4.《ネタバレ》 撮影中に何かトラブったのだろうかー。
「羅生門を新たな視点で」ということで、
PV・MVで辣腕を振るいサムライフィクションでそれなりに映像美を追求し、
それなりに成功を収めた中野裕之監督だけに、
オリジナル羅生門での名カメラマン宮川一夫への挑戦を期待しました。
が!撮影は全て凡庸。むしろ退屈。あくび。残念。
ですがですが、『新な視点』ストーリー設定はおもしろい!
んだけど、お白洲で盗賊チームが多襄丸を救出に来るところから茶番に...。
登場人物の超人化により、それまで丁寧に積み上げたものが現実味のない空想感が。
地獄谷の谷底での「ちょっとスプラッターっぽくてオモロくね?」もため息。
何故!!!!!!!!!WHY。
あと。本田博太郎の演技。好きッス。 顔白塗りはKUROSAWA先輩へのオマージュかしら。
もう一言!他の方も言われてますが劇中の洋楽の使用例は最悪すぎて、かなり印象的です。何故こうなったんだろ。この監督。わからん。本当に残念。