39.ヨーロッパに住んでるので、あのむごさと緊張感は正視できなかった。実際のヨーロッパにも緊張感が残ってるし。実話でなければ、主人公だけが生き残る設定はどうかと思っただろうけど、なまじ住んでるだけに構成がどうとか言える気分じゃなかった。ラストのピアノはほっとした・・・音調にシュピルマンの怒りと悲しみの気持ちが出てた。当時のドイツ人は他民族に感情があることさえ知らなかっただろうから、「いいぞ!やれやれ」と思って見てた。 【げこげこ】さん 9点(2003-02-27 08:40:40) |
38.自分が一番感動したのはトーマス・クレチマンの前で無我夢中でピアノをむさぼるように弾いているところ。ずっと弾きたくて弾きたくて仕方なかったという姿と、やはりピアノは人の心を癒すのだという事に心から感動した。多分あの将校も「戦争」を拒否するドイツ将校という気持ちを越えて、素直に感動したからこそ助けたんではないだろうかと感じてくる。一つの物語というより一つのドキュメンタリーという風に感じた。アメリカ映画が作るヨーロッパではなく、ヨーロッパで作ったヨーロッパという雰囲気。だからあの空気にすっと入っていく。「ぼくの神様」の時にも同じように感じたのだが、ユダヤ人として誇り高く死んでゆくのがいいのか、それとも生き延びる為にあえて自分の価値観とは反対の行動に走るのがいいのか、どっちともいえないのが現実。ドイツ兵にもああいう考えの人物がいたことを今回のこの映画で初めて知った。それがこの映画の最大の自分にとっての衝撃と感じる。エードリアン・ブロディってインディーズ系で変人っぽい役が多いせいか変なイメージあったけど、実にびっくりした。ああいう風にも出来るのかと・・。エンドクレジットで客が誰も出ていこうとしないのに非常に驚いた。こんなこと初めてかもしれない。 【mmm】さん 8点(2003-02-27 01:46:13) |
37.胸が痛い・・・。戦争をありのままに描いているからか、「ここが泣ける!」というシーンが特にないので観たあとしばらくは消化不良な感じでした。シュピルマンがやっと手に入れた缶を開けるシーンは、「あ~もう!下に置いてから開けれぃ!」と思ってしまいました。 【どーもちゃん】さん 9点(2003-02-27 00:21:45) |
★36.これは救いのない映画である。彼を助けた人は別に救われる訳ではなく皆死んでいく。何故ならこれは勧善懲悪のドラマでなく冷厳な現実そのものだからだ。生き残った彼が弾くピアノに全ての救いのなさが集約され昇華していく・・・。(隣の二人連れの中年女がしゃべりまくり、集中できなかった。映画館よ。禁煙にするなら禁複数中年女にしろ!) 【死亀隆信】さん 8点(2003-02-26 23:30:29) |
35.記録映画としては秀逸だけど娯楽映画としては物足りないかなあ。。。ただの反戦映画ではなく戦争の傍観者にも戦争責任を問いかけてる気がしたし内容は重厚で訴えるものがあったけど、映画としては最後 ドイツ人の将校に助けられるところで 『飢えてるんだからピアノを弾く途中でうまく弾けなくて芸術家として号泣する。。それを見て将校は黙って立ち去り彼を助ける。。。』なあんて終り方の方が良かった気たするなあ 【ゆう】さん 6点(2003-02-26 22:05:19) |
34.おすぎ がうさんくさいくらいほめてる。あと「船上のピアニスト」かとCMをきいたときおもった。 【さをり】さん 5点(2003-02-26 02:44:09) |
33.映画館で観て、これだけ早く出たいと思った映画はない。おすぎのCMで期待して観にいったのが間違いだった。ゆうめしさんが言っているように、つまらないの一言。高得点の人が多いけど、こういう重いテーマは高く評価しないといけないという感覚があるのかな?予想通りの展開が淡々と2時間半続いただけ。こういうタイプの映画はもう2度と観たくないね。 【たなぼた】さん 2点(2003-02-25 11:23:14) |
【ナガエ】さん 10点(2003-02-25 10:59:26) (良:2票) |
31.今の自分がとてもとても情けなくなる。ユダヤ人の方に対してもドイツ人の方にもこの映画の主人公にも。自分のこの先を前向きに考えさせてくれる映画でした。でも、日本のみなさん、杉原千畝さんが行った事も今後の日本を支えてくれる若者の為にみんなに知らせてあげないとあきませんね。 【ぽちょむきん】さん 9点(2003-02-25 04:00:00) |
30.一見、ナチによる虐殺のシーンばかりでピアノを弾いているシーンなんて少ない…とも思えるが少ないピアノシーンはその分強く印象に残った。ピアノの音を想像する無心の時間が美しい。主人公の視点のみで深く掘り下げられているのは感情移入しやすかった。 【アコ】さん 8点(2003-02-24 17:38:35) |
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29.同じナチのユダヤ人虐殺をテーマにした「シンドラーのリスト」は、もっと暗く、凄惨であったがこの映画は、家族、友人、抵抗組織により重点を置き、その視点からのナチとユダヤ人問題を取り上げました。その分わかりやすかったし、この問題の恐ろしさがより一層身近に感じられた。ピアノという芸術を味付けにして、見る映画としても面白くしていたと思います。テレビCMでおすぎが、感動しました、感動しましたとわめいているので、そういうのに限って、案外つまらないものだったりしますが、この映画に限ってはそんなことはありませんでした。 【野ばら】さん 9点(2003-02-24 12:07:18) |
28.素晴らしかったです。寒くてお腹が空いてる状態で見ると、より味わえるかも………?いろんな人の立場を考えさせられる作品でした。 【rossy】さん 10点(2003-02-23 17:03:18) |
27.素晴らしい映画だった。同じ人間でありながら、戦時においては、こんなにも残虐、非情になれるのかとショックを受けた。見終わった後は気が重かったが、心に残る1本になった。 【DNBT】さん 9点(2003-02-23 13:06:11) |
26.暗~い・・・けど、ピアノシーンは相当感動しました。まぁまぁです。一番思ったことは、絶対飢え死にしたくないということです。 【鉄男】さん 5点(2003-02-22 23:00:24) |
25.ひたすら逃げ続けて、自分を助けてくれた仲間が死んでいっても、何一つできなかった主人公。ほとんどの人々が、この主人公と同じだったんだろうけれど。ただ、著名なピアニストであるというだけで運良く生き残ってしまったというのが、あまり好きにはなれませんでした。でも、一人の生き残ったユダヤ人から見た第二次大戦下のポーランド、という意味では、後世に残すべき価値はあると思う。ところで、ポーランド=フランス合作映画でなぜポーランド人が英語を話しているのだろうか? ドイツ兵たちはドイツ語を話しているのに。 【流れ星】さん 3点(2003-02-22 17:41:30) |
24.主人公のひたすら生き延びようとするその執念に圧倒されました。大仰な音楽も演出もなくリアルな分静かに深く感動した。 【cherry】さん 10点(2003-02-22 16:34:36) (良:1票) |
23.最初、ラブストーリーものだと思ったら…ひたすらむごいっす。差別ってもんじゃないっすよ。あれは。 【つばき】さん 10点(2003-02-22 10:23:23) |
22.途中正視できなくなりそうでした。でも、事実なんですよね。。ドイツ人→ひどいユダヤ人→可哀想 などという図式になりがちですが人間が独裁政治や戦争のなかで変わっていく人 変わらない人色々考えさせられました。 【花】さん 8点(2003-02-22 02:08:41) |
21.オカマがCMでうざい!評論家が映画の宣伝すんな!それとあなた何歳から映画批評しだして「今までの映画人生~」なんて事いえるのかね。すいません内容と関係なくて。 |
20.もう、見てられませんでした。全編にわたって悲しすぎる事実・・本当に戦争って人の心を冷たく変えてしまうんですね。そんな中でも強く生きようとする人々の姿。でもこんな事実を認識しないようにして、TVで戦争のニュース見ている現実を思うと涙が止まらなくなりました。この映画を見た後は1日、どっぷり落ち込みました。 【まっくろくろ】さん 5点(2003-02-20 20:57:34) |