1.《ネタバレ》 前作「UFO学園の秘密」からの続編で、メインキャストはそのままという今作「宇宙の法」。
まぁ、ストーリーを要約すると、前作同様「いいちきゅうじん(チーム・フューチャー・五人組の大学生戦隊)とわるいうちゅうじん(レプタリアン・なんか人を襲う)とのたたかい」なんですが、今作は「わるいうちゅうじん(レプタリアン)のじょおう」が、登場。その女帝・ザムザ役は、清水富美加こと千眼美子。これが、無駄に好演。
おまけに、前作では「神の威光で怒涛の排斥」に瀕したレプタリアンでしたが、今作は女帝とあって「フン!別に神の威光に配したワケじゃないんだからね!」とツンデレ要素に織り込まれ、挙句には愛を知らぬレプタリアンに、愛(と信仰)の目覚めまで成す始末。どこへと向かうというのか、幸福の科学アニメ。
さて、今作のアニメの出来ですが、ザックリというと「幸福の科学のアニメの中では、普通」の出来。初代プレステ感のあるCGも、今作に至ってはプレステ2程度の進化が。
しかし、主人公の黄金聖闘士っぽを始めとするデザインセンスのなさは相変わらず健在で、そこそこ失笑できます。
脚本はいつもどおりのアレな感じですが、控えめです。どうした大川隆法。いつもの三球三振ですが、今回は空振り、ファール、空振りといった三振でした。豪快さの薄い、及び腰な三振だったと言うべきか。
うーん。黎明編の続きがあるようなので、次回作に期待。もちろん「豪快な空振り三振に」ではありますが。