5.う~ん、アイデアは面白いと思うけど・・・「小学生男子はみんな吉野刈り」が当然とされている町、という設定が何だか排外的で閉塞感のある共同体、てか独裁体制国家のように見えてしまって(そう考えると、もたいまさこが金正日に見えてきた)違和感がずっと残ってしまった。それにあの男の子達が吉野刈りに反発する理由が「女の子にモテたいから」ってのもちょっと疑問。あの年頃って多少色気づいて「カッコ良くなりたい」と思ったりとか、或いはHなものに興味を持ったりはするけど、そんでも「恋愛」とかに関してはオク手であんな堂々としてないと思うけどな(だから“♪女の中に、男が一人”とかっていう囃し文句がある訳で。大人になって考えると「それってハーレムじゃん!」って思うんだけどね笑)。あとお父さんのリストラやお姉さんの失恋のエピソードもあんまし生きてないし。でも、秘密基地にエロ本隠す所とか(ちなみに僕の友人のT辺君は押入れの上の棚に隠してました)、のぼり棒ネタ(僕は運動音痴で、そもそものぼり棒に登れなかったのだけれど、多いらしいっすね、のぼり棒で“目覚めちゃう”のって)とか、あと「カブト虫の研究」のくだりとか、小学生男子のおサルっぽい感じが良く出てたと思います。そういえばこの作品「新しい“スタンド・バイ・ミー”みたいな宣伝文句がついてたけど、あの東京からの転校生役の子はちょっとリバー・フェニックスに似てなくもないな。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-04-27 16:01:53) |
4.自分の子供時代は、丸坊主であろうが、オカッパであろうが、カッコイイと認められる基準は別にあったような気がします。この違和感は、女性が撮ったものかな…と思ってクレジットを見ていたら、やはりそうでした。 それにしても祭りの日に神社の前でザビエルカットで賛美歌歌うのが100年以上続くなんて、伊豆は隠れキリシタンの里ですか? こんな「伝統」や「しきたり」が日本のどこにあるんでしょうか… 伝統云々ではなく、単に吉野刈りしかできない床屋と子供達の戦い、とした方が面白かったと思います。伝統に対しての理解が浅いままでそれを風刺したつもりでも、今時説得力に乏しく、映画に安直なイメージを与えてしまうだけな気がします。風景や雰囲気はかなり良かったので残念でした。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-03 02:41:50) |
3.みんなが同じ髪型な事が珍しい時代になってしまったんですね。一昔前学校の校則で丸坊主って学校がどこにでも転がってたのにね。子供から少年へと移り変わる思春期のガキ達の思いは分かってやりたいが、義務を何一つ果たしていないガキが偉そうに”自由”や”権利”を叫ぶ行為を、一切認める気がないタイプの私にはかなりイタイ映画でした。ガキの自由や権利はただのワガママであって、こんなワガママに対して人権も民主主義も関係ありません。 【亜流派 十五郎】さん 0点(2004-11-22 17:54:27) |
2.期待していたほどではなかった。。。ありきたりなストーリーにちょっと残念。子供たちがみんな同じ髪型で、、、それで?て感じ。もっと奇抜な展開を期待しました。 【kaneko】さん 2点(2004-06-10 02:42:20) |
★1.男の子のキャラクター造形が、何となく女の人が頭の中でこねくり回しただけって気がしました。そりゃHな本の収集とか親には内緒の隠れ家とかっていう素材はいいんだけど、何か違うんだよなあって違和感がずっと付きまとって乗れなかったです。あとはもたいまさこの独壇上、ただ彼女自身が持っているキャラクターあまりにそのまんまの役柄なので、安易に感じてしまったのも事実。 |