376.同じディック原作の「ブレードランナー」と比べるとかなり説明が多く分かりやすい展開なのは、さすがにスピルバーグとトム・クルーズという感じ。展開は後半でちょっと中だるみするけど結構面白いと思った。青を基調とした独特な映像も味があって個人的には好きです。でも犯罪予知の結果があんなコロコロコロって出てくるのはコメディっぽいですよね(笑)コリン・ファレルにももう少し目立って欲しかったです。 |
375.《ネタバレ》 つまりスピルバーグは、いつからかはっきりしないが「スピルバーグ社の会長」になったということでしょう。もはや、己の頭の中のイメージを映像化する、というパッションは無し。ひらたくいうと、「才能が枯渇」ですな。「ET」のころまでは情熱が感じられたがなあ。あまりにも金持ちになってホメホメされていると、ダメになってしまう、という見本のようですね。やっぱり芸術にはハングリー精神が必要なのでしょうか。ルーカスはまだちょっと残っていると思われるが。この作品は一言で言うと、「相談のしすぎ」。芸術は、一人の人間のイメージを強引に実現してこそ成ると思う。ネタはよかったのに、訴えてくるものなし。「ブリジット2」の失敗に同じ。もうほとんど会社の運営ですな。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-15 21:42:57) |
374.映画館で見て、DVDが出てからレンタルしてもう1回みた。2回で十分な作品、もう見ないでしょう。面白いところもありましたが、全体的には普通。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-09 15:09:01) |
373.これも微妙ですね~~ どちらかといえば面白くない映画です。 ただ映像なんかは綺麗だけど…、内容がね~。 B級映画を必死にA級に持ってた感じです。 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-06 15:20:35) |
372.あんまり期待してなかったのが良かったのか、わりとおもしろかったです。でも、いくら近未来SFといっても、映像に説得力のない荒唐無稽なシーンがわりと目に付いたのが興ざめ。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-28 00:48:20) |
371.けっこう楽しめた。残念なのは、少し時間が長いのと、終わり方が尻すぼみ。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-01 18:46:20) |
370.プリコグの見た映像を指揮者のごとき手さばきで、並べなおしたり拡大したりする様はまるで映画の編集作業そのもの。会社存続の為の策略によって、捜査の指揮権を奪われ、追われる身となる主人公というのも、映画会社の利益最優先の末の監督交代劇のようだ。スピルバーグがそんなことを暗喩として描いたかどうかは知らないが、これで冒頭からじゅうぶんな興味を私に抱かせた。ジェット噴射機を背負い、空中を浮遊する追手たちの姿は、敬愛するトリュフォーの『華氏451』へのオマージュか?そういえば、『華氏451』は一方的に垂れ流される映像に依存することの危険性を提示していたが、今作品も映像に対する過度の信頼における危険性を提示している。深読みしていくとけっこう楽しめるのがスピルバーグ映画の面白さでもある。リアルな未来像も○(レクサス2054年モデルも見れたし、なにをおいても有名女優と××出来ちゃうバーチャル風俗に興味深々、、恥)。主人公がヒーローではなく、ドラッグに頼る弱さと弱みをを持った普通のパパというのも好印象。しかし後半、妻が事実を知ってからの展開の早いこと。そして安直なこと。ハリウッドでヒットメーカーであり続ける監督の送り出した娯楽作品の限界点でしょうか。おしい。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-10 18:18:16) (良:2票) |
369.見終わった後,フィリップKディックの作品なのね,ということに気がつき納得しました.最後まで先の読めない展開,アクション,すばらしかった.未来は決定されているものではなく,犠牲を払っても選択してゆかなければならないものなのだというメッセージをしっかり受け止めました.軽い気持ちで見始めたのに,しっかり心に残ってます.面白かった. 【take1】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-29 20:57:11) |
368.これは、アメリカ滞在中にロードショーでみました。帰国して、999円のDVDを買って、再度みました。原作も読んでいたので、二倍楽しましてもらいました。ハリウッド映画の原作供給に多大な尽力を果たしている、フィリップKディックの作品ですね。原作は、短編ですが、こんなになっちゃうんですね。この手の映画って、ありそうで、ないもので、よくできているといえましょう。なんか、子供の感想文みたいですみません。実は、明日憂鬱な予定があって、集中できません。いつか、書き直します。犯罪予知局は、必要ではないか、と思いますが。自分が、絶対に犯罪を犯さないのか、といわれると…みんな、言い切れない…というジレンマに気がつくところが、この映画のミソでしょう。『頭のなかは自由』といえない時代がそこまできているのか…というのは、深読みです。 【クゥイック】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-17 23:03:40) |
367.う~ん。面白い場面もあるんだけど、全体的にイマイチだった。 【チャコ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-06-02 16:13:57) |
|
366.《ネタバレ》 くすんだ映像に最初ちょっと戸惑いました。ですが、出てくる近未来型の武器や機械が非常に面白かったです。なんだか、ほんとに実現しそうで良かったです。”予言で犯行前に犯人を捕まえる”発想が斬新でしたね。基本的に僕は細木数子が嫌いなんですが、こういうのは好きです。的中率100%との苦悩の戦いとしてみれば、意外にハラハラしました。コリン・ファレルの名推理ぶりもさまになっていて好感触です。 |
365.凝った脚本でボリューム満点でした。逃亡・追跡、犯人探しに登場人物の過去エピソードとてんこ盛りなのに、飽きること無く最後まで見せてくれた。また、最後のネタばらしも丁寧だったので、普段サスペンス物を見ない私でもしっかり理解できて気持ち良かった。犯罪予防システムを悪用したストーリーや冒頭のハサミで殺そうとする男のような”どんな道具も使う人次第”に、今更感。一見管理社会に見えるが、バーチャルクラブ(?)での上司を殺したい男や法案への投票などを見る限り、思想信条や感情の自由はあるようなので陰鬱な未来社会でもないらしい(町中で網膜スキャンされたり、裁判が無いのは厳しいけど...)のはスピルバーグっぽい(?)つまらない小ネタ(ヨガ教室、嘔吐棒、目ん玉コロコロetc.)や霊界と交信してる”ような”シーンはこの映画から浮いてて好きじゃないな。 あと中盤、女の悲鳴が延々続いて不快だった。 【リン】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-13 23:01:07) |
★364.《ネタバレ》 面白かった。「これから生じるであろう犯罪」を未然に取り締まるという発想、そのシステムの中核が人間の予知能力に依存するという神秘さ、3Dパネルを駆使したハイテク映像分析装置がある一方、コロンところがり出てくる木の玉のアナログさ、などなど、まずアイデアと舞台装置に引きつけられた。トム君のまるで演舞のような映像分析ダンスも、ちょっと笑えるがユニークはユニーク。 本作には、「管理社会への告発」とか「情報操作の恐怖」とかいったテーマも汲み取れるかと思うが、「不確実性に対する謙虚さ」を改めて教えてくれているようにも私には思われた。私たちを取り巻くこの世界、実はほとんどすべてのものが不確実ではないか? 自分のことは自分が一番よく知っていると思いがちだが、それはほんとうか? テレビで識者が「小泉政権の無策のせいで、不況が長引いている」というが、事実か? 好きな人と結婚できれば幸せとホントにいえるのか? 何か問題があったとして、一つの「解決」が決められれば、それでほんとうの解決になるのか? 真実はそう簡単にはわからない。なのに、私たちはあまりにも安易に物事を断定的に捉えてしまっているのではないか(←私?)――そんな警鐘が鳴らされているように思えたのだ。 不確実性を侮るのは、傲慢というものだろう。もし一人ひとりがもう少しずつ「不確実性に対する謙虚さ」をもてれば、無用な争いは減り、この世はもっと暮らしやすくなることだけは確かな気がする。ラストを見ていて、そんなことを考えた。7点也です。でも、それって、とっても難しいとも思うが。 【delft-Q】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-13 16:13:33) |
363.SFXがすごいですね。サスペンスとしてもなかなかよくできていると思います。ただ全体的な雰囲気がいま一つですね。 【ジム】さん 7点(2005-03-29 20:10:18) |
362.テンポ良かった。トム・クルーズの顔がパタパタパタって風になびいてるのを見たときには大笑い。それだけでも見て良かった。 【さら】さん 6点(2005-03-22 11:47:47) |
361.未来の犯罪を予防という発想は面白いと思ったけれど、そこから先は読めるのでストーリーに深みはなく、夏の娯楽映画って感じでした。トム・クルーズにまつわる、90年代のアジア映画のようなメロドラマ風の設定はかなりいただけなかった。でもコリン・ファーレルがかっこよかったのと、撮影場所に知った風景が出てきて嬉しかったのでオマケ。 【ぐり】さん 5点(2005-03-21 16:19:06) |
360.[最初、30分くらいの感想]→ハリウッドのエンタメ映画って、本当は嫌いなはずだったんだけど、やっぱ、ハリウッドってすげぇーな。ほんと、凄い。、、、、、、、予兆された画像を見るトム・クルーズ、音楽はシューベルト「未完成」、このシステムがコンプリートなものじゃないっていいたいわけね、ふむふむ。、、、、まだ犯していないけど、犯すことが確実であれば、その罪を問うことができるのか、っていう問題かぁ。確かに、凶器を準備するとか、若干でも実行の着手があれば罪に問えるかもなぁ。、、、それと、少し人権が侵される可能性があるけど非常に安全な社会と、人権は守られるけど犯罪が多い社会のどっちがいいか、っていうテーマもあるのか。まさに現代的問題ですね。、、、そんで、システムと個人の自由っていう問題も絡むのかぁ。、、、どう展開するのだろう、楽しみ、楽しみ、ふぉっふぉっふぉっ、、、、、、、[その後、2時間近く見ての感想]→なにっ、単なる犯人捜し映画だったわけ?、、、そんで、よりを戻して、新しいベイビーができて、めでたし、めでたしってわけ?、、、管理社会とか犯罪とか自由とかいうテーマはどこいっちゃったわけ?、、、、こんな展開、信じられないっ。だからハリウッドのエンタメ映画って、嫌いなのだ。 【王の七つの森】さん 3点(2005-02-11 00:49:08) (笑:1票) |
359.見たときはそこそこ面白かったのだが、今記憶に残っているシーンは、トム君が間違って冷蔵庫の中の腐ったものを飲んだシーンだけ。 目玉取られるのは痛そうなので、もう一度見たいとは思わない。 取った目玉に手足を付けて小型探査ロボットにすると、あっという間に鬼太郎のオヤジに!! 【くぼごん】さん 6点(2005-02-01 11:14:02) |
358.予知で犯罪を事前に止める者自身が、犯罪を犯してしまうという予知をされるというストーリーがおもしろい。やはり逃亡という要素は、おもしろい映画を作る大切なポイントなんだろうね。でも後半の、未知の生命を使って人を説き伏せるような感じのスピルバーグ臭は嫌い。それなしで、普通にしてれば更に楽しく観れたのにと思う。 【ヒョー$】さん 7点(2005-01-16 14:15:43) |
357.あのプルコギ、、、プリコグってのは、ボールが転がってくる複雑な仕組みみたいだけど、こういうのって導入時にもっと議論されないもんなのかな。僕はあまり映画にリアリズムを求めないんだけど、ちょっとこれは有り得なさすぎて・・・。でも、そういう感情抜きにしたら結構面白かったと思う。でも、もうちょっとカットしてほしかったな、長い。で、最後まであのプレハブ、、、プリコグに突っ込みますが、あの姉ちゃんたちって普通の人間なんだよね。んー、皆さん突っ込まれてる通り、それってどうなのよ?とまぁ、レビューって言うよりはボヤキになりましたが、最後に。ボールを見てどうしても言いたくなったから言わせてもらいます。この作品、333キロバトルでギリギリオンエア! 【こばやん】さん [DVD(字幕)] 5点(2004-12-31 07:30:18) |