77.戦争映画は、主に戦争否定系と戦争肯定系の2種類に分かれると思いますが、この映画は、その2つを同時に持っているような気がします。主人公が2人いるせいか? あと、ストーリー展開には多少無理がありますが、深く考えないで楽しむほうがよいかと思いました。 【ぱんこ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-03-12 15:46:03) |
76.それにしてもタフで強運な兄弟ですね。撮影は凄いです。感動はできませんでした。 |
75.さすが韓流だけあって、長い、クドい、劇画チックの三拍子。でも面白かったのは、一兵卒の立場から丁寧に戦争を描いているから。主人公が狂気していく姿も、胸に突き刺さるようによくわかりました。翻って、なぜ日本にはこの手の映画がないのでしょうか。太平洋戦争という絶好の“素材”がありながら、安っぽくていい加減なドラマでしか見たことがありません。予算の都合でしょうか。それとも右翼or左翼あるいは中韓に配慮しているからでしょうか。そういう俗的なイデオロギーを超越したところに、“いい映画”は存在すると思うのですが。 【眉山】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-13 17:16:25) |
74.兄弟愛ねぇ・・・。戦争映画だけど、そりゃねぇんじゃないの?といえる場面もチラホラあり、感動出来ませんでした。戦闘シーンは、迫力あるけど、目が疲れましたよ。お腹いっぱいな映画です・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-12 01:19:01) |
73.アニキ~!あんた強すぎるよっ。いったい何人殺したんだよー。ランボーといい勝負するよ!でもアニキの弟おもいには、素直に感動しましたよ。自分にも弟がいますが、弟のために、何かを買ってあげたことは、一度もないと思います。それどころか、悪代官のように、いつも弟から何かを搾り取ってきました。 だから弟は私のことを嫌っているはずです。 ラストの兄弟愛は、じーん、ときました。 弟のほうが、「アニキ。一緒に帰ろう」と言います。それに対して、アニキは「お前だけ逃げろ。お前だけでも生き抜いてくれ!」 うおおおぉ!なんという切ない兄弟の会話でしょうか! 私が同じ立場だったら、死ぬのが恐いので、弟の足にしがみついて、命乞いをするでしょう。しかし弟は、金色夜叉の貫一のように、私を足で蹴り飛ばして、去っていくでしょう。いや、もしかしたら、私が瀕死の状態なのを良いことに、絶好の機会だと思って、とどめをさそうとするかもしれません。 そういうことで、この映画の兄弟愛は私にはちょっと信じがたいものがありました。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-29 11:38:51) |
72.うーん、やっぱり話作りすぎ..こんなに無理やりゴテゴテ過剰にいろんなエピソードを押し付けられてもなぁ、というのが正直な感想。 いわば調味料過多のこってり料理。もう少し調味料を減らせば素は悪くないと思いますので、もっとおいしい料理になると思います。 ま、これが韓流なんだろうな... 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-17 21:38:12) |
71.《ネタバレ》 ベタベタな感情表現。ありえねー展開。普段なら、韓流映画・ドラマから私を遠ざけてしまうこうした要素が、この作品に関しては鼻に付くこともなく、むしろ映画の中に引き込む原動力ともなっています。やはり、これは題材を朝鮮戦争という未曾有の出来事にしているからに違いありません。この状況なら、大概の事が起きても納得してしまう。不謹慎承知で言わせていただくと、戦争は、人間の極限のドラマを生み出す最大の舞台なのでしょう。今まで観た韓国映画の中では群を抜いて面白かったです! 隣の国で起きた割にはよく知らないこの戦争の実相もある程度見せてくれるし(取り残された「南」の国民が、生きるためやむを得ず「北」に協力するところなど)、日韓朝の関係がこんなになっている今だからこそ、観ておいた方が良いと思います。まあ、そんな難しいこと考えなくとも、ハリウッドでなくてもこれだけの戦争映画を作れる!これが解っただけでも、私にとっては大きな驚きでした。 【東京サンダ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-06 01:08:07) |
70.悲しい話ですが、こういう映画だとそれもまた必要で・・・。最後の言葉に救われた気がします。 【リーム555】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-18 18:20:23) |
69.映画自体の内容はかなりベタベタで韓流路線まっしぐらですが、この映画のおかげで“朝鮮戦争”について多少なりとも知ることが出来たのは良かったです。実際の朝鮮戦争は、半年の間にお互いの首都が陥落するという稀にみる激しい戦争だったようですが、同じ民族が主義主張の為に戦った(実際、国民には主義主張は無かったのでしょうが?)というのはやはり悲惨です。実際親類縁者が北と南に分かれて戦ったのも事実でしょう(映画の中の兄弟がわかれた展開は極端だと思いますが・・・)こうゆう戦争が有ったと知り得た事が私にとって貴重な体験でした。それともう一つ、この映画を観たときにはイ・ウンジュが既に亡くなっているとは知らず(イ・ウンジュの存在すら知りませんでした)“素敵な女優さんだな~”という印象を受けました。その後、彼女の出演作を調べてて既にこの世に居ないと知った時は大変ショックを受けました。これからというときに・・・合掌 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-06 18:21:29) |
68.予想を遙かに上回っていました.戦闘シーンはもちろんですが,アルマゲドンとかみて泣いている単純な私は,素直に感動してしまいました.二人は素晴らしかったです.映画の実力という意味ではなく,日本では創れない映画という気がします.でも,日本独特の感覚という意味では,「亡国のイージス」に逆に期待したいと思います.原作良かったし.あっ,ちょっと話がそれてしまいました.すいません. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-07-30 15:48:35) |
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67.戦闘シーンは大迫力。臨場感たっぷり。こういうシーン見ると、韓国映画すごいって思う。ただ、ストーリーはお決まりのベタベタ路線。儒教が理解できない僕にはちょっと退屈でした。 【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-25 12:24:17) |
66.迫力のある戦闘シーン。兄弟愛の深さ。あっと言う間に見てしまいました。後半、兄弟愛が少しづつ壊れかけて見えて最後は涙で体が熱くなりました。はらはらどきどきでした。若貴兄弟にもぜひ見てほしい。 【ぼちぼちさん】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-07-05 23:16:50) |
65.同じアジア圏の映画なのに、アクションシーンの迫力が断然上! 最初、爺さんに電話がかかってくるところは「タイタニック」っぽいなぁと思っていたのですが、「タイタニック」でも大泣きした私。かなり泣きましたノд`。。 他にレビューした方が言ってる通り、最初のシーンの恋人みたいな馴れ馴れしいシーンは「んっ?」と思っちゃいました・・・(汗) そしてこの映画でも悲しい死を遂げるイ・ウンジュさん・・・ノд`。。 暇つぶしに借りるにはグロすぎるし、期待して観ると「アメリカ映画のパクリじゃん!」って突っ込む方が出そうなので、 グロイのが好きで、暇つぶししたい方にオススメ、というわけで8点。(何じゃそりゃ) 【法子】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-21 23:19:29) |
64.韓国映画はなぜここまでベタベタなんでしょうね。過剰も過剰、正常なドラマとしてはすでに成立しないレベルにまで行っちゃってます。兄弟愛=過剰、兄弟の変貌ぶり=極端、ドラマを盛り上げる音楽=大袈裟。間違いなく「プライベート・ライアン」の影響を受けた本作ですが、同じく過剰な演出が感動の邪魔をするスピ演出の悪い面まで引き継いでしまったようです。その一方で、戦時下の混乱や戦場のストレス、捕虜への虐待などの脇の部分はよくできていたことが、本作のクォリティーが決して低くないことを証明しています。だからこそもったいないわけです。もっと地に足のついたドラマであれば、より感動できる映画になったでしょうに。また売りである戦闘シーンに関しても、同様のもったいなさを感じます。ハリウッドの何分の一の予算でここまでの戦闘シーンを作り上げたのは本当に立派で、「予算がないから」と適当なレベルでお茶を濁す日本映画界とのレベルの違いを見せ付けられました。技術レベル云々ではなく、韓国映画界の持つ熱意を感じましたね。しかし、戦闘シーンもドラマパート同様にしつこすぎるのが残念。兵士同士の肉弾戦が異様なまでに長いために緊張感がなくなり、しかも劇中何度も何度も出てくるんですね。実際の戦場の生死とは、もっと刹那的なものだと思います。どこからともなく飛んできた銃弾であっさりと命を落とす、そんなものではないですかね。ゴロゴロと上になったり下になったりを延々見せられるのは、本筋とあまり関係のない路上プロレスを延々3分もやってしまった「ゼイリブ」みたいでしたよ。ま、この直球勝負のしつこさが韓国映画の味といえば味なんでしょうけど、私には違和感がありますね。ま、ヨーロッパあたりの映画祭で賞を獲るような起伏のない映画にはもっと違和感を覚えるんですけどね。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-06-05 18:42:29) (良:1票) |
63.長かったけれど退屈はしませんでした。迫力の戦闘シーンは評判どおりといったところでしょうか。祖国愛、兄弟愛が戦争の中で狂気へと変わっていくのは見ていてツラかったです。 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-04 19:20:05) |
★62.戦闘シーンが本当によく出来てる・・えぐい。ビックリした。内容は…ちょっと偏った感じもあるけど。。。ウォンビンがまじでかわいくてかっこよかったので、許せる感じかな。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-02 07:13:45) |
61.《ネタバレ》 戦争や弾圧で死んだ一人一人に、弟、妻、父、母などなど、その死を慟哭する肉親がいるわけです。だから、戦争で死んでいった一人の兵士の姿を描くとき、他にもいっぱい、「同じように」、死んだ人がいるんだ、ということを想像させる、というのが戦争映画の大事なお約束だと私は考えます。、、、ラスト、兄の遺骨にすがる弟を見て、何十万という、この戦争で死んだものたちへの哀悼の気持ちを感じることができるでしょうか。、、、兄は、弟を助けるために、同胞を殺しまくっただけで、他の同胞と同様に死んだ、とはとても思えない。、、、、、兄弟の絆は、同胞の命よりも尊いということなのでしょうか。、、、戦争は人々の意見、感情の対立から生じる政治的なものです。家族は、政治的なものよりも尊いのよ、というのも確かに一つの考え方ですが、そういう考え方に従うと、戦争について説得力のある語りはできないと私は思います。、、、個人的な恋愛感情よりも、祖国統一を選び、最後まで金正日に銃口を向けた「シュリ」のラストは何だったのだろう。とても同じ監督の作品とは私には思えませんでした。、、、ということで、私には、この映画は、自分たちもプライベートライアンのような映画が作れるんだい、韓国映画は、大国アメリカ映画にも肩を並べたんだい、という虚栄心の誇示のためのものにしか見えませんでした。、、、、、ただ、南の軍隊が、強制連行のように形成されていく過程や、相当に暴力的なアカ狩りが行われていたことなど、いわばこれまでタブー的であったことにも触れている点だけは評価できると思いました。 【王の七つの森】さん 4点(2005-03-28 23:44:15) |
60.なかなか面白かったです。僕が今まで見た韓国映画の中では一番よかった。皆さん書かれてる通り、戦闘シーンがすごくよく出来てる。後半の戦闘機墜落などの一連のCGシーンには少々不満ですが、CGを使っていない戦闘シーンは、迫力あってリアルでした。みんななかなかの熱演ですし、ストーリーも人をひきつける力を持っています。兄貴が北の一味になってやってきたのはちょっと閉口しましたけどね、、、。 【あろえりーな】さん 7点(2005-03-28 02:38:55) |
59.人間が人間を殺して生きる意味ってなんだろう。 【武蔵】さん 6点(2005-03-09 10:15:06) |
58.「シュリ」の監督のカン・ジュギュが久々にメガホンを取った,渾身の戦争力作。韓国映画の底力を感じる作品である。庶民を犠牲にし,同一民族が憎しみ合う結果となった戦争を生々しく描いている。でも、弟を除隊させるためにやみくもに危険な任務を志願する兄には、何かうそっぽさを感じてしまいました。前半部分と比べると後半の展開がドラマチックすぎてついていけません。題名のように、テーマは兄弟愛だったかもしれませんが、兄の妻が北のスパイと疑われる場面など、同じ民族なのに分断させられてしまった朝鮮半島の悲劇の方に興味をより強く感じました。 |