216.本当にいい映画に出会えた。ひたむきに夢を求める男たちの物語を最後まで楽しめた。夢がかなうまでは多くの挫折も味わうし辛いこともいっぱいある。でも応援してくれる仲間も自分が一生懸命やればやるだけ増えてくる。夢は一人だけで叶うのではないということを切々と描いていた。 【ひで】さん 8点(2004-04-16 15:15:16) (良:2票) |
215.誰もが自分の夢を見つけられる訳ではない。況してやその夢を叶えられる人間は極めて少ない。長男は有望なフットボール選手となり大学で活躍し、次男のホーマーはロケットで宇宙へなどと夢みたいなことを言っていると思っていたら本当にその道で才能を発揮するまでになってしまった。炭鉱での仕事を天職と信じ誇りを持って働いてきた父にとって息子が二人とも自分が歩んできたものとは全く違った道に進んでいくことが簡単に納得できなかったのでしょう。今まで築き上げてきた地位や父親像を否定された様に感じるのは悲しい事だが、反面いつしか自分を超えていくまでに成長した子供たちを見て喜びも感じているのかも知れない。炭鉱へ降りていくエレベーターからホーマーを見る父の視線など台詞の少ない父親の胸中を巧みな演出で的確に表現している。夢の実現を目指して諦めずに努力する姿を見せるサクセスストーリーというよりも、反目しながらも絆を感じ歩み寄ろうとする親子の愛情物語として出来栄えを評価したい。 【WEB職人】さん 7点(2004-04-05 23:13:00) (良:2票) |
214.《ネタバレ》 私が理系に進み、その道に挫折したからでしょうか。胸の奥からじーんとこみ上げてくるものがありました。何度も何度も打ち上げ実験に失敗する。それを、何度も何度も改良して、再挑戦することの繰り返し。コミカルにテンポよく描かれていて、とても楽しい雰囲気なのですが、この苦労といったら並大抵のものではありません。実際に実験なんかやらなくても、同じような苦労は多くの人がなさっていると思います。特にこの就職難の折り、何度面接に行っても就職までたどりつかない……私もはじめての就職活動でン十回と面接を受けました。それで、なんとかギリギリ希望の職種に滑り込んだわけです。話とはまったく関係ありませんが、そんな想いがよぎってきて、ジワジワと感動してしまいましたね。実際問題、私はふるさとから都会に出て、それなりに好きな職に就くことができました。もちろん故郷(父や母のところに)戻りたいと何度も思いました。街を捨てたところなんて、この物語の主人公と同じです。親とのいざこざもありました。だって、私は大学生になるまで地元を離れないつもりだったんですもの。地元で学校の先生になるっていうのが高校生までの目標だったはずなのに、親からみると裏切られたような感じだったでしょう。でも、一生懸命やりたい気持ちをみせて努力するとわかってくれるんだ!って、なんか自分とオーバーラップしちゃって……困ったものですね。30歳を超えた人間のノスタルジックというか、自己投影ってホントにみっともないものなのに、なんだか涙が出てきてしまうのです。炭坑の街で、街とともに生きる親を含めた大人たちに敬意を感じることができてはじめて、少年たちの夢は周りの人々にも応援してもらえるんですよね。私も地方を支える父親、母親たちの生き方に尊敬の念を送りながら、自分の道を進んでいけたらと思っています。もっと早い時期、そう大学生の頃に観たかった映画のひとつです。映画ひとつで人生が変わるなんて思いませんが、若い頃の私にはこういう作品が必要だったような気がして、しょうがありません。 【元みかん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-04-05 03:05:25) (良:3票) |
213.炭鉱町を舞台にさまざまな困難に出会いながらも好きなことに打ち込み、自らの道を切り開いた少年達の感動的な話。父や周囲の無理解、資金難、山火事の濡れ衣、父の怪我、夢の断念など数々の困難は実話と言われなければ作りすぎかと思ってしまうほどだが、最後は気持ちよくサクセスと絵に描いたような感動王道ストーリー。好きなジャンルではあるのだが、こうしたてんこ盛りのエピソードで後半駆け足になり感動を薄くしてしまったようなのが残念。主役4人のロケットボーイのうち半分は描き足らないし、といいながらもこういう作品は結構好きです。 【キリコ】さん 7点(2004-04-02 20:26:58) |
★212.前半はとてもいい感じだけど後半になるとテンションが下がっていきました。余分なところがちょこちょこ目立ったりして…。 細かいとこが気になって「んん??なんかへんだぞ」って引っかかたとこもあった。でも最後はすごくいい終わり方でジ~ンときていい話だな~と思える映画だった。 【Syuhei】さん 6点(2004-04-01 16:46:19) |
211.皆さんと逆で、夢を追い続ける事の難しさを感じた。私は基本的に実話であっても映画では「奇跡」をみたいから。てっきり全員NASAか重機メーカにでも入って、炭鉱がダメになって、あの発射の空き地に宇宙センターか研究所でもできるのかと思ったよ。でもこれはやっと1人がNASAに入れて自伝を書いて公になった話。それはそれでリアルでいいんだけども。もし誰もNASAに入れなかったら・・・。そう考えるとこの手の話は「昔こういう事あったよなあ」というようなどこにでも転がっている話で、30才以上が見ると、夢が云々というよりはノスタルジックな作品になると思う。若い時は夢をいろいろ見るけど、大人になると現実の厳しさを味わう。仲間はバラバラになり、皆各々に生活を始める。そしてやりたい事云々よりも生活する事で精一杯になる。家族でもいたら尚更。やがて自分の夢を子供に押し付けたり、安定的に生きて欲しいと思ったりする。この作品ではそういう世代間の断絶が上手く出ていると思う。夢の実現は簡単ではないが、大人は自分の価値観で子供の可能性を摘んじゃダメなんだなあと思った。でも、他人の子供なら応援するんだろうけど、自分の子供だと難しいんだろうね。 |
210.《ネタバレ》 最後の最後、ホーマーがNASAに勤めている、という字幕が流れ、実在のホーマーの写真が写った瞬間、涙がどうにも止まらなくなってしまいました…。 【Ronny】さん 9点(2004-04-01 03:18:19) |
209.「優勝できる確率はどれくらい?」「100万分の1」「そんなに高いのか。もっと早く言えよ」友情ものとしても親子ものとしてもすごくいい作品だと思いました 【ALEC】さん 8点(2004-03-31 22:34:11) |
208.「内なる声」に誠実に生きることは本当に難しい。環境や運命など外なるものとの交わりにわれわれは生きるし、才能や能力などの資質にも影響を受ける。そのバランスに人は苦しみ、もがき、また夢を見る。そのバランスを葛藤として受け入れ、現実的な選択をすることをも教えるのが教師であると思う。理想的な未来を見せることだけが教師ではないはずである。この作品では、炭鉱を忌むべき世界と決めつけてしまうことに「ちょっと待てよ」と言いたくなるのである。自伝の映画化だが、どうすれば感動物に仕上げることができるのかという脚本上のレシピ、テクニックが鼻を突き、主人公の奥行きが狭まってしまったのではないかと残念に感じてしまった。 【彦馬】さん 6点(2004-03-30 18:28:28) (良:2票) |
【オビワンケノンコ】さん 6点(2004-03-29 21:38:03) (笑:3票) |
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206.こういうの好き。とっても好き。夢って美しく、人に力を与えてくれる。勇気や元気を貰うってことを実感できた。俺にも、頑張ればチャンスがあるのかな…。 やっぱりこういうの好き。とっても好き…。 |
205.こういう映画を観ると胸が痛む。何かを成し遂げようとする意欲と執念というものが自分には欠けているから。終始流れる古いアメリカンロックがいい雰囲気。ただ、実話を元にしたストーリーらしいけどちょっと子供っぽいかな。まぁ、王道すぎるのかも。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2004-03-23 04:26:13) |
204.《ネタバレ》 皆さんが言われているように、夢を与えてくれる良い映画なんですが、それにしては感動は少なかったです。父との葛藤シーンや炭鉱のドロドロした描写が多く、実話なのだから仕方のないことかもしれませんが、いい気持ちで見ることができません。そんな中で、ロケットがまっすぐに打ち上げられるシーンは非常に良いですね。ラストの8mフィルムも感動を呼びます。この映画が10点という人が多いのも納得出来ます。 (2022.11最鑑賞 7点→5点) 何だか深みがない。主人公たちがなぜ全米で優勝できるようになったかまでの過程が薄い。 やたらと理解のある担任とか、紋切り型の校長とか、アメリカ版朝ドラを見せられている感じ。 感動を押し付けられている気がして一気に点数を下げた。 炭鉱のストライキとか、嫌味なアニキとか、ゴタゴタしているのも水を差す。 雰囲気自体は良い映画だけど、面白いかどうかでいったら、面白くない。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-03-20 09:08:37) |
203.《ネタバレ》 青春映画の王道を行く、そんなオーソドックスな作りになっています。あるきっかけからロケットを飛ばす事を「夢」みる少年。反対する「仕事」一筋の父。「応援」する先生。仲間達の「勇気」といった素敵なキーワードがしっかり出てくる、まさにお手本のような映画。夢を見、実現するために何が必要で、どのようにすればよいのか。また、その夢を理解してもらうためには、何を伝えればいいのかが、実に丁寧に描かれています。監督の人を見る目があたたかいのでしょうか。体温をかんじる役者が好演しています。最後、全てのわだかまりが消え、皆の目の前でロケットが飛びます。雲を破り、空の果てに消え行くロケット。主人公達のこれからの人生の軌跡を白く美しく描きながら。病室の窓から先生がそれを見る場面は「絵画」のように綺麗で、そこで涙がこぼれました。夢を見る事、夢を追い掛ける事。若い人だけに与えられた権利ではなく、「夢」は誰にでも平等にある生きる糧。そんなシンプルで力強いメッセージを、この映画から受け取りました。 【映画小僧】さん 7点(2004-03-15 17:44:48) (良:1票) |
202.夢に向かって進むって簡単そうでできない。学生さんはこれ見てから進む道決めてください。 【モチキチ】さん 8点(2004-03-15 12:13:04) |
201.すごく好きな映画です。夢って大事だなぁーって思わされます。 【みき】さん 8点(2004-03-15 02:48:27) |
200.リトルダンサーを先に見たのですが、内容は同じようでも目に見える父親の子供に対する愛情が勝っていたようでリトルダンサーは父親の愛に泣けたのに対し、こちらは最後の暖かさに泣けた~という感じです。しかも実話というのがいいですね。悲しいシーンやかわいそうな話もなくそれなのに泣ける、ホント暖かい実話です。 【はなこ】さん 7点(2004-03-14 23:07:35) |
199.根暗理系映画ですね。素晴らしいです。アメリカ人はなぜか知らないが典型的なマチズモ志向があるようで、 青春映画ではアメフトやらの選手がチアリーダーに囲まれているシーンが多いように思われます。 卒業パーティーのプロムに何不自由なく女の子を誘えてしまうような。 でも実際その理想像に当てはまらない若者もいるわけです。日本でもそうでしょう。 いわゆる「今時の若者」像と隔絶した世界で生きる人間のほうがマジョリティーではないでしょうか。 おたくとか、おたくとか、おたくとか。 それでこの映画は他の凡百の映画と一線を画しています。ロケットですよ。地味です。 大体こんな地味な素材で映画になるのかいぶかっていると、十分になってるんですね。 保守的な土地で現実とたたかう青年。親との確執。先生や周囲の大人との交流。友情。 素晴らしいです。どんなことでもそれに打ちこむ姿には心を打たれるんですね。 世の先生方、下らないお説教をする暇があるのならこの映画を生徒に見せて下さい。 「遠い空の向こうに」の中に明治の文豪や西洋の哲人に負けない力が含まれています。 (映画館) 【komati】さん 10点(2004-03-06 18:45:26) (良:1票) |
198.《ネタバレ》 夢へ向かって熱中する少年たちと田舎で現実を教えようとする親との葛藤。最後は少年が勝ち取ったわけですが、実際はこのような例は稀なんだろうなとひねくれた見方をしてしまった。アメリカで成功を納める様な人はこういう困難を打ち破るんだろうけどね。 【hrkzhr】さん 8点(2004-02-23 01:23:12) |
197.夢を持つのはいいことだ!と素直に思えました。ビデオの最後に現在は・・・みたいなのが入っていてそこでもまた泣いちゃいました、実話だって思うと勇気が出てくる! 【愛しのエリザ】さん 8点(2004-02-18 20:38:10) |