36.《ネタバレ》 これは私個人の思い込みだったんですが、もっとドタバタした時代劇コメディだとトレイラーを見て思っていたんですよ。 で、実際見てみるとストーリーはそこそこ面白いし笑える部分もあったのですが コメディ部分は中途半端、妙なところは時代考証に沿っているわりにアクションがファンタジーで中途半端、各キャラクター設定も役者の顔でしか区別付けられないくらい中途半端。 最初はほのぼのまったりコメディタッチだったのですが、血飛沫飛び散りまくる殺陣やらヒロインが女衒に売られた回想シーンの生々しい表現やらクライマックスで悲劇的な死を遂げる家臣(しかし元気に復活)やら、とってつけたような「実は将軍様が家臣の悪事を暴くために仕掛けたものでした」(犠牲多すぎ)やら、なんというか一昔前の、「台本盗作防止に現場で行き当たりばったり撮影していた頃の香港アクション映画」を見てるような気分でした。殺陣はさすが歌舞伎役者、かっこよかったです。あと遊女同士が「この売女!」と言い合ってたのはちょっと笑ってしまいました。正直、豪華出演陣を見せるためにつけたような無駄なシーンも多かったのですが、実のところ役者に助けられてる映画でもありますね。 【なな9】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-09-10 02:32:18) |
35.娯楽時代劇としてテレビで見る分には十分だと思う。 【miso】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-09-09 02:09:52) |
34.《ネタバレ》 なんとも中途半端。コメディだが笑える点がほとんどない。この手の映画はどうせハッピーエンドでストーリが全員分かってるんだからもっと期待を裏切る何かが欲しかった。この映画、演技や感性はステキなんですけど、真面目すぎるよ! 【Keytus】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-09-08 22:01:51) |
33.《ネタバレ》 うーん、コメディとしていろいろ中途半端。どうせなら登場人物が「猫侍」ほど間抜けな設定にしてしまえば、アラは目立たなかったかもしれない。人物造形や設定を真面目にリアルに行うなら、もっとちゃんとしたほうがいい。 伏線(閉所恐怖症)や説明ゼリフが取ってつけたような感じ。もっと自然にスマートに出来ないものか。 他の人も指摘しているように、チャンバラ場面はあれほど要るのかと思うし、参勤交代絡みの知恵比べをもっと見たかった。 【まめ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-07-17 22:36:08) |
32.時代劇は、観る側が「現在では考えられないような理不尽な常識」を、まず前提として受け入れるところから始まって、登場人物がそれに抗う、或いは翻弄される様を楽しむものだと思います。 この映画は、そういう所を突き詰めた話(今回の場合だと間に合うのかダメなのか)には、どうにも見えなかったです。 極論を言ってしまえば、時代劇とコメディは合わないということなのではないでしょうか。(志村けんを除く) 【マー君】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-07-02 11:28:30) |
31.《ネタバレ》 超高速という言葉が時代劇らしくなくて、参勤交代との組み合わせにワクワクさせられるタイトルです。権威に対して知恵で対抗する構図を最後まで貫けば良かったけどチャンバラの腕っぷしに頼ったところもあって、そこが残念だったかな。時間が切られている割には、後半が間延びした印象です。このところ、深田恭子の個人的評価がとても高いです。 余談。ちょっと調べてみたところ、江戸300藩中120藩ほどが2万石以下でした。加賀百万石とか伊達62万石とか、歴史劇に登場する雄藩に比べると格段に小さな所帯が大半な訳です。で、小藩の大名ってあんなにフランクでカジュアルなご近所さんだったのだろうか? ホントのところはどんなものだったのか、とても興味がありますなぁ。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-07 18:52:26) |
30.時代劇のコメディタッチの内容でした、ストーリーには忍びや野武士など出てきて飽きさせない展開でしたが、ただしヒロイン の深田恭子が出てくると失速しますが面白い作品でした。 【SAT】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-12-24 09:47:25) |
29.タイトルも設定も「バラエティ時代劇」の様相。それならそれで「バカ殿」のように突き抜けて笑わせてくれればいいのに、ほとんど笑えず。かといって設定を活かした切迫感や緊張感もなし。もともと人物造形が安っぽい上に、その人物たちが安い感動話や教訓話を語ろうとするから、ますます冷めてしまいました。小手先を弄しただけの、中途半端な小作品という感じです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 3点(2015-12-20 02:12:26) |
28.《ネタバレ》 HULUにて鑑賞。 途中で飽きることなく楽しめました。 これ娯楽作品であると同時に上質な風刺作品だなと強く思いました。 終盤、江戸の殿様が「政(まつりごと)を疎かにして、いわきの土を殺してはならん。この先、永久(とこしえ)にな。」と 内藤政醇に言うセリフとか強烈に刺さりまする。皆思い浮かぶことは1つでしょう。 他にも舞台、セリフ、随所に現代日本の痛烈な風刺が感じられて、しかし嫌味っぽさや押し付けがましさは全く無く 楽しめる素晴らしい作品だと思いました。 うつりゆく世を楽しく生きるのみじゃ! 【ぷらむ少佐】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-11-15 22:45:48) |
27.悪い奴は、飼ってる鳥まで悪くなるんやなと思った。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-11-15 12:35:28) |
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26.《ネタバレ》 おもしろかった。上地氏演じる秋山、あんなに切り付けられて生きて帰れたのが奇跡。。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-25 14:06:04) |
25.《ネタバレ》 だったら、最初からみんなで馬で行けばいいのに…、というのはおいといて、何も考えなければ楽しめます。まず深キョンが相変わらずかわいい。西村雅彦おもしろい。その他大勢以外と強い。上地不死身。お金の土は北の国から?死して屍拾うものなし。同じ台詞回しもちょっと多すぎ。チャンバラシーンも少し長い。以上 【木村一号】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-09-22 22:01:13) |
24.《ネタバレ》 面白かったです。特に西村雅彦が最高でした。話は良く出来ているし、テンポもいい。退屈することなく観れました。だた、上地、柄本の二人の滑舌が悪く、何を言っているのかよく判らない箇所がありました。ラストも痛快で良かったです。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-09-22 10:11:58) |
23.ウェルメイドな時代劇。アイデアがあって脚本もよく練られて、うまくまとまっている。が、惹かれるものはあまりなかった。安心して見ていられる時代劇だが、もっと滅茶苦茶に型破りか、あるいはその逆にリアルな方がよかったような。その点が、ちょっと中途半端で物足りない印象に。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-08-28 22:24:05) |
22.《ネタバレ》 参勤交代に話を絞って、それだけで映画を一本作ってしまおうという試みが面白いですね。こーゆー作品は、今後の時代劇映画の試金石となりそうで、ちょっとわくわくしちゃいます。 藩主の内藤はお人好しで情に厚く、それでいて居合いの達人というスーパーマン。 周りを固めるお供の者も、刀の使い手や弓の使い手など、それぞれが武芸に秀でている魅力的な人物ばかり。 また、前半はコメディ主体で、ゆるゆる脱力系。物語が佳境に入るとコメディタッチから一転、シリアスなムードが映画全体に漂います。 つまり、今作は前半、後半のギャップがかなり強いのです。そのギャップに違和感を感じると『中途半端でどっちつかず』に感じてしまうかもしれません。 ですがやはり主体はコメディのようですので、肩の力を抜いて気楽に観るのが正解なのでしょう。 問題なのは、もともと状況が深刻で理不尽なうえに、シリアスパートがシリアスすぎるところです。笑うに笑えないというか、笑いづらいですよね。もちろん、そのために、終盤のチャンバラは見ごたえがあって楽しますし、今までの鬱憤をはらしてくれるわけですが、上地雄輔が切られちゃうのは、さすがにやりすぎな気がします。しかも生きてるし。 ただ、理不尽な状況下でも貧乏でも、明るく笑い飛ばしていこーぜー、という姿勢には個人的に凄く共感できる部分があります。 『わが藩は貧乏でのう』と言って、みんなで楽しそうに走って帰るラストシーンは、この作品のしめくくりとしては最高ですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-07-25 13:10:53) (良:1票) |
21.《ネタバレ》 ダッシュの参勤交代って面白いアイデアでした。でもそこから話が膨らんでいきません。どうせ膨らませないなら、見終わった後、息が切れるようなドタバタが見たかった。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-07-11 16:53:28) |
20.時代劇というよりは現代人が江戸時代にタイムスリップしたという感じ。シリアスな部分とコメディー部分の使い分けが中途半端で、切羽詰まった感じもないし、驚くほどの展開もない。アイデアだけは良かった。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2015-04-24 00:21:24) |
★19.《ネタバレ》 参勤交代から帰ったばかりの小さな藩が、その直後に再び5日以内の参勤交代を命じられ、ないないづくしの中、知恵を駆使してそれを切り抜けるという昔からよくあるような娯楽時代劇。タイトルのインパクトに駆られて見たのだが、けっこう楽しめた。主演の佐々木蔵之介演じる殿様や西村雅彦演じる家老もコミカルにいい味を出しているし、伏線の回収の仕方も違和感がなく、よく出来ている。今まで竹光のために刺客に襲われても満足に戦えなかった一行がクライマックスでは真剣を持って戦うというカタルシスもありがちかもしれないが、時代劇として心地の良い展開で、見ていて気持ちがよく、全体的に予定調和な映画かもしれないが、逆にそこがよく、安心して見ていられる。ラストシーンもすっきり晴れ晴れとしていて、さわやかな気持ちで見終われるのもいい。ただ、少し難点をあげれば本筋としてはシリアスな部分も多く、それはいいのだが、本木克英監督はどちらかといえば喜劇映画の監督というイメージが強いだけにもう少しコメディーにてっしていても良かった気はするし、いちいち回想シーンを入れてくるのも少し気になった。深田恭子が女郎を演じているというのもちょっと違う気がする。でも、気軽に楽しめて安心して人に薦められる時代劇映画で、好きな作風の映画だった。もっとこういう時代劇は作られてほしいと思う。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-23 23:44:08) (良:1票) |
18.ストーリー設定が斬新で、なかなか面白い..中盤までは、結構 楽しませてもらった..でも、後半は..なんだか、やり過ぎ..う~ん、だんだん、荒唐無稽..脱線し過ぎ..最後は、オイオイ..それはないだろ~ っていう、大立ち回り..もっと違う、別な筋道で、結末にもっていってほしかった..これじゃ~ ただの二流映画だ..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-02-07 20:16:39) |
17.《ネタバレ》 うまいシナリオ 笑える、泣ける、ドキドキする、忍者活劇あり、水戸黄門のような身分詐称あり、ラストにはお約束の勧善懲悪の予定調和が待っている 女郎が殿様の側室になるシンデレラストーリーでもある 強い家臣達がごろごろいるのに、いざとなるまで、ただのでくの坊にしか見えない演出 ラストにドカンと爆発するタメにタメた殺陣の持って行き方もうまい 欲を言えば殺陣のスピード感が乏しくてやった!っていうカタルシスに欠けるか しかし魅せる要素をおもちゃ箱の様に詰め込んだストーリーがつまらないはずは無く、老若男女誰でも楽しめる優等生の演出は手堅い 無難な面白さが逆に良く出来たテレビドラマの様で、映画としてのインパクト不足を感じた お腹いっぱいになったがすぐにまたお腹が空く感じの映画 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2015-02-05 02:10:58) (良:2票) |