63.この映画はスティーブ・マックウィーンが出演したタワーリング・インフェルノの前年に上映されている、タワーリング・インフェルノでは精悍な消防士の役であり、当時映画自体も洗礼された雰囲気が有った。それに比べパピヨンは何故か哀愁が漂い切ない気持ちになる。これはスティーブ・マックウィーンからにじみ出ている男臭さではないか?と思う。切ない映画では有るが、見ごたえのある映画だと思う。ところでマックイーンの瞳って綺麗なブルーなんですね! 【みんてん】さん 8点(2004-06-11 21:31:29) |
62.淡々とした描写の中にパピヨンの人柄の奥深さを感じさせる。しかしただただ自由を夢見ているだけで自由を手に入れている場面がほとんどなく、全体的に陰鬱になっている。もう少し現実に自由を得ていられるシーンを増やして欲しかった。また、ダスティンホフマンのメガネはやりすぎだと思う。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2004-05-31 23:22:53) (笑:2票) |
61.若い時はマックイーンの生き方に憧れる。でもいくつかの挑戦はしたものの、年取って厳しい現実に直面するとホフマンの挑戦しない安定的な生き方も悪くないのかな?と思えてしまう。ただし、ホフマンの生き方は「人生を無駄に過ごしていないのか?」という不安との戦いでもある。結局、崖下の飛び込むのも勇気がいるし、留まるのも勇気がいる。 「勝率は?」「そんな事は関係ない」この2人のやりとりが全てを凝縮しているように思える。 |
60.凄いですね。本当に凄い。自伝的小説が原作だというから、なおさら凄いです。そして重い。ただ、なぜ原住民たちから逃げ出したのかがわからない。彼はその後ベネズエラに行ったらしいから、本国に戻りたかったというのも当たりではないでしょうし…。当時はまだ差別的な視線が残っていたからでしょうか? 【虚学図書之介】さん 8点(2004-05-09 16:25:55) |
59.「大脱走」と本作に主演したスティーブ・マックイーンが、もし犯罪を犯して刑務所へ入ることがあったとしたら、たとえ模範的な振る舞いをしていても、要注意人物として常にマークされることだろう。 【STYX21】さん 6点(2004-05-08 18:14:36) (良:1票)(笑:1票) |
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57.《ネタバレ》 パピヨンの信念だろうが、ここまで、脱獄に拘るのは何故?母国に帰って幸せがあるのでしょうか?俺なら、ホフマンの選択、また、ホンジュラスでの原住民との生活を選びますが。 【ボバン】さん 6点(2004-05-08 00:20:00) |
56.パピヨンには脱出劇の面白さを期待していました。 しかし、実話という事もあり、脱出劇といより、自由を求める男の生き様と、友情が 描かれており期待とのギャップに苦しみました、独房シーンの悲惨さとかが凄くて 数年間も、あんな最低な環境に拘束させる人間って怖い生き物だ・・・ なんて事を思ってしまう程、その中の「人生を無駄に浪費した罪」にも 深い意味を感じましたし、脱獄を繰り返す主人公の生き方も考えさせる物があります。 と言っておきながら低評価が申し訳無いので、異論反論あると思いますが、いくつか言い訳を言わせて頂くと・・・ 1.映画に対して一番重要で、求めるものは哲学とか、メッセージじゃなくて面白いかどうか?である事。 2.マックィーンとホフマンを知らない現代っ子である事。 3.パピヨンが実話と知らず見ていた事。 4.演出方法とか、現代の映画が見慣れている事。 (例えばBGMが殆ど無い事に、違和感を感じてしまう。) などなど、色々な理由から面白くないので4点です。 ですが、深くて良い映画だと思います、なので面白いか?では無く、 良い映画か?で言えば8点ぐらいで、そう考えると現代っ子の私としては 昔の映画は「退屈だが良い映画」、今の映画は「退屈ではないが、良い映画ではない」となる事が多い気がします。 【六爺】さん [映画館(字幕)] 4点(2004-05-04 20:08:16) (良:2票) |
55.《ネタバレ》 執念、執念、男の執念ですね。「自由」をもとめる執念が観る者を圧倒します。脱走に賭けることで何とか自分を鼓舞し、精神を保っている、そのギリギリの状態をマックイーンが熱演しています。舞台劇を観ているかのような、そんな生々しささえ伝わってきます。最後の最後、脱走は成功します。青い青い海に浮かびながら、男はやっと成功を味わうのですが、そこには達成感よりも 目的を成し遂げて、さて、これからどうしたらいいんだろうみたいな一抹の寂しさも感じられます。喜ばしくもあり、哀れでもある男の生き様が見事に描かれています。息を詰めて観てしまいます。 【映画小僧】さん 8点(2004-03-25 16:30:22) |
54.脱獄ものの割には全然スカっとしない不思議な映画。途中まではもちろんマックイーンを応援しますが、終盤は、もうやめとけよと止めたくなる。あきらめない不屈の精神というよりも、脱獄するという行為に依存しきった哀れな男の生き様を感じた。 【ラーション】さん 7点(2004-03-15 00:06:04) |
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53.みてて辛い作品です。あまりにリアルすぎて。しかもこれが実話というからまた驚きですね。映画というよりドキュメンタリーをみせられているかんじでした。パピヨンの脱獄に賭ける執念はすごい。あと、このホームページを参考にして古い映画をすこしずつ見てますが、ここの平均点て参考になります。こういう骨太の作品て今はないからね。 【リモ】さん 8点(2004-02-22 23:33:20) |
52.《ネタバレ》 思い返せば、小学生の頃からBSでちょくちょく見たことがあったけど、題名も物語も知らなかった。高校生になってから初めて全部見たんだけど、ほんとに打ちひしがれたというか、ジワーと来た。別にテーマとかそういう固い物にではなく、若くして囚人として地獄の島に送られ、そこのは厳しい生活。けどそれとは関係なく、外はゆっくりと、強く営まれている。それがあの美しい映像(ジャングル、浜辺の部族、島)とともに、良い意味で淡々と語りかけてくる。見ていても時間が淡々と流れている感じで不思議な感じでした。自分の中での映画の好みを作った一本です。 【eivent】さん 10点(2004-02-20 13:14:59) (良:2票) |
51.脱獄映画の名作です。このジャンルの面白さは「手段が限られている環境のなか、どうやって脱出を成功させるか」という創造性にあると思っています。ところが、本作は『ショーシャンクの空に』や『大脱走』とは違って、このHOWの部分が薄い。狂気めいてすら見える、パピヨン(スティーブ・マックイーン)の脱獄への執念がメインです。腐汁をすすり、虫を食べてまで、脱出の機会を窺う主人公。「面白いかどうか」という安易な批評を拒むほどの、マックイーンの迫力ある演技。あまりそういう流れでは語られないようですが、『俺たちに明日はない』などに代表される、アメリカン・ニューシネマ色を濃厚に感じました。 【円盤人】さん 7点(2004-02-12 21:13:55) (良:2票) |
50.マックイーン主演ということで見ました。感想は、なんというか異様な雰囲気の映画です。正直言って、見終わったあとそんなに「面白かった!」とは思いませんでした。けど、日数が過ぎてもなぜか心に焼き付いて忘れられない。様々な場面を思い出してしまう。これを名作と言うのでしょうか?不思議な映画です。 【アーリー】さん 8点(2004-02-03 23:49:23) |
49.「何事も諦めちゃあいけない」ってことをこの映画から教えてもらいました。 【なるせたろう】さん 10点(2004-01-24 15:49:13) |
★48.子供の頃に父と一緒に観たのが最初です。真っ暗闇の独房の中,マックィーンがゴキブリ?を食らうシーンで,父が「お前ならこんな時どうする?」と私に問うたのが印象に残っています。それ以来,刑務所モノといえば「パピヨン」が基準。私にとっては,「不屈の男」度を判定するメートル原器ともいえる作品(というか人物)。 |
47.子供の頃観たときは、その過酷な描写が心に刻まれ、テーマ曲が耳に残りました。のちにパピヨンが実在の人物に基づいていると聞いて驚きました。信じられん。まさに骨太のドラマ、名作です! |
46. ホフマンがもう自由になることを諦めて、島でこじんまりと生きようとする、あの丸い背中、とぼとぼ歩く姿。忘れられないです。なぜかあのシーンがすごく好きです。 【ロイ・ニアリー】さん 10点(2003-12-12 16:01:21) |
45.マックイーンの中では2番目に好きっス!!いつまでも諦めないマックイーンの熱意っつーか、言葉では伝えられない(ただ私に語彙力がないだけだが)迫力に7点!! |
44.《ネタバレ》 タララ、ラーラ、ラ、ラーっていう音楽が印象に残る。所々でじーんとさせてくれる。ドガの名前を出すことを拒否して、光のない部屋で地獄のような苦しみをあうシーンがすごい。その部屋から出されたあと、ドガから「誘惑にどれだけ勝てるかで人間の価値が決まる」というようなセリフがでる。感動! 【なかがわ】さん 8点(2003-12-06 23:27:47) |