48.《ネタバレ》 面白かった。シリーズもので、回を追うごとにアクションが派手になるということはよくありますし、この映画もその例に漏れませんが、他と違うところは脚本がそれに追いついているところです。正直、1、2は佳作かと思っていたのですが、本作は明らかにこれらを上回っています。一部、パターン化した展開はありますし、私は手持ちカメラのブレがけっこう気になりましたし、アクションシーンのカットもわかりにくいのですが、後半はそれらが気にならないくらいのめり込みました。欲を言えば、続編はない方がよいでしょう。話が完結しましたし、よほどの作品でなければ、「やめておけばよかったのに」ということになりそうです。 【mohno】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-12-13 02:15:48) |
★47.《ネタバレ》 アイデンティティ、スプレマシーと、独特の世界で魅せてくれてきたボーンシリーズ。もしかしたら、これがラストとなるかもしれないとあって封切り早々に見たが、期待が高かっただけに、やや欲求不満が残ってしまった。
最大の問題点は、何より、ボーンがデブってしまってたこと。もっとも恐れていたことが起こってしまった。これは単純なことだが、非常に重要なことである。この一事をもってして、本シリーズで貫かれるはずの緊張感が欠け、一気にレベルダウンを招いてしまっている。ジェイソン・ボーンは、戦闘能力においては完璧でなければならない。もちろん、強敵相手には苦闘するときもあるが、それは相手も完璧に近いからで、そんな極限レベルにおける究極の闘いを、いかに頭脳と肉体を駆使して切り抜けていくかが本シリーズの醍醐味であり、中核のはずだ。
ところが、主人公がデブになっていては、もう、その時点で張り詰められるはずの緊張にダレが生じる。それは本作のような作品にとっては致命的で、ストーリーや演出をどんなに頑張っても挽回不可能の陥穽となってしまう。1や2で見られた、まだ幼ささえ残しているぜい肉のない、マシーンのようなボーンが消滅したことで、私のなかでは少なく見積もっても2点減点せざるを得なかった。
カメラもよくなかった。「スプレマシー」での手法に味をしめたか、ハンドカメラで狭い範囲を激しい動きのなかで撮る方法がエスカレートしており、もはや迫力と臨場感というより、アクションシーンはわけのわからない画面と化し、私には“やりすぎ”に感じられた。
もう一つ残念だったのは、今回はボーンの内面に「傷」がなかったことである。ボーンシリーズの魅力は、主人公が完璧な能力を持ち合わせていながら、癒しようのない心の「傷」も抱えているというアンバランス性にあった。人間になれない妖怪人間ベム、良心回路が不完全なキカイダーのように、完璧でありながら不完全という宿命的な立ち位置こそ、見る者をボーンに惹きつけてやまないものだったのだ。陳腐な正義感で闘うボーンなんか見たくない。
といったことで、必ずしも納得!とはいかないものの、あるレベルには十分達していると思われ、7点也です。 【delft-Q】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-10 22:02:36) (良:2票) |
46.《ネタバレ》 短いカット割に手持ち撮影が非常にプラスに働いた。中盤のガチンコ勝負も迫力あり、あっという間に時間は過ぎていった。続き物は駄作が多いというジンクスを見事に打ち破ってくれた。世界的にヒットしているらしいが、売り手側としては、こんなおいしい話ここで終わらせるわけもなく、次作はボーンになる前の話とかになったりして。 でもM・ディモン代表作になることは間違いない。最初にこの役を打診され、断ったディカプリオは悔しがってるんだろうなぁ。個人的には今年の5本指に入るだろう。 【キャラハン】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-12-08 18:31:39) |
45.《ネタバレ》 「スプレマシー」よりはストーリーが洗練、というか分かり易く、短いコマ割もさほど気にならず、楽しめました。その場その場で判断し、危機を掻い潜りその上裏を描く。小気味良かった。少し恰幅が良くなったジェイソン・ボーンでしたが、スピード感いっぱいでシリーズ最高間違いなしです。エンドロールの歌詞がそのまんまなので、すこし失笑気味でしたが。 【プライベートTT】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-12-07 22:31:15) |
44.鷹の爪で、爆笑してから本編に一気に行きましたが、めまぐるしく変わる設定に付いていくのがやっとでした。ボーンは最後まで銃撃をしませんでした平和的に解決策を訴える作品だったのかもしれません。 【SAT】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-12-07 18:11:29) |
43.ドキュメンタリー風のアクション作りがこの映画の魅力ですね。迫力と緊迫感があって、最後まで楽しめます。今回は配役も豪華でした。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-06 10:00:19) |
42.《ネタバレ》 前の2作見てなくても全然平気。見てたらもっとおもしろかったのかな。 途中のモロッコがちょっと長いのと、金庫の鍵は結局誰でも開けれるじゃん?とか最後はたたみかけた感が否めないのが気になりましたが、なんだかプロ野球選手が5人で球3つ使って全力投球でキャッチボールする、みたいなスピード感と的確さが心地よかったです。 【しゃっくり】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-12-06 01:08:12) |
41.《ネタバレ》 このシリーズ、回を重ねるごとに面白くなるのが凄いと思う。2と3はスタッフの関係上、多少似通ってはいるのだが、それでも時間軸の妙で見るものを驚かせる。ボーン本人は超人なのだが、そこら辺にあるものを機転でうまく使い危機を脱していく姿に目が離せない。そしてエンディングテーマ。自分にとって今年1番の作品でした。 【ぶるぅす・りぃ。2】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-12-05 23:22:13) |
40.《ネタバレ》 細工されたアクションと不自然な手ぶれ映像が目立つ。故意にカメラをぶんぶんふりまわして、派手なアクションシーンを見せかけている。これは子供騙しの映画だ。観ていて20分が経過したあたりから酔い始めた。その短絡的な揺らし方はアダルトビデオのクライマックスシーンを見ているように低俗だ。それから編集も最悪で、画像がぶれているとき以外は役者のズームアップばかり。会話場面の単調なクローズアップにあわせて、ジュリア・スタイルズの顔面アップ画像がやたらと印象に残る。しかも映画の基本である照明も、一目見ただけで圧倒的に光不足であることが分かる。ようするに、すべてにおいて露悪趣味というのが滲み出ているのだ。ストーリーに中身がないのは娯楽映画だから仕方ないにしても、こういう異常な映像は許せない。どんどん酔いが悪化していった。それでも高いお金を出しているのだから最後まで観ようと脂汗をかきながら必死に席にしがみついていた。そういう自分を健気に思う。ジェイソン・ボーンよりも私のほうが頑張っていたかもしれない。ふざけないでほしい。最後になってくると吐き気を通り越してかなり危険な状態であった。揺れる画像を直視できない、これ以上画像をみると気を失うかもしれない、仕方ないので持ってきたバックで映像を隠し、下の隙間から字幕のみを読むようにしていた。ストーリーもよく分からない。いや、もはやストーリーどころではない。早く終わってくれなければ倒れてしまいそうだった。KO寸前のボクサーが、もう負けてもいいや、倒れてしまおうか?と思っているときの心境に近い。CIAの内部で仲間割れをおこしていたようだが、頭がもうろうとしていたので、どうでもよくなった。ボーンの記憶が甦ったのは良いことだと思うが、私の記憶がなくなりそうだった。ようやく映画館を出たとき、長い拷問を受けてきた兵士が味方の助けでやっと解放されたときの安堵感と似ている。なぜお金を出してこんな仕打ちを受けなくてはいけないのか教えて欲しい。もうこりごりだ。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 1点(2007-12-04 19:20:55) (良:1票)(笑:2票) |
【マー君】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-29 23:16:41) (笑:1票) |
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38.《ネタバレ》 DVDで1~2作を見てからの劇場鑑賞でした、シリーズモノで失速せずに3まで制作しているのはすごいですね、劇場まで足を運んでよかったと思える作品です。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-28 20:29:51) |
37.《ネタバレ》 完成度高い作品ですよね。1作目からストーリー的に一貫した流れを持ってるしアイデンティティー、スプレマシーと同じ内容に見えるアクションシーンも飽きる事無く見れます。ラストシーンで殺し屋がボーンを見逃した流れも1~3作目の流れとして決して不自然ではありませんでした。素晴らしいシリーズだったと思います。 【AIRS】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-25 18:50:13) |
36.《ネタバレ》 皆さんの異常なほどの高得点に興味を惹かれて観て参りました。 前2作はDVDでの鑑賞でしたが、あの手持ちドキュメンタリータッチ超畳み掛けハイスピードカット割り演出を劇場で観ると酔って目眩がするのではないかと思いましたが、良い意味で酔わせていただきました。 観客をスクリーンの向こう側に強引に引っ張り込む、息つく暇さえ与えない展開は衰えるどころか益々冴え渡り、心臓がバクバク、手に汗握り、ボーンはもちろんのこと、ヒットマンやCIAの黒幕まで、彼らが映画俳優であることなどすっかり忘れてしまいました。 ただ惜しむらくはボーンという怪物を育て上げたあの計画が、米国政府が国家の利益のために米国民をも含む暗殺プロジェクトであったというのは、それ程のスキャンダルなのかと、そのあたりがナイーブ過ぎないかなと思いました。 だって現実はもっと酷い事してるでしょう国家ってものは。国益のためなら暗殺どころか裏から手を回して他国を分裂させ、戦争をしかけるなんて、良くやる手です。 その犠牲になった人々の数なんてとてつもない数ですから。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-11-25 00:16:58) |
35.相変わらずアクション、特にカーチェイスはキレと迫力がありました。これは劇場で見るべき作品でしょう。トレッドストーンの実体などもう少しすっきりしたかったのですが、全体的に高水準のエンターテイメント作品に仕上がってると思います。 【puta-pp】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-24 22:41:56) |
34.面白かった。音楽がいいね。ぐっと、盛り上がる。全編、疾走感に満ちあふれている。ジェイソンは、手荷物がないようだが、パンツ替えているのかとか、クレジットカードを使えないだろうから、手持ち現金は足りているのかなど、いらぬ心配をしたですよ。極めてハイクオリティの、3部作に大満足。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-11-24 22:41:33) |
33.ボーンは疾走する。ただひたすらに、自分のために他人のために全力で疾走する。ボーンは絶対止まらない。ボーンはいつでもそうだったし、今作もやはりそうだった。単純だけれど、作品として、この単純さを維持するのは案外むずかしいことだったのではないかと私は思う。素晴らしい。 |
32.久々に失速することなく完結したシリーズものの映画を見た気がします。スピードのある展開がなかなか良い感じを出してくれてます。 【doncdonk】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-20 16:57:41) |
31.アクションシーンはかなりの見ごたえがあります。が、結局スプレマシーと展開が似ている感じがします。結局は黒幕探しに終止しているだけのような気がしましたが?どうなんでしょう?? 【みんてん】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-20 13:13:27) |
30.《ネタバレ》 めまぐるしい映画とはこれですね。マジで酔いそうでした。すごいですね。カメラもスタントも命がけなんですか。前作は知りませんが、何も考えずこれ1作で楽しめます。 ボーンってめちゃめちゃ強いのね。で、どんなに追いかけられても、サングラスひとつの変装もしないのね。せっかく出てきたんだからあの女の人、何か活躍して欲しかったのに。 【のまっと】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-19 23:43:15) |
29.今回はいったい、どうしちゃったんでしょうか?もし、あの女工作員とキスでもしちゃった日ニャ、俺リャー発狂して、スクリーンブッタ切ったで!ホンマに!CIAもボーンもコンピューターとか、携帯とか、監視カメラとか、カチャカチャ、ピコパコ、ピーピー、ギャーギャー。そいで、かの有能な優秀な(ハズの?)CIAのみんなのオフィスビルは近所の取ってつけたような無人ビルから丸見え!(広告代理店のオフィスじゃないんだからさ!)合衆国も、みんな、あれだけ頭脳明晰、体力、運動神経バツグーンならば、9,11なんかで簡単にドッカーンとやられないって!。見えないスピード、はちゃめちゃアクションは、もう、どうでもよろし。ぼーんはなぜか世界中あっちゃこっちゃ。くやしかったら、ボーンがTOKYO,JAPAN.にでもちょっくら寄ってくれて、ゴルゴとでもすれ違ってくれたらよかったのに。原付爆弾に4点! 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-11-19 00:11:51) |