344.《ネタバレ》 映画好きの先輩がビデオを貸してくれた。なにしろ古い映画であったし、陪審員制度の意味を当時はあまりわかってなくてほんとに面白いのかと半信半疑で鑑賞。いやしかし面白かった! 暑苦しくもわっとした嫌な密室。証拠もある。目撃者もいる。さっさと有罪にして終わらせようという空気の中、ただ1人の男が些細な疑問を口にする。本当に有罪なのか・・・? この後に揺れ動く人間の心理描写が上手かった。 【ライトニングボルト】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-08 10:21:18) (良:1票) |
343.法学部の授業で観た。陪審員制が導入されるといかに大変かを感じさせてくれる映画でした。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-07 12:26:46) (良:1票) |
342.最初から最後まで裁判所の一室での陪審員たちの討論を描いているので内容的にはものすごく地味なのにだんだん白熱していく討論に目が離せなくなり、引き込まれていった。シドニー・ルメット監督のデビュー作らしいが、今まで見たこの監督の映画(といってもこれを含めて3本くらいしか見てないが。)の中ではいちばん面白い映画だと思う。白黒映画なのも効果が出ていて良かった。ラストシーンも印象的。 【イニシャルK】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-01-04 19:33:43) (良:1票) |
341.教科書にものるほど有名な本作ですがモノクロだからといって躊躇わずぜひ観てください。これほど良くできた脚本はなかなかない。96分という短い時間のなかに最高のエンターテインメントが詰まっています。今も色あせることのない映画史に残る名作。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-31 20:29:57) |
340.《ネタバレ》 遠くから眺めていたら、すごい勢いで何かが駆け抜けていった感じ。主人公の意見に納得いかず、討論したいなと思った。 【なますて】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-12-27 11:04:35) (良:1票) |
339.古くて白黒で低予算!だがそれがいい。脚本に拍手。 【名無しD】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-21 15:24:21) |
338.《ネタバレ》 シナリオに引き込まれました!古い作品とは思えないテンポの良さと ヘンリー・フォンダの台詞に陪審員制度の難しさが見えた気がします。 全く派手さがないところが、返ってストーリーに集中できました。 是非是非、人に薦めたい作品です♪ 【うさぎ大福】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-12-21 15:21:03) |
337.《ネタバレ》 8番陪審員は少年の無罪を信じていたわけではなくて、ただ単に神経質で細かいことが気になって仕方なかっただけなんですね。つまり無罪かどうか分からないが、有罪かどうかもまた分からないと・・・。結局、真実は誰にも分からんのですね。まぁ、そういった細かい話は抜きにしても、狭くて暑苦しい陪審員室の緊迫感と、一人また一人と「Not guilty(無罪)」に傾いていくカタルシスと、ラストの爽やかな光景は絶品です。 【mono】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-19 23:59:08) |
336.《ネタバレ》 皆さん高評価なんですが、あえて低評価です。 はっきり言ってスキだらけの映画です。「一部のスキもない」というキャッチフレーズが信じられません。 ■納得できたのはナイフのみかな。 大体、難癖をつけているに等しい理由で無罪を主張している。例えば、めがねの跡がついた証人は、メガネをかけているとしても遠視かもしれないし、本を読むとかなんかの事情でたまたまかけていたかもしれない。そういった厳密な論議をすっ飛ばしている。 フォンダの主張する厳密性を貫くならば、世界はすべて信じられない、ぐらいの結論になってしまう。証人は、証言が誤りであるという疑いを持たせられる証拠がない限り、基本的に信用されるものでしょう。 そもそも、そのメガネの跡のある女性の証言を否定したら、その前の証言が正しいことになるでしょう。だって、その前の証言は、メガネの跡のある人の証言と食い違うことを根拠に否定されたんだから。 それと、映画のタイトルが思い出せないというのが、つい3時間ほど前に見た映画と、何日も前の映画と、比較にならない。 老人が部屋から玄関までこの時間ではたどり着けないというのも、ずいぶんとフォンダがノロノロとやっているようにしか見えない。実際にその老人にやってもらえばいいじゃん(ってか弁護人は裁判のときにやらせなかったのかね) ■これを見て、「隙がなくてすばらしい、緊迫した」と思う人がたくさんいるということは、日本で陪審員制度が始まっても、自分の頭で論理的にきちんと考えることができず、きっとフォンダみたいに頭が切れて口がうまい奴がうまく周りを誘導して、自分の思い通りの結論へ持っていくのでしょう。まったく怖い怖い。 3点分は、集団に対して、あくまで自己を貫くという姿勢に対して。 【θ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-12-18 17:43:32) (良:2票) |
335.映画的な作品ではないけど、ある意味最高峰とも言える面白さ。そして面白いだけでなく、物事に対して自分が常にどうありたいとか、自分を顧みて考えた上で明日への活力を与えてくれる作品。時にこのような映画が産み落とされ、時代が変わっても鑑賞できることに感謝したい。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-20 06:39:47) |
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★334.ふつうにおもしろい作品でした。密室で、少人数で、激しい動きもほとんどなし。ほぼ会話だけで成り立たせるという手法は斬新でした。といっても古典映画ですが。いちばん最後に名前を言い合い、そのまま別れていくシーンが印象的です。ただ、本編とはまったく関係ないところで苦情を一つ。字幕が読みにくい! 暑い日の白昼の設定で、登場人物たちは続々と上着を脱ぎはじめます。モノクロ映画で白いワイシャツ姿が多いのですから、画面全体が白っぽくなります。それなのに、字幕の文字も白。ワイシャツと重なると、色覚検査状態でした。「お前、どけよ」と絶望的なツッコミを入れたくなったのは私だけしょうか。後半、夜になって多少は改善されたのですが…。 【眉山】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-17 00:09:47) |
【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-04 03:08:18) |
332.1対11が12対0へと進んでいくまでの工程には「その推理の積み重ねは本当に正しいのか」と疑問を持つ事象も一つ二つ存在するし、脚本的にうまく強引に進めすぎる嫌いも強いのだが・・・。 反対の意見を持つ人間が多数だとしても自分の考えをしっかりと持ち、如何に正確にかつ簡潔な言葉で示して見せて相手を納得させていくか。この主人公の知に満ちた話術に魅力を感じると同時に家庭内でまた社会の中において人前で話をするときの自分に置き換えてみればこれほど勉強になる映画は他に無い。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-09 17:42:35) |
331.おもしろっかた。陪審員制度についても考えさせられた。もし、ヘンリー・フォンダがいなかったら、あの少年は間違いなく有罪だったでしょう。それにしても間延びしそうな内容なのに、ずっと退屈させない演出はすごい。 【ぽじっこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-02 09:40:31) |
330.この映画を観終わって何点をつけようと考えたとき、10点しか頭に浮かんで来ませんでした。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-07-17 14:35:48) |
329.言いたいことは全て言われているのでこれだけ言います。この作品は文句なく10点です。 【ヴィン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-07-03 23:29:22) |
328.《ネタバレ》 法学部の学生だった頃に,ゼミの教授から“いやしくも法律を学ぶ立場の者なら,必ず観ておくべし”と言われた。ゼミの単位を落としたくない私は,観た。確かに面白い。いや,面白いだけでなく,なぜ私たち学生にあんな事を言ったのか,その理由もわかったような気がした。“なるほど,これが民主主義か!”てなものである。ヘンリー・フォンダが,あたかも自由と正義の守護天使のように見えたものだ。そして,シドニー・ルメットが描きたかったのは,人を裁くということを通じて謳い上げた人間賛歌であると。そう強く思ったのが,およそ20数年前のことである……そして今,あらためて今作を観て,あの時教授が言ったことの本当の意味がわかって,わずかばかり慄然とした。あの被告の少年は,私が見ても状況的に限りなくクロに近い。彼は真犯人ではないと完全に言い切れる物的証拠は,正直どこにもないのである。あるのは,あくまで推論のみ,それも現場から遠く離れた密室で,警察官でもない普通の男たちが鼻つき合わせて議論するだけだ。そこに,能弁で頭が切れ,かつ相手を意識誘導できるような人間が混じっていたなら……結果は映画の通りである。物語としては,あれでよかったのだろう。しかし,本当の真実はあの映画では依然見えない……背筋をそっと軽く撫でられるような恐怖感を覚えたりするのは,ひょっとすると私がおかしいからでしょうか。シドニー・ルメットの意図がもしそういうところにあったとするなら,彼は実に人をくった大ボラ吹きとしか言いようがない。まこと,あっぱれ。というわけで,あくまでそんなひねくれた見方をした上での10点です。 【Roxy】さん [地上波(字幕)] 10点(2006-06-22 12:31:10) |
327.この映画は大学の講義で法律をやっていたときに、こういう映画があるから一度見てみるといいと言われ、その日のうちにレンタルした作品です。見たときは驚きました。半世紀前の映画で、白黒で、場所も変化なしだけど引き込まれました。お金をかければいいものが作れるんじゃないっていうのが凄く分かりやすいですね。演技とストーリーさえよければ面白いものが作れるという代表です。 【赤紫】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-20 23:24:01) |
326.「凝ったSFXとか派手なアクションなど使わなくても面白い映画は創れるんだ」と言う典型ではないでしょうか。もともと私は物事を理屈で考えるタイプでしたので、証拠や推測を元に他人を説得して行く過程には興奮せずには居られませんでした。個々の陪審員の人物像にも特徴があり、その間でおこるドラマがこの映画のもう一つの意味を持っていると思います。この映画の魅力は私の貧弱な語学力では殆ど伝えきれませんが、そこはこの点数を付けている事から御察しください。 【alian】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-05-07 00:53:15) |
325.今まで生きてきた中で一番短く感じた一時間半だったかもしれない 【海棠ルチア】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-26 01:21:17) |