5.しみーずみーなとのめいーぶつーはー♪ 次郎長、大政、小政に森の石松。柳屋金語楼の寿司屋の板前さんに、寿司食いねえ江戸っ子だってね、次郎長ってそんなに強いのかじゃなくて、そんなにうまいのかってくれば、もうご機嫌だ。 社長シリーズの中でも好きな映画のひとつ。社長でなくてサラリーマンの名前がつくのはこの清水港と忠臣蔵だが、かったるい忠臣蔵に比べ、歯切れ良くテンポが良く調子が良い。例によって浮気すれすれ路線だが、毎度おなじみでも気持ちが良い。 【ESPERANZA】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-11-27 22:03:23) |
★4.御大・森繁久彌氏追悼レビュー。昨年、ボロい浅草の場末の映画館にて裕次郎主演「清水の暴れん坊」、カツシン主演「秦・始皇帝」と豪華三本立てで鑑賞。奇しくもこの三本、主役がいずれも故人となってしまいましたね・・・。観始めて「これってかの有名な『社長シリーズ』だったんだ~」って気がついた次第。タイトルに「社長」って冠が付いてないからわからんかったよ・・・。うん!少なくとも泥臭い「駅前シリーズ」よりは数段面白かった!皆さんのレビューを拝見すると、元ネタ「次郎長シリーズ」を知っていた方がより楽しめたみたいですね。一緒に観た他の二本がかなりのインパクトだったので印象薄く、この作品だけレビュー未でした。「夫婦善哉」での、浪速のボンボン柳吉はんに連なる「おもろうてやがて哀しき」喜劇演技と、いま一本、「神阪四郎の犯罪」でのシリアス演技を森繁さんの代表作として挙げておきたい。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-11-13 13:40:58) |
3.「サラリーマン忠臣蔵」二部作に続いて有名な時代劇を現代に舞台を置き換えてパロディー化した「社長シリーズ」の一篇。忠臣蔵を見た時は元ネタの話を知っていたのだが、今回の清水次郎長は元ネタの話を一切知らないので大丈夫かなと思っていたが、思っていた以上に楽しめた。忠臣蔵の時はなぜかいなかった三木のり平が大いに笑わせてくれるし、フランキー堺の中国人バイヤーもキャラが立っていて面白い。喜劇の小林桂樹を久しぶりに見たが、最近見た出演作では「日本沈没」や「激動の昭和史 沖縄決戦」などシリアスな作品が多かったせいか、よけいに笑えた。とくにフランキー堺と一緒にホテルで酔っ払って二人で大騒ぎを始めるシーンには大爆笑。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-11-23 02:50:41) |
2.《ネタバレ》 小林桂樹さんもこういうちゃめっけのある役をやってたんだなぁと意外で楽しかったり、森繁さんも面白いが、なんと言っても三木のり平さんが面白い。優秀なコメディアンだなぁと感心します。とはいえ、全体としてはあまり笑えるところはなく、ちょっと退屈。ストーリーは結構適当だけど、女と会っていても、いざ一大事が起こると社長自ら駆けつけるという姿勢に、一本通ったものを感じさせくれるのは良かった。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-11-14 20:55:08) |
1.《ネタバレ》 マキノ雅弘監督が撮った事で有名なあの「次郎長三国志」シリーズの中のひとつ「次郎長清水港」を現代の大手酒造会社を舞台に置き換えてのパロディ!「次郎長三国志」シリーズに出てくるメンバーが見られるのは嬉しくも思うし、懐かしく感じる。所々で流れてくる次郎長・森の石松の音楽も良いし、またパロディものとして観ればさほど苦にもならないし、また「社長シリーズ」でお馴染みのメンバーが観れるのも嬉しい。相変わらず三木のり平が笑わせてくれる。フランキー堺の変な中国人風なキャラクターも面白い。ただ残念なことにこの二人、特に三木のり平の出番が途中からなくなり、その変から面白さ、笑えるシーンが急に減ってしまったのが残念でならない。作品としては完全なパロディものなので、元のネタを知らないとついていくのに苦労すると思う。元のネタを知ってると少しは楽しめる程度の内容です。まあ、なんだかんだとケチをつけたくなるものの、嫌いなタイプの作品ではないので、少し甘いとは思うが、そこそこ楽しめたのでこの点数です。 それにしても、「社長」シリーズ以上にこの作品の中の久慈あさみはやけにふけて見えるなあ!あの「次郎長三国志」シリーズでの投げ節のお仲さんとはえらい違いだ! 【青観】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-09-11 21:50:46) |