494.昔の戦争は勇気が要りますね。先頭に立って相手の陣営に向かっていくだけでも足が震えそうです。冒頭で出てくる富士山はでかすぎますが、いい作品です。 |
493.《ネタバレ》 ついに終わった・・・・そう、俺の「連続見た映画でキスしてる記録」が・・・・・・・ と思ったその時、小雪とトム・クルーズ大接近!服を着せる小雪、おいトム!小雪に背を向けろ!顔をそらせ!そんな侍ぶるな!どっしりかまえるな!!奴はお前の唇を狙ってるぞ!小雪やめてくれ!ゎぉー!!・・・・・・・・・・グハッッ 映画はそこそこよかったんじゃない?笑。 |
492.百年前の日本のリアルな姿を美しい映像で見せてくれる感動作品。不可解な異人種としてではなく日本の伝統と日本人独特の根幹的な精神性を真正面から見つめ描こうとした始めてのアメリカ映画と言えるだろう。トム・クルーズは特訓の甲斐あって二刀流の立ち回りは見事にこなしたが心象表現が未熟で演技には観るものがなく飛源役の池松壮亮君にも負けている。結果、渡辺謙をはじめ日本人俳優の演技力の高さを広く世界に知らしめる事となった。ただ一つだけよく分からないのが勝元の人物像設定。天皇の師でありながら列車を襲い官軍に命を狙われるとは物語的には分かるけれど有り得ない立場の存在を無理に作り上げた感じがあり全編を通して違和感を拭いきれない。 【WEB職人】さん 8点(2004-10-09 11:04:03) (良:1票) |
491.明治維新の頃の日本がこんな感じだったのか?とか、これはニュージーランドで撮ったんじゃん(DVD特典によると)、とかいうことは日本人でありながら日本にそれだけ思い入れのない俺にはどーでもよく、娯楽映画として素直に面白かった。景色の撮り方も綺麗でついつい見入ってしまいました。とにかく面白かった。それ以外なにもいう必要ないでしょ。 【A.O.D】さん 7点(2004-10-06 16:25:25) |
490.結構面白かったです。 日本の街並みや村の描写が嘘っぽいとか、武士道の解釈が微妙に違うとか、最後の 特攻は馬鹿すぎだろう、といろいろ突っ込むところはあると思いますが、今までの うさんくさい日本を舞台にしたハリウッド映画よりはよっぽどいいだろうと。 あまり日本に対するこだわりをもたずに、一種のファンタジー映画、勝元とオール グレンの友情映画としてみれば十分に面白いです。 合戦のシーンとかすごく迫力ありましたしね。主役のトム・クルーズもさることながら 渡辺謙や真田広之の演技も光っていました。 【あおむし】さん 9点(2004-10-04 11:08:16) |
489.これはコメディか? 仮にも「侍」の名を語り、明治初期の日本を描こうとしたのであれば、もう少し文化的背景や所作、台詞、そして「日本らしい風景!」にも気を遣って欲しかった。もしあの隠れ里を見て、あれが日本の景色に思えた人は日本人じゃない! 少なくとも東南アジアかマヤ・アステカの村のような違和感がしてならない。何よりも、村の入り口に鳥居はないだろう(苦笑)。製作者は薩摩の郷士制を再現しようと思ったのかもしれないが、村の規模からしたら不自然すぎる寺院といい、アンバランスの極みだった。台詞にしても、トム・クルーズと我らが真田さんがついに互角になるシーンでは、「引き分け」ではなく「相打ち」と言って欲しかったし、小雪が鎧を着付けるシーンでは(この設定も不自然だが(苦笑))「着ていただける」ではなく「お召しいただける」と言うべきだろう。そして何より、勝元はどこで英語を覚えたんだ?(苦笑) たしかに幕末の薩摩は近代化を押し進め、外国からの技術の導入を積極的に進めたが、語学レベルの修練は聞いたことがない。・・・といった具合で、この映画を19世紀の日本として観ると違和感ありまくりなのだが、クライマックスの騎馬突撃シーンがまずまずのできだったので、この点を献上することにしよう。すべての頑張りはお馬さんと真田さんに。そして最後に、こんなことで武士道を学んだと思い上がるんじゃねえぞ、アメリカ人!(笑) <追記>このレビューでこの点数だと矛盾しているように思われるかもしれないが、実際のところ観る前の期待感は9点以上のつもりだったので、「ガッカリして下げた」のです。 【オオカミ】さん 6点(2004-09-28 23:35:53) (良:1票) |
488.《ネタバレ》 過去にインディアンに対する虐殺を行いトラウマとして抱え込んでしまった大尉が、異国の地で別種のインディアン(サムライ)に触発され同化し、ついに自分のトラウマから解放されるまでを語った物語。 この手の戦争トラウマものは、すでに、ベトナム戦争帰還兵物や、よく例に出される「ダンスウィズウルブス」など(見方を変えればレオンなどもそうだ。)で既に手垢のついた設定だけに、今回は目先を変えてサムライで映画化してみました、とそんな映画。 さて、異文化というものは、異なるものであるからこそ、時に奇異で受け入れ難いものにも見えるし、また時には圧倒的に美しく魅力的なものにも見えるもの。 トラウマ大尉はここでは後者のスタンス。 「なぜそんなに自国民を嫌うのかね?」と昔の上官に問われてしまう程に自国に対する「裏切られ感」たっぷりで、自分の居場所or死場所を求めていた彼が、遠い異国にて全く異質の「武士道」(微妙にインディアンとの共通点あり)に惹かれたのはまさに必然。 そんな彼の視点で描かれているこの映画の「武士道」は当然ながら美化されすぎており、それはもう薄ら寒くなるほどで、そういう視点で撮られた映画である故、素直に感情移入ができない。 日本人として突っ込み所満載なのは、皆様ご指摘の通り。 この映画は「ロードオブザリング」のようなファンタジー世界だと思わないと日本人としてはちょっとキツイ。 この時代にこんな侍はそもそもいないだろう、というような歴史的事実もさることながら...画面の植生がなぁ、どこの国だよ、と。 日本じゃないのがまるわかりだからなぁ。それから忍者!漫画かよ!と。 それに「吉野の国」と字幕出てたけど..それは劇中の移動を考えるとやっぱ無理だし。 とか....気にならなければ気にならないんだろうけど..やっぱり気になっちゃうのは、それこそ「アイアムジャパニーズ」なのでしょうがないのです。 【あばれて万歳】さん 7点(2004-09-28 11:25:47) |
★487.それなりに面白かったのだけど、戦闘シーンが長くて目が疲れました。戦いじゃ雨の中のトム&真田の木刀がかっこ良かったです。武士道とか全然知らないのですが、特攻みたいな死に方をあんなに美化しなくってもいいんじゃ...とちょっと引いてしまいました。散った本人たちはいいけど、残された家族は...?うーん、感情移入できる人ならすごく感動できるんでしょうね。脇役に中国人じゃなく日本人が使われてるのは好印象ですね!(当たり前ともいえるけど) DVDで見たのですが、日本語のシーンだけ字幕が突然消えるので何度もリピートしちゃいました。音響に比べて台詞小さくて聞き取りづらいよ(^^;) 【kiryu】さん 5点(2004-09-27 00:14:52) |
486.美化しすぎとか、時代考証やらなんやらめちゃめちゃとか…確かにその通りでしょうけど、これが日本を舞台にしてると思うから、普段より細かくチェックしてしまうのではないでしょうか。ある意味当たり前ではありますが。なので、思い切って? エンターテインメントとして割り切って考え、観ていたのですが。面白かったです、私は。泣けたし、感動もした。製作者側の意図に踊らされていたとしてもいいじゃないですか。面白いと思ったんだから、それだけで。突っ込みどころ満載でも、突っ込みどころがない映画より何倍マシか。オマージュだなんだ、難しい事言いません。私には面白かった。2時間半もそんなに長く感じなかった。時間があれば、解説版ももう一回観たいと思える位よかった…と言う事で8点。本当は8.4点位なので、9点にするか悩みましたが…取り合えず、8点で。 【あかりん☆】さん 8点(2004-09-20 01:21:56) |
485.見終わった印象としては、普通に面白いってとこですな。トムクルーズがどうのこうのより、一番印象に残ったのは小雪が綺麗だったこと。あんだけ男連中ばかりでてきてるからさらにその美しさが際立っておりました。あ、もとから綺麗ですね。小雪ファンの方々失礼しました。 【諸星わたる】さん 6点(2004-09-17 01:39:01) |
|
484.この映画の主役は渡辺謙です。誰が何言おうが主役は渡辺謙です。その証拠に見終わった後トム・クルーズの印象が残っていなかった。 【ポンクー】さん 6点(2004-09-17 01:22:25) |
483.勝本のモデルが西郷隆盛だというのは、表面的な設定上のこと。本当は『王様と私』のユル・ブリンナーだ。『王様と私』も史実からするとむちゃくちゃな映画だったが、これもまたそうだ。結局、アメリカ人のアジアを見る視線は、半世紀間も変化なし。この映画も、根本の視点として目新しいことなし。のっけから、銃を使うのはサムライの恥だなどと......。信長の時代には日本は世界きっての銃大国だったことぐらい知っているだろう。本当は知っているくせに、アジアはこうであるべきだという願望に近い視点が、なかったことにして無視するのだ。というわけで、2点でもよかったが、渡辺謙は好きな役者だし、彼を世界に知らしめた功績に2点加えて、4点。 しかし、勝元の死からラストのあたりは、映画として良かったので、2点加えて、6点。 【goro】さん 6点(2004-09-06 12:04:14) |
482.当初から「アメリカ先住民モノの映画の設定を日本に置き換えただけ」という批判はよく耳にしました。私が同じ事書いてもしょうがないので、違う事書きましょう。この映画は「逆・戦国自衛隊」です。前近代的な武器しか持たぬ武士達が、近代兵器と圧倒的兵力を有する官軍に戦いを挑む、この「戦国自衛隊」以上に絶望的なる悲壮感! この映画をただ「武士道」の映画とだけ捉えては、多くの矛盾点、考証の甘さばかりが目に付いて辟易するでしょう(そう捉えられて当然だし批判受けて当然、なんですけどね~確かに)。しかし、ここで描かれている悲壮感はもっと普遍的なもの。そう、ジョン・ウェインが描いた『アラモ』の攻防にもつながるもの(この映画も評判悪いんですけどね、トホホ・・・でも私は好きですよ、情熱が漲っているんだもの)。やはり感動をおぼえずにはいられませんでした。それに日本人である私がこの映画を一段上から見下して「米国人は武士道をわかっとらん!」などと言うのも何だか気が引けて。じゃあ私は、今の日本人は、武士道を理解しているのか?今の日本映画の何割に、本作よりマシな「日本」が描かれているのか?自信ないでしゅ~。本作に映し出された圓教寺の荘重さ、ここをロケ地に選びカメラに収めただけでも大したセンスだと思います。トム・クルーズの殺陣も充分見ごたえあるし(明日からチャンバラトリオにも入れますよ)、真田広之の存在感も忘れられない。彼の長身ではないが重心の定まった姿、そして立ち居振る舞いは、まさに「武士らしさ」を体現しており、存在自体が映画に張り詰めた空気をもたらしています。そして何と言っても「ボブ」役には、日本一の斬られ役、福本清三氏。氏の起用こそが(製作者の意図はともかく)結果的に、日本の時代劇への強烈なオマージュになっていると言えましょう。そう、ラストサムライとは、彼のことだ! さて、観てて少し気になった点、それはカメラのズームの多さ。日本家屋での撮影では多くなるのも当然かもしれないが、戦闘シーンも白兵戦の中にカメラが入り、とにかく被写体がカメラに近い。ロング・ショットがたまにしか入らず、うぉー、もっとロングで見せてくれ~って思っちゃう。でも多分、この「もっと観たい」と思わせてくれる事が、重要なんですね。観たいものを観たいだけ見せてくれるのが、幸せとは限らないのだから。ところで、あの「大村」って・・・大村益次郎? 【鱗歌】さん 8点(2004-09-04 23:36:03) (良:1票) |
481.悪くないよ、悪くない。でもね、あんまり心に残らなかったよ。 冒頭で林の中から馬に乗ったサムライが出てくるシーンは ちょっとゾクッとしたけど。しかし、日本人の生活は静か だったよね、畑耕して野菜をモサモサ食べてたんだな・・ 肉食には敵わないよなんて観ながらシミジミ思いました。 【たーしゃ】さん 6点(2004-09-04 11:53:26) |
480.本気で日本を描こうと努力した点は非常に素晴らしい。エキストラも中国人を使わずに日本人を使ったらしいしその心意気には感服した。でもやっぱり描ききれてないんだねこれが。 鎧とか明らかに変だったし。あとボブは良かった。本名すらわからないのに何かが輝いてたね。 【ういろう】さん 5点(2004-09-03 23:01:34) |
【小僧】さん 3点(2004-08-31 02:31:19) |
478.《ネタバレ》 「うーん、最初から最後までまぁまぁの作品って感じですかねぇ。」っていうのが最初に観た時の感想。たまたまテレビをつけていたらやっていたので、二度目の鑑賞をしてみました。気がだいぶ変わったのでレビュー変更します。一度目はしっかり観てなかったんだろうなー、とにかくストーリーが気に入らない。他国の人が観るならば、この作品は上出来だと思う。渡辺謙も真田広之もトム顔負けの演技。しかし、武士道を極めたわけではないと言え、自分は日本人である以上、この点に言及せざるを得ない。一見、侍を賞賛した作品に見えるけど、自分は「侍を潰したのはアメリカ、日本を侍から守ったのはアメリカ、えっへん!」という印象を受けた。更に言えばラストシーンでも「全滅した一族からたかを守れるのは私しかいない。」「あぁ、アメリカ人って素敵☆旦那殺されちゃったけどー。」という会話が頭に思い浮かんでしまった。確かにそれは深読みし過ぎなんだけど。アメリカは好きなんだけど、こういう「ヒーローはアメリカ」みたいな点はどうも違和感(否定はしないけど)。侍という日本文化をいわば「借りている」わけだから、その点もっとちゃんとしてほしかったなー。あと、この作品の一番の突っ込みどころは天皇陛下でいいんですよね? 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-08-29 06:23:19) |
477.《ネタバレ》 エンターテイメントとしての評価は、長すぎたことをのぞけばけっこう楽しめたので良しとしたい。が、感想は正直複雑な気分。これを観た人に「これが日本なんだ」と受け取られちゃったら困るよ、という感じ。たしかに「サムライ」はよく描けていた。「ハラキリ」の言葉だけ独り歩きして不気味な侍観を増幅させられていた外国の人には、イメージ転換をせまるものかもしれない。だけど、日本人はだませないぞ(笑)幕末どころかもう明治になって何年もたつんだよ?天狗党だって鳥羽伏見だって白虎隊だってあったのに、なんでそんなに戦国以前の武装なの?日本の時代設定を南北戦争にむりやり合わせたとしか思えない。大村の存在も、なんかいかにも悪役を作ったぽい。それもこれも、ハリウッドのご都合主義と思えば腹は立てられないか。渡辺・真田両氏が細かい所作を指導したそうだが、演技もいでたちもさすが堂々としたものだった。ただ勝元への全員土下座はどう見たってヘンだよ、みんなただ指揮官に従っただけやん。俳優陣は小さい子まで熱演していて二重丸なのでこの点。でも、どうもすっきりしないよう。 【藍色吐息】さん 7点(2004-08-18 11:32:23) |
476.多勢に無勢の最後の決戦の場があんな草むらのど真ん中でどうするの?いい場面もたくさんあるけれど、その辺のご都合的なところが気になったので。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2004-08-16 12:36:56) |
475.退屈はしない。欧米人が作った日本ものの中ではよくできていると思います。でもついちゃいけない嘘をついてる気がするんだなあこれが。 |