67.磯川警部、かっこいいですね。 あの人形のシーンは怖すぎですが、 村中みんな姉妹というのはもっと怖い。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-01 01:08:42) (良:1票) |
66.まさかあの人があんな力ないだろ!と 突っ込み入れたくなったが このドロドロした展開は見事。 自然の風景がとてもキレイで魅入ってしまう。 登場人物が多くて覚えづらいのがキズだね。 息子の演技の大根ブリには笑いを誘う。 【突っ込み】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-30 16:57:29) |
65.《ネタバレ》 子供の頃見たときはひたすら怖くて(特にお地蔵さんに血がかかるところと、人形が毬ついているところ)ストーリーはよくわからなかった。中学生のとき、もう一度見て今度はストーリーも理解できたがやっぱり怖かった。大学生で見たときは怖さはなくて普通に面白かった。そして社会人になってみたとき、こんなにも切ない話だったのかと感動した。これ、ミステリーというよりはメロドラマだったのですね。子供の頃よくわからなかったリカの心情が今はよくわかります。「悪い男とわかっていても好きやった」ですか・・・。文句なしに10点です。 【陽炎】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2007-07-28 12:55:08) (良:1票) |
64.石坂浩二の金田一耕助シリーズ。横溝正史の世界に浸れる。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-25 13:25:01) |
★63.岸恵子の艶っぽさがいい感じ。20年も思いを寄せ続けた若山富三郎の気持ちもよくわかります。それにしても、遺体のシーンは相変わらず笑えます。上田教授ならずとも、「どこまでも手間のかかることを」とツッコミを入れたくなりますね。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-05-05 20:29:19) |
62.《ネタバレ》 市川&石坂コンビでの横溝・金田一シリーズ このシリーズの中で一番最後にこの映画を見ました。 いや!最後に見て良かった♪ これ以降の「女王蜂」「獄門島」が 私にはダメだったんで・・・・・。 これは良かった。犯人の動機もちゃんと納得出来たし なにせ岸恵子さんが美しい!! 当時、いくつくらいなんだろう?? なんていうか・・・市川監督って女性を撮るのが上手いですよね。 その中でも岸恵子さんは特に美しい。 殺人を犯さなくてはいけなかった悲しさが伝わりました。 それにしてもこの頃の女優さんって存在感が違いますね。 今の女優さんにはこれが無い!なんとも薄っぺらいような。 男優も然り、女優も育っていないんだなぁ~としみじみ。 【あずき】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-05 15:33:07) |
61. 市川崑の金田一シリーズでは、個人的には『犬神家の一族』(1976)が最も好きだけれども、映画としての完成度からいうとこちらのほうが上なのにちがいない。ただ話がより推理探偵小説的トリックに終始して、民俗伝承的おどろおどろしさに比較的薄かったところと、より湿っぽい雰囲気に終始したところが、犬神家に上位を譲る。犬神家の小澤榮太郎の位置にあるのが、こちらでは若山富三郎で、ともに味わい深い演技が素晴らしい。若山富三郎はほかにも東映映画などでいろいろ出演作を観たけれども、これが一番の代表作だったのではないだろうか。 【goro】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-05-01 04:19:43) |
60.市川作品の金田一シリーズでは結構評判が良い作品です。色の使い方が巧みですね。枯れた森や薄暗い沼といった中で、着物の色や血のドクドクした赤とあのハンドバックの赤が、この作品から受ける印象を決定付けています。つまり、主人公リカの外見のサッパリしたおっちょこちょいと、秘めた内面の葛藤を見事に色で使い分け表現しています。女達の悲しい運命をストレートに表現しているものの、警部が密かに寄せるリカへの思いをサラリと最後に描き、後味を良くしています。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-30 23:43:03) |
59.登場人物が多すぎて誰が誰だかわからなくなってしまった。筋としてはそれなりに納得ができて面白い。 【HK】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-29 18:11:19) |
58.《ネタバレ》 若山富三郎と岸恵子の演技、犯人がわかるシーンにかかる音楽、池にこだまする歌名雄の叫び(犬神家でも同じようなシーンがありましたね)、秋枯れの日本の風景、どれをとっても傑作です。 市川監督逝去直後に偶然リバイバル上映されているのを見に行くことができたのですが、映画館の大スクリーンでみるとまた感慨深いものがありました。 2016年、2度目の劇場での鑑賞。スタイリッシュな映像なのに、切ない物語。最高です。時折挿入される短い風景映像がまたスタイリッシュなんだ。それなのに無駄なカットが全くないというのはやはり市川崑はスゴい人だと思う。 【MASS】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-04 17:22:27) |
|
57.《ネタバレ》 若山富三郎と岸恵子の演技が思ったよりも良くて、特に若山富三郎のことは かなり見直しました。今の日本の俳優さんにはこういう味のある人は なかなかいないなぁ・・。 お話自体は単純に面白くて、丁度いいおどろおどろしさで、このシリーズの いい所がよく出てるなぁと思いましたが(日本の過疎地帯独特の閉鎖的な 感じなど)、なんていってもオチが弱いので、そこはちょっと・・(汗) 動機が弱いせいか、あの殺し方や犯人の自殺などが、あんまり感傷的に 観れなくって、そこが残念。 【やわらか戦車】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-02 15:45:26) |
56.《ネタバレ》 「犬神家の一族」の大ヒットを受けて翌年に公開された横溝正史原作による金田一耕助シリーズ第2作目となる今作も前作同様、奥の深い作品に仕上がっている。単なるサスペンスではないそこにあるのは明らかに家族の物語であって、市川崑監督らしい美しい映像の世界を作り出している。シリーズ史上最も切ない上に犯人、岸恵子演じる青池リカの悲しさが身に染みる。腹違いの子をも怨んで殺すことの苦しさ、そんな青池リカが自分を愛している男、磯川警部(若山冨三郎)の前で涙ながらに自分の胸の内を苦しみながら話す場面、「夫を心底憎めたらあんなことにはならなんだ。酷い男と解ってても好きやった。忘れられまへんのや」て言う場面、それを近くで見ている磯川警部、この二人の思いが物凄く悲しくて涙なしには見れない。岸恵子の存在感ある犯人像、映画史に残る忘れられない犯人像、観れば観るほどどんどんこの作品が好きになってくる。もう、この映画の影響からか?前屈みで歩いてる老婆を見ると全部、青池リカだと思えてしまうぐらい重症です。初めて観た時の強烈さ、インパクトでは「犬神家の一族」のが上かもしれないけど、物語としての完成度、犯人への同情、刹那さ、悲しさなど含めるとこの「悪魔の手毬唄」のが総合的に見て上のような気がしてならない。最初は8点にしたけど、今では満点にしたいぐらいこの作品が大好きでたまらない。よって8点から10点へと変更します。 【青観】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-31 11:49:04) (良:3票) |
55.《ネタバレ》 シリーズ中もっとも物悲しい作品。 死体の演出も相変わらず美しい。 動機もキッチリ描かれていたし、女優の演技力もあって、 充分に感情移入することができた。 まあ皆さん仰ってる通り、なんと言っても磯川警部が一番の立役者ですなぁ 【彬彬】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-12-27 11:50:28) |
54.《ネタバレ》 今やってる犬神家の方が好きだけどこれもなかなかの出来。 この「悪魔の手毬唄」は磯川警部が1番重要な役だと思うのだが若山富三郎さんは良い味を出していた。 リカと2人で会話するシーンや金田一にリカは犯人ではないと訴えるシーンなんか良かった。これから観る機会があれば、若山富三郎さんの演技に注目してほしい。 他の金田一シリーズと比べても内容が特に悲惨で救いの無い話だから暗くなってしまったけどその雰囲気もかなりよく出来ていた。 おどろおどろしさは勿論、真犯人が分かったときの磯川警部の哀愁漂う雰囲気まで作られている。 ラストの金田一と磯川警部のやり取りが好き。印象的。 【ケ66軍曹】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-12-21 15:38:51) |
【k】さん [地上波(邦画)] 6点(2006-12-05 09:12:35) |
52.《ネタバレ》 (かなりネタバレあるので注意してください)なんの予備知識もなく深夜テレビであってるのを見たのだが、私は金田一ファンでもないし、この映画が出来た時代には生まれてないし、思い入れもないからなのか、普通のサスペンス映画って印象しか受けなかった。だって最初から犯人はミエミエだし予想がつくのでラストの驚きはあんまりなかったなぁ。あと、あんなに小さな村であんだけ多数の人殺しを連続でやってたら誰か目撃者がもっといるだろう、とか思ってしまった。なんか設定に無理があるような気がするんですよね。いくらなんでも自分の娘を間違えて殺すかなあ・・・親だったら気付けよ。ホント最低な親。異常な位の人殺し女だ。犯人に同情とか全く出来なかった。「うわー、なんて馬鹿な女なんだろう。自業自得だよ。」って感じ。まあそれが映画を盛り上げる最大のポイントなのかもしれないけど。とにかく一番むごいのは、あの息子だ。恋人も妹も殺されて、しかもその殺した犯人が母親!?ノイローゼになってもおかしくないくらいむごすぎる。 【あしたかこ】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-12-03 05:26:50) |
51.白い顔した子供達が毬をつくシーンの怖さときたら。 『呪怨』のトシオ君なんて目じゃないです。 パンツ一丁なのが滑稽にすら思えます。 【魚】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-08-18 11:59:24) |
50.《ネタバレ》 市川・石坂コンビの金田一シリーズの二作目は一作目と同じキャストに同じ演出を施すことでこのシリーズ独自の個性と安心感を構築することに成功した。と同時に私的にはこんがらがっちゃったりするんですが。前作『犬神家の一族』と人気を二分するこの作品の評価を上げているのはシリーズすべての悲しい過去を持つ犯人の中で、過去だけではなく自らの愛する娘をも手にかけてしまうという最も悲しい仕打ちを受けてしまうという悲劇性と、その女を一途に想っていた刑事がそもそも金田一を呼び寄せたという悲しい皮肉が他のどの作品よりも感慨深いストーリーとしている点にあると思う。抑えた演技にもかかわらず圧倒的な存在感を示した若山富三郎は完全に主役を食っていたが、金田一耕介のキャラからしてみれば食われてこそ作品の出来は良くなるということなのかもしれない。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-07-11 18:51:29) |
49.《ネタバレ》 八つ墓村・犬神家の一族と見てきたけど、今回のが一番暗いというか地味。犯人の意外さ動機とかも単純でこれといって印象に残りにくい。ただ加藤武は前作同様よかったなぁ。ああいうキャラって推理もの必須だよね。あと全然関係ないけどちょっとだけ流れる大河内左膳の迫力がすさまじかった。断片でも伊藤大輔の丹下左膳見れたのが一番の収穫。 【バカ王子】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-03-21 23:54:53) |
48.横溝正史の探偵小説の映像化ですが、単なる原作を映像化しただけでなく、一つの映画作品としてもかなり高い水準にあるかと思います。 うらぶれた農村、複雑な血縁関係、着物姿の金田一耕助といった、多くの人が描き、またドラマで何度も再生産されてきた横溝正史のイメージが、実はこの映画で始まっていることに気づかされます。そしてそれは、日本人にとっての原風景でもあるのです。 冬枯れした村の映像は勿論ですが、出演している人物の誰もが、謎解きのための駒ではなく、それぞれ個性を持っていることもこの作品のすばらしさの一つでしょう。特に磯川警部を演じる若山富三郎は、退職間近の老刑事の哀愁、大人のほのかな恋というものを一貫して出してくれています。 今やサスペンスドラマはテレビの二時間サスペンスを含め余りに量産されていますが、それらとは一線を画す逸品でしょう。 【とくべえ】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-12-29 10:47:59) |