のようなドラマチックな展開がなくても、ささやかな交流が生まれたら、世界は少し幸せになる気がする。そんな幸せを作れる人になりたい。 【うらわっこ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-05-05 23:29:09) |
20.《ネタバレ》 試みとしては面白いと思いました。 三丁目の夕日のようなオムニバスものなんですが、いかんせんまとまりがないんです。 これ、持って行きようによってはおもしろい映画になりそうなんですけどね。。。。 残念な映画です。 【たかくん】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-04-27 21:33:32) |
19.《ネタバレ》 予想外に面白かったです。 結婚式のエピソードはもう少し突っ込んでもよかったかも。 【KINKIN】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-03-12 15:11:20) |
★18.《ネタバレ》 ローカル電車を舞台にそれに乗り合わせた乗客たちの群像劇。思ったより面白かったが、やはり出来としては平凡で、上映時間もやや長いか。西宮に住んでいる妹が「始まってすぐに泣いた」と言っていたが、確かにときどきほろっとくるエピソードはあるものの、感動というまでには至らない。ミサ(戸田恵梨香)と伊藤さん(南果歩)のシーンとか印象には残るし、脚本的にも頑張っているのだが、もうひと押し足らない感じである。中谷美紀は「ケイゾク」や「嫌われ松子の一生」での独特な演技が印象に残っている女優であるが、柴田や松子のキャラが強烈すぎるためか、役としてあまり印象に残らない。逆に宮本信子は品のある白髪の老人役を演じていて、伊丹十三監督の映画での彼女とは違う味のある演技を見せていて印象的だった。ラストシーンの翔子(中谷美紀)とミサの意気投合シーンは唐突に感じるが、できればこの二人のツーショットは「spec」で柴田と当麻として見てみたい。やっぱり無理かな。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-02-24 23:17:31) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 ぜんぜんなってないというか…ダメでしたね。最初の宮本信子さん扮するおばあさんのちょっと気取ったセリフ回しに拒絶感を感じた時点で私にはこの映画「アウト」でした。 そもそも、こういう「日常ほっこり系」映画を製作側の皆さんは安易に作りすぎなんじゃないですか?本当の意味でこの手の作品を秀作として世に送り出すには、気の利いたセリフやその間の取り合いなどに練りに練られた完成度がないと…「微かだけとじんわりくる感動」って思っているよりもずっとハードル高いモンなんですよ。 その覚悟も無く、話題の本と売れてる役者使って無難に稼ごうとしただけの情けない作品。こういうモノ作るんだったら、「不治の病」とか「出生の秘密」などでもっとB級テイストな分かりやすいストーリーでやってくれたほうが何ぼかマシです。 というわけでDVD100円レンタルですら不快感のみが残る鑑賞になりましたが、唯一役名の無い少女の「聞いてないのに教えてくれて」というセリフに3点献上。(予告で知ってた「生」以外に「おっ」と思わせてくれたのはコレだけだったので。) 【ぞふぃ】さん [DVD(邦画)] 3点(2012-02-22 18:25:01) (良:3票) |
16.原作を読んでからの鑑賞だったからか少し物足りなさを感じました。時間の都合からか宣伝ためか1エピソードはTVでやったみたいだし・・・。俺はそのエピソードが好きったりしたから余計そう思うのかもしれませんが・・・。 全体的にはよくまとまっていたのだとは思いますが、TVドラマの域を出ない作りで映画館で見た見た人は物足りなかったのじゃないでしょうか?? 【こひろ】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-01-30 21:45:03) |
15.副題はダサいかな。やめた方がいい。全体的に原作通りでほのぼのした感じが出ていて、こういう映画が好きな人にははまると思います。映画化されることで、阪急電車を実際に見たことがないのでどんな感じか分からなかったけど走っている姿を見れました。確かにかわいい電車ですね。逆に阪急電車が場面となってストーリーは進んで行くのだけど、いちいちアナウンスとか停車繰り返してたから、小説ではあまり思わなかったけど、リズムが悪く感じました。地元の人じゃない限り駅名とか意識してないですし。そこが売りではあるのだけど。でも、全然悪くない映画です。 【うー】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-12-25 18:45:45) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 脚本は悪くないと思いますが、原作の良さがちょいちょい抜けているのが残念です。確かに、キャストが多ければまとまりは悪くなるかもしれませんが、それでもちょっと…。という感じです。本当は、もっとそれぞれの登場人物がつながっているんです。美帆(谷村美月)と圭一(勝地涼)のカップルの初々しさも、「うーん」とやや不満足。しかし阪急電車という日常の中に、ありふれているけれど、皆が主人公で、常に物語は進んでいる。と気づかせてくれたので、やっぱりこの作品好きです。(←関西在住のため、若干贔屓目あり)電車に乗るたびに、周りの人が気になりますw 【西川家】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-12-22 22:57:12) |
13.日常の些細な出来事、出会いからちょっぴり勇気をもらえました。 【たこちゅう】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-12-14 02:10:41) |
12.《ネタバレ》 見慣れた阪急電車の車内風景、神戸・西宮・宝塚の地元ロケ地に胸躍りました。阪急今津沿線に住む人々のたわいもない人間ドラマが散りばめられていますが、要所の感涙効果が大きかったです。aikoの主題歌も清々しいですな。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-12-06 00:27:51) |
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11.競馬ファン御用達の阪急今津線を舞台にしておきながら、競馬ネタが一切無いというのは如何なものか。 まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、とりあえず豪華キャストにまんまと騙されました。 これはつまんないというより、不愉快な作品でした。 作中に様々な迷惑行為が登場するけど、冒頭の自爆テロが最大の迷惑行為だと感じました。 確かに自爆したくなる気持ちは理解できるけど、ひとりでこっそり呪うくらいにしておくべきなんでしょうね。 しかも、自爆テロを広い心で許しておきながら、電車内のお喋りに鉄槌を下すというのがどうもしっくり来ない。 結局、自分にとって迷惑じゃなければ許して、自分にとって迷惑なら怒るという図式になってしまってる。 百歩譲ってどうしてもマナー違反を指摘したいなら、頭ごなしに怒るんじゃなくて、もう少し諭すように注意できないもんかなぁ。 あれじゃ反感を買うだけで、おばちゃん連中はちっとも反省しないと思うんです。 演出もいちいち下品で過剰だし、1つ問題が解決して少し穏やかな気持ちになれたと思ったら、直ぐに次の不愉快演出が待ってて、僕にはちょっと耐えられなかったです。 もちろん問題は次から次に解決して行くんだけど、その行程が如何にも薄っぺらい。 特にいじめ問題をあんなにあっさり描いてしまうのはどうかと思う。 DV男やおばちゃん連中を恫喝するのもいいけど、いじめっ子をきちんと叱る大人が登場しないと救われないと思うんだが、どうだろうか? 本人に『頑張れ!』と言って解決するほど生温い問題じゃないと思うんです。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-12-01 16:45:19) (良:1票) |
10.鉄道会社による宅地開発の先駆けであり、確固たる「沿線文化」を確立している阪急電鉄の沿線ノスタルジーを上手く利用した小説の映画化だが、何より大事な車内や駅の風景、車窓などの描写があまりにも足りない。主役は阪急電車ではなく中谷美紀の、ただ阪急電車が出てくるだけのヒューマンドラマに成り下がっている。そりゃ想像力に自分の記憶までリンクする小説の奥行きにはかなわないにしても、そういう阪急の「空気」は大事に描いてほしかったな。そもそも小説から1組のエピソードが抜け落ちてるのもいただけない。原作が良いので悪くはないが、中途半端 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-18 07:10:04) |
9.《ネタバレ》 観てよかったと思います。でも『それだけ感』は否めませんね。演者はみなさん達者だと思いますし脚本もよくできてると思います。しかしスケールが、ねえ。『奇跡』さえ謳わなければ。。。 それにしてもこの作品に限ったことではありませんが、もう少しセリフの音量とBGMの音量のバランスを良くできないもんでしょうか?何言ってるか聞きとれなくて音量上げたら、効果音がガーーーンって、DVD仕様のときはなんとかしてもらいたいもんです。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-10 21:54:08) |
8.《ネタバレ》 沿線近くに住んでます&原作は未読。阪急今津線を舞台に展開する群像劇で、短編小説集をそのまま映画にしたような感じ。個々のエピソードは比較的あっさり気味で、サブタイトルの「奇跡」は誇大広告だと思います。ファンタジーを期待したら何も起きませんでした・・・。ただ、映画のなかの各駅停車の電車同様のんびりまったりと見ていたらラストの2人の接点が思い出せず混乱したのは僕だけかと思ったらそうではないようで安心しました。関西、とくに「阪神間」における「阪急沿線」というものがもってるイメージ(「数千円のランチ」「大学生」「上品な老婦人」など)をうまく表現しているなあとは思います。地元民としては、西宮北口から今津駅までの「今津(南)線」も忘れないで~と言いたいけど、こっちを舞台にすると、もう少し下町人情もの的な話になってしまいそう。 【ころりさん】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-25 06:21:54) |
7.全体的に小粒な印象。悪くない。悪くないんだけどなにか足りない。もうちょっと泣きたいのに泣けない。そんな歯痒さのある映画。 【とま】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-07-17 22:04:57) |
6.最近、人に勧めた本で相手にいちばん喜んでもらったのはこの「阪急電車」です。軽く読めるんだけど、小さな感動がたくさん詰まった作品です。でも映画化を知った時に6点くらいの出来ばえを想像し、間違っていなかった。それは、動的な面白さがある作品では無いからです。活字で心情描写を完結させている原作に比較すると、映画はどうしても半端な印象がつきまとう。それぞれの人物の「納得」で終わるエピソードが多いから。自分は十分に楽しめましたが、脳裏にある原作でキャラの心情を補完しながら観ていたと思います。でも映画用のアレンジを排した製作姿勢には好感を持ちました。余談ですが、高校まで大阪で暮らした自分は阪急電車には随分とお世話になりました。今津線ではなく千里線と京都線がメインでしたが、遠望する六甲~能勢あたりの山並みが懐かしく、チョコレート色の車輌には当時の思い出がいくつもフラッシュバックしました。その大阪ローカルの電鉄名をストレートにタイトルにする茶目っ気が有川浩らしさだと思います。原題にはない「奇跡」は余計でした。ちなみにアリカワヒロと読む女流作家です。この方の作品はこの1年で最もたくさんのページを繰りました。とんでもない設定の作品もありますが、元気をもらえる作品が多くてどれもお気に入りです。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-05-28 12:23:53) |
5.原作は未読です。日常を描いた(実際日常には無いけれど)ほのぼのムービー。中谷美紀はなんかやり過ぎな感じでちょっとひいちゃったけれど。暖かくなる映画ですね。“4回泣く”と言われて見ました。一度も泣けはしなかったけれど、心温まる感じです。阪急今津沿線を知っていれば、面白く見れると思いますよ。 【はりねずみ】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-05-12 22:07:26) |
4.《ネタバレ》 電車を舞台とした群像劇。 電車を色んな角度から撮ったりして、視覚的にはなかなかいい感じ。 だが、一つ一つの話と展開に全く面白味がない。それぞれが抱えている問題の解決もあまりにもアッサリ。奇跡って言うほどの奇跡は起こってないし。 しかし、暴力彼氏はマジ●チにしか見えなかったな。イキナリ電車内で大声でぶち切れるとか、情緒不安定すぎる。絶対病院行った方がいいだろ。 迷惑ババア軍団ももっとちゃんと懲らしめられてればいいのに。 うーん、悪くないんだ。悪くないんだけど、盛り上げ方がイマイチというかなんというか。このささやかさが美点でもあるのは分かるんだけどさ。 キャストはみんな良かったと思う。美月ちゃんは、やはり良いね。ちょっとイケてない感が最高。あと、女子高生の子めちゃくちゃ可愛かった。 で、要するにこの映画って、「情けは人のためならず」 って話よね。 でも、あんな出会い認めん!!突っ込まれてないけど、電車内でヘッドホンで大音量ってのも迷惑行為だよ! 女同士の世代を超えた友情(のようなもの)が描かれている部分については、良く分からんけど「ちょいと素敵やん」って思っちゃった。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-05-05 12:38:33) |
3.《ネタバレ》 わたしもすでに45を過ぎました。このところ、年のせいですか、気のせいですか、つまらぬ事でも、涙腺が緩みがちな、今日この頃でございます。独身の身寄りのない日々も長きにわたり、そのためか、この作品の、かげのある登場人物たちの境遇に、いつのまにか、、、、、、、自分をかさねあわせてしまう訳でございます(?)。関西の電車のなか、おたがいに名も知れぬ、御ひとたちのなにげないこころ使い、ご親切、優しさ、強さ、お気持が、ふれあいが、しみじみと、わたくしのこころに、ぼんやりと、伝わってくるのでございます、、、、、、、、それでは、長くなりましたが、冷えてまいりましたので(??)、みなさまごきげんよろしゅう、、、、、、、、フーーー(?!!?)なんつってね!!なんつってね!!ったく冗談じゃねぇぜ!やってらっれかよ!!臭すぎて、ほーんまに、背筋が寒くなったわ!!(ホラーでないのに寒がらせて、どうするつもりよ!!?)グルメなおばはん達!!!正しいのはあんたらだけや!もっと、大騒ぎせえや!!わてだけは応援するで、このくそったれが!!!(モンプチ送るで!) 芝居も全員、そろいもそろって、イモ!ダイコン!特に(べつに、、と読む)”降臨!!”中谷美紀嬢はいいかげん、もう、放っておきましょう!あー!これぞ町内会よせあつめ小芝居!紙芝居!猿芝居!の巻。(でも、上に書いたが、こんなんで、ちらっと、泣けました、、、、、、年のせいか。、、、、、あー、遠ーくへゆきたい?) 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-05-01 22:37:33) |
2.《ネタバレ》 阪急今津線、ウチの近所で言うところの東急多摩川線みたいなものですかね。こっちは7駅12分って事で、もう少し短いですが。微妙に鉄分を含む私、去年は関西に二度行って阪急の京都線や嵐山線の茶色い電車を堪能させて頂きました。それはともかく。映画はあちこちにジーンとする感動的な要素が散りばめてあって、ちょっとホンワカしたキモチになっちゃうようなカンジがあって、だけど映画としてはかなり音痴。まず最大の難点は、ドラマとしてみーんなハンパ。メインの登場人物だけで8人存在するのですが、みんなちゃんとドラマを成立させきってないんですよね。電車で他の人と触れ合う事によって、少しだけ状況が変化しました、って描かれるのはそれだけ。じゃあ、その変化によって具体的にどういう結果になりました?っていうこちらの関心事には触れてくれません。「袖触れ合うも他生の縁」を描いた映画としても、映画の視点そのものが袖触れ合う程度でツッコんで行ってくれないのがもどかしくて。そのクセ、リンク関係はゴチャついていて、ラストの二人なんか、きっちり絡んだシーンあったっけ???みたいに自分の記憶を疑うハメになったりもして。それから沢山の「嫌な人間」が登場するのはドラマを盛り上げるために不快感を煽る安いテでしかありませんし(関西のオバちゃん達は個人的にはそんなに不快ではなかったですしねぇ)、頻出するテロップを始めとして説明的な映像が多すぎるのもなんとも。なので、映画としての完成度はかなり低いカンジです。でも、役者がみーんな、いい演技を見せるのですよね。子役からベテランまで、揃いも揃って上手いの。そりゃ泣かされるわ、って状態で。だから映画の印象も良く感じられたりして。実のところ、芸達者に救われ続けな映画ではありました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-05-01 17:06:46) (良:1票) |