88.最後まで見終わって、この映画がカルト映画であることを理解した。これほど「映画を見た」という気分にさせられる作品は少ない。台詞、格闘シーン、脚本どれをとってもとりわけ秀でた感触は受けなかったが、雰囲気的には名作の香りがする、不思議な映画。音楽から受ける印象が、この作品の点数に大きく関わっていると思う。最後に、台詞が聞き取りづらい。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-09-19 11:19:38) |
87.《ネタバレ》 何なんだろう、この、当たり前のことを単純にやっているだけなのに、全編からにじみ出ている異様な格好良さは。つまり、登場人物(相手方悪役含む)をいかに格好良く見せるか、ということ以外は一切考えていない潔さが、奇跡的な純度の高さを導いているのだ。何より素晴らしいのは、あれだけ双方がもっともらしく動員していながら、最後は堂々とタイマンで決着をつけていること。それとやっぱり、オーラスで炸裂するジム・スタインマン畢生の超名曲"Tonight Is What It Means To Be Young"。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-31 03:18:43) |
【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-30 01:44:07) |
85.「まだ飲むのかい。ツケは困るぜ。」とよくある当たり前の台詞のバーテンに「馬鹿はどこにでも居る。」と言っていきなり殴りかかる異常なマッコイのどこに意気投合できたのか相棒にしてしまうトムの気持ちが分からない。おまけにこの女、口ばかり達者で大した活躍をしたとは全く思えない。さらに「この街は初めてなんだ。」と言ってた筈なのにバスの運転中に「あの地区はやばいぜ。」ってよくご存知で。ただ達者な口から出てくる台詞はなかなかいい物がある。トム「俺に銃を向けるな。」マッコイ「分かった。撃つ時しか向けない。」・「優しくするなよ、慣れてないんだ。」がそれ。魚河岸みたいな胴長はカッコ良いのか悪いのか気になるレイブンの負け方が案外呆気ない。もうちょっと頑張れよ。公開時サントラ盤が馬鹿売れした記憶があるがなんといってもこの映画の魅力は体に自然に入ってくるような楽曲の良さに尽きる。渇いた荒野を思わせるライ・クーダーのギターの差し込み方も抜群の効果あり。ダイアン・レインの化粧以外は古さを感じさせない。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-27 08:17:52) |
84.出演者中、今でも活躍するウィレム・デフォーの若さが光る。それにしてもダイアン・レインいい女だなあ。っていうか若々しいっていうか。エンパイア・レコードの時のリヴ・タイラーを思い出す。ああ、若いっていいなあ。 【おさむ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-31 22:53:44) |
83.ダイアン・レインはキレイだしマイケル・パレは非常にイイ男だし、ホント絵になるカップルです。しかし、やはりなんといってもウィレム・デフォーでしょ。たぶんデフォーを映画で初めて見たのがコレだと思う。くちびるがやけに赤くて全体にヌメーっとした感じ、ヴァンパイアみたいだ。魚屋さんが着てるようなピカピカのビニールのツナギだったかしら、あの衣装はなんだったんだろう?でもすごいインパクトでしたねえ、悪役が印象深い俳優というのは私、信用しちゃいます。だけどマイケル・パレはどこへいっちゃったんだろう? 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-30 00:17:23) |
82.この世の天国ハリウッドには「甘やかしちゃイケナイ監督」ってのがいる。カーペンターとかサム・ライミとかあーゆー輩だ。チョイと当たってカネを手にした途端、大手の言うがままに「オシャレな画面造りを目指さなきゃ」「有名俳優を使いこなせてこそ名監督」「ラブストーリーは必須でしょ」「お客は笑いを求めてるんだよ、笑いを!」…どんどん才能を枯らしていくという(涙)。カーペンターもライミも、ポパイ刑事のごとくリハビリを重ねて一回り大きくなり、大手を見下して自らの立ち位置へ戻る事ができた。しかし、ついに戻って来なかったのが彼らの先輩、ウォルター・ヒルだった。それまでの彼は、アドレナリン過剰気味の初期作品『ザ・ドライバー』『ウォリアーズ』、そして彼の独特な映画観をキッチリ守って製作した『エイリアン』と、ヒットメーカー(またはお騒がせ映画人)として独自の立ち位置を確保していたのだ。そんな彼が始めて大手にすりより、観客におもねって作った本作。それまでのパワーがヌルいギャグに、無理なラブストーリーにと分散されて、本来のバイオレンスに集約できないもどかしさ。もちろん映画はヒットしたが、実は話は逆なんじゃないのか。本作がヒットしたのが原因で、彼の目が狂っていったとしか思えないです。この後、ヒルは『クロスロード』で従来路線(しかも音楽によるバイオレンス!)に戻ろうとするが、完成度の高さとは裏腹にヒットしなかった。多くの観客にとっては、もはや大手に飼われたヒットメーカーである彼に、かつての狂犬のような危ない魅力は求められなかったのだろう。以後の彼は従来のハリウッド的な「ほどほどバイオレンス」路線に従った、ヌルい映画しか監督または製作していない。野球のユニフォームにバットを持ったギャング団も出てこなければ、場違いなピックアップトラックでカーチェイスする弾けっぷりもなくなった。ヒルとライミの違い、ハリウッドを呑むか呑まれるかの違いはそこにあるだろう。オイラは、これが素晴らしい映画だってのをわかっていても、それでもこの映画を評価する事はできないですな。これはお金という魔物に負けて自らを葬った、一人のハリウッド人の華麗な墓石です。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-05-29 17:33:41) |
【おはようジングル】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-29 14:34:01) |
80.二枚目ぶってるウィレム・デフォーを観ると特殊メイクでもしてんのか?と思ってしまいます。 【たま】さん 8点(2005-02-06 21:36:11) |
79.Fireを「ファイヤー」と表記しているのが何ともナウいですな。今や「ファイヤー」などと言うのは大仁田厚くらいのもんかな、と思います。さて本作。まあ要するに、アメリカ版「大映ドラマ」であります。松村雄基が出演していないのが、不思議に思えてきちゃう。今観たら何だかパロディみたいな内容ですが、当時は皆、これはマジでカッコいいと思って観てたわけで。つまり、一粒で二度美味しい映画、と言えましょう。ウィレム・デフォーのヘアメイクやった人、いい仕事してると思います、実にナイスな髪型。それにしてもこの映画、こんな終わり方で、いいんでしょうかね、はっはっは。正直言って、個人的にはあまりスカッとしないのですけども。 【鱗歌】さん 7点(2004-11-18 00:47:27) |
|
78.《ネタバレ》 かっこいい!の一言に尽きますね。。。そういやデフォーのコスチュームが魚屋の兄ちゃんって感じに見えない?と書いたところで、俺だけじゃないよな?と思って「魚屋」「ファイヤー」でググったら多数ヒットしててなんか安心しました。 【ないとれいん】さん 8点(2004-11-08 23:25:27) |
77.ダイアンレインが出ています。個人的には、黒人グループのアカペラが良かったです。 というわけで、2005年の今日、見直しています…やっぱり、ダイアンレインの歌うシーンなど、ゾクゾクさせてくれます。素直にエンジョイできる、完成度の高い娯楽作品といえるのではないでしょうか?ディテールは問わないでください☆ 【クゥイック】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-09-14 23:06:19) |
76.もはやカルト扱いされる映画になってしまいました。80年代を知らない人に、この映画を理解するのは不可能でしょう。しかし、ダイアンレインってこの頃まだ10代ですよね?ズゴいです 【カフカ】さん 5点(2004-06-20 13:23:35) |
75.カッコイイ。ベタだけど、とにかくカッコイイのだ。 【マックロウ】さん 8点(2004-06-11 11:45:54) |
74.監督のウォルター・ヒルは、この前に「ウォーリアーズ」も手がけており、青春期のダークでアグレッシブなパワーを若者の立場から見事に描いていると思いました。 また彼は、この映画の完成後、「アメリカン・コミックス」の展開でヒーローを描きたかったと言っていますが、確かにマンガのようなタッチを意識したことが感じられます。 ダイコンのマイケル・パレがあんなにカッコ良く見えるのは、もう監督のマジックでしょう。音楽も楽曲が素晴らしく最高の仕上がりと思います。 【白狼】さん 9点(2004-06-09 04:52:49) |
73.主人公がカッコよすぎる。あれは誰だって惚れる。 【腸炎】さん 9点(2004-05-09 14:06:15) |
72.ストーリーとしては普通の映画。ただ退屈せず観られるのがいいのかな。 【ボバン】さん 6点(2004-05-02 00:09:29) |
71.要するにダイアンレインの「Tonight Is What It Means To Be Young 」のためのプロモフイルム。 肝心のそのシーンの前に70分に及ぶ前振りがついているが、その前振りのおかげで、「Tonight Is What It Means To Be Young 」のかっこよさたるやもう最高。 それまで「なんだかなー」の前振りを見続けた観客へのご褒美として最高のカタルシスを約束します。 ..と、 あー、僕はこの映画の「ノリとかっこよさ」を全くカッコいとは思えないので、最後の歌だけに5点献上。 【あばれて万歳】さん 5点(2004-04-29 13:11:01) |
70.《ネタバレ》 「ヤヌスの鏡」思い出すなあ。杉浦幸 結構好きだった。確か「野獣会」とかいう凄い名前のギャング?集団が出てくるんだよなあ。それはさておき、別れのセリフが「必要な時は呼んでくれ」かよー!カッコよすぎ。で、最後、歌が盛り上がった途中でマイケル・パレが立ち去るところがこれまたカッコイイのですが、その直前ダイアン・レインが一瞬を彼を見つめます。その目線に注目です。 <追記>18年ぶりに再見。マイケル・パレは無敵すぎるな。これだけ年月経っても感想は以前と殆ど変わらない。こういう映画も珍しい。ただし、ダイアン・レインの歌は口パクだった(wiki情報)と知って、ちょっと残念ではある。しかも意外と存在感はなくて、エイミー・マディガンの方が目立ってた。事実上、こっちがヒロインなのかも。ウィレム・デフォーは悪役を頑張っていたと思うが、やや貫禄不足か。 |
★69.公開当時に見ていたら評価はもっとよかったかな、と思います。いい意味でも悪い意味でも80年代の(今見るともっと古さを感じてしまったのですが)映画ですね。映画小僧さんも書かれていましたが、私も最後のダイアン・レインの歌で鳥肌が立ってしまいました。 歌詞の分からない(字幕は出てますが)英語の歌で感動させられるなんて、凄い!と思いましたが、他の要素もあったのかもしれないと後で思い返しました。確かドラマの主題歌で吹き替えとかになっていたような? どちらにしても、懐かしき、古きよき時代の映画と言う感じです。
マイケル・パレってかっこいいけど、他にヒット作ないようなのが残念。 【あかりん☆】さん 6点(2004-04-28 23:25:32) |